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「防災」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:デジタルヒューマン防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【情報学】情報学フロンティア:産業集積防災を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏高質で強靭な産業集積の形成の理論・実証研究(16K03652)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】企業の異質性 / 耐久性 / 自然災害 / 国際貿易 / 環境対策 (他17件)
【概要】本研究課題では、第一に企業の異質性の観点から国際貿易及び空間経済学の理論を拡張するとともに、企業・地域・歴史データを用いて実証研究を行った。生産性の高い企業がどのように集積するかを分析し、補助金や税金、環境政策などがどう影響するかを分析した。第二に自然災害による企業活動や地域経済への影響を分析し、空間計量やGISを駆使してミクロレベルの分析をした。国際共同研究を推進し、論文はJournal of ...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェント防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
❏系の安定化に基づくレジリエント社会コミュニケーション技術の開発(24300064)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野田 五十樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 総括研究主幹 (40357744)
【キーワード】災害情報システム / 社会シミュレーション / マルチエージェント学習 / ソーシャルメディア / 情報伝搬 (他17件)
【概要】東日本大震災時のソーシャルメディアの利用状況を分析し、情報伝搬のネットワークの構造の視点からモデル化を行った。まず、情報拡散現象を再現するためのネットワーク生成モデルとSIRモデルを拡張した情報拡散モデルの構築に取り組んだ。そのうえで、情報共有に適したネットワーク構造を明らかにした。また、地震や原発などの発生した事件に関する議論の内容や変遷を自動的に抽出し、それをわかりやすく可視化する研究を行った...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学防災を含む研究件
❏減災の決め手となる行動防災学の構築(25220202)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】林 春男 京都大学, 防災研究所, 研究員 (20164949)
【キーワード】安心の社会技術 / 行動防災学 / 減災 / 防災 / 社会系心理学 (他8件)
【概要】「防災科学の知見は現実の被害軽減に役立たない」という批判の打破を目指し、災害発生直後に焦点をあて、被害軽減を可能にすることを目的とする。従来からの防災科学における「理学、工学、社会科学的知見」の蓄積を統合し、人間は意思決定に関して限定合理性しか持ちえないという行動科学的制約を踏まえた「人間・組織の性能や認知傾向」と関連させて、個人、組織、地域における防災力を向上させる仕組みの構築を目指し、人間特性...
❏系の安定化に基づくレジリエント社会コミュニケーション技術の開発(24300064)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野田 五十樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 総括研究主幹 (40357744)
【キーワード】災害情報システム / 社会シミュレーション / マルチエージェント学習 / ソーシャルメディア / 情報伝搬 (他17件)
【概要】東日本大震災時のソーシャルメディアの利用状況を分析し、情報伝搬のネットワークの構造の視点からモデル化を行った。まず、情報拡散現象を再現するためのネットワーク生成モデルとSIRモデルを拡張した情報拡散モデルの構築に取り組んだ。そのうえで、情報共有に適したネットワーク構造を明らかにした。また、地震や原発などの発生した事件に関する議論の内容や変遷を自動的に抽出し、それをわかりやすく可視化する研究を行った...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディア防災を含む研究件
❏マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究(26870471)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】台風 / 災害 / ソーシャルメディア / マッシュアップ / リアルタイム (他13件)
【概要】開発したシステムによって,災害の進捗状況をリアルタイムで可視化・アーカイブ化することができ,その結果は事後の報道内容とよく一致していた.成果物は多数のユーザに活用され,公開直後の3日間で30万ページビューを超えるアクセスがあった.加えて,その後に発生した多様な災害に対応するアップデートを施した結果,災害発生タイミングに合わせてアクセス数が増加し,これまでに60万ページビューを超えるアクセスがあり,...
❏系の安定化に基づくレジリエント社会コミュニケーション技術の開発(24300064)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野田 五十樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 総括研究主幹 (40357744)
【キーワード】災害情報システム / 社会シミュレーション / マルチエージェント学習 / ソーシャルメディア / 情報伝搬 (他17件)
【概要】東日本大震災時のソーシャルメディアの利用状況を分析し、情報伝搬のネットワークの構造の視点からモデル化を行った。まず、情報拡散現象を再現するためのネットワーク生成モデルとSIRモデルを拡張した情報拡散モデルの構築に取り組んだ。そのうえで、情報共有に適したネットワーク構造を明らかにした。また、地震や原発などの発生した事件に関する議論の内容や変遷を自動的に抽出し、それをわかりやすく可視化する研究を行った...
【情報学】情報学フロンティア:web(World Wide Web)防災を含む研究件
❏次世代衛星と噴火推移データベースによる東アジア活火山観測の高度化(23241055)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 衛星 / リモートセンシング / Web / 火山防災 (他12件)
【概要】地球上には多数の火山が分布するが,その大半は恒常的な観測体制が敷かれていない.我々衛星赤外画像による観測システムの開発と観測に取組んできた.本研究は,旧来のMODISとMTSATから,新しいGCOM-C/SGLIとひまわり8号/AHIベースのシステムへの移行を進め,観測能力の向上を図った(GCOM-Cの打上は2016年末に延期された).また.これらのデータを用いた観測手法の高度化について,高頻度低...
❏衛星データによる東アジア活火山観測・防災ネットワークの構築(18201034)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 防災 / ウェッブ / 噴火 / リモートセンシング (他7件)
【概要】東アジアにおける噴火監視と噴火研究の基礎となる活動データの大規模収集を行うために,MODISとMTSATデータを利用した「複数の衛星を利用した準リアルタイム東アジア火山観測システム」の構築を行い,主要147活火山の常時監視を行った.これらのデータの解析結果に関して,ウェッブサイトを通じて広く公開すると共に,より詳しい噴火状況を知るため,高分解能衛星データや地上観測データを組合せて,統合的解析を試み...
【情報学】情報学フロンティア:ビッグ・データ防災を含む研究件
❏震災時の避難行動モデルに基づくビッグデータ解析技術の構築(15H04032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秦 康範 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70360849)
【キーワード】ビッグデータ / 防災 / 減災 / 避難 / 地震 (他8件)
【概要】本研究では、震災時の人間行動とビッグデータとの関係を分析し、震災行動を量的・質的に解釈可能なビッグデータ解析技術を開発することを目的として、下記の3つについて検討した。第1に、2016年4月に発生した熊本地震を対象に、地震災害時における広域避難の実態を明らかにし、震災時の市町村を越える広域避難行動モデルを構築した。第2に、質的調査であるアンケートデータと量的調査であるビッグデータを構造化し、震災時...
❏マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究(26870471)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】台風 / 災害 / ソーシャルメディア / マッシュアップ / リアルタイム (他13件)
【概要】開発したシステムによって,災害の進捗状況をリアルタイムで可視化・アーカイブ化することができ,その結果は事後の報道内容とよく一致していた.成果物は多数のユーザに活用され,公開直後の3日間で30万ページビューを超えるアクセスがあった.加えて,その後に発生した多様な災害に対応するアップデートを施した結果,災害発生タイミングに合わせてアクセス数が増加し,これまでに60万ページビューを超えるアクセスがあり,...
【複合領域】社会・安全システム科学:災害対策防災を含む研究件
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
❏大規模災害と法(24243018)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】稲葉 馨 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10125502)
【キーワード】公法学 / 民事法学 / 防災 / 復興 / 自然災害 (他9件)
【概要】本研究は、大規模災害からの復旧・復興のための法制度・法理論に関する総合的研究を目的とするものであり、その主要な成果は、次のとおりである。①防災法の現状と課題を体系的かつ具体的に論じ、解決の方向を示した。②法概念としての「復興」の意味を解明した。③応急仮設住宅問題を災害復旧期の課題として位置づけ直す提案をした。④地区防災計画について本格的検討を行った。⑤緊急時対応のための民法理論のあり方を明らかにし...
【複合領域】社会・安全システム科学:安全システム防災を含む研究件
❏事故・防災対策としての危機管理対応体制のあり方に関する政策分析(22310093)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】大山 達雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 特別教授 (30134323)
【キーワード】社会システム工学 / 安全システム / 危機管理 / 防災 / 防災対策 (他7件)
【概要】過去100年の我が国とインドネシアにおける地震と津波の発生記録及び、死者行方不明者に関する被害記録の詳細なデータ解析と精査、分析及び比較を行なった。特に適合する確率分布の推計、特定化を行ない検証した。地方自治体、政府による防災政策の策定、実施、評価に関し、両国の復旧状況、特に農業を中心に地域特性分析、比較分析を行った。 わが国の航空機、ヘリコプターの事故データ解析を行なった。大都市における緊急時救...
❏消費者安全および家庭内防災のためのユビキタスネットワークシステムの研究(21510182)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】井上 雅裕 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50407227)
【キーワード】安全システム / 防災 / ユビキタスネットワーク / リコール / 電力線通信 (他10件)
【概要】ユビキタスネットワークは、家庭の安全安心を実現するために期待されている。本研究では、2つの課題を対象に、安心安全システムを検討した。第1に、地震等の自然災害の際に、家族の安全を守るための情報を家庭に伝え、家庭内の自動制御を行うシステムである。第2に、家電機器などの消費財のリコールが発生した際に、消費者にこれを迅速に伝え、危険な消費財から消費者を守るシステムである。本研究では、ユビキタスネットワーク...
【複合領域】社会・安全システム科学:避難シミュレーション防災を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【複合領域】社会・安全システム科学:マルチハザード防災を含む研究件
❏マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適化設計方法の開発(17201035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】自然災害 / 防災 / 減災 / ハザードマップ / 火災 (他14件)
【概要】本研究では,マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適設計方法の開発を行った.最終的な成果は,(1)様々な災害の物理・化学現象を適切に捉えたシミュレーションモデルの開発と被害結果が社会に及ぼす影響の大きさの評価(災害シミュレーション),(2)過去の大規模災害の事例およびシミュレーション結果のデータベース化(災害アーカイブス),(3)(1),(2)の結果を3次元GIS上に統合すること...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【複合領域】社会・安全システム科学:人間モデル防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【複合領域】人間医工学:危機管理防災を含む研究件
❏大規模災害時に対応した「市民防災」体制の構築に関する研究(19K01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】牛山 久仁彦 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (30308704)
【キーワード】市民防災 / 東日本大震災 / 自治体 / 協働 / 自治体行政 (他13件)
【概要】本研究は、自治体における「市民防災(civil defense)」体制確立のために求められる法制度や自治体行政システムのあり方を明らかにすることを目的としたものである。研究のあぷろーしとしては、①近年の大規模災害における住民の主体的な災害対応と、国や自治体、自衛隊・消防等の各行政機関が連携を行う上での障壁・課題の実証的検証(課題の抽出)、②諸外国における「市民防災(civil defense)」の...
❏医療における地域災害レジリエンスマネジメントシステムの導入・推進方法に関する研究(16H01834)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】棟近 雅彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200247)
【キーワード】防災 / 危機管理 / 自然災害 / BCMS / BCP
【概要】本研究では,地域の複数組織からなる仕組みである医療における地域災害レジリエンスマネジメントシステム(Area Disaster Resilience Management System for Healthcare:ADRMS-H)を,地域に導入・推進する方法の提案を目的とした.導入・推進方法の原案を,川口市周辺地域に適用しながら検証を行った.ADRMS-Hの要素のどれをどのような順序で導入すべき...
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
【複合領域】地理学:地形防災を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】地理学:ボーリングコア防災を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】地理学:マルチビーム測深防災を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】地理学:水害防災を含む研究件
❏近現代日本における災害関係史料の調査・収集・整理・研究(25370790)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土田 宏成 神田外語大学, 外国語学部, 教授 (00364943)
【キーワード】災害史 / 日本近代史 / 日本現代史 / 史料 / 地震 (他13件)
【概要】本研究では、近現代日本で発生した災害を記録した史料を調査、収集、整理した。主な調査先は国立国会図書館憲政資料室、防衛省防衛研究所戦史研究センター、各地の文書館である。文書整理では、「三島家文書」(三島通庸や通陽に関わる文書)の整理・目録化を実施した。その結果、地震、風水害、冷害などに関わる史料、救済や復興、防災などに関わる史料が確認された。それらに基づいて学会発表、論文作成などをおこなった。 ...
