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研究分野別サイレントキーワード
「復興」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:大規模災害復興を含む研究件
❏大規模災害と法(24243018)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】稲葉 馨 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10125502)
【キーワード】公法学 / 民事法学 / 防災 / 復興 / 自然災害 (他9件)
【概要】本研究は、大規模災害からの復旧・復興のための法制度・法理論に関する総合的研究を目的とするものであり、その主要な成果は、次のとおりである。①防災法の現状と課題を体系的かつ具体的に論じ、解決の方向を示した。②法概念としての「復興」の意味を解明した。③応急仮設住宅問題を災害復旧期の課題として位置づけ直す提案をした。④地区防災計画について本格的検討を行った。⑤緊急時対応のための民法理論のあり方を明らかにし...
❏災害の事後処理と被害予防・復興促進における法の役割―国際的視点から(24330005)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村山 眞維 明治大学, 法学部, 教授 (30157804)
【キーワード】基礎法学 / 法社会学 / 大規模災害 / 原子力損害賠償 / リーガル・サービス (他18件)
【概要】東日本大震災後の経験は次のことを示唆している。(1)ADRを含め、和解中心の手続は、包括的な解決を短時間でもたらすには程遠い手続である。裁判所の関与する包括的な手続の創設が検討されるべきであろう。(2)東京の弁護士会と被災現地の弁護士会との効果的な協働をもたらす仕組が日弁連によって検討されてよいであろう。(3)法テラスは一般法律事務所との協力的共存関係の構築を早急に終えなければならない。福祉サービ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ボランティア復興を含む研究件
❏災害からの復興過程と被災地支援についての比較社会学的検討(17K04117)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 亮 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40313788)
【キーワード】社会学 / 災害 / 復興 / 自立 / 支援 (他8件)
【概要】日本各地で多発する諸災害において復興までの過程を比較すると、地域特性や災害の種類によってその道筋は異なるところも大きい。東日本大震災では〈復旧段階〉までは行政の事業が入り、ボランティアの支援もあったが、〈復興段階〉ではその多くが撤退し、被災者の自助に多くが委ねられてしまっていた。2019年以降の九州での豪雨災害では、コロナ禍の影響で外部からの支援が限定的となり、〈復旧段階〉から自助や近隣の共助に任...
❏東日本大震災支援における市民セクターの布置と機能についての社会学的研究(25780316)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仁平 典宏 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (40422357)
【キーワード】NPO / ボランティア / 東日本大震災 / 復興 / 支援 (他19件)
【概要】支援団体への質問紙調査を通じて、多くの団体では、発災後5年間で助成金、寄付金、ボランティア数等が減少し、それが活動の縮小や停止につながっていることが明らかになった。また有給職員数も増えておらず、支援活動を通じた雇用創出効果は限定的だった。政治的活動に注目すると、全体的に行政に対するアドボカシー活動は低調だが、助成金や新公益法人の法人格を持つことは、アドボカシーを一定程度促進させる傾向が見られた。 ...
【複合領域】子ども学:支援復興を含む研究件
❏災害からの復興過程と被災地支援についての比較社会学的検討(17K04117)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 亮 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40313788)
【キーワード】社会学 / 災害 / 復興 / 自立 / 支援 (他8件)
【概要】日本各地で多発する諸災害において復興までの過程を比較すると、地域特性や災害の種類によってその道筋は異なるところも大きい。東日本大震災では〈復旧段階〉までは行政の事業が入り、ボランティアの支援もあったが、〈復興段階〉ではその多くが撤退し、被災者の自助に多くが委ねられてしまっていた。2019年以降の九州での豪雨災害では、コロナ禍の影響で外部からの支援が限定的となり、〈復旧段階〉から自助や近隣の共助に任...
❏東日本大震災支援における市民セクターの布置と機能についての社会学的研究(25780316)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仁平 典宏 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (40422357)
【キーワード】NPO / ボランティア / 東日本大震災 / 復興 / 支援 (他19件)
【概要】支援団体への質問紙調査を通じて、多くの団体では、発災後5年間で助成金、寄付金、ボランティア数等が減少し、それが活動の縮小や停止につながっていることが明らかになった。また有給職員数も増えておらず、支援活動を通じた雇用創出効果は限定的だった。政治的活動に注目すると、全体的に行政に対するアドボカシー活動は低調だが、助成金や新公益法人の法人格を持つことは、アドボカシーを一定程度促進させる傾向が見られた。 ...
