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研究分野別サイレントキーワード
「分光」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:カイラル対称性分光を含む研究件
❏物質の質量の起源に迫るドイツ重イオン研究所との国際共同研究(20KK0070)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31
【研究代表者】板橋 健太 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (30322093)
【キーワード】ハドロン / η′ / 軸性U(1)対称性 / カイラル対称性 / 分光 (他12件)
【概要】ドイツ重イオン研究所(GSI)にて本研究の主要な目的であるS490実験を2022/2月に実施した。研究代表者は実験代表者として現地において全体を統括した。研究分担者と研究協力者は現地に長期滞在して、現地研究者と共同して大型検出器の開発、設置、運用を行った。準備段階では、本科研費によりCsIカロリーメータの読み出し系であるFEBEX3システムを準備し、読み出し、解析・モニターソフトウエアの開発を行っ...
❏K中間子深束縛核探査実験(14102005)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】岩崎 雅彦 独立行政法人理化学研究所, 岩崎先端中間子研究室, 主任研究員 (60183745)
【キーワード】K中間子 / カイラル対称性 / 高密度核物質 / 静止K反応 / 中性子測定 (他19件)
【概要】K中間子が強い相互作用により原子核に深く束縛された状態の発見を目的とし、4^He(静止K^-、n)反応を用いて、束縛状態の同定および、束縛エネルギーと吸収幅の決定を目指した。このK中間子核ではK中間子が周りの核子を引き寄せ密度が通常の原子核より高くなり、大きな束縛エネルギーを得ると考えられ、崩壊チャネルが限られ狭い状態幅が期待された。我々はKEKにおいて、KEK-PS E471, E549そしてE...
【数物系科学】物理学:低温分光を含む研究件
❏インフルエンザウィルスのプロトンチャネルの高次構造の一分子観測(23685002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】タンパク質 / 1分子観察 / 低温 / 分光 / 構造 (他14件)
【概要】温度1.5 Kに冷却した生体分子の三次元イメージングをするための1分子蛍光顕微鏡を開発した。この顕微鏡の特性をQdotにより評価した。まず、この顕微鏡は635, 532, 405 nmのどの波長でも色収差なく使用することが可能であった。さらに、その焦点付近の光分布(点像分布関数)は理論値の1.2倍以下であった。これを用いて、2個の分子の位置決定精度(解像度)を見積もったところ、焦平面方向が3 nm...
❏単一タンパク質の振動分光(19685001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】分光 / 低温 / タンパク質 / 単一分子分光 / 赤外 (他15件)
【概要】本研究では、これまで誰も成功していなかったタンパク質の中赤外吸収スペクトルの1分子観測に成功した。これまで、中赤外吸収を測定するには、感度が良いとされる顕微赤外分光装置でも、100万個のタンパク質が必要であり、1分子の観測例は無かった。そこで、我々は従来法を改良するのではなく、以下に示す全く新しい光学課程を用いて、これを1分子観測を実現した。数ケルビンでも、タンパク質を結合させた色素の蛍光測定し続...
【数物系科学】地球惑星科学:火山ガス分光を含む研究件
❏火山ガス観測における分光技術応用の開拓(24540446)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】橋本 武志 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70283588)
【キーワード】火山ガス / リモートセンシング / 分光 / 火山 / 可視化 (他6件)
【概要】これまで,火山噴気に含まれるH2O(水蒸気と水滴)を遠隔測定で定量することは一般に困難であるとされてきた.本研究では,H2Oが赤外線を吸収することを利用して,噴気を通過してきた背景光の強度分布から,噴気中のH2Oを濃度分布として可視化することを目指してきた.本研究での検討の結果,この方法は,少なくとも我が国の多湿な大気環境ではうまくいかないことが明らかになったが,本課題の副産物として,紫外線分光で...
❏火山ガス観測におけるリモートセンシングの高度化(21340122)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】橋本 武志 北海道大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (70283588)
【キーワード】火山ガス / リモートセンシング / ライダー / 分光 / 水蒸気 (他14件)
【概要】本課題は,大気科学の分野で多用される分光技術を火山研究に応用し,火山ガスのリモートセンシングに新展開を与えようとしたものである.研究期間内の主な成果は,(1)噴気中の水蒸気分布を測定する可搬型ラマンライダーを改良し,水滴も測定可能としたこと,(2)噴気内部の温度分布測定を可能にする高スペクトル分解能ライダーを新規開発したこと,(3)一般用のデジタルカメラを利用して,二酸化硫黄濃度分布を可視化する簡...