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏空間地理情報の最適利用に基づく「リアリティのあるハザードマップ」の開発(18300314)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】鈴木 康弘 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70222065)
【キーワード】ハザードマップ / GIS / 地震 / 水害 / 防災
【概要】従来のハザードマップは, 均等メッシュ単位で計算された, 極めて数値解析的なものが多く, 土地条件等の詳細な空間地理情報が有効に利用されていない. また災害が起きる自然条件に関する背景や, 動的なイメージを表現していない. こうした問題を解決するため,(1) GISをベースとした詳細土地条件情報の土地脆弱性評価への活用法,(2) 動的な災害像のイメージトレーニングを支援するためのプロトタイプシステ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンス防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地質防災を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)防災を含む研究件
❏地理情報科学のオンライン実習教材を用いた自然地理・防災教育の展開と効果の分析(21H00627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】地理教育 / GIS / 自然地理 / 防災 / アンケート
【概要】
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【複合領域】生活科学:リスクコミュニケーション防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
【複合領域】一般理論:リスク防災を含む研究件
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【複合領域】一般理論:災害防災を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏災害時における障害者の死亡率および社会資源へのアクセシビリティに関する研究(18K02102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】堤 敦朗 金沢大学, 融合科学系, 教授 (20536726)
【キーワード】社会福祉 / 障害者の権利 / 災害 / アクセシビリティ / 国際保健 (他10件)
【概要】本研究の目的は次の3つに分類される。(1)災害時における障害者の情報、医療、社会的支援サービスへのアクセシビリティに関する研究や報告を網羅的かつ学術的にレビューすること、(2)災害時の障害者の精緻な死亡率データを算出すること、(3)災害経験時における情報、医療、社会的支援サービスへのアク セシビリティの制限について、障害者である当事者を対象に分析すること、である。当該年度において、(1)については...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
【複合領域】一般理論:防災教育防災を含む研究件
❏モバイル端末を利用した在日外国人向けの防災教育システムの構築と評価(19K03002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】汪 曙東 島根大学, 学術研究院教育研究推進学系, 准教授 (50435046)
【キーワード】防災教育 / 在日外国人 / モバイル / 多言語対応 / 防災 (他12件)
【概要】本研究では在日外国人に向けて大規模な調査を行い、在日外国人の防災意識、防災技能の現状および防災教育に関する希望などを明らかにした。その調査結果に基づいて、在日外国人向けの防災教育プラントフォームを構築した。プラットフォームはやさしい日本語、英語、中国語3つの言語のコンテンツで構成したウェブサイトとスマートフォンのアプリになっている。日本でよく発生している災害のメカニズム、現象、対策が分かりやすい表...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏モバイル端末を利用した野外防災学習支援システムの開発と評価(15H02933)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永井 正洋 首都大学東京, 大学教育センター, 教授 (40387478)
【キーワード】野外 / 防災学習 / 避難訓練 / タブレット / 防災マップ (他16件)
【概要】本研究では初めに,①生徒の野外防災学習時に収集した情報を,蓄積・マップ化するシステム(FaLAS)を開発する.次にその情報に基き,②災害を想定した避難訓練で学習者の行動を記録するシステム(ES3)を開発する.これらシステムを用いて,地域の防災知識の習得と主体的な避難行動訓練などから成る授業を実践し評価を行う.①FaLASの実践からは,野外での探索活動により,災害時の避難場所を確認しようとする意識の...
【環境学】環境創成学:Eco-DRR防災を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
【環境学】環境保全学:富士山防災を含む研究件
❏噴火規模と噴火様式の時間変化の原因を探る:マグマ溜りの状態変化の物質科学的研究(16K01314)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】安田 敦 東京大学, 地震研究所, 准教授 (70222354)
【キーワード】富士火山 / マグマ溜まり / 温度 / 含水量 / 噴火様式 (他13件)
【概要】富士火山のおよそ1万年前以降の24回の噴火(爆発的噴火18回,溶岩流噴火6回)の火砕物試料を分析して,活動したマグマの温度・組成と噴火規模・噴火様式との関係を調べた.噴火規模とマグマの状態・組成とには明瞭な関係が見られないものの,噴火様式とマグマの状態・組成とには関係性が認められた.これらの結果について,マグマ溜まりからのマグマの上昇開始の要因と上昇時のマグマ溜まりの相互作用という2つの観点から検...
❏冷却殻を考慮した溶岩流の模擬実験と防災を目的とした数値モデル開発及び検討(12780343)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】宮本 英昭 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (00312992)
【キーワード】溶岩流 / 数値シミュレーション / 火山 / インフレーション / 冷却殻 (他8件)
【概要】冷却殻が溶岩流の流動に与える影響について、実験を通じて新たな理論的解析手法を開発した。この際溶岩チューブの形成が問題となる為、野外調査を実施して溶岩チューブの重要性を確認した。 実験は冷却殻が成長しない非ニュートン流体(カオリン混濁液)と、冷却殻が形成されるニュートン流体(パラフィンワックス)の2種について行なった。そして、1.現実の溶岩に良く見られる幾つもの流れが重なり合う現象は、冷却殻の無い条...
【環境学】環境保全学:地域防災計画防災を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
【環境学】環境保全学:南海トラフ巨大地震防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【環境学】環境保全学:南西諸島防災を含む研究件
❏島の強震動と津波:地形と海を含む3次元構造モデルに基づくシームレスな予測の実現(26282105)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 津波 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 (他8件)
【概要】現在立ち遅れている島の強震動と津波の予測の高精度化を図るため、南西諸島を例として以下の3つのテーマについて研究し、成果を得た。我々が先に構築した陸海地形及び地盤から沈み込む海洋スラブまでを含む南西諸島の地下構造モデル暫定版の改良を図った(サブテーマ1)。次に3次元地下構造モデルを用いて、地震動・地殻変動・津波を統合的にシミュレーションするシステム(サブテーマ2)を実現し、地震発生に伴う一連の現象に...
❏島の強震動予測:海陸分布・陸地形・海水・海底地形・地下構造の総合効果の解明と予測(23310122)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 / 地下構造モデル (他8件)
【概要】立ち遅れている島の地震動予測の高精度化を目指して、南西諸島の島々においてアレイ微動探査を実施し、観測地点直下の1次元深部地盤構造モデルの推定を行い、地盤構造の概要と震動特性を明らかにした。得られた深部地盤構造に加えて南西諸島周辺域のプレート形状や地殻構造に関する利用可能な情報を収集し、陸地形・海底地形と地盤から最上部マントルまでの島弧及びフィリピン海スラブを含む南西諸島全域にわたる強震動予測のため...
【環境学】環境保全学:ウエッブ防災を含む研究件
❏次世代衛星と噴火推移データベースによる東アジア活火山観測の高度化(23241055)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 衛星 / リモートセンシング / Web / 火山防災 (他12件)
【概要】地球上には多数の火山が分布するが,その大半は恒常的な観測体制が敷かれていない.我々衛星赤外画像による観測システムの開発と観測に取組んできた.本研究は,旧来のMODISとMTSATから,新しいGCOM-C/SGLIとひまわり8号/AHIベースのシステムへの移行を進め,観測能力の向上を図った(GCOM-Cの打上は2016年末に延期された).また.これらのデータを用いた観測手法の高度化について,高頻度低...
❏衛星データによる東アジア活火山観測・防災ネットワークの構築(18201034)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 防災 / ウェッブ / 噴火 / リモートセンシング (他7件)
【概要】東アジアにおける噴火監視と噴火研究の基礎となる活動データの大規模収集を行うために,MODISとMTSATデータを利用した「複数の衛星を利用した準リアルタイム東アジア火山観測システム」の構築を行い,主要147活火山の常時監視を行った.これらのデータの解析結果に関して,ウェッブサイトを通じて広く公開すると共に,より詳しい噴火状況を知るため,高分解能衛星データや地上観測データを組合せて,統合的解析を試み...
❏宇宙からのリアルタイム火山観測:東アジアへの適用とその高度化(15310125)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助手 (90221887)
【キーワード】火山 / ウェッブ / リモートセンシング / リアルタイムモニタリング / インターネット (他8件)
【概要】2004年3月に故障したAVHRRの受信システムの復旧が計画通りに進まなかったため,一部計画を変更し,MODISデータを観測システムの中心とした.MODISはAVHRRとほぼ同じ分解能,波長域のバンドをもつことから,これまでに開発した解析手法をほぼそのまま利用することができた. MODISデータは生産研究所に加えNASAゴダート宇宙飛行センターのデータも利用することとし,必要地域のデータを自動ダウ...
【環境学】環境保全学:津波災害防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏訪日観光客の災害リスク認知と観光業・行政サイドの防災戦略について(17F17307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-11-10 - 2020-03-31
【研究代表者】小貫 元治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (20376594)
【キーワード】防災 / 津波災害 / 観光産業 / 火山災害
【概要】本研究の目的は、観光地における災害リスクマネジメントの現状、とくに観光業におけるビジネスと行政サイドの防災戦略を明らかにすることである。人口減少による内需の縮小が見込まれる我が国では、観光業を促進して外貨の獲得を目指す動きが有り、訪日観光客は増加している。しかし同時に日本は災害国でもあり、多くの観光地には災害リスクが存在する。東京オリンピックも見据えて訪日観光客のさらなる増加が見込まれる中、訪日観...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【環境学】環境保全学:被害予測防災を含む研究件
❏ウェブアンケートに基づく地震被害と震度の研究-地震災害情報Web2.0-(21710179)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】大木 聖子 東京大学, 地震研究所, 助教 (40443337)
【キーワード】被害予想 / 分析 / 対策 / 震度 / 地震 (他12件)
【概要】昨今の震度6以上を記録する被害地震において、計測震度と被害実態とが合わないことが指摘されている(2008年岩手・宮城内陸地震,岩手県沿岸北部の地震など)。そこで報告者は、地震発生後に誰でも体感震度報告ができるようなウェブフォームを構築した。 ...
❏液状化地盤の側方流動とライフライン施設の被害予測システムの開発(13555135)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】濱田 政則 早稲田大学, 理工学部, 教授 (30164916)
【キーワード】液状化 / 側方流動 / ライフライン / 地震 / 防災 (他7件)
【概要】液状化地盤の側方流動は,一般的に100m四方の広範囲の地域にわたって生ずることから,地盤・地形条件および護岸条件などの大量の情報を効率的かつ統一的に処理してデータベースを構築し,これをもとに広域に及ぶ地盤変位を精度よく推定することが必要である. 本研究では,1)既存の研究成果を発展させて地盤変位の予測手法と側方流動が構造物や埋設管路に与える影響の予測手法の確立を図るとともに,2)地盤変位の予測およ...
【環境学】環境保全学:耐震化防災を含む研究件
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【環境学】環境保全学:自然災害防災を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏医療における地域災害レジリエンスマネジメントシステムの導入・推進方法に関する研究(16H01834)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】棟近 雅彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200247)
【キーワード】防災 / 危機管理 / 自然災害 / BCMS / BCP
【概要】本研究では,地域の複数組織からなる仕組みである医療における地域災害レジリエンスマネジメントシステム(Area Disaster Resilience Management System for Healthcare:ADRMS-H)を,地域に導入・推進する方法の提案を目的とした.導入・推進方法の原案を,川口市周辺地域に適用しながら検証を行った.ADRMS-Hの要素のどれをどのような順序で導入すべき...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【環境学】環境保全学:強震動予測防災を含む研究件
❏島の強震動と津波:地形と海を含む3次元構造モデルに基づくシームレスな予測の実現(26282105)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 津波 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 (他8件)
【概要】現在立ち遅れている島の強震動と津波の予測の高精度化を図るため、南西諸島を例として以下の3つのテーマについて研究し、成果を得た。我々が先に構築した陸海地形及び地盤から沈み込む海洋スラブまでを含む南西諸島の地下構造モデル暫定版の改良を図った(サブテーマ1)。次に3次元地下構造モデルを用いて、地震動・地殻変動・津波を統合的にシミュレーションするシステム(サブテーマ2)を実現し、地震発生に伴う一連の現象に...
❏島の強震動予測:海陸分布・陸地形・海水・海底地形・地下構造の総合効果の解明と予測(23310122)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 / 地下構造モデル (他8件)
【概要】立ち遅れている島の地震動予測の高精度化を目指して、南西諸島の島々においてアレイ微動探査を実施し、観測地点直下の1次元深部地盤構造モデルの推定を行い、地盤構造の概要と震動特性を明らかにした。得られた深部地盤構造に加えて南西諸島周辺域のプレート形状や地殻構造に関する利用可能な情報を収集し、陸地形・海底地形と地盤から最上部マントルまでの島弧及びフィリピン海スラブを含む南西諸島全域にわたる強震動予測のため...
【環境学】環境保全学:サーマル防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火モデルの室内実験による検証(17KK0085)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2018 - 2022
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴煙 / 流体実験 / サーマル / プルーム / 火山 (他9件)
【概要】瞬間的爆発的噴火における噴煙ダイナミクスと火山灰輸送メカニズムの理解を目的に、基研究の科研費基盤C課題「瞬間的な火山噴火の災害予測モデル提案」の数値研究と合わせ、パリ地球物理研究所IPGPの研究者の協力のもと実験研究と理論研究を推進している。新型コロナウイルス感染症蔓延により、令和2年度に引き続き令和3年度もフランス渡航を中止した。予定していた追加実験とそれに基づく議論は令和4年度に延期し、これま...
❏瞬間的な火山爆発噴火の災害予測モデル提案(17K01323)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 (他13件)
【概要】火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ202...
【環境学】環境保全学:火山災害防災を含む研究件
❏訪日観光客の災害リスク認知と観光業・行政サイドの防災戦略について(17F17307)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-11-10 - 2020-03-31
【研究代表者】小貫 元治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (20376594)
【キーワード】防災 / 津波災害 / 観光産業 / 火山災害
【概要】本研究の目的は、観光地における災害リスクマネジメントの現状、とくに観光業におけるビジネスと行政サイドの防災戦略を明らかにすることである。人口減少による内需の縮小が見込まれる我が国では、観光業を促進して外貨の獲得を目指す動きが有り、訪日観光客は増加している。しかし同時に日本は災害国でもあり、多くの観光地には災害リスクが存在する。東京オリンピックも見据えて訪日観光客のさらなる増加が見込まれる中、訪日観...
❏瞬間的な火山爆発噴火の災害予測モデル提案(17K01323)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 (他13件)
【概要】火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ202...
【環境学】環境保全学:火山噴火防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火の災害予測モデル提案(17K01323)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 (他13件)
【概要】火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ202...