【複合領域】一般理論:リスク復興を含む研究件
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏被害・リスク・合理性をめぐる記述性/規範性の交差を通じた災害復興のための哲学構築(26284002)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】一ノ瀬 正樹 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (20232407)
【キーワード】因果 / 責任 / 放射線 / 避難弱者 / 震災関連死 (他15件)
【概要】研究代表者の一ノ瀬は、「因果と責任」という古典的対関係を、原発事故後の被害の責任性という問題に沿って、現代哲学的に分析した。最終成果として、『福島はあなた自身』と題する報告書を2018年2月に発表し、避難弱者や震災関連死について、予防の不在という観点から、原因指定の適切性の度合いという問題を論じた。 榊原は、災害復興のための「ケアの現象学」を構想・展開した。鈴木は、哲学的な「復興」概念構築へ向けて...
【複合領域】一般理論:災害復興を含む研究件
❏災害からの復興過程と被災地支援についての比較社会学的検討(17K04117)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 亮 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40313788)
【キーワード】社会学 / 災害 / 復興 / 自立 / 支援 (他8件)
【概要】日本各地で多発する諸災害において復興までの過程を比較すると、地域特性や災害の種類によってその道筋は異なるところも大きい。東日本大震災では〈復旧段階〉までは行政の事業が入り、ボランティアの支援もあったが、〈復興段階〉ではその多くが撤退し、被災者の自助に多くが委ねられてしまっていた。2019年以降の九州での豪雨災害では、コロナ禍の影響で外部からの支援が限定的となり、〈復旧段階〉から自助や近隣の共助に任...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏被害・リスク・合理性をめぐる記述性/規範性の交差を通じた災害復興のための哲学構築(26284002)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】一ノ瀬 正樹 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (20232407)
【キーワード】因果 / 責任 / 放射線 / 避難弱者 / 震災関連死 (他15件)
【概要】研究代表者の一ノ瀬は、「因果と責任」という古典的対関係を、原発事故後の被害の責任性という問題に沿って、現代哲学的に分析した。最終成果として、『福島はあなた自身』と題する報告書を2018年2月に発表し、避難弱者や震災関連死について、予防の不在という観点から、原因指定の適切性の度合いという問題を論じた。 榊原は、災害復興のための「ケアの現象学」を構想・展開した。鈴木は、哲学的な「復興」概念構築へ向けて...
【複合領域】一般理論:和解復興を含む研究件
❏災害の事後処理と被害予防・復興促進における法の役割―国際的視点から(24330005)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村山 眞維 明治大学, 法学部, 教授 (30157804)
【キーワード】基礎法学 / 法社会学 / 大規模災害 / 原子力損害賠償 / リーガル・サービス (他18件)
【概要】東日本大震災後の経験は次のことを示唆している。(1)ADRを含め、和解中心の手続は、包括的な解決を短時間でもたらすには程遠い手続である。裁判所の関与する包括的な手続の創設が検討されるべきであろう。(2)東京の弁護士会と被災現地の弁護士会との効果的な協働をもたらす仕組が日弁連によって検討されてよいであろう。(3)法テラスは一般法律事務所との協力的共存関係の構築を早急に終えなければならない。福祉サービ...
❏変容する戦後東アジアの時空間 -戦後/冷戦後の文化と社会(15201054)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】中野 敏男 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (10198161)
【キーワード】戦後東アジア / 植民地主義 / 占領 / 復興 / 植民地支配責任 (他19件)
【概要】本共同研究は、東アジアにおける「第二次世界大戦後」と「冷戦後」という二つの「戦後」を時代的に対比させて、その社会状況と文化状況の連続と変容の諸相を解明することに焦点をあてたプロジェクトであった。とりわけ、この地域において多様に交錯する異なった時間と空間の編成に注目した。 2003年度は、「朝鮮戦争という<経験>」を主題とするシンポジウムと、「東アジアの戦後を問う--植民地主義の再編と継...
