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研究分野別サイレントキーワード
「文化遺産」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境創成学:文化資源文化遺産を含む研究件
❏東アジア産炭地の再定義: 産業収束過程の比較社会学による資源創造(26245059)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中澤 秀雄 中央大学, 法学部, 教授 (20326523)
【キーワード】鉱山 / 炭鉱 / 経済史 / 地域社会 / 文化遺産 (他30件)
【概要】約1世紀にわたって日本(を中心とする東アジア)のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...
❏世界遺産知床における先住民族考古学の創成と文化資源開発(20320121)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】加藤 博文 北海道大学, アイヌ・先住民研究センター, 教授 (60333580)
【キーワード】アイヌ民族 / 先住民族 / 先住民考古学 / 世界遺産 / 文化資源 (他20件)
【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流文化遺産を含む研究件
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
❏現代市民社会に対応する公共民俗学創成のための基礎研究(22320173)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 豊 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90235846)
【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)
【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...
【工学】建築学:保存活用文化遺産を含む研究件
❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 武 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30063770)
【キーワード】文化遺産 / 保存活用 / ベトナム / 持続的発展 / 人材養成 (他7件)
【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...
❏文化と景観およびその保護手法の研究-信仰に関わる文化的景観の調査・分析-(19360283)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】稲葉 信子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20356273)
【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)
【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...
【工学】建築学:無形遺産文化遺産を含む研究件
❏リビングヘリテージの多様性の比較研究(16K02086)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】西村 正雄 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30298103)
【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)
【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...
❏文化と景観およびその保護手法の研究-信仰に関わる文化的景観の調査・分析-(19360283)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】稲葉 信子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20356273)
【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)
【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...
【工学】建築学:技術移転文化遺産を含む研究件
❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 武 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30063770)
【キーワード】文化遺産 / 保存活用 / ベトナム / 持続的発展 / 人材養成 (他7件)
【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...
❏阮朝・太廟・昭敬殿の復原計画-ヴィエトナムの文化遺産に関する国際協力-(22254007)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 裕泰 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (40258926)
【キーワード】ヴィエトナム / フエ / 阮朝王宮 / 太廟区 / 昭敬殿 (他12件)
【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...
【工学】建築学:文化財保護文化遺産を含む研究件
❏民具の活用に関する基礎的研究(19K23145)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】山川 志典 早稲田大学, リサーチイノベーションセンター オープンイノベーション推進部門, 次席研究員(研究院講師) (20847040)
【キーワード】民具 / 文化遺産 / 文化財保護 / 有形民俗文化財 / 文化遺産の保存と活用
【概要】今年度においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、文献資料調査を主とし、資料収集とそこからの整理・分析・考察を進めた。 「論点1 民具研究における民具の活用についての見解 」については、日本民具学会の設立、文化財保護法における民俗文化財の設置、各地での民具保存運動、民具研究に関する書籍の発刊といった動きの隆盛がみられた1970年代から1980年代初頭の民具研究のあり様に注目をした。各個の...
❏歴史遺産と未来共生-武力紛争下の文化財保護・回復政策を通じた深層の平和構築の推進(15KT0044)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】星野 俊也 大阪大学, 国際公共政策研究科, 招へい教授 (70304045)
【キーワード】文化財保護 / 深層の平和構築 / 未来共生 / 遺跡の「遺産化」 / 事例研究コソヴォ (他10件)
【概要】武力紛争下で破壊や攻撃の危機にある歴史的な文化遺跡を人類共通の未来共生に向けた「歴史遺産」として保護する「深層の平和構築」政策の推進のための条件を学際的に研究した。特に、文化遺跡の「遺産化」を可能とする非政治化・脱過激化・経済利益の分配・社会倫理的な多元主義の推進に向けた政治プロセスと教育プログラムについて検討した。 ...
❏現代市民社会に対応する公共民俗学創成のための基礎研究(22320173)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 豊 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90235846)
【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)
【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...
【工学】建築学:文化政策文化遺産を含む研究件
❏現代市民社会に対応する公共民俗学創成のための基礎研究(22320173)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 豊 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90235846)
【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)
【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...
❏文化と景観およびその保護手法の研究-信仰に関わる文化的景観の調査・分析-(19360283)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】稲葉 信子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20356273)
【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)
【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...
【工学】建築学:文化的景観文化遺産を含む研究件
❏民俗宗教が生成する景観の歴史遺産化に関する研究(24320020)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】文化的景観 / 歴史遺産化 / 民俗宗教 / 芸能 / 移動 (他18件)
【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
❏道の宗教性と文化的景観(20520059)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)
【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...
【工学】建築学:考古学文化遺産を含む研究件
❏考古発掘調査に伴う地域社会のアイデンティティの変化を検証する方法論構築(19K01093)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松田 陽 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00771867)
【キーワード】パブリックアーケオロジー / 文化遺産研究 / 考古学 / 文化資源学 / 発掘調査 (他11件)
【概要】本研究は、考古発掘調査が地域社会のアイデンティティ形成にどのような変化を及ぼすのかを検証するための方法論を構築することを目指すものである。2019年度の事業開始当初は、東京大学を中心とした調査団がイタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ(以下「ソンマ」)の通称「アウグストゥスの別荘」遺跡で行っている発掘調査を事例の核とし、同調査が地元社会のアイデンティティ形成にどのような影響を与えるかをフィールドワーク...
❏オントロジー指向による考古遺跡情報の知識体系化-東南アジア大陸部を事例に-(26280122)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】柴山 守 京都大学, 国際戦略本部, 研究員 (10162645)
【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)
【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報(約15,600件)を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...