❏明治初期の自然災害・天変地異カタログの作成(16K12847)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加納 靖之 京都大学, 防災研究所, 助教 (30447940)
【キーワード】天変地異 / 地震 / 火山噴火 / 風水害 / 自然災害 (他10件)
【概要】明治初期(おおむね明治20年まで)に発生した地震・火山噴火・その他自然災害(天変地異)について,カタログを作成した.この時期は,国の機関などによる体系的な観測および情報集約がおこなわれておらず,未知の事件が学問的には記録されないままになっている可能性がある.抽出した情報をデータベース化し,時系列や地域による並べかえ,検索などが容易にできるように工夫した.このデータベースはWeb上で公開した. ...
❏火山噴火で生じる密度流の水域流入現象とそれに伴う津波の発生過程に関する研究(19710150)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】前野 深 東京大学, 地震研究所, 助教 (20444078)
【キーワード】火山噴火 / 津波 / 密度流 / 自然災害 / 地質学 (他9件)
【概要】火山性密度流の海への突流入に伴い発生する津波の規模や,密度流の動きを支配する物理パラメータを明らかにするために,二層流モデルにもとつく水理実験と数値実験を行った.その結果,津波の発生効率には密度流の流量が大きく寄与すること,密度流の動きには主に底面摩擦抵抗が大きく効くことがわかった.また,モデルを1883年クラカタウ火山噴火に適用し,火砕流の海への突流入がこの噴火の津波発生機構として有力であるとい...
【数物系科学】地球惑星科学:噴火防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火モデルの室内実験による検証(17KK0085)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2018 - 2022
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴煙 / 流体実験 / サーマル / プルーム / 火山 (他9件)
【概要】瞬間的爆発的噴火における噴煙ダイナミクスと火山灰輸送メカニズムの理解を目的に、基研究の科研費基盤C課題「瞬間的な火山噴火の災害予測モデル提案」の数値研究と合わせ、パリ地球物理研究所IPGPの研究者の協力のもと実験研究と理論研究を推進している。新型コロナウイルス感染症蔓延により、令和2年度に引き続き令和3年度もフランス渡航を中止した。予定していた追加実験とそれに基づく議論は令和4年度に延期し、これま...
❏東日本における活火山の長期的噴火活動ポテンシャル評価(16H04071)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】栗谷 豪 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (80397900)
【キーワード】火山 / 噴火 / マグマ / マントル / 防災
【概要】東北本州弧~千島弧の代表的な活火山を対象にマグマ生成率を推定するため、火山岩の物質科学的解析と同地域の地殻~マントルを対象とした地震学的解析の融合的研究を行った。その結果、物質科学的研究では活火山下のマグマ生成深度におけるマントルの温度や流体量についての情報が蓄積され、一方で地震学的研究では東北本州弧~千島弧における広域的な地下構造や活火山下の局所的な地下構造について、より高解像度の情報が得られた...
❏次世代衛星と噴火推移データベースによる東アジア活火山観測の高度化(23241055)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 衛星 / リモートセンシング / Web / 火山防災 (他12件)
【概要】地球上には多数の火山が分布するが,その大半は恒常的な観測体制が敷かれていない.我々衛星赤外画像による観測システムの開発と観測に取組んできた.本研究は,旧来のMODISとMTSATから,新しいGCOM-C/SGLIとひまわり8号/AHIベースのシステムへの移行を進め,観測能力の向上を図った(GCOM-Cの打上は2016年末に延期された).また.これらのデータを用いた観測手法の高度化について,高頻度低...
【数物系科学】地球惑星科学:火山防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火モデルの室内実験による検証(17KK0085)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2018 - 2022
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴煙 / 流体実験 / サーマル / プルーム / 火山 (他9件)
【概要】瞬間的爆発的噴火における噴煙ダイナミクスと火山灰輸送メカニズムの理解を目的に、基研究の科研費基盤C課題「瞬間的な火山噴火の災害予測モデル提案」の数値研究と合わせ、パリ地球物理研究所IPGPの研究者の協力のもと実験研究と理論研究を推進している。新型コロナウイルス感染症蔓延により、令和2年度に引き続き令和3年度もフランス渡航を中止した。予定していた追加実験とそれに基づく議論は令和4年度に延期し、これま...
❏瞬間的な火山爆発噴火の災害予測モデル提案(17K01323)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 (他13件)
【概要】火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ202...
❏東日本における活火山の長期的噴火活動ポテンシャル評価(16H04071)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】栗谷 豪 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (80397900)
【キーワード】火山 / 噴火 / マグマ / マントル / 防災
【概要】東北本州弧~千島弧の代表的な活火山を対象にマグマ生成率を推定するため、火山岩の物質科学的解析と同地域の地殻~マントルを対象とした地震学的解析の融合的研究を行った。その結果、物質科学的研究では活火山下のマグマ生成深度におけるマントルの温度や流体量についての情報が蓄積され、一方で地震学的研究では東北本州弧~千島弧における広域的な地下構造や活火山下の局所的な地下構造について、より高解像度の情報が得られた...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流防災を含む研究件
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏南アフリカ大深度鉱山における超高周波までの地震学-1cmから200mまで。(18253003)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中谷 正生 東京大学, 地震研究所, 准教授 (90345174)
【キーワード】地震 / 大深度 / 鉱山 / 微小破壊 / AE (他16件)
【概要】200kHz までをカバーする高感度振動センサによる微小破壊観測を, 世界で初めて大深度鉱山の硬岩中で展開し, 数百m の範囲にわたって, 微小破壊を観測することに成功した. 採掘やトンネル等でダメージを受けていない領域でも, 100kHz を超える地震波を放出するような, cm スケールの微小破壊が多数おこっていることを発見した. さらに, 数万個の微小破壊の分布は,周辺域の採掘による影響をうけ...
【数物系科学】地球惑星科学:地震防災を含む研究件
❏三次元不連続面の動力学の時空間的複雑性と破壊形態の多様性(20K04680)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 動力学 / 破壊力学 / 防災
【概要】平成30(2018)年9月の北海道胆振東部地震においては、道内全域停電のほか、大規模な土砂崩れが多く発生し、地震の発生の複雑性と関連する破壊現象の多様性についてより深く力学的に考察すべきであることがあらためて認識された。これらの災害の多くは、断層面などの地質学的不連続面の運動により引き起こされると考えられているが、本研究課題では、これまでの研究代表者の研究内容をさらに深め、三次元不連続面の動力学の...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏三次元不連続面破壊の複雑性の動力学研究(16K06487)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 防災 / 破壊力学 / 動力学
【概要】未だ力学的不明点が多数存在する地震などの災害に関し、地質学的不連続面における破壊、なかんずく、三次元的に広がる不連続面の破壊の複雑性に関わる諸々の現象について動力学的手法を用いて実験や理論、数値解析を実施し、さらに、それらの考察に基づき、破壊の複雑性が周囲の環境、構造物群に与える影響を評価した。今まで認識されてこなかったが単純明快な三次元脆性固体破壊パターンや粒状体における二種の異なるエネルギー伝...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動防災を含む研究件
❏日本周辺の海面水温場が局所的な豪雨・豪雪の予測可能性に与える影響の定量的評価(16H01844)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10251406)
【キーワード】自然災害予測・分析 / 気象・水災害 / 水災害 豪雨 / 豪雨・豪雪 / 領域大気モデル (他18件)
【概要】本研究では,従来看過されてきた我が国の豪雨・豪雪への海洋からの影響を評価し,その重要性について幾つもの重要な成果を挙げた.まず,大気モデルの境界条件としての海面水温データの不確実性が豪雨・豪雪の再現に影響することを見出した.また,平成30年7月(西日本)豪雨時に,黒潮からの蒸発増加が西日本の雨量を増加させたことを見出した.さらに,ここ40年の日本近海の温暖化が,平成30年7月豪雨や平成29年7月九...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
【数物系科学】天文学:数値シミュレーション防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火モデルの室内実験による検証(17KK0085)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2018 - 2022
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴煙 / 流体実験 / サーマル / プルーム / 火山 (他9件)
【概要】瞬間的爆発的噴火における噴煙ダイナミクスと火山灰輸送メカニズムの理解を目的に、基研究の科研費基盤C課題「瞬間的な火山噴火の災害予測モデル提案」の数値研究と合わせ、パリ地球物理研究所IPGPの研究者の協力のもと実験研究と理論研究を推進している。新型コロナウイルス感染症蔓延により、令和2年度に引き続き令和3年度もフランス渡航を中止した。予定していた追加実験とそれに基づく議論は令和4年度に延期し、これま...
❏冷却殻を考慮した溶岩流の模擬実験と防災を目的とした数値モデル開発及び検討(12780343)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】宮本 英昭 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (00312992)
【キーワード】溶岩流 / 数値シミュレーション / 火山 / インフレーション / 冷却殻 (他8件)
【概要】冷却殻が溶岩流の流動に与える影響について、実験を通じて新たな理論的解析手法を開発した。この際溶岩チューブの形成が問題となる為、野外調査を実施して溶岩チューブの重要性を確認した。 実験は冷却殻が成長しない非ニュートン流体(カオリン混濁液)と、冷却殻が形成されるニュートン流体(パラフィンワックス)の2種について行なった。そして、1.現実の溶岩に良く見られる幾つもの流れが重なり合う現象は、冷却殻の無い条...
【数物系科学】天文学:数値計算防災を含む研究件
❏瞬間的な火山爆発噴火の災害予測モデル提案(17K01323)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
【キーワード】火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 (他13件)
【概要】火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ202...
❏河川感潮域における出水時と平常時の遷移過程に関する研究(20360217)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】石川 忠晴 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50159696)
【キーワード】河川感潮域 / 水環境 / 塩水楔 / 河床材料 / 現地観測 (他14件)
【概要】河川感潮域では出水時と平常時で著しく異なる水理状態が現れるが、今までは別々に議論されてきた。本研究では、利根川感潮域を対象として、現地観測、底質分析、洪水写真解析、数値解析により、2つの状態を結びつけて以下の現象について定量的な研究成果を得た。(1)平水と出水の遷移過程における塩水楔の運動。(2)出水期と低水期を通した河床材料の変化。(3)出水による細粒底質の洗掘過程および塩水侵入下での細粒底質の...
【工学】建築学:建築環境・設備防災を含む研究件
❏粒子画像を用いた風速・濃度の高解像度同時測定手法の開発(16K14344)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 自然現象計測 / 大気現象 / 防災
【概要】本研究では、都市空間内の気流と汚染物質拡散に関する風洞実験において、粒子画像を用いて風速と濃度分布を高い空間解像度で計測する手法に関して検討を行った。まず、粒子画像流速測定法を都市キャニオン内および単体建物周辺の気流計測に適用し、その計測値の信頼性の検証や面的な風速データによる都市気流解析を実施した。また、粒子画像を用いた濃度分布測定システムを構築し、都市キャニオン内での汚染物質拡散の計測に適用し...
❏都市環境防災のための高解像度気象情報予測プラットフォームの構築(24226013)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251470)
【キーワード】都市気候 / 都市環境 / 地球環境 / 微気象 / 領域気象 (他9件)
【概要】本研究では、健康・安全かつ環境負荷の小さい都市空間の形成を目的として、マルチスケール・マルチフィジックスな高解像度気象情報予測プラットフォームの構築を行った。研究期間にわたる成果は下記の通りである。①GISを活用した都市パラメータの整備。②大気観測による風速プロファイルのモデル設定。③LES(Large Eddy Simulation)様々な温度成層下の乱流統計量のデータベースの作成。④LESにお...
【工学】建築学:建築構造・材料防災を含む研究件
❏鉄筋コンクリート造柱がせん断破壊した後の軸力保持能力評価モデルの実用化研究(17K14755)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松川 和人 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50709186)
【キーワード】鉄筋コンクリート構造 / 柱 / 軸力 / 残存軸耐力 / せん断破壊 (他10件)
【概要】本研究では,鉄筋コンクリート造柱がせん断破壊した後の残存軸耐力を評価するモデルであるアーチ抵抗モデルの適用範囲について検討を行った。得られた成果の概要は下記の通りである。(1) せん断破壊時の水平・鉛直両方向の力の釣合条件を満足することが,アーチ抵抗モデルの基本的な仮定条件を満たすために重要であることが明らかとなった。(2) 同モデルの適用範囲は,せん断補強筋比0.2~0.45%程度の範囲にあり,...
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
❏津波漂流物の衝突が建築物の応答に及ぼす影響とその作用荷重評価に関する研究(15H04072)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中埜 良昭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10212094)
【キーワード】津波 / 漂流物 / 衝突 / 鉄筋コンクリート / 防災 (他7件)
【概要】本研究では,これまで体系的な検討が十分に行われてこなかった,津波漂流物衝突に対する建築物の安全性評価手法を提案した。まず,津波漂流物として船舶を想定し,船舶が陸域遡上する条件の解明,外力波形の定義,高精度な最大応答評価法の提案を行った。これらの知見を踏まえ,津波漂流物衝突に対する設計フローを整理した。また,津波漂流物が柱に衝突した際の軸力保持能力評価法の精度検証,津波避難ビルに要求すべき復旧性能の...
【工学】建築学:高層建築物防災を含む研究件
❏人口減少・ダブルケア社会の高層福祉施設での「順次・優先・介助避難」バランスの検討(20K04859)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 高齢者福祉施設 / 防災 / 順次避難 / 少子高齢化 (他15件)
【概要】人口減少・少子高齢社会を踏まえ、少ない人数の生産年齢人口世代が自身の子どもと親をケアするダブルケアが求められる時代において、地震時・火災時における中高層建築物の社会福祉施設での災害時要援護者の「順次避難」「優先避難」「介助避難」のバランスを考えた避難計画を検討し、諸外国に先駆け、国際的に実効性のあるマニュアルを作成するものである。2年度目は、初年度に引き続き、高齢者福祉施設分類別の施設数、保育施設...
