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研究分野別サイレントキーワード
「洪水」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】社会・安全システム科学:水災害洪水を含む研究件
❏衛星マイクロ波リモートセンシングによる水循環極端事象の監視と予測(18H03800)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小池 俊雄 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), センター長 (30178173)
【キーワード】マイクロ波放射計 / データ同化 / 豪雨 / 渇水 / 水災害 (他11件)
【概要】衛星マイクロ波放射計データを用いた2つの結合データ同化手法を開発、高度化した。一つは、大気と陸面を結合したメソスケール数値気象モデルを組み合わせて豪雨予測の精度向上を目指す大気-陸面結合データ同化手法(CALDAS)である。他方は、陸面水エネルギー収支と植生成長を組み合せた陸面モデルとを組み合わせて、農作支援を目指す陸面-植生結合衛星データ同化手法(CLVDAS)である。後者については、さらに衛星...
❏河川観測レーダによる河川水位予測システムに関する研究(24310136)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】林 昌奎 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70272515)
【キーワード】水災害 / 減災 / 洪水 / レーダ / リモートセンシング (他6件)
【概要】河川に関する防災情報を充実させるためには、設置が容易な機器を用いて密な観測網を構築することが重要である。これを実現するために、本研究では、河川水位および河川流量をリアルタイムで観測可能な河川観測レーダの開発を行った。レーダの利点は離れた位置から河川観測が行えることであり、今後、実用化に向けてシステムの小型化と低コスト化を進めていく予定である。 ...
【複合領域】地理学:環境変化洪水を含む研究件
❏アジアモンスーン地域の洪水史と長期気候・環境変化(14208008)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 古海洋環境 / 洪水 / GIS (他19件)
【概要】本研究では,アジアモンスーン地域における過去の気候資料と,日本のさまざまな緯度帯から取得される地質試料(サンゴ年輪やボーリングコア等)の解析によって,過去数10年〜数千年の時間スケールでアジアモンスーン域の降水量変動および各流域洪水の洪水史をまとめ,モンスーンにともなう降水量変動と洪水の歴史の関係を長期的に復元し,地表環境の変化との関係を考察することを目的として研究を行なった。 千年規模での変動と...
❏東南アジアにおける夏のモンスーンの長期変動と環境変化(10680098)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 環境変化 / 降水量 / 洪水 (他12件)
【概要】本研究では、東アジアを含む東南アジアモンスーン地域において、過去数十年での気候変動の実態を解明し、近年の環境変化との関係を解明することを目的として研究を行なった。その結果、下記の諸点が明らかになった。 ・ 中国華南地域で夏の雨季開始期における降水量の長期変動を解析し、降水量の多寡が南シナ海でのモンスーン開始の遅速と関係していること、また2〜4月の南シナ海での海面水温と強い相関関係にあることがわかっ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)洪水を含む研究件
❏津波・高潮・洪水氾濫の複合ハザードマップ(15310130)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】河田 惠昭 (河田 恵昭) 京都大学, 防災研究所, 教授 (10027295)
【キーワード】ハザードマップ / 津波 / 高潮 / 洪水 / 地理情報システム (他14件)
【概要】わが国では,津波,高潮,洪水氾濫の危険地帯が重なっている場合が多い.大阪はこれら3つの災害が,東京や名古屋は高潮と洪水の同時氾濫が心配されている.とくに2005年ハリケーンカトリーナによるニューオーリンズの未曾有の高潮氾濫災害は,先進国でも忘れてはならない災害であることを示した.そこで,従来の紙ベースでのハザードマップの作成では,住民に提供できる情報量に限界があるため,その改良は困難である.それに...