❏パレスチナ自治区鉄器時代都市の社会的、宗教的変化に関する考古学的総合研究(24251015)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉本 智俊 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (80338243)
【キーワード】ベテル / パレスチナ / 一神教 / 都市 / 教会堂 (他15件)
【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル(ベイティン)遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には4つの遺跡が集中する地区があることが判明した。 その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...
【工学】建築学:世界遺産文化遺産を含む研究件
❏日本建築和室の世界遺産的価値に関する建築学的総合研究(17H03360)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松村 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (00199853)
【キーワード】和室 / 文化遺産 / 住宅 / 日本建築 / 生活文化 (他6件)
【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...
❏リビングヘリテージの多様性の比較研究(16K02086)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】西村 正雄 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30298103)
【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)
【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...
❏世界遺産知床における先住民族考古学の創成と文化資源開発(20320121)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】加藤 博文 北海道大学, アイヌ・先住民研究センター, 教授 (60333580)
【キーワード】アイヌ民族 / 先住民族 / 先住民考古学 / 世界遺産 / 文化資源 (他20件)
【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...
【工学】土木工学:景観文化遺産を含む研究件
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
❏文化と景観およびその保護手法の研究-信仰に関わる文化的景観の調査・分析-(19360283)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】稲葉 信子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20356273)
【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)
【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...
【工学】総合工学:ベトナム文化遺産を含む研究件
❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 武 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30063770)
【キーワード】文化遺産 / 保存活用 / ベトナム / 持続的発展 / 人材養成 (他7件)
【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...
❏阮朝・太廟・昭敬殿の復原計画-ヴィエトナムの文化遺産に関する国際協力-(22254007)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 裕泰 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (40258926)
【キーワード】ヴィエトナム / フエ / 阮朝王宮 / 太廟区 / 昭敬殿 (他12件)
【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...
【工学】総合工学:文化人類学文化遺産を含む研究件
❏リビングヘリテージの多様性の比較研究(16K02086)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】西村 正雄 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30298103)
【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)
【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...
❏民俗宗教が生成する景観の歴史遺産化に関する研究(24320020)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】文化的景観 / 歴史遺産化 / 民俗宗教 / 芸能 / 移動 (他18件)
【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...
❏道の宗教性と文化的景観(20520059)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)
【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...
【工学】総合工学:保存文化遺産を含む研究件
❏ブータンの版築造建造物の類型と編年に関する研究(16H05759)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】亀井 伸雄 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)
【キーワード】建築史・意匠 / 民家 / 版築造 / ブータン / 文化遺産 (他10件)
【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課(DCHS)と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。 <第3回現地調査(2017(平成29)年5月29日~6月5日)> 前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...
❏ウクライナ木造教会堂群保存手法の構築-日欧校倉造修理工法の比較議論を通して(16H04483)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上北 恭史 筑波大学, 芸術系, 教授 (00232736)
【キーワード】ウクライナ / 木造教会堂 / 文化遺産 / 保存修理 / キジ島 (他20件)
【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...
【農学】社会経済農学:民俗学文化遺産を含む研究件
❏民俗宗教が生成する景観の歴史遺産化に関する研究(24320020)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】文化的景観 / 歴史遺産化 / 民俗宗教 / 芸能 / 移動 (他18件)
【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...
❏現代市民社会に対応する公共民俗学創成のための基礎研究(22320173)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 豊 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90235846)
【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)
【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...
❏道の宗教性と文化的景観(20520059)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)
【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...
【農学】社会経済農学:ポーランド文化遺産を含む研究件
❏ウクライナ木造教会堂群保存手法の構築-日欧校倉造修理工法の比較議論を通して(16H04483)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上北 恭史 筑波大学, 芸術系, 教授 (00232736)
【キーワード】ウクライナ / 木造教会堂 / 文化遺産 / 保存修理 / キジ島 (他20件)
【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
【医歯薬学】社会医学:地域社会文化遺産を含む研究件
❏東アジア産炭地の再定義: 産業収束過程の比較社会学による資源創造(26245059)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中澤 秀雄 中央大学, 法学部, 教授 (20326523)
【キーワード】鉱山 / 炭鉱 / 経済史 / 地域社会 / 文化遺産 (他30件)
【概要】約1世紀にわたって日本(を中心とする東アジア)のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...
❏世界遺産知床における先住民族考古学の創成と文化資源開発(20320121)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】加藤 博文 北海道大学, アイヌ・先住民研究センター, 教授 (60333580)
【キーワード】アイヌ民族 / 先住民族 / 先住民考古学 / 世界遺産 / 文化資源 (他20件)
【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...
【医歯薬学】社会医学:移動文化遺産を含む研究件
❏東欧文学の多言語的トポスをめぐる研究(15H03193)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 暁子 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (20599469)
【キーワード】東欧 / 多言語性 / ネットワーク / 流通 / 地域 (他23件)
【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号(2019)に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』(水声社)を...
❏民俗宗教が生成する景観の歴史遺産化に関する研究(24320020)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
【キーワード】文化的景観 / 歴史遺産化 / 民俗宗教 / 芸能 / 移動 (他18件)
【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...
【医歯薬学】社会医学:国際協力文化遺産を含む研究件
❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 武 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30063770)
【キーワード】文化遺産 / 保存活用 / ベトナム / 持続的発展 / 人材養成 (他7件)
【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...
❏阮朝・太廟・昭敬殿の復原計画-ヴィエトナムの文化遺産に関する国際協力-(22254007)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 裕泰 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (40258926)
【キーワード】ヴィエトナム / フエ / 阮朝王宮 / 太廟区 / 昭敬殿 (他12件)
【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...