❏待機児童解消のための規制緩和による高層建築物内保育園設置に対する避難安全の検討(26420627)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】保育施設 / 子ども / 避難 / 高層建築物 / 待機児童 (他9件)
【概要】本研究は、待機児童解消のための規制緩和により設置される保育施設に対する実際のリスク安全性検討を目的とした。規模・地域のことなる保育施設の現地調査により規模別の現状調査、および複数の実際の避難訓練における行動観察調査を実施した。その結果、保育施設の園児の避難は保育士による介助・誘導が不可欠であることを明らかにした。また、法基準要件の整理を通して、国の保育所設置基準で必要とされる平常時の保育士数では避...
【工学】建築学:住宅再建防災を含む研究件
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【工学】建築学:防災計画防災を含む研究件
❏人口減少・ダブルケア社会の高層福祉施設での「順次・優先・介助避難」バランスの検討(20K04859)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 高齢者福祉施設 / 防災 / 順次避難 / 少子高齢化 (他15件)
【概要】人口減少・少子高齢社会を踏まえ、少ない人数の生産年齢人口世代が自身の子どもと親をケアするダブルケアが求められる時代において、地震時・火災時における中高層建築物の社会福祉施設での災害時要援護者の「順次避難」「優先避難」「介助避難」のバランスを考えた避難計画を検討し、諸外国に先駆け、国際的に実効性のあるマニュアルを作成するものである。2年度目は、初年度に引き続き、高齢者福祉施設分類別の施設数、保育施設...
❏持続可能な災害対応危機管理システムの開発(24710181)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】沼田 宗純 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (00548711)
【キーワード】危機管理 / 災害対応危機管理システム / 災害対応業務 / 防災 / 防災計画 (他6件)
【概要】総合的な防災対策は、事前の被害抑止対策、被害軽減対策、発災直前の予知・予測技術に基づく警報と、災害発生時の被害評価、評価結果に基づく緊急対応、そしてスムーズな復旧・復興から構成される災害対応の循環体系によって達成される。 本研究が目指すシステムは、上記のプロセスを達成する環境を整備する「持続可能な災害対応危機管理システム」である。すなわち、現状の課題を正確に抽出し、平時にその課題の改善に努めるとと...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【工学】建築学:公法学防災を含む研究件
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
❏大規模災害と法(24243018)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】稲葉 馨 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10125502)
【キーワード】公法学 / 民事法学 / 防災 / 復興 / 自然災害 (他9件)
【概要】本研究は、大規模災害からの復旧・復興のための法制度・法理論に関する総合的研究を目的とするものであり、その主要な成果は、次のとおりである。①防災法の現状と課題を体系的かつ具体的に論じ、解決の方向を示した。②法概念としての「復興」の意味を解明した。③応急仮設住宅問題を災害復旧期の課題として位置づけ直す提案をした。④地区防災計画について本格的検討を行った。⑤緊急時対応のための民法理論のあり方を明らかにし...
【工学】建築学:仮設住宅防災を含む研究件
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏震災時における防犯まちづくりに関する研究(24560765)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】田中 賢 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (00387747)
【キーワード】東日本大震災 / 避難所 / 防犯 / プライバシー / 犯罪不安 (他12件)
【概要】自然災害時の避難に際し避難所で安心して過ごせることは重要である。特に犯罪からの安全確保策やプライバシー確保策など具体的な方策が望まれる。2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県の警察本部への聞取り調査を行い、その内容を踏まえて震災時に避難所生活経験者300人に対し避難所生活での安全・安心やプライバシー確保についてのWebアンケート調査を実施した。要望の高い防犯対策は、暗がり対策が多く、...
【工学】土木工学:震災防災を含む研究件
❏震災時の避難行動モデルに基づくビッグデータ解析技術の構築(15H04032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秦 康範 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70360849)
【キーワード】ビッグデータ / 防災 / 減災 / 避難 / 地震 (他8件)
【概要】本研究では、震災時の人間行動とビッグデータとの関係を分析し、震災行動を量的・質的に解釈可能なビッグデータ解析技術を開発することを目的として、下記の3つについて検討した。第1に、2016年4月に発生した熊本地震を対象に、地震災害時における広域避難の実態を明らかにし、震災時の市町村を越える広域避難行動モデルを構築した。第2に、質的調査であるアンケートデータと量的調査であるビッグデータを構造化し、震災時...
❏近現代日本における災害関係史料の調査・収集・整理・研究(25370790)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土田 宏成 神田外語大学, 外国語学部, 教授 (00364943)
【キーワード】災害史 / 日本近代史 / 日本現代史 / 史料 / 地震 (他13件)
【概要】本研究では、近現代日本で発生した災害を記録した史料を調査、収集、整理した。主な調査先は国立国会図書館憲政資料室、防衛省防衛研究所戦史研究センター、各地の文書館である。文書整理では、「三島家文書」(三島通庸や通陽に関わる文書)の整理・目録化を実施した。その結果、地震、風水害、冷害などに関わる史料、救済や復興、防災などに関わる史料が確認された。それらに基づいて学会発表、論文作成などをおこなった。 ...
❏震災時における防犯まちづくりに関する研究(24560765)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】田中 賢 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (00387747)
【キーワード】東日本大震災 / 避難所 / 防犯 / プライバシー / 犯罪不安 (他12件)
【概要】自然災害時の避難に際し避難所で安心して過ごせることは重要である。特に犯罪からの安全確保策やプライバシー確保策など具体的な方策が望まれる。2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県の警察本部への聞取り調査を行い、その内容を踏まえて震災時に避難所生活経験者300人に対し避難所生活での安全・安心やプライバシー確保についてのWebアンケート調査を実施した。要望の高い防犯対策は、暗がり対策が多く、...
【工学】土木工学:地球環境防災を含む研究件
❏都市環境防災のための高解像度気象情報予測プラットフォームの構築(24226013)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251470)
【キーワード】都市気候 / 都市環境 / 地球環境 / 微気象 / 領域気象 (他9件)
【概要】本研究では、健康・安全かつ環境負荷の小さい都市空間の形成を目的として、マルチスケール・マルチフィジックスな高解像度気象情報予測プラットフォームの構築を行った。研究期間にわたる成果は下記の通りである。①GISを活用した都市パラメータの整備。②大気観測による風速プロファイルのモデル設定。③LES(Large Eddy Simulation)様々な温度成層下の乱流統計量のデータベースの作成。④LESにお...
❏環境・災害の経済構造とその変動に関する研究(02405006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】塚谷 恒雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (90027459)
【キーワード】災害 / 環境 / 塩害 / カザフスタン / 水資源 (他16件)
【概要】本研究は、価値観が長期的に変動する場合の環境汚染・災害防止の経済理論を、国内公共投資と国際公共投資の面から理論的に開発し、長期的な環境汚染・災害防止の国際的経済政策を提示しようとするものである。本年度は、70年間にわたって秘密のベールに包まれていたソ連社会主義の環境汚染と災害の実態を、旧ソ連邦・カザフスタン共和国の環境災害問題を例にとって分析し、学際的国際協力のありかたを探った。 1950年代から...
【工学】土木工学:水工水理学防災を含む研究件
❏食料増産に向けた大河川の農地氾濫制御事業評価のための新たな便益評価基準の検討(16KT0026)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】入江 光輝 宮崎大学, 工学部, 教授 (50451688)
【キーワード】河川氾濫 / 費用便益分析 / 治水計画 / 農地開発 / GP-GPU (他11件)
【概要】大陸大河川は、沿川農業を支える水資源として貴重だが、反面、頻発する氾濫で農地開発が遅れている。そのため治水事業が期待されるが、現状の事業経済性評価基準では、直接的な浸水損害軽減のみ勘定され、農地開拓による食料自給力改善など間接的経済効果が評価されず、事業実施に至らない。本研究ではセネガル川を対象とし、新たな治水事業実施のネックとなる費用便益分析手法の見直しを、以下の2点に着目してそれぞれ成果を得た...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏河川感潮域における出水時と平常時の遷移過程に関する研究(20360217)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】石川 忠晴 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50159696)
【キーワード】河川感潮域 / 水環境 / 塩水楔 / 河床材料 / 現地観測 (他14件)
【概要】河川感潮域では出水時と平常時で著しく異なる水理状態が現れるが、今までは別々に議論されてきた。本研究では、利根川感潮域を対象として、現地観測、底質分析、洪水写真解析、数値解析により、2つの状態を結びつけて以下の現象について定量的な研究成果を得た。(1)平水と出水の遷移過程における塩水楔の運動。(2)出水期と低水期を通した河床材料の変化。(3)出水による細粒底質の洗掘過程および塩水侵入下での細粒底質の...
【工学】土木工学:地震防災防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏島の強震動と津波:地形と海を含む3次元構造モデルに基づくシームレスな予測の実現(26282105)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 津波 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 (他8件)
【概要】現在立ち遅れている島の強震動と津波の予測の高精度化を図るため、南西諸島を例として以下の3つのテーマについて研究し、成果を得た。我々が先に構築した陸海地形及び地盤から沈み込む海洋スラブまでを含む南西諸島の地下構造モデル暫定版の改良を図った(サブテーマ1)。次に3次元地下構造モデルを用いて、地震動・地殻変動・津波を統合的にシミュレーションするシステム(サブテーマ2)を実現し、地震発生に伴う一連の現象に...
❏島の強震動予測:海陸分布・陸地形・海水・海底地形・地下構造の総合効果の解明と予測(23310122)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 / 地下構造モデル (他8件)
【概要】立ち遅れている島の地震動予測の高精度化を目指して、南西諸島の島々においてアレイ微動探査を実施し、観測地点直下の1次元深部地盤構造モデルの推定を行い、地盤構造の概要と震動特性を明らかにした。得られた深部地盤構造に加えて南西諸島周辺域のプレート形状や地殻構造に関する利用可能な情報を収集し、陸地形・海底地形と地盤から最上部マントルまでの島弧及びフィリピン海スラブを含む南西諸島全域にわたる強震動予測のため...
【工学】土木工学:復興防災を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【工学】土木工学:減災防災を含む研究件
❏天変地異のオープンサイエンス(20K20338)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】矢守 克也 京都大学, 防災研究所, 教授 (80231679)
【キーワード】オープンサイエンス / サイエンスコミュニケーション / 科学教育 / アクションリサーチ / 防災 (他7件)
【概要】本研究は、「オープンサイエンス」の立場に立って、天変地異(防災・減災)に関する研究・教育のあり方を変革することを目的とした研究である。「オープンサイエンス」とは、科学研究をより開かれた活動へと変革する運動である。狭義には、より多くの人々が科学研究のデータや成果にアクセス可能とすること、広義には、従来のサイエンス・コミュニケーションを拡張して、市民を含めより多くの人々が協力し、人々から信頼される科学...
❏地域における津波避難基礎力の評価と改善に関する研究(16K21434)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三上 貴仁 東京都市大学, 工学部, 准教授 (80732198)
【キーワード】津波 / 地震 / 避難 / 自然災害 / 減災 (他6件)
【概要】本研究では、津波災害の際にそれぞれの地域が有する避難トリガー(避難行動を開始するきっかけとなる事象や情報)に着目し、それらが機能する条件について理解を深めることを目的として、近年の国内外のさまざまな地域における災害事例にもとづいた分析を行った。まずは避難トリガーの分類を行い、次にそれぞれの地域において機能した避難トリガーを定量的なデータから抽出した。その結果、地域によって機能した避難トリガーは異な...
❏震災時の避難行動モデルに基づくビッグデータ解析技術の構築(15H04032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秦 康範 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70360849)
【キーワード】ビッグデータ / 防災 / 減災 / 避難 / 地震 (他8件)
【概要】本研究では、震災時の人間行動とビッグデータとの関係を分析し、震災行動を量的・質的に解釈可能なビッグデータ解析技術を開発することを目的として、下記の3つについて検討した。第1に、2016年4月に発生した熊本地震を対象に、地震災害時における広域避難の実態を明らかにし、震災時の市町村を越える広域避難行動モデルを構築した。第2に、質的調査であるアンケートデータと量的調査であるビッグデータを構造化し、震災時...
【工学】土木工学:都市環境防災を含む研究件
❏都市環境防災のための高解像度気象情報予測プラットフォームの構築(24226013)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251470)
【キーワード】都市気候 / 都市環境 / 地球環境 / 微気象 / 領域気象 (他9件)
【概要】本研究では、健康・安全かつ環境負荷の小さい都市空間の形成を目的として、マルチスケール・マルチフィジックスな高解像度気象情報予測プラットフォームの構築を行った。研究期間にわたる成果は下記の通りである。①GISを活用した都市パラメータの整備。②大気観測による風速プロファイルのモデル設定。③LES(Large Eddy Simulation)様々な温度成層下の乱流統計量のデータベースの作成。④LESにお...
❏マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適化設計方法の開発(17201035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】自然災害 / 防災 / 減災 / ハザードマップ / 火災 (他14件)
【概要】本研究では,マルチハザードマップを活用した巨大都市の防災都市空間の最適設計方法の開発を行った.最終的な成果は,(1)様々な災害の物理・化学現象を適切に捉えたシミュレーションモデルの開発と被害結果が社会に及ぼす影響の大きさの評価(災害シミュレーション),(2)過去の大規模災害の事例およびシミュレーション結果のデータベース化(災害アーカイブス),(3)(1),(2)の結果を3次元GIS上に統合すること...