❏アジアモンスーン地域の洪水史と長期気候・環境変化(14208008)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 古海洋環境 / 洪水 / GIS (他19件)
【概要】本研究では,アジアモンスーン地域における過去の気候資料と,日本のさまざまな緯度帯から取得される地質試料(サンゴ年輪やボーリングコア等)の解析によって,過去数10年〜数千年の時間スケールでアジアモンスーン域の降水量変動および各流域洪水の洪水史をまとめ,モンスーンにともなう降水量変動と洪水の歴史の関係を長期的に復元し,地表環境の変化との関係を考察することを目的として研究を行なった。 千年規模での変動と...
❏RS及びGIS技術を活用した水害危険度判定システムの開発研究(06558054)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】HERATH Srikantha 東京大学, 生産技術研究所, 客員教授 (80240737)
【キーワード】分布型水循環モデル / 地理情報システム(GIS) / リモート・センシング(RS) / 洪水予測 / 土地利用変化 (他14件)
【概要】本研究の目的は,RSとGIS技術を用いた水害危険度判定システムを構築することだった.結果として,物理則に基づく分布型水循環モデルを構築することができた.以下に構築したモデルについて概説する. 最初のモデルは,完全なる分布型水循環モデルで,1)降雨遮断,2)蒸発散,3)地表面水収支,4)Richards式を用いた2次元地中流,5)Kinematic wave modelを使った最急降下方向への地表流...
【環境学】環境創成学:メコン川洪水を含む研究件
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏メコン川下流(カンボジア)の地形と洪水災害に関する研究(13571042)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育学部, 助教授 (90275967)
【キーワード】メコン川 / 平野 / 地形 / 洪水 / 表層地質 (他11件)
【概要】本研究は、これまでほとんど研究の行われなかったカンボジア領内のメコン川下流平野の地形について、詳細な微地形分布を明らかにするとともに洪水状況をマッピングし、また、ボーリング調査を含む現地調査を実施し、平野の地形と洪水の挙動との関係や平野の形成過程を解明することを目的とする。 初年度(平成13年度)は、カンボジアにおける地形図・空中写真の入手・判読、人工衛星データ・関係資料収集、地形および洪水状況に...
【環境学】環境保全学:自然災害洪水を含む研究件
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【数物系科学】地球惑星科学:洪水を含む研究件
❏火星の地下に巨大な海が存在したか―新しい仮説の提唱と複合的アプローチによる検証(23340126)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮本 英昭 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (00312992)
【キーワード】火星 / 水 / 海 / アウトフローチャネル / 水循環 (他15件)
【概要】火星にはかつて強い磁場があり、液体の水が大量に存在していたことなどから、生命が誕生していた可能性があると議論されている。本研究は将来の火星生命探査も視野に入れ、海や温暖湿潤気候という観点から火星固有の水循環の様式について多角的に検討した。特に海仮設の大きな矛盾点とかねてから指摘されていた海岸線の欠如という問題点については、へスペリア代に発生した巨大津波による地形改変の証拠を見つけることに成功し、長...
❏海洋神話の比較研究(13301015)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】篠田 知和基 広島市立大学, 国際学部, 教授 (00022260)
【キーワード】海 / 神 / 神話 / 妖怪 / 竜宮 (他31件)
【概要】世界の海洋神話をオセアニアから北海まで、瀬戸内海や黒海などの内海もふくめてひろく検討した。最初は沖縄で海の神話についてシンポジウムを行い、ついで竜宮神話、補陀落渡海神話、洪水神話、海の怪獣、海神と妖怪などについて海外の研究者の参加ももとめてシンポジウムをおこなった。最後に2005年1月には鳥取でイナバノシロウサギ神話を海洋神話の文脈で考えるシンポジウムを鳥取大学との共催でおこなった。因幡のシロウサ...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動洪水を含む研究件
❏中区分22:土木工学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】マイクロ波放射計
【研究期間】データ同化
【研究代表者】豪雨
【キーワード】渇水
【概要】
❏気象システムに着目した東アジアにおける洪水の将来変化メカニズムの解明(21H01442)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】内海 信幸 京都先端科学大学, ナガモリアクチュエータ研究所, 助教 (60594752)
【キーワード】気候変動 / 東アジア / 気象システム / 洪水
【概要】
❏衛星マイクロ波リモートセンシングによる水循環極端事象の監視と予測(18H03800)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小池 俊雄 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), センター長 (30178173)
【キーワード】マイクロ波放射計 / データ同化 / 豪雨 / 渇水 / 水災害 (他11件)
【概要】衛星マイクロ波放射計データを用いた2つの結合データ同化手法を開発、高度化した。一つは、大気と陸面を結合したメソスケール数値気象モデルを組み合わせて豪雨予測の精度向上を目指す大気-陸面結合データ同化手法(CALDAS)である。他方は、陸面水エネルギー収支と植生成長を組み合せた陸面モデルとを組み合わせて、農作支援を目指す陸面-植生結合衛星データ同化手法(CLVDAS)である。後者については、さらに衛星...