【複合領域】一般理論:人口移動復興を含む研究件
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【環境学】環境解析学:福島原発事故復興を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏福島原発事故後の復興ならびに社会再編過程に関する行政社会学的領域横断研究(16H03696)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 彰彦 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (00634974)
【キーワード】原発事故災害 / 復興過程 / ガバナンス / 福島原発 / 復興 (他10件)
【概要】本研究を通じて、主に以下の内容を明らかにすることができた。 第1は、国が主導する復興政策と、被災地行政ならびに被災当事者の状況やニーズとの間に乖離がみられ、そのことが復興プロセスを阻害している可能性があることである。第2は、その原因が、既存の制度的枠組みや国・地方の権力関係にみられる「経路依存」と深くかかわり、さまざまな場面で負の作用として働いてきたことである。第3は、こうした状況の改善に資する萌...
【環境学】環境保全学:合意形成復興を含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
【環境学】環境保全学:復興過程復興を含む研究件
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏福島原発事故後の復興ならびに社会再編過程に関する行政社会学的領域横断研究(16H03696)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 彰彦 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (00634974)
【キーワード】原発事故災害 / 復興過程 / ガバナンス / 福島原発 / 復興 (他10件)
【概要】本研究を通じて、主に以下の内容を明らかにすることができた。 第1は、国が主導する復興政策と、被災地行政ならびに被災当事者の状況やニーズとの間に乖離がみられ、そのことが復興プロセスを阻害している可能性があることである。第2は、その原因が、既存の制度的枠組みや国・地方の権力関係にみられる「経路依存」と深くかかわり、さまざまな場面で負の作用として働いてきたことである。第3は、こうした状況の改善に資する萌...
【環境学】環境保全学:南海トラフ巨大地震復興を含む研究件
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【環境学】環境保全学:原子力災害復興を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏原発事故後の被災地における「復興」と社会階層に関する計量社会学的研究(26510004)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】橋本 摂子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70323813)
【キーワード】福島 / 原発事故 / 災害復興 / 社会階層 / 原子力災害 (他9件)
【概要】本研究は、東日本大震災後の被災地における住民間の分断・利害対立と社会階層とのかかわりについて、社会調査データの分析を通じて実証的に明らかにした。 特に2011年の原発事故によって放射能汚染にさらされた福島市を中心に、2015年時点における住民の地域復興意欲や放射能汚染リスク認識に対する階層的規定要因を分析し、事故直後のデータとの比較を通じ住民意識の変容を明らかにした。分析から得られた主な知見は以下...
【環境学】環境保全学:自然災害復興を含む研究件
❏大規模災害と法(24243018)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2015-03-31
【研究代表者】稲葉 馨 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10125502)
【キーワード】公法学 / 民事法学 / 防災 / 復興 / 自然災害 (他9件)
【概要】本研究は、大規模災害からの復旧・復興のための法制度・法理論に関する総合的研究を目的とするものであり、その主要な成果は、次のとおりである。①防災法の現状と課題を体系的かつ具体的に論じ、解決の方向を示した。②法概念としての「復興」の意味を解明した。③応急仮設住宅問題を災害復旧期の課題として位置づけ直す提案をした。④地区防災計画について本格的検討を行った。⑤緊急時対応のための民法理論のあり方を明らかにし...
❏東アジアの大都市における都市化とハザード・リスクマネージメントとの関係構造分析(17360293)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小出 治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30134456)
【キーワード】東アジア / 防災都市計画 / 防災関連法 / 市街地再開発 / 国際比較研究 (他15件)
【概要】本研究では,東アジア(中国,台湾,日本)を対象に,災害ハザード・リスクに影響する要因に着目し,アジアの大都市に共通して必要とされるハザード・リスクのマネージメント手法に関して考察を行うことを目的としている.(1)各国のハザードの実態と社会経済状況,地理地勢的条件の違いの整理,国際比較を通して,各国の特異性と各国に共通する普遍性を明らかにした上で,(2)防災に関わる法律及び制度の比較,(2)被災後の...
【工学】建築学:地域コミュニテイ復興を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏東アジアの大都市における都市化とハザード・リスクマネージメントとの関係構造分析(17360293)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小出 治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30134456)
【キーワード】東アジア / 防災都市計画 / 防災関連法 / 市街地再開発 / 国際比較研究 (他15件)
【概要】本研究では,東アジア(中国,台湾,日本)を対象に,災害ハザード・リスクに影響する要因に着目し,アジアの大都市に共通して必要とされるハザード・リスクのマネージメント手法に関して考察を行うことを目的としている.(1)各国のハザードの実態と社会経済状況,地理地勢的条件の違いの整理,国際比較を通して,各国の特異性と各国に共通する普遍性を明らかにした上で,(2)防災に関わる法律及び制度の比較,(2)被災後の...