【工学】土木工学:耐震防災を含む研究件
❏超高強度コンクリートを用いた耐震ダメージフリー橋脚の開発(22656102)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】防災 / 構造工学・地震工学 / 耐震 / 減災 / 自然災害
【概要】本研究は、帯鉄筋によりコアコンクリートを横拘束して変形性能の高いRC橋脚を建設するという従来の考え方を捨て、塑性ヒンジ区間には、圧縮縁に強度150MPa以上の超高強度コンクリートセグメントを使用することにより圧縮破壊を防止すると同時に、この中に軸方向鉄筋を埋め込み、軸方向鉄筋の局部座屈を防止することにより、変形性能の高く、大地震時にも機能を確保できるダメージフリー橋脚を開発しようとするものである。...
❏橋脚の塑性ヒンジメカニズムの解明と高じん性橋脚の開発に関する研究(21360212)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】防災 / 構造工学・地震工学 / 耐震 / 減災 / 自然災害
【概要】塑性ヒンジ部の損傷に及ぼす寸法効果を検討し、最小断面積に基づいて軸方向鉄筋を縮小すると、縮小模型によりほぼ実大橋脚の曲げ復元力を得られること、縮小模型に比較して実大橋脚模型の方が損傷の進展は著しく,縮小模型では実大模型の損傷の進展は正しく再現できないことを明らかにした。また、圧壊したコアコンクリートの鉄筋カゴからの流出を防止するため、鉄筋内側に鋼製メッシュやアラミド繊維を配置する構造を提案した。...
❏震災ダメージフリー橋梁および耐震指標の開発に関する研究(19656110)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】耐震 / 構造工学・地震工学 / 防災 / 減災 / 自然災害 (他13件)
【概要】本研究は,橋梁を対象に1) 地域防災計画と整合した現実的な性能目標とはいかにあるべきか,2) ダメージフリー橋の建設はどのような条件で可能で,これに要する技術的用件は何か,ダメージフリー橋を建設するためには技術者が漠然と考えているように本当にかなりのコストアップを必要とするのか,3) 橋梁の持つ耐震性レベルや耐震補強の緊急性を表すと同時に,耐震補強効果にも評価できる相対指標(耐震指標)をどのように...
【工学】土木工学:洪水防災を含む研究件
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【工学】土木工学:鉄筋コンクリート防災を含む研究件
❏鉄筋コンクリート造柱がせん断破壊した後の軸力保持能力評価モデルの実用化研究(17K14755)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松川 和人 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50709186)
【キーワード】鉄筋コンクリート構造 / 柱 / 軸力 / 残存軸耐力 / せん断破壊 (他10件)
【概要】本研究では,鉄筋コンクリート造柱がせん断破壊した後の残存軸耐力を評価するモデルであるアーチ抵抗モデルの適用範囲について検討を行った。得られた成果の概要は下記の通りである。(1) せん断破壊時の水平・鉛直両方向の力の釣合条件を満足することが,アーチ抵抗モデルの基本的な仮定条件を満たすために重要であることが明らかとなった。(2) 同モデルの適用範囲は,せん断補強筋比0.2~0.45%程度の範囲にあり,...
❏津波漂流物の衝突が建築物の応答に及ぼす影響とその作用荷重評価に関する研究(15H04072)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中埜 良昭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10212094)
【キーワード】津波 / 漂流物 / 衝突 / 鉄筋コンクリート / 防災 (他7件)
【概要】本研究では,これまで体系的な検討が十分に行われてこなかった,津波漂流物衝突に対する建築物の安全性評価手法を提案した。まず,津波漂流物として船舶を想定し,船舶が陸域遡上する条件の解明,外力波形の定義,高精度な最大応答評価法の提案を行った。これらの知見を踏まえ,津波漂流物衝突に対する設計フローを整理した。また,津波漂流物が柱に衝突した際の軸力保持能力評価法の精度検証,津波避難ビルに要求すべき復旧性能の...
【工学】土木工学:耐震性能防災を含む研究件
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
❏中小規模建築ストックの地震リスク評価およびその情報の地域共有化手法(19510173)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山村 一繁 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (30220437)
【キーワード】防災 / 地震リスク / 耐震性能 / 地理情報システム / 地震観測
【概要】中小規模の建物が密集して存在する地区を対象に,その地区内の建物の地震リスク評価を行い,その情報を地域住民と共有するための方法を開発した。地震リスクは,その地域における建物と地盤の特性および想定すべき地震の情報をもとに,建物倒壊,道路閉塞,外壁被害の観点から評価を行った。それらをまとめた資料を用いて地域住民とのワークショップを実施し,一連の取り組みが住民の地震防災意識の向上につながったかを検討した。...
【工学】土木工学:耐震設計防災を含む研究件
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
❏震災ダメージフリー橋梁および耐震指標の開発に関する研究(19656110)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】耐震 / 構造工学・地震工学 / 防災 / 減災 / 自然災害 (他13件)
【概要】本研究は,橋梁を対象に1) 地域防災計画と整合した現実的な性能目標とはいかにあるべきか,2) ダメージフリー橋の建設はどのような条件で可能で,これに要する技術的用件は何か,ダメージフリー橋を建設するためには技術者が漠然と考えているように本当にかなりのコストアップを必要とするのか,3) 橋梁の持つ耐震性レベルや耐震補強の緊急性を表すと同時に,耐震補強効果にも評価できる相対指標(耐震指標)をどのように...
❏地表地震断層に対する社会基盤施設の防災性向上に関する研究(13305032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】濱田 政則 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30164916)
【キーワード】地表地震断層 / ライフライン / 撓曲 / グラーベン / 耐震設計 (他13件)
【概要】1999年に発生した台湾集々地震およびトルココジャエリ地震に見られたように,地下の断層破壊に伴う地表面の変状(地表地震断層)は社会基盤施設に大きな脅威を与えている.地表地震断層に対する社会基盤施設の耐震性向上を目的として,本研究では,1)地表地震断層の出現位置と変状量に対する活断層の破壊形態(逆断層と正断層および断層破壊角)の影響,および活断層より地表面に至る堆積構造(堆積層の厚さと硬軟)の影響を...
【工学】総合工学:ライフライン防災を含む研究件
❏液状化地盤の側方流動とライフライン施設の被害予測システムの開発(13555135)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】濱田 政則 早稲田大学, 理工学部, 教授 (30164916)
【キーワード】液状化 / 側方流動 / ライフライン / 地震 / 防災 (他7件)
【概要】液状化地盤の側方流動は,一般的に100m四方の広範囲の地域にわたって生ずることから,地盤・地形条件および護岸条件などの大量の情報を効率的かつ統一的に処理してデータベースを構築し,これをもとに広域に及ぶ地盤変位を精度よく推定することが必要である. 本研究では,1)既存の研究成果を発展させて地盤変位の予測手法と側方流動が構造物や埋設管路に与える影響の予測手法の確立を図るとともに,2)地盤変位の予測およ...
❏地表地震断層に対する社会基盤施設の防災性向上に関する研究(13305032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】濱田 政則 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30164916)
【キーワード】地表地震断層 / ライフライン / 撓曲 / グラーベン / 耐震設計 (他13件)
【概要】1999年に発生した台湾集々地震およびトルココジャエリ地震に見られたように,地下の断層破壊に伴う地表面の変状(地表地震断層)は社会基盤施設に大きな脅威を与えている.地表地震断層に対する社会基盤施設の耐震性向上を目的として,本研究では,1)地表地震断層の出現位置と変状量に対する活断層の破壊形態(逆断層と正断層および断層破壊角)の影響,および活断層より地表面に至る堆積構造(堆積層の厚さと硬軟)の影響を...
【工学】総合工学:都市計画防災を含む研究件
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
【工学】総合工学:地盤工学防災を含む研究件
❏三次元不連続面の動力学の時空間的複雑性と破壊形態の多様性(20K04680)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 動力学 / 破壊力学 / 防災
【概要】平成30(2018)年9月の北海道胆振東部地震においては、道内全域停電のほか、大規模な土砂崩れが多く発生し、地震の発生の複雑性と関連する破壊現象の多様性についてより深く力学的に考察すべきであることがあらためて認識された。これらの災害の多くは、断層面などの地質学的不連続面の運動により引き起こされると考えられているが、本研究課題では、これまでの研究代表者の研究内容をさらに深め、三次元不連続面の動力学の...
❏三次元不連続面破壊の複雑性の動力学研究(16K06487)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 防災 / 破壊力学 / 動力学
【概要】未だ力学的不明点が多数存在する地震などの災害に関し、地質学的不連続面における破壊、なかんずく、三次元的に広がる不連続面の破壊の複雑性に関わる諸々の現象について動力学的手法を用いて実験や理論、数値解析を実施し、さらに、それらの考察に基づき、破壊の複雑性が周囲の環境、構造物群に与える影響を評価した。今まで認識されてこなかったが単純明快な三次元脆性固体破壊パターンや粒状体における二種の異なるエネルギー伝...
❏ペルーの地震防災力向上を目指す国際共同研究のための企画調査(17631007)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005
【研究代表者】山崎 文雄 千葉大学, 工学部, 教授 (50220322)
【キーワード】国際協力 / 地震 / 防災 / 地盤工学 / 耐震 (他6件)
【概要】本企画調査では,昨年度まで5カ年に渡り(独)防災科学技術研究所が中心として行ってきた,科学技術振興調整費による国際共同研究(多国間型)の「アジア・太平洋地域に適した地震・津波災害軽減技術の開発とその体系化に関する研究」の成果を発展させて,地震防災分野における新たな国際研究プロジェクトの創出を模索するために,企画調査を立案し,実行した. 地震防災分野のなかでも,ペルーにとって重要度が高いと考えられる...
【工学】総合工学:海岸侵食防災を含む研究件
❏次世代消波工の創出に向けた木杭の海岸保全・減災効果の科学的理解(19K04964)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】木杭 / 簡易消波工 / 波力軽減 / 消波効果 / ローカル材料 (他20件)
【概要】当該年度は新型コロナウイルスの蔓延のために本研究で予定している海外調査が依然実施できず,海外研究者との研究交流は限定的にならざるを得なかった。一方で,室内実験と数値解析については効率的に実施することができた。様々な径の円筒杭を等間隔で配置した実験では,背後の直立壁に作用する最大波力の実験値と解析値は,杭を配置しない場合と比べて6%~17%程度の低減率を示し,著しい効果ではないものの,一定の消波効果...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
【工学】総合工学:地震応答防災を含む研究件
❏システムトラス屋根構造の終局耐震性能向上および防災施設化(18H01676)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】防災 / 避難施設 / 体育館 / システムトラス / 座屈 (他13件)
【概要】2016年熊本地震においてシステムトラス体育館の屋根部材が座屈・破断しその一部が落下する事故が複数発生した。システムトラスは我が国の体育館等に広く使用されている構造システムであるが,設計荷重に対し弾性設計されており,想定を超えた地震入力に対する耐力余裕度や崩壊挙動は明確になっていなかった。本研究では,部材実験、トラスユニット実験、部分架構振動台実験および解析によりシステムトラス置き屋根構造の崩壊メ...
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
【工学】総合工学:地震観測防災を含む研究件
❏無人機を用いた落下貫入型火山活動観測プローブの開発および西ノ島新島での実証観測(15H01793)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】田中 智 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (30249932)
【キーワード】ペネトレータ / 無人航空機 / 火山観測 / 防災 / 地震観測 (他10件)
【概要】我々は火山観測機器を100km 以上離れた場所から無人航空機で搬送し、数百メートル上空から投下して地中に貫入させ後、数ヶ月以上観測できるシステムを開発した。 地面に貫入する際の衝撃に十分耐えられる地震,温度、磁場、測地計測が可能な観測プローブ(ペネトレータ)および、無人航空機から投下して目標地点の半径20m以内に設置できる投下システムを確立した。また、鹿児島県諏訪之瀬島噴火口付近にて投下試験を行い...
❏中小規模建築ストックの地震リスク評価およびその情報の地域共有化手法(19510173)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山村 一繁 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (30220437)
【キーワード】防災 / 地震リスク / 耐震性能 / 地理情報システム / 地震観測
【概要】中小規模の建物が密集して存在する地区を対象に,その地区内の建物の地震リスク評価を行い,その情報を地域住民と共有するための方法を開発した。地震リスクは,その地域における建物と地盤の特性および想定すべき地震の情報をもとに,建物倒壊,道路閉塞,外壁被害の観点から評価を行った。それらをまとめた資料を用いて地域住民とのワークショップを実施し,一連の取り組みが住民の地震防災意識の向上につながったかを検討した。...
【工学】総合工学:地震災害防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏液状化地盤の側方流動とライフライン施設の被害予測システムの開発(13555135)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】濱田 政則 早稲田大学, 理工学部, 教授 (30164916)
【キーワード】液状化 / 側方流動 / ライフライン / 地震 / 防災 (他7件)
【概要】液状化地盤の側方流動は,一般的に100m四方の広範囲の地域にわたって生ずることから,地盤・地形条件および護岸条件などの大量の情報を効率的かつ統一的に処理してデータベースを構築し,これをもとに広域に及ぶ地盤変位を精度よく推定することが必要である. 本研究では,1)既存の研究成果を発展させて地盤変位の予測手法と側方流動が構造物や埋設管路に与える影響の予測手法の確立を図るとともに,2)地盤変位の予測およ...