【数物系科学】地球惑星科学:モンスーン洪水を含む研究件
❏アジアモンスーン地域の洪水史と長期気候・環境変化(14208008)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 古海洋環境 / 洪水 / GIS (他19件)
【概要】本研究では,アジアモンスーン地域における過去の気候資料と,日本のさまざまな緯度帯から取得される地質試料(サンゴ年輪やボーリングコア等)の解析によって,過去数10年〜数千年の時間スケールでアジアモンスーン域の降水量変動および各流域洪水の洪水史をまとめ,モンスーンにともなう降水量変動と洪水の歴史の関係を長期的に復元し,地表環境の変化との関係を考察することを目的として研究を行なった。 千年規模での変動と...
❏東南アジアにおける夏のモンスーンの長期変動と環境変化(10680098)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 環境変化 / 降水量 / 洪水 (他12件)
【概要】本研究では、東アジアを含む東南アジアモンスーン地域において、過去数十年での気候変動の実態を解明し、近年の環境変化との関係を解明することを目的として研究を行なった。その結果、下記の諸点が明らかになった。 ・ 中国華南地域で夏の雨季開始期における降水量の長期変動を解析し、降水量の多寡が南シナ海でのモンスーン開始の遅速と関係していること、また2〜4月の南シナ海での海面水温と強い相関関係にあることがわかっ...
【数物系科学】地球惑星科学:アジアモンスーン洪水を含む研究件
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏アジアモンスーン地域の洪水史と長期気候・環境変化(14208008)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 古海洋環境 / 洪水 / GIS (他19件)
【概要】本研究では,アジアモンスーン地域における過去の気候資料と,日本のさまざまな緯度帯から取得される地質試料(サンゴ年輪やボーリングコア等)の解析によって,過去数10年〜数千年の時間スケールでアジアモンスーン域の降水量変動および各流域洪水の洪水史をまとめ,モンスーンにともなう降水量変動と洪水の歴史の関係を長期的に復元し,地表環境の変化との関係を考察することを目的として研究を行なった。 千年規模での変動と...
【工学】土木工学:減災洪水を含む研究件
❏河川観測レーダによる河川水位予測システムに関する研究(24310136)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】林 昌奎 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70272515)
【キーワード】水災害 / 減災 / 洪水 / レーダ / リモートセンシング (他6件)
【概要】河川に関する防災情報を充実させるためには、設置が容易な機器を用いて密な観測網を構築することが重要である。これを実現するために、本研究では、河川水位および河川流量をリアルタイムで観測可能な河川観測レーダの開発を行った。レーダの利点は離れた位置から河川観測が行えることであり、今後、実用化に向けてシステムの小型化と低コスト化を進めていく予定である。 ...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【工学】総合工学:河川洪水を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【工学】総合工学:ベトナム洪水を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏地球環境変動によるアジア沿岸大都市の水システムの安全性と安定性への影響評価(16404001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】滝沢 智 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10206914)
【キーワード】アジア / 沿岸 / 大都市 / 水質 / 衛生 (他8件)
【概要】平成16年度は、ベトナムのホーチミン市内の洪水が頻発する地域において、洪水時に氾濫する汚濁河川中の感染性微生物に関する調査を行った。その結果、ホーチミン市内を流れる汚濁河川中の大腸菌やウイルス濃度は、日本の下水と同じ程度であることが確認された。平成17年1月から2月にかけて行ったジャカルタ市を流れる最大河川のChiliwung川沿いの洪水被害地域の調査結果を行い次の結論を得た。1)洪水被災地区の主...