【工学】建築学:震災復興復興を含む研究件
❏ネパールの世界遺産をとりまく歴史的環境の復興と保全に向けた国内法整備に関する研究(16H05753)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】西村 幸夫 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (20159081)
【キーワード】カトマンズ谷 / 歴史的環境 / 復興 / 保全 / 世界遺産 (他12件)
【概要】2015年4月にネパールで発生した地震は、カトマンズ盆地の世界遺産とバッファーゾーンを含む歴史都市全体に被害をもたらした。復興の過程で、ネパールの文化財保護制度には歴史都市を構成 する集落や町並みといった「面」としての「歴史的環境」が含まれていないことが明らかになり、法制度の整備と各都市における復興のガイドラインの策定をモデル的に実施し、カトマンズ谷における歴史都市の復興における歴史的環境保全の手...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏災害の事後処理と被害予防・復興促進における法の役割―国際的視点から(24330005)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村山 眞維 明治大学, 法学部, 教授 (30157804)
【キーワード】基礎法学 / 法社会学 / 大規模災害 / 原子力損害賠償 / リーガル・サービス (他18件)
【概要】東日本大震災後の経験は次のことを示唆している。(1)ADRを含め、和解中心の手続は、包括的な解決を短時間でもたらすには程遠い手続である。裁判所の関与する包括的な手続の創設が検討されるべきであろう。(2)東京の弁護士会と被災現地の弁護士会との効果的な協働をもたらす仕組が日弁連によって検討されてよいであろう。(3)法テラスは一般法律事務所との協力的共存関係の構築を早急に終えなければならない。福祉サービ...
【工学】建築学:ネオリベラリズム復興を含む研究件
❏東日本大震災支援における市民セクターの布置と機能についての社会学的研究(25780316)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仁平 典宏 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (40422357)
【キーワード】NPO / ボランティア / 東日本大震災 / 復興 / 支援 (他19件)
【概要】支援団体への質問紙調査を通じて、多くの団体では、発災後5年間で助成金、寄付金、ボランティア数等が減少し、それが活動の縮小や停止につながっていることが明らかになった。また有給職員数も増えておらず、支援活動を通じた雇用創出効果は限定的だった。政治的活動に注目すると、全体的に行政に対するアドボカシー活動は低調だが、助成金や新公益法人の法人格を持つことは、アドボカシーを一定程度促進させる傾向が見られた。 ...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
【工学】土木工学:住環境復興を含む研究件
❏ジャワ島中部地震被災地における居住地環境の復興に関する総合的研究(19206065)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】重村 力 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30116214)
【キーワード】復興 / 地震 / 減災 / 住環境 / 農村計画 (他8件)
【概要】1被災前後の環境、被災・復興の諸過程図化、集落環境の物的復興と社会変化・支援制度の解析。2住宅被害(人的被害)の実態解明と建築及び環境との関連の解明。3最激甚被災地域における地盤条件の解明。4枠組み壁組積造(Confined Masonry)の工法的妥当性の検討。5伝統的木構造であり歴史的建造物であり、軸組的に脆弱なPendopo の形態を損ねない制震技術の開発。6竹造建築の可能性を追求しその実験...
❏木造密集市街地における環境整備と連動した居住システムの確立に関する研究(14750520)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70329134)
【キーワード】市街地 / まちづくり / 住環境整備 / 復興 / パートナーシップ (他11件)
【概要】本年度は以下の3点から研究をまとめた。 A.木造密集市街地形成過程の研究 昨年に引き続き、墨田区京島地区・一寺言問地区、神戸市野田北部地区の3地区において、1)市街地の形成過程の歴史的背景、2)都市基盤と住宅の関係の2つの視点から調査した。特に今年度は空き地、空き家の所有状況と活用意向、細街路の認定状況について詳細な調査と分析を行った。 その結果、細街路の沿道や未利用地周辺など、関係権利者や活用意...