【工学】総合工学:地震動防災を含む研究件
❏島の強震動と津波:地形と海を含む3次元構造モデルに基づくシームレスな予測の実現(26282105)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 津波 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 (他8件)
【概要】現在立ち遅れている島の強震動と津波の予測の高精度化を図るため、南西諸島を例として以下の3つのテーマについて研究し、成果を得た。我々が先に構築した陸海地形及び地盤から沈み込む海洋スラブまでを含む南西諸島の地下構造モデル暫定版の改良を図った(サブテーマ1)。次に3次元地下構造モデルを用いて、地震動・地殻変動・津波を統合的にシミュレーションするシステム(サブテーマ2)を実現し、地震発生に伴う一連の現象に...
❏島の強震動予測:海陸分布・陸地形・海水・海底地形・地下構造の総合効果の解明と予測(23310122)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】竹中 博士 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30253397)
【キーワード】地震動 / 南西諸島 / 強震動予測 / 地震防災 / 地下構造モデル (他8件)
【概要】立ち遅れている島の地震動予測の高精度化を目指して、南西諸島の島々においてアレイ微動探査を実施し、観測地点直下の1次元深部地盤構造モデルの推定を行い、地盤構造の概要と震動特性を明らかにした。得られた深部地盤構造に加えて南西諸島周辺域のプレート形状や地殻構造に関する利用可能な情報を収集し、陸地形・海底地形と地盤から最上部マントルまでの島弧及びフィリピン海スラブを含む南西諸島全域にわたる強震動予測のため...
【工学】総合工学:地震被害防災を含む研究件
❏システムトラス屋根構造の終局耐震性能向上および防災施設化(18H01676)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】防災 / 避難施設 / 体育館 / システムトラス / 座屈 (他13件)
【概要】2016年熊本地震においてシステムトラス体育館の屋根部材が座屈・破断しその一部が落下する事故が複数発生した。システムトラスは我が国の体育館等に広く使用されている構造システムであるが,設計荷重に対し弾性設計されており,想定を超えた地震入力に対する耐力余裕度や崩壊挙動は明確になっていなかった。本研究では,部材実験、トラスユニット実験、部分架構振動台実験および解析によりシステムトラス置き屋根構造の崩壊メ...
❏地震被害発生メカニズム解明のための木造住宅の限界変形性能評価(18360265)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 変形性能 / 倒壊 / 地震被害 / PΔ効果 (他15件)
【概要】本研究では、高レベル地震動下の木造住宅の耐震性能評価能力向上を目的として、倒壊に至る完全崩壊機構を兵庫県南部地震以降に発生した実地震被害の分析や木造軸組の静的載荷実験を行うことによる実証的研究を行うとともに、木造住宅の最大応答変形角を予測可能な数値解析モデルを構築し、限界変形性能を支配する条件を理論的に解明し、より合理的な木造建物の耐震設計法・耐震補強法の開発を行うことを目指した研究を行った。 ...
【工学】総合工学:学校体育館防災を含む研究件
❏システムトラス屋根構造の終局耐震性能向上および防災施設化(18H01676)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】防災 / 避難施設 / 体育館 / システムトラス / 座屈 (他13件)
【概要】2016年熊本地震においてシステムトラス体育館の屋根部材が座屈・破断しその一部が落下する事故が複数発生した。システムトラスは我が国の体育館等に広く使用されている構造システムであるが,設計荷重に対し弾性設計されており,想定を超えた地震入力に対する耐力余裕度や崩壊挙動は明確になっていなかった。本研究では,部材実験、トラスユニット実験、部分架構振動台実験および解析によりシステムトラス置き屋根構造の崩壊メ...
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
【工学】総合工学:災害復興防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏地域自律・広域連携支援型多層防災システム構築の法政策研究(25285013)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大田 直史 龍谷大学, その他部局等, 教授 (20223836)
【キーワード】公法学 / 行政法 / レジリエンス / 防災法 / 地区防災計画 (他12件)
【概要】災害による被害低減を図る戦略を地域レジリエンスの強化という方向でとらえる動きが世界的に見受けられ、これに応じた防災組織体制の構築が課題である。災害の「被害抑止→事前準備→応急対応→復旧・復興→被害抑止→……」のフェーズとサイクルに対応して、被害抑止~災害直後の被害低減には、地域の自律分散的活動を保障する地区防災計画が重要であり、自治体内の地区を基礎とした住民組織の構築と訓練が不可欠である。このフェ...
【工学】総合工学:避難行動防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【工学】総合工学:避難施設防災を含む研究件
❏システムトラス屋根構造の終局耐震性能向上および防災施設化(18H01676)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】防災 / 避難施設 / 体育館 / システムトラス / 座屈 (他13件)
【概要】2016年熊本地震においてシステムトラス体育館の屋根部材が座屈・破断しその一部が落下する事故が複数発生した。システムトラスは我が国の体育館等に広く使用されている構造システムであるが,設計荷重に対し弾性設計されており,想定を超えた地震入力に対する耐力余裕度や崩壊挙動は明確になっていなかった。本研究では,部材実験、トラスユニット実験、部分架構振動台実験および解析によりシステムトラス置き屋根構造の崩壊メ...
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
【工学】総合工学:避難所防災を含む研究件
❏システムトラス屋根構造の終局耐震性能向上および防災施設化(18H01676)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】防災 / 避難施設 / 体育館 / システムトラス / 座屈 (他13件)
【概要】2016年熊本地震においてシステムトラス体育館の屋根部材が座屈・破断しその一部が落下する事故が複数発生した。システムトラスは我が国の体育館等に広く使用されている構造システムであるが,設計荷重に対し弾性設計されており,想定を超えた地震入力に対する耐力余裕度や崩壊挙動は明確になっていなかった。本研究では,部材実験、トラスユニット実験、部分架構振動台実験および解析によりシステムトラス置き屋根構造の崩壊メ...
❏鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究(15H04075)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹内 徹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80361757)
【キーワード】学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 (他19件)
【概要】鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。 本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用...
❏震災時における防犯まちづくりに関する研究(24560765)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】田中 賢 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (00387747)
【キーワード】東日本大震災 / 避難所 / 防犯 / プライバシー / 犯罪不安 (他12件)
【概要】自然災害時の避難に際し避難所で安心して過ごせることは重要である。特に犯罪からの安全確保策やプライバシー確保策など具体的な方策が望まれる。2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県の警察本部への聞取り調査を行い、その内容を踏まえて震災時に避難所生活経験者300人に対し避難所生活での安全・安心やプライバシー確保についてのWebアンケート調査を実施した。要望の高い防犯対策は、暗がり対策が多く、...
【工学】総合工学:東日本大震災防災を含む研究件
❏大規模災害時に対応した「市民防災」体制の構築に関する研究(19K01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】牛山 久仁彦 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (30308704)
【キーワード】市民防災 / 東日本大震災 / 自治体 / 協働 / 自治体行政 (他13件)
【概要】本研究は、自治体における「市民防災(civil defense)」体制確立のために求められる法制度や自治体行政システムのあり方を明らかにすることを目的としたものである。研究のあぷろーしとしては、①近年の大規模災害における住民の主体的な災害対応と、国や自治体、自衛隊・消防等の各行政機関が連携を行う上での障壁・課題の実証的検証(課題の抽出)、②諸外国における「市民防災(civil defense)」の...
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】総合工学:持続可能性防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
【工学】総合工学:避難防災を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏人口減少・ダブルケア社会の高層福祉施設での「順次・優先・介助避難」バランスの検討(20K04859)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 高齢者福祉施設 / 防災 / 順次避難 / 少子高齢化 (他15件)
【概要】人口減少・少子高齢社会を踏まえ、少ない人数の生産年齢人口世代が自身の子どもと親をケアするダブルケアが求められる時代において、地震時・火災時における中高層建築物の社会福祉施設での災害時要援護者の「順次避難」「優先避難」「介助避難」のバランスを考えた避難計画を検討し、諸外国に先駆け、国際的に実効性のあるマニュアルを作成するものである。2年度目は、初年度に引き続き、高齢者福祉施設分類別の施設数、保育施設...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【工学】総合工学:動力学防災を含む研究件
❏三次元不連続面の動力学の時空間的複雑性と破壊形態の多様性(20K04680)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 動力学 / 破壊力学 / 防災
【概要】平成30(2018)年9月の北海道胆振東部地震においては、道内全域停電のほか、大規模な土砂崩れが多く発生し、地震の発生の複雑性と関連する破壊現象の多様性についてより深く力学的に考察すべきであることがあらためて認識された。これらの災害の多くは、断層面などの地質学的不連続面の運動により引き起こされると考えられているが、本研究課題では、これまでの研究代表者の研究内容をさらに深め、三次元不連続面の動力学の...
❏三次元不連続面破壊の複雑性の動力学研究(16K06487)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 防災 / 破壊力学 / 動力学
【概要】未だ力学的不明点が多数存在する地震などの災害に関し、地質学的不連続面における破壊、なかんずく、三次元的に広がる不連続面の破壊の複雑性に関わる諸々の現象について動力学的手法を用いて実験や理論、数値解析を実施し、さらに、それらの考察に基づき、破壊の複雑性が周囲の環境、構造物群に与える影響を評価した。今まで認識されてこなかったが単純明快な三次元脆性固体破壊パターンや粒状体における二種の異なるエネルギー伝...
【工学】総合工学:シミュレーション工学防災を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【工学】総合工学:リモートセンシング防災を含む研究件
❏震災時に人命を守る自生食用植物の都市型圃場「防災植物園」の創造(17K00700)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】橋田 祥子 大正大学, 地域構想研究所, 研究員 (30398903)
【キーワード】ヒートアイランド / 都市緑地 / 屋上緑化 / いも類 / リモートセンシング (他26件)
【概要】2011年の東日本大震災は食料を栽培し備蓄する事の重要性を知らしめた。本研究では農業初心者が農作業や備蓄食料をつくる交流の場づくりを最終目的として、サツマイモ8種、キクイモ、ミニトマト、ショウガ、カボチャ等の平面と立体の粗放栽培を行った。栽培実験の結果から屋上ではプランターの軽量土壌の保水力が少なく灌水装置を作動させても収量が少なく、高温化で裂果と病害虫が多発した。サツマイモの中ではベニハルカとタ...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏次世代衛星と噴火推移データベースによる東アジア活火山観測の高度化(23241055)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助教 (90221887)
【キーワード】火山 / 衛星 / リモートセンシング / Web / 火山防災 (他12件)
【概要】地球上には多数の火山が分布するが,その大半は恒常的な観測体制が敷かれていない.我々衛星赤外画像による観測システムの開発と観測に取組んできた.本研究は,旧来のMODISとMTSATから,新しいGCOM-C/SGLIとひまわり8号/AHIベースのシステムへの移行を進め,観測能力の向上を図った(GCOM-Cの打上は2016年末に延期された).また.これらのデータを用いた観測手法の高度化について,高頻度低...
【工学】総合工学:海洋工学防災を含む研究件
❏全球波浪現場観測網構築のための波浪観測ブイの開発(17K18934)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋物理 / 海洋工学 / 気象学 / 船舶工学 (他10件)
【概要】外洋の波浪は気象機関でシミュレーションによる予報を行っているが、現場観測による検証は必ずしもされていない。一方、温暖化に伴い甚大化する台風や爆弾低気圧下の波浪、海氷の減退により増大する極域の波浪など、厳しい環境下での現場観測が必要である。そのような厳しい環境下で波浪と水温・塩分を同時に計測する波浪観測ブイの開発を行った。Argo型の自励式フロートをプラットフォームとし、表層では波浪を計測し、沈降浮...
❏津波漂流物の衝突が建築物の応答に及ぼす影響とその作用荷重評価に関する研究(15H04072)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中埜 良昭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10212094)
【キーワード】津波 / 漂流物 / 衝突 / 鉄筋コンクリート / 防災 (他7件)
【概要】本研究では,これまで体系的な検討が十分に行われてこなかった,津波漂流物衝突に対する建築物の安全性評価手法を提案した。まず,津波漂流物として船舶を想定し,船舶が陸域遡上する条件の解明,外力波形の定義,高精度な最大応答評価法の提案を行った。これらの知見を踏まえ,津波漂流物衝突に対する設計フローを整理した。また,津波漂流物が柱に衝突した際の軸力保持能力評価法の精度検証,津波避難ビルに要求すべき復旧性能の...
❏強非線形シミュレーション技術による波浪災害の予測と防止法(17636024)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005
【研究代表者】柏木 正 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (00161026)
【キーワード】自然災害 / 防災 / 海洋工学 / 数値流体力学 / 流体構造連成問題 (他6件)
【概要】波浪災害の予測と防止法について,研究レベルの現状把握と長期的な研究目標の設定を行うために,(1)流体力学に関する強非線形シミュレーション技術に関する調査,(2)構造・流体連成問題の解析技術に関する調査,(3)強非線形水波現象に関する実験技術の調査をグループに分けて行い,各グループ間での情報交換,今後の研究方法の討議を行った。その概要は以下のとおりである。 1)水波と浮体の強非線形相互作用に関する数...
【工学】総合工学:粒子法(SPH法)防災を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏津波による沿岸海域に設置された係留浮体の被災予測に関する研究(16360442)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】増田 光一 日本大学, 理工学部, 教授 (10120552)
【キーワード】津波 / 沿岸防災 / 駿河湾 / 粒子法 / GIS (他9件)
【概要】本研究のテーマは以下の通りである。 1)浮体群の漂流シミュレーション 2)浮体の岸壁打上げ現象について 3)浮体用ハザードマップの検討 1)津波発生からその伝播を非線形長波理論を適用して数値シミュレーションする。本研究では駿河湾内を対象として実施した。津波伝播結果を港湾内シミュレーションの入力条件として接続し,高解像度の港湾内津波伝播シミュレーションを実施できるようにした。具体的対象は清水港とした...