【数物系科学】地球惑星科学:ストロンチウム分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【数物系科学】天文学:イマージョングレーティング分光を含む研究件
❏赤外線高分散分光観測による活動的銀河核構造の解明(26247030)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 貴雄 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (20202210)
【キーワード】天文学 / 活動的銀河核 / 分光 / 赤外線 / 星形成 (他9件)
【概要】活動的銀河核の「統一モデル」実証の鍵を握る「分子トーラス」の存在と構造を、CO分子線の振動―回転遷移線の「吸収」によって観測するために、観測的研究と機器開発研究の両者を進めた。観測的研究としては、赤外線天文衛星「あかり」の観測により、活動的銀河核からCO分子の吸収線を検出し、高温・高柱密度の分子雲が存在することを明らかにした。これは、活動銀河核周りの分子雲が、中心核からのX線により加熱が行われてい...
❏新型赤外線高分散分光器による高赤方偏移における銀河間物質の進化の研究(16684001)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小林 尚人 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授 (50280566)
【キーワード】クェーサー吸収線系 / 銀河間物質 / 星間物質 / 銀河形成 / 高分散分光 (他11件)
【概要】本年度はまず、アメリカにおける天文全領域に亘る観測装置についての国際会議(SPIE Conference)において、本研究で開発中の近赤外高分散分光器WINEREDのコンセプトと開発の現状を詳細を発表し、可視光と近赤外線の間にあるニッチ波長域を開拓する新しい装置として高い評価を受けた。 同会議で数多くの技術的議論を行ったが、中でも米国ローレンスリバモア研究所で赤外線高分散分光素子(イマージョングレ...
【数物系科学】天文学:赤外線分光を含む研究件
❏赤外線高分散分光観測による活動的銀河核構造の解明(26247030)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 貴雄 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (20202210)
【キーワード】天文学 / 活動的銀河核 / 分光 / 赤外線 / 星形成 (他9件)
【概要】活動的銀河核の「統一モデル」実証の鍵を握る「分子トーラス」の存在と構造を、CO分子線の振動―回転遷移線の「吸収」によって観測するために、観測的研究と機器開発研究の両者を進めた。観測的研究としては、赤外線天文衛星「あかり」の観測により、活動的銀河核からCO分子の吸収線を検出し、高温・高柱密度の分子雲が存在することを明らかにした。これは、活動銀河核周りの分子雲が、中心核からのX線により加熱が行われてい...
❏可視近赤外線同時分光モニタリングで探るミラ型星の脈動メカニズム(25287034)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永山 貴宏 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (00533275)
【キーワード】赤外線 / 分光 / ミラ型変光星 / 近赤外線 / 分光器 (他7件)
【概要】脈動メカニズムが良く理解されていないミラ型変光星の可視・近赤外線分光モニタリング観測を実施するための、分光器の開発を行ってきた。この分光器は、波長0.45μmから2.5μmを波長分解能~200-500で一度に分光することができる分光器である。分光器は室温環境では予定していた光学性能が得られた。しかし、冷却下での光学試験の途中、観測で使用する予定であったHgCdTe検出器が破損したため、当初の計画の...
❏新型赤外線高分散分光器による高赤方偏移における銀河間物質の進化の研究(16684001)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小林 尚人 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授 (50280566)
【キーワード】クェーサー吸収線系 / 銀河間物質 / 星間物質 / 銀河形成 / 高分散分光 (他11件)
【概要】本年度はまず、アメリカにおける天文全領域に亘る観測装置についての国際会議(SPIE Conference)において、本研究で開発中の近赤外高分散分光器WINEREDのコンセプトと開発の現状を詳細を発表し、可視光と近赤外線の間にあるニッチ波長域を開拓する新しい装置として高い評価を受けた。 同会議で数多くの技術的議論を行ったが、中でも米国ローレンスリバモア研究所で赤外線高分散分光素子(イマージョングレ...