【工学】総合工学:都市計画復興を含む研究件
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
❏ジャワ島中部地震被災地における居住地環境の復興に関する総合的研究(19206065)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】重村 力 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30116214)
【キーワード】復興 / 地震 / 減災 / 住環境 / 農村計画 (他8件)
【概要】1被災前後の環境、被災・復興の諸過程図化、集落環境の物的復興と社会変化・支援制度の解析。2住宅被害(人的被害)の実態解明と建築及び環境との関連の解明。3最激甚被災地域における地盤条件の解明。4枠組み壁組積造(Confined Masonry)の工法的妥当性の検討。5伝統的木構造であり歴史的建造物であり、軸組的に脆弱なPendopo の形態を損ねない制震技術の開発。6竹造建築の可能性を追求しその実験...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】総合工学:災害復興復興を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏〈災害時経済〉から新しい復興論をめざして(17K04118)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】似田貝 香門 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 名誉教授 (40020490)
【キーワード】復興 / 被災者支援 / 災害時経済 / ボランティア経済 / モラル・エコノミーmorals economy (他10件)
【概要】阪神・淡路大震災以降の数多くの災害の中の復興過程で最も弱い箇所、それはなかなか復興自立できない、個人(世帯)の領域である。それは復興に必要な公的資金や市場の財源が、コミュニティ領域や個人(世帯)の領域をカバーできないからである。そこで私たちはこの問題を捉えるため、〈モラル・エコノミーmorals economy〉、〈ボランティア経済圏〉、〈市民的共同財=現代的コモンズ〉という3つの概念から構成され...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【工学】総合工学:東日本大震災復興を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏津波常習地域の集落における多層性を有する復興空間計画構築に関する研究(18K13887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】萩原 拓也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (60816859)
【キーワード】津波常習地域 / 復興計画 / 漁業集落 / 連続性 / 生産空間 (他10件)
【概要】津波常習地域・リアス式海岸集落における機能的・時間的な多層性を有する復興空間計画論構築を目指し、平時と復興期の空間計画・形成を文献調査や現地踏査によって明らかにした。例えば、漁業生産空間の整備が集落の生活空間の構築にも貢献していること、平時と津波復興期の空間形成の関係性として、平時における土地利用の変容過程が復興期においても連続的に継続されることなどを明らかにした。また、津波常習地域、特にリアス式...
❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
【工学】総合工学:避難復興を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏福島原発事故後の復興ならびに社会再編過程に関する行政社会学的領域横断研究(16H03696)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 彰彦 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (00634974)
【キーワード】原発事故災害 / 復興過程 / ガバナンス / 福島原発 / 復興 (他10件)
【概要】本研究を通じて、主に以下の内容を明らかにすることができた。 第1は、国が主導する復興政策と、被災地行政ならびに被災当事者の状況やニーズとの間に乖離がみられ、そのことが復興プロセスを阻害している可能性があることである。第2は、その原因が、既存の制度的枠組みや国・地方の権力関係にみられる「経路依存」と深くかかわり、さまざまな場面で負の作用として働いてきたことである。第3は、こうした状況の改善に資する萌...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】総合工学:防災復興を含む研究件
❏福島復興10年間の検証と長期的な課題の抽出に向けた学際的な研究(21H04578)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】川崎 興太 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (20598578)
【キーワード】福島原発事故 / 原子力災害 / 復興 / 防災 / 避難
【概要】
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
【農学】農業工学:市民社会復興を含む研究件
❏東日本大震災支援における市民セクターの布置と機能についての社会学的研究(25780316)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】仁平 典宏 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (40422357)
【キーワード】NPO / ボランティア / 東日本大震災 / 復興 / 支援 (他19件)
【概要】支援団体への質問紙調査を通じて、多くの団体では、発災後5年間で助成金、寄付金、ボランティア数等が減少し、それが活動の縮小や停止につながっていることが明らかになった。また有給職員数も増えておらず、支援活動を通じた雇用創出効果は限定的だった。政治的活動に注目すると、全体的に行政に対するアドボカシー活動は低調だが、助成金や新公益法人の法人格を持つことは、アドボカシーを一定程度促進させる傾向が見られた。 ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【農学】生産環境農学:福島復興を含む研究件
❏「ソーシャルメディア型」の世論形成と情動現象の総合的研究(19H01575)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
【キーワード】オリンピック / 世論 / 福島原発事故報道 / ソーシャルメディア / 情動研究 (他13件)
【概要】2020年4月から2021年3月まで4回、2021年4月から2022年3月まで5回全体研究会を開催した。2020年の3月にオリンピック開催が延期され、研究計画を抜本的に見直して研究を進めたが、コロナ感染の拡大により2021年度に繰り越した研究課題は、第1にオリンピック開催に関する市民の意識調査を実施すること。第2は、感染拡大によって「開催」「中止」が争点となるなか、マスメディアを中心にアスリートの...