【工学】総合工学:リモートセンシング洪水を含む研究件
❏河川観測レーダによる河川水位予測システムに関する研究(24310136)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】林 昌奎 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70272515)
【キーワード】水災害 / 減災 / 洪水 / レーダ / リモートセンシング (他6件)
【概要】河川に関する防災情報を充実させるためには、設置が容易な機器を用いて密な観測網を構築することが重要である。これを実現するために、本研究では、河川水位および河川流量をリアルタイムで観測可能な河川観測レーダの開発を行った。レーダの利点は離れた位置から河川観測が行えることであり、今後、実用化に向けてシステムの小型化と低コスト化を進めていく予定である。 ...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏RS及びGIS技術を活用した水害危険度判定システムの開発研究(06558054)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】HERATH Srikantha 東京大学, 生産技術研究所, 客員教授 (80240737)
【キーワード】分布型水循環モデル / 地理情報システム(GIS) / リモート・センシング(RS) / 洪水予測 / 土地利用変化 (他14件)
【概要】本研究の目的は,RSとGIS技術を用いた水害危険度判定システムを構築することだった.結果として,物理則に基づく分布型水循環モデルを構築することができた.以下に構築したモデルについて概説する. 最初のモデルは,完全なる分布型水循環モデルで,1)降雨遮断,2)蒸発散,3)地表面水収支,4)Richards式を用いた2次元地中流,5)Kinematic wave modelを使った最急降下方向への地表流...
【工学】総合工学:防災洪水を含む研究件
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏マルチハザードリスクの観点から見た地域特性評価手法の開発(17651097)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉村 美保 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70361649)
【キーワード】減災 / 自然災害 / 防災 / 地震 / 洪水 (他11件)
【概要】本研究では,各種の災害のリスクを統合化して「マルチハザードリスク」として捉え,これらのリスクに晒されている人口(リスク曝露人口)を定量化し相対比較することにより,地域の潜在的なマルチハザードリスクの特性を理解することを目的とする。都道府県ごとに様々なリスクに対する曝露人口を集計することにより,どの災害リスクが地域に大きな影響を及ぼしているかを把握することができる。昨年度の成果を以下に記す。 (1)...
【工学】総合工学:台風洪水を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏カイトフォトと可搬型Xバンドレーダーを用いた河口物理環境の機動的モニタリング(24656293)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 愼司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90170753)
【キーワード】流砂系環境 / 漂砂 / 流砂 / 河口部の地形変化 / 波・流れと土砂移動 (他14件)
【概要】環境劣化が深刻化している河口域において、空中撮影可視画像とXバンドレーダ画像に基づき、地形変化や流体運動の物理環境を機動的に監視するシステムを構築した。空中からの画像撮影に関しては、当初はカイトフォトの利用を計画していたが、無人ヘリコプター(UAV)の活用が飛躍的に進み、安価に効率的な写真を撮影できる環境となったことから、UAVを活用した。これを常時監視体制としてのXバンドレーダと組み合わせ、イベ...