【工学】総合工学:ロボティクス防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【工学】総合工学:Argo防災を含む研究件
❏Wave-Argo-Typhoonの開発と国際的な展開(20K20437)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】自律昇降型海洋観測 / 波浪・海洋結合観測 / 台風・爆弾低気圧 / 防災 / Argo (他12件)
【概要】台風直下や北極海における海氷下の波浪など、波浪海洋混合が重要となる状況において波浪・海洋結合観測を行うことを目指して研究を遂行している。今年度は、IoT技術の発達に伴い低価格・高精度化が目覚ましい慣性計測装置(IMU)の波浪測定性能の検証を実海域において昨年度から引き続き行うと共に、自律昇降型海洋観測機器に表層浮体を付与することで波浪の継続観測と定期的な海洋構造計測を実現する計測機器の開発を進めた...
❏全球波浪現場観測網構築のための波浪観測ブイの開発(17K18934)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋物理 / 海洋工学 / 気象学 / 船舶工学 (他10件)
【概要】外洋の波浪は気象機関でシミュレーションによる予報を行っているが、現場観測による検証は必ずしもされていない。一方、温暖化に伴い甚大化する台風や爆弾低気圧下の波浪、海氷の減退により増大する極域の波浪など、厳しい環境下での現場観測が必要である。そのような厳しい環境下で波浪と水温・塩分を同時に計測する波浪観測ブイの開発を行った。Argo型の自励式フロートをプラットフォームとし、表層では波浪を計測し、沈降浮...
【工学】総合工学:破壊力学防災を含む研究件
❏三次元不連続面の動力学の時空間的複雑性と破壊形態の多様性(20K04680)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 動力学 / 破壊力学 / 防災
【概要】平成30(2018)年9月の北海道胆振東部地震においては、道内全域停電のほか、大規模な土砂崩れが多く発生し、地震の発生の複雑性と関連する破壊現象の多様性についてより深く力学的に考察すべきであることがあらためて認識された。これらの災害の多くは、断層面などの地質学的不連続面の運動により引き起こされると考えられているが、本研究課題では、これまでの研究代表者の研究内容をさらに深め、三次元不連続面の動力学の...
❏三次元不連続面破壊の複雑性の動力学研究(16K06487)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上西 幸司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60311776)
【キーワード】地震 / 地盤工学 / 防災 / 破壊力学 / 動力学
【概要】未だ力学的不明点が多数存在する地震などの災害に関し、地質学的不連続面における破壊、なかんずく、三次元的に広がる不連続面の破壊の複雑性に関わる諸々の現象について動力学的手法を用いて実験や理論、数値解析を実施し、さらに、それらの考察に基づき、破壊の複雑性が周囲の環境、構造物群に与える影響を評価した。今まで認識されてこなかったが単純明快な三次元脆性固体破壊パターンや粒状体における二種の異なるエネルギー伝...
【工学】総合工学:沿岸防災防災を含む研究件
❏次世代消波工の創出に向けた木杭の海岸保全・減災効果の科学的理解(19K04964)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】木杭 / 簡易消波工 / 波力軽減 / 消波効果 / ローカル材料 (他20件)
【概要】当該年度は新型コロナウイルスの蔓延のために本研究で予定している海外調査が依然実施できず,海外研究者との研究交流は限定的にならざるを得なかった。一方で,室内実験と数値解析については効率的に実施することができた。様々な径の円筒杭を等間隔で配置した実験では,背後の直立壁に作用する最大波力の実験値と解析値は,杭を配置しない場合と比べて6%~17%程度の低減率を示し,著しい効果ではないものの,一定の消波効果...
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏津波による沿岸海域に設置された係留浮体の被災予測に関する研究(16360442)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】増田 光一 日本大学, 理工学部, 教授 (10120552)
【キーワード】津波 / 沿岸防災 / 駿河湾 / 粒子法 / GIS (他9件)
【概要】本研究のテーマは以下の通りである。 1)浮体群の漂流シミュレーション 2)浮体の岸壁打上げ現象について 3)浮体用ハザードマップの検討 1)津波発生からその伝播を非線形長波理論を適用して数値シミュレーションする。本研究では駿河湾内を対象として実施した。津波伝播結果を港湾内シミュレーションの入力条件として接続し,高解像度の港湾内津波伝播シミュレーションを実施できるようにした。具体的対象は清水港とした...
【工学】総合工学:構造工学・地震工学防災を含む研究件
❏震災時の避難行動モデルに基づくビッグデータ解析技術の構築(15H04032)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】秦 康範 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70360849)
【キーワード】ビッグデータ / 防災 / 減災 / 避難 / 地震 (他8件)
【概要】本研究では、震災時の人間行動とビッグデータとの関係を分析し、震災行動を量的・質的に解釈可能なビッグデータ解析技術を開発することを目的として、下記の3つについて検討した。第1に、2016年4月に発生した熊本地震を対象に、地震災害時における広域避難の実態を明らかにし、震災時の市町村を越える広域避難行動モデルを構築した。第2に、質的調査であるアンケートデータと量的調査であるビッグデータを構造化し、震災時...
❏超高強度コンクリートを用いた耐震ダメージフリー橋脚の開発(22656102)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】防災 / 構造工学・地震工学 / 耐震 / 減災 / 自然災害
【概要】本研究は、帯鉄筋によりコアコンクリートを横拘束して変形性能の高いRC橋脚を建設するという従来の考え方を捨て、塑性ヒンジ区間には、圧縮縁に強度150MPa以上の超高強度コンクリートセグメントを使用することにより圧縮破壊を防止すると同時に、この中に軸方向鉄筋を埋め込み、軸方向鉄筋の局部座屈を防止することにより、変形性能の高く、大地震時にも機能を確保できるダメージフリー橋脚を開発しようとするものである。...
❏橋脚の塑性ヒンジメカニズムの解明と高じん性橋脚の開発に関する研究(21360212)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】防災 / 構造工学・地震工学 / 耐震 / 減災 / 自然災害
【概要】塑性ヒンジ部の損傷に及ぼす寸法効果を検討し、最小断面積に基づいて軸方向鉄筋を縮小すると、縮小模型によりほぼ実大橋脚の曲げ復元力を得られること、縮小模型に比較して実大橋脚模型の方が損傷の進展は著しく,縮小模型では実大模型の損傷の進展は正しく再現できないことを明らかにした。また、圧壊したコアコンクリートの鉄筋カゴからの流出を防止するため、鉄筋内側に鋼製メッシュやアラミド繊維を配置する構造を提案した。...
【工学】総合工学:台風防災を含む研究件
❏亜熱帯・中緯度帯における台風・津波による巨礫分布の歴史的評価(15H05220)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
【キーワード】自然現象観測・予測 / 台風 / 津波 / 巨礫 / 波浪 (他7件)
【概要】地震津波の発生海域は,熱帯~中緯度帯に存在する場合,熱帯低気圧の発生・発達域と重なる.巨礫の移動には津波と台風による高波の2つの自然現象が密接に関連していることが示唆されている. 本研究では,海中から移動し陸域に打ち上げられた巨礫の分布について,環太平洋およびカリブ海を中心に台風による巨礫の移動限界と分布位置の評価を行うものである.該当地域に現存する巨礫の大きさ,位置,物性および沿岸地形について広...
❏マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究(26870471)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】台風 / 災害 / ソーシャルメディア / マッシュアップ / リアルタイム (他13件)
【概要】開発したシステムによって,災害の進捗状況をリアルタイムで可視化・アーカイブ化することができ,その結果は事後の報道内容とよく一致していた.成果物は多数のユーザに活用され,公開直後の3日間で30万ページビューを超えるアクセスがあった.加えて,その後に発生した多様な災害に対応するアップデートを施した結果,災害発生タイミングに合わせてアクセス数が増加し,これまでに60万ページビューを超えるアクセスがあり,...
❏台風強度に関わる外的要因の診断のための数値的研究(25400461)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沢田 雅洋 気象庁気象研究所, 台風研究部, 研究官 (90466524)
【キーワード】台風 / 防災 / 予測可能性 / 数値予報 / 最適化
【概要】台風強度に対する環境場の要因を診断するため、簡易軸対称台風強度予報モデルCHIPSを用いて、約2800事例の台風強度予報実験を行った。環境場は気象庁全球モデルGSMの予報値から作成した。同事例において、統計モデルおよびGSMによる予報値と比較すると、CHIPSの誤差が最も小さく、中心気圧の変化傾向を最もよく捉えていた。つまり、環境要因で台風強度変化を説明できることを示唆する。また感度実験を通して、...
【工学】総合工学:台風・爆弾低気圧防災を含む研究件
❏Wave-Argo-Typhoonの開発と国際的な展開(20K20437)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】自律昇降型海洋観測 / 波浪・海洋結合観測 / 台風・爆弾低気圧 / 防災 / Argo (他12件)
【概要】台風直下や北極海における海氷下の波浪など、波浪海洋混合が重要となる状況において波浪・海洋結合観測を行うことを目指して研究を遂行している。今年度は、IoT技術の発達に伴い低価格・高精度化が目覚ましい慣性計測装置(IMU)の波浪測定性能の検証を実海域において昨年度から引き続き行うと共に、自律昇降型海洋観測機器に表層浮体を付与することで波浪の継続観測と定期的な海洋構造計測を実現する計測機器の開発を進めた...
❏全球波浪現場観測網構築のための波浪観測ブイの開発(17K18934)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋物理 / 海洋工学 / 気象学 / 船舶工学 (他10件)
【概要】外洋の波浪は気象機関でシミュレーションによる予報を行っているが、現場観測による検証は必ずしもされていない。一方、温暖化に伴い甚大化する台風や爆弾低気圧下の波浪、海氷の減退により増大する極域の波浪など、厳しい環境下での現場観測が必要である。そのような厳しい環境下で波浪と水温・塩分を同時に計測する波浪観測ブイの開発を行った。Argo型の自励式フロートをプラットフォームとし、表層では波浪を計測し、沈降浮...
【工学】総合工学:ハザードマップ防災を含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏空間地理情報の最適利用に基づく「リアリティのあるハザードマップ」の開発(18300314)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】鈴木 康弘 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70222065)
【キーワード】ハザードマップ / GIS / 地震 / 水害 / 防災
【概要】従来のハザードマップは, 均等メッシュ単位で計算された, 極めて数値解析的なものが多く, 土地条件等の詳細な空間地理情報が有効に利用されていない. また災害が起きる自然条件に関する背景や, 動的なイメージを表現していない. こうした問題を解決するため,(1) GISをベースとした詳細土地条件情報の土地脆弱性評価への活用法,(2) 動的な災害像のイメージトレーニングを支援するためのプロトタイプシステ...
【工学】総合工学:シミュレーション防災を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
【工学】総合工学:津波防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【工学】総合工学:火災防災を含む研究件
❏人口減少・ダブルケア社会の高層福祉施設での「順次・優先・介助避難」バランスの検討(20K04859)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 高齢者福祉施設 / 防災 / 順次避難 / 少子高齢化 (他15件)
【概要】人口減少・少子高齢社会を踏まえ、少ない人数の生産年齢人口世代が自身の子どもと親をケアするダブルケアが求められる時代において、地震時・火災時における中高層建築物の社会福祉施設での災害時要援護者の「順次避難」「優先避難」「介助避難」のバランスを考えた避難計画を検討し、諸外国に先駆け、国際的に実効性のあるマニュアルを作成するものである。2年度目は、初年度に引き続き、高齢者福祉施設分類別の施設数、保育施設...
❏地下景観を考慮したエキナカを含む地下駅空間の防災計画評価手法の開発(23560747)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70305556)
【キーワード】防災 / 評価 / 景観 / 地下空間 / 駅 (他8件)
【概要】近年、駅施設周辺地下空間の相互接続・商業化が活発であり、平常時の快適利用および非常時の適切な避難誘導が求められる。地下空間は似通った風景になり空間的魅力が小さく、その場がどこであるのかわかりにくいため迷いやすい。本研究では地下において視環境が内部に限定される風景を「地下景観」と呼称しその印象と行動の関係を考察した。全国7都市の地下街約400地点での静止画・3D動画の撮影調査を行い、被験者による代表...
❏災害時を想定した歴史的建造物保全のための総合研究(19310107)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】足立 裕司 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60116184)
【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)
【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...
【農学】農芸化学:プラットフォーム防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【農学】社会経済農学:国際貢献防災を含む研究件
❏食料増産に向けた大河川の農地氾濫制御事業評価のための新たな便益評価基準の検討(16KT0026)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】入江 光輝 宮崎大学, 工学部, 教授 (50451688)
【キーワード】河川氾濫 / 費用便益分析 / 治水計画 / 農地開発 / GP-GPU (他11件)
【概要】大陸大河川は、沿川農業を支える水資源として貴重だが、反面、頻発する氾濫で農地開発が遅れている。そのため治水事業が期待されるが、現状の事業経済性評価基準では、直接的な浸水損害軽減のみ勘定され、農地開拓による食料自給力改善など間接的経済効果が評価されず、事業実施に至らない。本研究ではセネガル川を対象とし、新たな治水事業実施のネックとなる費用便益分析手法の見直しを、以下の2点に着目してそれぞれ成果を得た...