【数物系科学】天文学:赤外線分光分光を含む研究件
❏赤外線高分散分光観測による活動的銀河核構造の解明(26247030)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中川 貴雄 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (20202210)
【キーワード】天文学 / 活動的銀河核 / 分光 / 赤外線 / 星形成 (他9件)
【概要】活動的銀河核の「統一モデル」実証の鍵を握る「分子トーラス」の存在と構造を、CO分子線の振動―回転遷移線の「吸収」によって観測するために、観測的研究と機器開発研究の両者を進めた。観測的研究としては、赤外線天文衛星「あかり」の観測により、活動的銀河核からCO分子の吸収線を検出し、高温・高柱密度の分子雲が存在することを明らかにした。これは、活動銀河核周りの分子雲が、中心核からのX線により加熱が行われてい...
❏新型赤外線高分散分光器による高赤方偏移における銀河間物質の進化の研究(16684001)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小林 尚人 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授 (50280566)
【キーワード】クェーサー吸収線系 / 銀河間物質 / 星間物質 / 銀河形成 / 高分散分光 (他11件)
【概要】本年度はまず、アメリカにおける天文全領域に亘る観測装置についての国際会議(SPIE Conference)において、本研究で開発中の近赤外高分散分光器WINEREDのコンセプトと開発の現状を詳細を発表し、可視光と近赤外線の間にあるニッチ波長域を開拓する新しい装置として高い評価を受けた。 同会議で数多くの技術的議論を行ったが、中でも米国ローレンスリバモア研究所で赤外線高分散分光素子(イマージョングレ...
【数物系科学】天文学:分光器分光を含む研究件
❏可視近赤外線同時分光モニタリングで探るミラ型星の脈動メカニズム(25287034)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永山 貴宏 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (00533275)
【キーワード】赤外線 / 分光 / ミラ型変光星 / 近赤外線 / 分光器 (他7件)
【概要】脈動メカニズムが良く理解されていないミラ型変光星の可視・近赤外線分光モニタリング観測を実施するための、分光器の開発を行ってきた。この分光器は、波長0.45μmから2.5μmを波長分解能~200-500で一度に分光することができる分光器である。分光器は室温環境では予定していた光学性能が得られた。しかし、冷却下での光学試験の途中、観測で使用する予定であったHgCdTe検出器が破損したため、当初の計画の...
❏マルチ・スキャン型ファブリ・ペローによる多天体分光撮像(10440062)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】土居 守 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (00242090)
【キーワード】ファブリ・ペロー / 分光撮像 / 天体観測 / 多波長スキャン / エタロン (他14件)
【概要】本研究は、10以上の波長域で同時に分光撮像の可能なマルチ・スキャン型ファブリペロー分光器を天体観測の分野で実現することが目的である。ファブリペロー分光器の基本部分をなすエタロンとしては、天体観測の分野ではピエゾ駆動型が多く使われているが、我々に液量型エタロンを用いた。液晶型エタロンはピエゾ型に比べ温度変化や機械振動に対して安定しており、また安価であるという特長を有する。我々はエタロン制御のシステム...
【数物系科学】天文学:テラヘルツ分光を含む研究件
❏MEMSキラルメタマテリアルによるテラヘルツ分光方法の研究(18H01843)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 哲朗 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30504815)
【キーワード】MEMS / キラルメタマテリアル / THz / メタマテリアル / キラル (他7件)
【概要】THz周波数帯における振動円偏光二色スペクトル計測の実現のために、円偏光と強力に共鳴する3次元形状のキラル光共鳴体構造をMEMS可変メタマテリアルを形成した。目的達成には、MEMS可変メタマテリアルを大変形する必要があるため、従来課題であった安定的な大変形方法の生成に中心的に取り組んだ。安定的な大変形方法の実現のために、変形方法由来の不安定性の除去とシリコンの優れた変形特性に着目し、シリコン基板に...
❏テラヘルツカメラを用いたリアルタイムイメージング分光計測法の開拓(15K17476)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】神田 夏輝 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 研究員 (60631778)
【キーワード】テラヘルツ分光 / イメージング / テラヘルツ / 分光
【概要】テラヘルツ周波数領域には多くの物質が特徴的なスペクトルを持つため、テラヘルツ分光イメージングは幅広い応用が期待されているが、計測のリアルタイム性に欠けることが障害となっていた。本研究では、マルチチャネル性・リアルタイム性を兼ね備えた最先端のテラヘルツ検出器であるテラヘルツカメラを用い、回折格子型分光器を作製してイメージング分光を行うことで、データ取得効率の良い新たなテラヘルツ分光計測法を開拓した。...