【工学】総合工学:高潮洪水を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏カイトフォトと可搬型Xバンドレーダーを用いた河口物理環境の機動的モニタリング(24656293)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 愼司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90170753)
【キーワード】流砂系環境 / 漂砂 / 流砂 / 河口部の地形変化 / 波・流れと土砂移動 (他14件)
【概要】環境劣化が深刻化している河口域において、空中撮影可視画像とXバンドレーダ画像に基づき、地形変化や流体運動の物理環境を機動的に監視するシステムを構築した。空中からの画像撮影に関しては、当初はカイトフォトの利用を計画していたが、無人ヘリコプター(UAV)の活用が飛躍的に進み、安価に効率的な写真を撮影できる環境となったことから、UAVを活用した。これを常時監視体制としてのXバンドレーダと組み合わせ、イベ...
❏津波・高潮・洪水氾濫の複合ハザードマップ(15310130)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】河田 惠昭 (河田 恵昭) 京都大学, 防災研究所, 教授 (10027295)
【キーワード】ハザードマップ / 津波 / 高潮 / 洪水 / 地理情報システム (他14件)
【概要】わが国では,津波,高潮,洪水氾濫の危険地帯が重なっている場合が多い.大阪はこれら3つの災害が,東京や名古屋は高潮と洪水の同時氾濫が心配されている.とくに2005年ハリケーンカトリーナによるニューオーリンズの未曾有の高潮氾濫災害は,先進国でも忘れてはならない災害であることを示した.そこで,従来の紙ベースでのハザードマップの作成では,住民に提供できる情報量に限界があるため,その改良は困難である.それに...
【工学】総合工学:津波洪水を含む研究件
❏火星の地下に巨大な海が存在したか―新しい仮説の提唱と複合的アプローチによる検証(23340126)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮本 英昭 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (00312992)
【キーワード】火星 / 水 / 海 / アウトフローチャネル / 水循環 (他15件)
【概要】火星にはかつて強い磁場があり、液体の水が大量に存在していたことなどから、生命が誕生していた可能性があると議論されている。本研究は将来の火星生命探査も視野に入れ、海や温暖湿潤気候という観点から火星固有の水循環の様式について多角的に検討した。特に海仮設の大きな矛盾点とかねてから指摘されていた海岸線の欠如という問題点については、へスペリア代に発生した巨大津波による地形改変の証拠を見つけることに成功し、長...
❏津波・高潮・洪水氾濫の複合ハザードマップ(15310130)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】河田 惠昭 (河田 恵昭) 京都大学, 防災研究所, 教授 (10027295)
【キーワード】ハザードマップ / 津波 / 高潮 / 洪水 / 地理情報システム (他14件)
【概要】わが国では,津波,高潮,洪水氾濫の危険地帯が重なっている場合が多い.大阪はこれら3つの災害が,東京や名古屋は高潮と洪水の同時氾濫が心配されている.とくに2005年ハリケーンカトリーナによるニューオーリンズの未曾有の高潮氾濫災害は,先進国でも忘れてはならない災害であることを示した.そこで,従来の紙ベースでのハザードマップの作成では,住民に提供できる情報量に限界があるため,その改良は困難である.それに...
【農学】森林圏科学:土地利用洪水を含む研究件
❏気候・社会・生態系の変動に対応した感染症リスク評価モデルの構築(26241025)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福士 謙介 東京大学, サステイナビリティ学連携研究機構, 教授 (30282114)
【キーワード】感染症 / リスク評価 / 途上国都市 / 洪水 / 気候変動 (他12件)
【概要】アジアの途上国都市を想定し、気候変動や社会変動の影響を考慮した洪水起因の感染症リスクの定量評価モデルを構築した。まず,洪水時の行動を考えたQMRAを基本とし、家庭内における二次感染を考慮したモデルにより、ノロウイルス感染リスクを算出した。次に,気候パラメータにもとづくデング熱のリスク評価モデルを、デング熱罹患率の季節変動と都市内での空間変動に着目しながら,機械学習アルゴリズムを用いて構築した。 最...
