鉄骨置屋根構造の地震被害解消を目的とした応答制御型支承の研究
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
学校体育館 / 耐震性能 / 防災拠点 / 避難所 / 屋根構造 / 支承部 / 地震応答 / 避難施設 / 応答評価 / 建築構造 / 耐震設計 / 防災 / 免震・制振 / 鉄骨置き屋根構造 / 応答制御 / 摩擦ダンパー / 免震支承 / 建築構造・材料 / 鉄骨置屋根構造
【研究成果の概要】
鉄骨置屋根構造とはRC片持ち架構の上に鉄骨屋根が設置された形式の体育館等の空間構造を指す。東日本大震災ではこういった体育館の支承部が多くの損傷を受けた。支承部損傷の主原因のひとつとしてRC片持ち架構の構面外応答が指摘されているが、そのメカニズムや有効な改修・設計手法は確立していなかった。
本研究では、鉄骨屋根とRC片持ち架構の複雑な地震応答特性を明らかにするとともに、従来の滑り支承、ゴムパッドを用いた弾性支承、エネルギー吸収機能を持つ摩擦支承の実大実験、免震支承を導入した屋根架構の振動台実験を実施し、屋根架構の補強を不要とする改修・設計手法の提案、実用化および設計法の提示を行った。
【研究代表者】