❏考古発掘調査に伴う地域社会のアイデンティティの変化を検証する方法論構築(19K01093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松田 陽 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00771867)
【キーワード】パブリックアーケオロジー / 文化遺産研究 / 考古学 / 文化資源学 / 発掘調査 (他11件)
【概要】本研究は、考古発掘調査が地域社会のアイデンティティ形成にどのような変化を及ぼすのかを検証するための方法論を構築することを目指すものである。2019年度の事業開始当初は、東京大学を中心とした調査団がイタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ(以下「ソンマ」)の通称「アウグストゥスの別荘」遺跡で行っている発掘調査を事例の核とし、同調査が地元社会のアイデンティティ形成にどのような影響を与えるかをフィールドワーク...
❏オントロジー指向による考古遺跡情報の知識体系化-東南アジア大陸部を事例に-(26280122)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】柴山 守 京都大学, 国際戦略本部, 研究員 (10162645)
【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)
【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報(約15,600件)を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...
❏パレスチナ自治区鉄器時代都市の社会的、宗教的変化に関する考古学的総合研究(24251015)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉本 智俊 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (80338243)
【キーワード】ベテル / パレスチナ / 一神教 / 都市 / 教会堂 (他15件)
【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル(ベイティン)遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には4つの遺跡が集中する地区があることが判明した。 その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...