❏RS及びGIS技術を活用した水害危険度判定システムの開発研究(06558054)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】HERATH Srikantha 東京大学, 生産技術研究所, 客員教授 (80240737)
【キーワード】分布型水循環モデル / 地理情報システム(GIS) / リモート・センシング(RS) / 洪水予測 / 土地利用変化 (他14件)
【概要】本研究の目的は,RSとGIS技術を用いた水害危険度判定システムを構築することだった.結果として,物理則に基づく分布型水循環モデルを構築することができた.以下に構築したモデルについて概説する. 最初のモデルは,完全なる分布型水循環モデルで,1)降雨遮断,2)蒸発散,3)地表面水収支,4)Richards式を用いた2次元地中流,5)Kinematic wave modelを使った最急降下方向への地表流...
【農学】水圏応用科学:インドネシア洪水を含む研究件
❏気候・社会・生態系の変動に対応した感染症リスク評価モデルの構築(26241025)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福士 謙介 東京大学, サステイナビリティ学連携研究機構, 教授 (30282114)
【キーワード】感染症 / リスク評価 / 途上国都市 / 洪水 / 気候変動 (他12件)
【概要】アジアの途上国都市を想定し、気候変動や社会変動の影響を考慮した洪水起因の感染症リスクの定量評価モデルを構築した。まず,洪水時の行動を考えたQMRAを基本とし、家庭内における二次感染を考慮したモデルにより、ノロウイルス感染リスクを算出した。次に,気候パラメータにもとづくデング熱のリスク評価モデルを、デング熱罹患率の季節変動と都市内での空間変動に着目しながら,機械学習アルゴリズムを用いて構築した。 最...
❏アジアの洪水常襲地に適した持続的作物栽培体系の開発(24405021)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】坂上 潤一 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (70399369)
【キーワード】洪水 / 冠水耐性 / 鉄過剰耐性 / 耐塩性 / イネ (他26件)
【概要】本研究は、インドネシア国内に広がる沼沢地(SWAMP)を対象に、イネとダイズの作物栽培体系の適応可能性を明らかにする目的で行った。まず、イネにおいては、鉄過剰耐性品種を選抜するとともに、QTL解析から鉄無毒化と吸収抑制に関わる機構を明らかにした。また、冠水障害回避に効果的な肥培管理方法を提案した。さらに、現地における、再生二期作の高生産テンシャルを実証した。次に、ダイズにおいて、塩障害を引き起こす...
【農学】水圏応用科学:メコンデルタ洪水を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア洪水を含む研究件
❏アジア農村・山間コミュニティを支援する災害情報伝達システムの設計と技術戦略の提案(24404009)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】川崎 昭如 東京大学, 工学系研究科, 特任准教授 (00401696)
【キーワード】防災情報 / 水害 / タイ / ミャンマー / 携帯電話 (他12件)
【概要】本研究では、山間・農村地域の災害対応力向上に資する情報伝達のあり方と技術戦略を多角的に検討した。特に携帯電話の利用に着目し,SMSの一斉メール送信を使った災害情報伝達に関する社会実験を実施した.その結果,屋外スピーカーによる情報伝達が及ばない範囲においてもSMSによる情報伝達が確認できた.また、東南アジアと我が国の地方行政の水害対応を比較として,行政から住民までの情報伝達過程を,組織間の役割分担と...
❏東南アジアにおける夏のモンスーンの長期変動と環境変化(10680098)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
【キーワード】モンスーン / 気候変動 / 環境変化 / 降水量 / 洪水 (他12件)
【概要】本研究では、東アジアを含む東南アジアモンスーン地域において、過去数十年での気候変動の実態を解明し、近年の環境変化との関係を解明することを目的として研究を行なった。その結果、下記の諸点が明らかになった。 ・ 中国華南地域で夏の雨季開始期における降水量の長期変動を解析し、降水量の多寡が南シナ海でのモンスーン開始の遅速と関係していること、また2〜4月の南シナ海での海面水温と強い相関関係にあることがわかっ...