❏原発事故後の被災地における「復興」と社会階層に関する計量社会学的研究(26510004)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】橋本 摂子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70323813)
【キーワード】福島 / 原発事故 / 災害復興 / 社会階層 / 原子力災害 (他9件)
【概要】本研究は、東日本大震災後の被災地における住民間の分断・利害対立と社会階層とのかかわりについて、社会調査データの分析を通じて実証的に明らかにした。 特に2011年の原発事故によって放射能汚染にさらされた福島市を中心に、2015年時点における住民の地域復興意欲や放射能汚染リスク認識に対する階層的規定要因を分析し、事故直後のデータとの比較を通じ住民意識の変容を明らかにした。分析から得られた主な知見は以下...
【医歯薬学】内科系臨床医学:原発事故復興を含む研究件
❏「ソーシャルメディア型」の世論形成と情動現象の総合的研究(19H01575)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
【キーワード】オリンピック / 世論 / 福島原発事故報道 / ソーシャルメディア / 情動研究 (他13件)
【概要】2020年4月から2021年3月まで4回、2021年4月から2022年3月まで5回全体研究会を開催した。2020年の3月にオリンピック開催が延期され、研究計画を抜本的に見直して研究を進めたが、コロナ感染の拡大により2021年度に繰り越した研究課題は、第1にオリンピック開催に関する市民の意識調査を実施すること。第2は、感染拡大によって「開催」「中止」が争点となるなか、マスメディアを中心にアスリートの...
❏福島原発事故後の復興ならびに社会再編過程に関する行政社会学的領域横断研究(16H03696)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 彰彦 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (00634974)
【キーワード】原発事故災害 / 復興過程 / ガバナンス / 福島原発 / 復興 (他10件)
【概要】本研究を通じて、主に以下の内容を明らかにすることができた。 第1は、国が主導する復興政策と、被災地行政ならびに被災当事者の状況やニーズとの間に乖離がみられ、そのことが復興プロセスを阻害している可能性があることである。第2は、その原因が、既存の制度的枠組みや国・地方の権力関係にみられる「経路依存」と深くかかわり、さまざまな場面で負の作用として働いてきたことである。第3は、こうした状況の改善に資する萌...
❏原発事故後の被災地における「復興」と社会階層に関する計量社会学的研究(26510004)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】橋本 摂子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70323813)
【キーワード】福島 / 原発事故 / 災害復興 / 社会階層 / 原子力災害 (他9件)
【概要】本研究は、東日本大震災後の被災地における住民間の分断・利害対立と社会階層とのかかわりについて、社会調査データの分析を通じて実証的に明らかにした。 特に2011年の原発事故によって放射能汚染にさらされた福島市を中心に、2015年時点における住民の地域復興意欲や放射能汚染リスク認識に対する階層的規定要因を分析し、事故直後のデータとの比較を通じ住民意識の変容を明らかにした。分析から得られた主な知見は以下...
【医歯薬学】社会医学:都市復興を含む研究件
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【医歯薬学】社会医学:社会学復興を含む研究件
❏災害からの復興過程と被災地支援についての比較社会学的検討(17K04117)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】清水 亮 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40313788)
【キーワード】社会学 / 災害 / 復興 / 自立 / 支援 (他8件)
【概要】日本各地で多発する諸災害において復興までの過程を比較すると、地域特性や災害の種類によってその道筋は異なるところも大きい。東日本大震災では〈復旧段階〉までは行政の事業が入り、ボランティアの支援もあったが、〈復興段階〉ではその多くが撤退し、被災者の自助に多くが委ねられてしまっていた。2019年以降の九州での豪雨災害では、コロナ禍の影響で外部からの支援が限定的となり、〈復旧段階〉から自助や近隣の共助に任...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【医歯薬学】薬学:再生復興を含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【医歯薬学】看護学:データベース復興を含む研究件
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏木造密集市街地における環境整備と連動した居住システムの確立に関する研究(14750520)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70329134)
【キーワード】市街地 / まちづくり / 住環境整備 / 復興 / パートナーシップ (他11件)
【概要】本年度は以下の3点から研究をまとめた。 A.木造密集市街地形成過程の研究 昨年に引き続き、墨田区京島地区・一寺言問地区、神戸市野田北部地区の3地区において、1)市街地の形成過程の歴史的背景、2)都市基盤と住宅の関係の2つの視点から調査した。特に今年度は空き地、空き家の所有状況と活用意向、細街路の認定状況について詳細な調査と分析を行った。 その結果、細街路の沿道や未利用地周辺など、関係権利者や活用意...