❏南アフリカ大深度鉱山における超高周波までの地震学-1cmから200mまで。(18253003)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中谷 正生 東京大学, 地震研究所, 准教授 (90345174)
【キーワード】地震 / 大深度 / 鉱山 / 微小破壊 / AE (他16件)
【概要】200kHz までをカバーする高感度振動センサによる微小破壊観測を, 世界で初めて大深度鉱山の硬岩中で展開し, 数百m の範囲にわたって, 微小破壊を観測することに成功した. 採掘やトンネル等でダメージを受けていない領域でも, 100kHz を超える地震波を放出するような, cm スケールの微小破壊が多数おこっていることを発見した. さらに, 数万個の微小破壊の分布は,周辺域の採掘による影響をうけ...
【農学】社会経済農学:国際貿易防災を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏高質で強靭な産業集積の形成の理論・実証研究(16K03652)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】企業の異質性 / 耐久性 / 自然災害 / 国際貿易 / 環境対策 (他17件)
【概要】本研究課題では、第一に企業の異質性の観点から国際貿易及び空間経済学の理論を拡張するとともに、企業・地域・歴史データを用いて実証研究を行った。生産性の高い企業がどのように集積するかを分析し、補助金や税金、環境政策などがどう影響するかを分析した。第二に自然災害による企業活動や地域経済への影響を分析し、空間計量やGISを駆使してミクロレベルの分析をした。国際共同研究を推進し、論文はJournal of ...
【農学】森林圏科学:自然現象観測・予測防災を含む研究件
❏亜熱帯・中緯度帯における台風・津波による巨礫分布の歴史的評価(15H05220)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
【キーワード】自然現象観測・予測 / 台風 / 津波 / 巨礫 / 波浪 (他7件)
【概要】地震津波の発生海域は,熱帯~中緯度帯に存在する場合,熱帯低気圧の発生・発達域と重なる.巨礫の移動には津波と台風による高波の2つの自然現象が密接に関連していることが示唆されている. 本研究では,海中から移動し陸域に打ち上げられた巨礫の分布について,環太平洋およびカリブ海を中心に台風による巨礫の移動限界と分布位置の評価を行うものである.該当地域に現存する巨礫の大きさ,位置,物性および沿岸地形について広...
❏都市環境防災のための高解像度気象情報予測プラットフォームの構築(24226013)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251470)
【キーワード】都市気候 / 都市環境 / 地球環境 / 微気象 / 領域気象 (他9件)
【概要】本研究では、健康・安全かつ環境負荷の小さい都市空間の形成を目的として、マルチスケール・マルチフィジックスな高解像度気象情報予測プラットフォームの構築を行った。研究期間にわたる成果は下記の通りである。①GISを活用した都市パラメータの整備。②大気観測による風速プロファイルのモデル設定。③LES(Large Eddy Simulation)様々な温度成層下の乱流統計量のデータベースの作成。④LESにお...
【農学】森林圏科学:水資源防災を含む研究件
❏食料増産に向けた大河川の農地氾濫制御事業評価のための新たな便益評価基準の検討(16KT0026)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】入江 光輝 宮崎大学, 工学部, 教授 (50451688)
【キーワード】河川氾濫 / 費用便益分析 / 治水計画 / 農地開発 / GP-GPU (他11件)
【概要】大陸大河川は、沿川農業を支える水資源として貴重だが、反面、頻発する氾濫で農地開発が遅れている。そのため治水事業が期待されるが、現状の事業経済性評価基準では、直接的な浸水損害軽減のみ勘定され、農地開拓による食料自給力改善など間接的経済効果が評価されず、事業実施に至らない。本研究ではセネガル川を対象とし、新たな治水事業実施のネックとなる費用便益分析手法の見直しを、以下の2点に着目してそれぞれ成果を得た...
❏環境・災害の経済構造とその変動に関する研究(02405006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】塚谷 恒雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (90027459)
【キーワード】災害 / 環境 / 塩害 / カザフスタン / 水資源 (他16件)
【概要】本研究は、価値観が長期的に変動する場合の環境汚染・災害防止の経済理論を、国内公共投資と国際公共投資の面から理論的に開発し、長期的な環境汚染・災害防止の国際的経済政策を提示しようとするものである。本年度は、70年間にわたって秘密のベールに包まれていたソ連社会主義の環境汚染と災害の実態を、旧ソ連邦・カザフスタン共和国の環境災害問題を例にとって分析し、学際的国際協力のありかたを探った。 1950年代から...
【農学】森林圏科学:大気現象防災を含む研究件
❏粒子画像を用いた風速・濃度の高解像度同時測定手法の開発(16K14344)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 自然現象計測 / 大気現象 / 防災
【概要】本研究では、都市空間内の気流と汚染物質拡散に関する風洞実験において、粒子画像を用いて風速と濃度分布を高い空間解像度で計測する手法に関して検討を行った。まず、粒子画像流速測定法を都市キャニオン内および単体建物周辺の気流計測に適用し、その計測値の信頼性の検証や面的な風速データによる都市気流解析を実施した。また、粒子画像を用いた濃度分布測定システムを構築し、都市キャニオン内での汚染物質拡散の計測に適用し...
❏都市環境防災のための高解像度気象情報予測プラットフォームの構築(24226013)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90251470)
【キーワード】都市気候 / 都市環境 / 地球環境 / 微気象 / 領域気象 (他9件)
【概要】本研究では、健康・安全かつ環境負荷の小さい都市空間の形成を目的として、マルチスケール・マルチフィジックスな高解像度気象情報予測プラットフォームの構築を行った。研究期間にわたる成果は下記の通りである。①GISを活用した都市パラメータの整備。②大気観測による風速プロファイルのモデル設定。③LES(Large Eddy Simulation)様々な温度成層下の乱流統計量のデータベースの作成。④LESにお...
【農学】森林圏科学:土砂災害防災を含む研究件
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏メラピ火山2010噴火に伴う流域の水文環境変化と土砂災害に関する調査研究(24404010)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】権田 豊 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303116)
【キーワード】火山 / ラハール / 河床変動 / インドネシア / メラピ火山 (他16件)
【概要】2010年の噴火後に土石流(ラハール)が頻発したインドネシア・メラピ火山において,現地調査を実施した.現地調査の結果と数値解析による予測結果を比較した結果,ラハールの氾濫箇所を予測するためには,精度の高い地形データの取得とラハールの流量の適切な予測が重要であることが分かった.噴火後は流域の地表の状態の変化にともなってラハールを発生させる降雨の条件や、発生するラハールの流量が経年的に変化する。ラハー...
❏土石流における先端部形成が流動の間欠性に与える影響(22780140)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】堀田 紀文 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00323478)
【キーワード】土石流 / 土砂災害 / 防災 / 混合粒径 / 先頭部
【概要】土石流における先端部形成が流動機構に与える影響について,均一粒径土石流と混合粒径土石流の水路実験結果と数値計算結果を比較することで検討を行った.均一粒径の土石流では,実験と数値計算の結果は良く一致していた.一方で,混合粒径の土石流で両者は一致しなかった.混合粒径土石流では,逆グレイディング現象によって,流れの剪断応力が主に小粒径によって受け持たれていたことが,両者の不一致の原因であることが示唆され...
【農学】水圏応用科学:温暖化防災を含む研究件
❏日本周辺の海面水温場が局所的な豪雨・豪雪の予測可能性に与える影響の定量的評価(16H01844)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10251406)
【キーワード】自然災害予測・分析 / 気象・水災害 / 水災害 豪雨 / 豪雨・豪雪 / 領域大気モデル (他18件)
【概要】本研究では,従来看過されてきた我が国の豪雨・豪雪への海洋からの影響を評価し,その重要性について幾つもの重要な成果を挙げた.まず,大気モデルの境界条件としての海面水温データの不確実性が豪雨・豪雪の再現に影響することを見出した.また,平成30年7月(西日本)豪雨時に,黒潮からの蒸発増加が西日本の雨量を増加させたことを見出した.さらに,ここ40年の日本近海の温暖化が,平成30年7月豪雨や平成29年7月九...
❏地球温暖化による豪雨の増大に伴う流域地形変化の研究と防災への応用(19300306)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】豪雨 / 斜面崩壊 / 温暖化 / 扇状地 / GIS (他11件)
【概要】地球温暖化に起因すると考えられる近年の豪雨と土砂災害の増加を踏まえて,豪雨による山地での土砂の生産・移動・堆積に関する検討を,地形学,気候学,人文地理学の立場から行った.次の5つの成果が得られた.1)中部日本の詳細なデジタル地形データを用いて,斜面上の開析前線を自動抽出する手法を開発し,崩壊発生危険度を統計的に評価した.2)日高山地などを対象に,地質の違いが崩壊発生に与える影響を,斜面における水の...
【農学】水圏応用科学:サンゴ礁防災を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【医歯薬学】境界医学:自治体防災を含む研究件
❏大規模災害時に対応した「市民防災」体制の構築に関する研究(19K01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】牛山 久仁彦 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (30308704)
【キーワード】市民防災 / 東日本大震災 / 自治体 / 協働 / 自治体行政 (他13件)
【概要】本研究は、自治体における「市民防災(civil defense)」体制確立のために求められる法制度や自治体行政システムのあり方を明らかにすることを目的としたものである。研究のあぷろーしとしては、①近年の大規模災害における住民の主体的な災害対応と、国や自治体、自衛隊・消防等の各行政機関が連携を行う上での障壁・課題の実証的検証(課題の抽出)、②諸外国における「市民防災(civil defense)」の...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
【医歯薬学】社会医学:キネマティクス防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【医歯薬学】社会医学:国際協力防災を含む研究件
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏ペルーの地震防災力向上を目指す国際共同研究のための企画調査(17631007)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005
【研究代表者】山崎 文雄 千葉大学, 工学部, 教授 (50220322)
【キーワード】国際協力 / 地震 / 防災 / 地盤工学 / 耐震 (他6件)
【概要】本企画調査では,昨年度まで5カ年に渡り(独)防災科学技術研究所が中心として行ってきた,科学技術振興調整費による国際共同研究(多国間型)の「アジア・太平洋地域に適した地震・津波災害軽減技術の開発とその体系化に関する研究」の成果を発展させて,地震防災分野における新たな国際研究プロジェクトの創出を模索するために,企画調査を立案し,実行した. 地震防災分野のなかでも,ペルーにとって重要度が高いと考えられる...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア防災を含む研究件
❏東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査(25303016)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 (他24件)
【概要】タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示さ...
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
【医歯薬学】歯学:3D防災を含む研究件
❏減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立(15K01233)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング (他18件)
【概要】減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【医歯薬学】看護学:精神障害防災を含む研究件
❏災害時における障害者の死亡率および社会資源へのアクセシビリティに関する研究(18K02102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】堤 敦朗 金沢大学, 融合科学系, 教授 (20536726)
【キーワード】社会福祉 / 障害者の権利 / 災害 / アクセシビリティ / 国際保健 (他10件)
【概要】本研究の目的は次の3つに分類される。(1)災害時における障害者の情報、医療、社会的支援サービスへのアクセシビリティに関する研究や報告を網羅的かつ学術的にレビューすること、(2)災害時の障害者の精緻な死亡率データを算出すること、(3)災害経験時における情報、医療、社会的支援サービスへのアク セシビリティの制限について、障害者である当事者を対象に分析すること、である。当該年度において、(1)については...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
【医歯薬学】看護学:日本防災を含む研究件
❏近現代日本における災害関係史料の調査・収集・整理・研究(25370790)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土田 宏成 神田外語大学, 外国語学部, 教授 (00364943)
【キーワード】災害史 / 日本近代史 / 日本現代史 / 史料 / 地震 (他13件)
【概要】本研究では、近現代日本で発生した災害を記録した史料を調査、収集、整理した。主な調査先は国立国会図書館憲政資料室、防衛省防衛研究所戦史研究センター、各地の文書館である。文書整理では、「三島家文書」(三島通庸や通陽に関わる文書)の整理・目録化を実施した。その結果、地震、風水害、冷害などに関わる史料、救済や復興、防災などに関わる史料が確認された。それらに基づいて学会発表、論文作成などをおこなった。 ...
❏地球温暖化による豪雨の増大に伴う流域地形変化の研究と防災への応用(19300306)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】豪雨 / 斜面崩壊 / 温暖化 / 扇状地 / GIS (他11件)
【概要】地球温暖化に起因すると考えられる近年の豪雨と土砂災害の増加を踏まえて,豪雨による山地での土砂の生産・移動・堆積に関する検討を,地形学,気候学,人文地理学の立場から行った.次の5つの成果が得られた.1)中部日本の詳細なデジタル地形データを用いて,斜面上の開析前線を自動抽出する手法を開発し,崩壊発生危険度を統計的に評価した.2)日高山地などを対象に,地質の違いが崩壊発生に与える影響を,斜面における水の...
【医歯薬学】看護学:環境防災を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【医歯薬学】看護学:コミュニティ防災を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏地域で暮らす精神障害者の被災体験をふまえたレジリエントコミュニティ形成支援法開発(15K11844)
【研究テーマ】地域看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野崎 章子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (90361419)
【キーワード】災害 / 精神障害 / レジリエント・コミュニティ / レジリエンス / 精神障害者 (他15件)
【概要】自然災害大国である日本では、災害に強く回復力の高いレジリエントなコミュニティを、障害の有無にかかわらず共に形成することが必須である。本研究においては、地域で暮らす精神障害者の東日本大震災時の発生時と以降の生活の状況や困難・心身の健康状態・防災行動とニーズ等を明らかにした。その家族や施設関係者、精神障害者自助組織に属する当事者に対しても同様のヒアリングを実施した。その結果、防災推進が精神障害者にとっ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...