【医歯薬学】看護学:ソーシャルキャピタル復興を含む研究件
❏疑似実験的手法を用いた防災政策の実証的評価(17H02072)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永松 伸吾 関西大学, 社会安全学部, 教授 (90335331)
【キーワード】DID / 被害想定 / 南海トラフ巨大地震 / 人口移動 / 住宅再建 (他25件)
【概要】本研究は、防災・減災政策の効果を疑似実験的手法を用いて実証的に明らかにしようとする。研究期間内には次の二つの研究を行った。一つは、南海トラフ巨大地震による被害想定が、想定被災地における人口減少をもたらした可能性について評価である。DID(差の差)分析の結果、津波想定の引き上げによる人口減少効果が確認された。もう一つは、住宅再建プロセスによる被災者の主観的生活評価への影響である。所得や住宅の立地条件...
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
【医歯薬学】看護学:開発復興を含む研究件
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
❏東ティモール「国民国家」をめぐるエスニシティと国際・地域環境(15330034)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】後藤 乾一 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (90063750)
【キーワード】国民国家 / エスニシティ / ASEAN / 公用語 / 宗主国 (他17件)
【概要】本年度は,合計7回の研究会を開催し,最終会合(合宿形式)では,これまでの総括を行なうと共に今後の展望(とくに平成17-18年度の科研費申請)について討議した。 独立後3年目をむかえた東ティモール民主共和国は,政治,経済,文化すべての面で脱植民地化の途上にあり,中でもその基盤となる経済開発については深刻な「低開発性」に直面している。資源に恵まれない(潜在的には石油埋蔵があるものの)同国の政治指導層は...
【医歯薬学】看護学:国際比較復興を含む研究件
❏災害の事後処理と被害予防・復興促進における法の役割―国際的視点から(24330005)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村山 眞維 明治大学, 法学部, 教授 (30157804)
【キーワード】基礎法学 / 法社会学 / 大規模災害 / 原子力損害賠償 / リーガル・サービス (他18件)
【概要】東日本大震災後の経験は次のことを示唆している。(1)ADRを含め、和解中心の手続は、包括的な解決を短時間でもたらすには程遠い手続である。裁判所の関与する包括的な手続の創設が検討されるべきであろう。(2)東京の弁護士会と被災現地の弁護士会との効果的な協働をもたらす仕組が日弁連によって検討されてよいであろう。(3)法テラスは一般法律事務所との協力的共存関係の構築を早急に終えなければならない。福祉サービ...
❏東アジアの大都市における都市化とハザード・リスクマネージメントとの関係構造分析(17360293)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小出 治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30134456)
【キーワード】東アジア / 防災都市計画 / 防災関連法 / 市街地再開発 / 国際比較研究 (他15件)
【概要】本研究では,東アジア(中国,台湾,日本)を対象に,災害ハザード・リスクに影響する要因に着目し,アジアの大都市に共通して必要とされるハザード・リスクのマネージメント手法に関して考察を行うことを目的としている.(1)各国のハザードの実態と社会経済状況,地理地勢的条件の違いの整理,国際比較を通して,各国の特異性と各国に共通する普遍性を明らかにした上で,(2)防災に関わる法律及び制度の比較,(2)被災後の...
【医歯薬学】看護学:コミュニティ復興を含む研究件
❏少子高齢時代における地方の災害復興―復元=回復力概念の再検討とともに(19K13922)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】野坂 真 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付) (10801798)
【キーワード】東日本大震災 / 津波災害 / コミュニティ / レジリエンス / 防災 (他11件)
【概要】2021年度は、①調査対象地域に関する質問紙調査の分析やインタビュー調査の実施を継続しつつ、②2020年度末に本研究プロジェクトの中間報告として執筆した博士論文に関する研究会等を複数回開くことで、事例分析を進めると同時に研究成果のブラッシュアップを図った。 結果、①については、東日本大震災を機に岩手県内陸市町村へ移住した元沿岸市町村住民への調査(有効回収数288名・回収率31.8%のうち約4割が釜...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...