【化学】基礎化学:分子分光分光を含む研究件
❏インフルエンザウィルスのプロトンチャネルの高次構造の一分子観測(23685002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】タンパク質 / 1分子観察 / 低温 / 分光 / 構造 (他14件)
【概要】温度1.5 Kに冷却した生体分子の三次元イメージングをするための1分子蛍光顕微鏡を開発した。この顕微鏡の特性をQdotにより評価した。まず、この顕微鏡は635, 532, 405 nmのどの波長でも色収差なく使用することが可能であった。さらに、その焦点付近の光分布(点像分布関数)は理論値の1.2倍以下であった。これを用いて、2個の分子の位置決定精度(解像度)を見積もったところ、焦平面方向が3 nm...
❏新型赤外線高分散分光器による高赤方偏移における銀河間物質の進化の研究(16684001)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小林 尚人 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授 (50280566)
【キーワード】クェーサー吸収線系 / 銀河間物質 / 星間物質 / 銀河形成 / 高分散分光 (他11件)
【概要】本年度はまず、アメリカにおける天文全領域に亘る観測装置についての国際会議(SPIE Conference)において、本研究で開発中の近赤外高分散分光器WINEREDのコンセプトと開発の現状を詳細を発表し、可視光と近赤外線の間にあるニッチ波長域を開拓する新しい装置として高い評価を受けた。 同会議で数多くの技術的議論を行ったが、中でも米国ローレンスリバモア研究所で赤外線高分散分光素子(イマージョングレ...
【化学】材料化学:単一分子分光分光を含む研究件
❏インフルエンザウィルスのプロトンチャネルの高次構造の一分子観測(23685002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】タンパク質 / 1分子観察 / 低温 / 分光 / 構造 (他14件)
【概要】温度1.5 Kに冷却した生体分子の三次元イメージングをするための1分子蛍光顕微鏡を開発した。この顕微鏡の特性をQdotにより評価した。まず、この顕微鏡は635, 532, 405 nmのどの波長でも色収差なく使用することが可能であった。さらに、その焦点付近の光分布(点像分布関数)は理論値の1.2倍以下であった。これを用いて、2個の分子の位置決定精度(解像度)を見積もったところ、焦平面方向が3 nm...
❏単一アミノ酸分光(21655005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】アミノ酸 / 単一分子分光 / 紫外分光 / 分光 / 顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究課題の当初の目的は、アミノ酸残基を蛍光プロープとすることで単一タンパク質分光を全てのタンパク質に適応できる分光法とすることにある。この技術はプローブとしての高い応用性に加えて、光センサータンパク質の生理機能を解明につながる学術的にも重要なタンパク質の構造情報を引き出すことができると考えていた。 2年間の研究成果として、世界的に見てユニークな可視波長域(波長400-600nm)の単一分子蛍光分...
❏単一タンパク質の振動分光(19685001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】分光 / 低温 / タンパク質 / 単一分子分光 / 赤外 (他15件)
【概要】本研究では、これまで誰も成功していなかったタンパク質の中赤外吸収スペクトルの1分子観測に成功した。これまで、中赤外吸収を測定するには、感度が良いとされる顕微赤外分光装置でも、100万個のタンパク質が必要であり、1分子の観測例は無かった。そこで、我々は従来法を改良するのではなく、以下に示す全く新しい光学課程を用いて、これを1分子観測を実現した。数ケルビンでも、タンパク質を結合させた色素の蛍光測定し続...
【工学】電気電子工学:ホローカソードランプ分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【工学】電気電子工学:紫外分光を含む研究件
❏単一アミノ酸分光(21655005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】アミノ酸 / 単一分子分光 / 紫外分光 / 分光 / 顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究課題の当初の目的は、アミノ酸残基を蛍光プロープとすることで単一タンパク質分光を全てのタンパク質に適応できる分光法とすることにある。この技術はプローブとしての高い応用性に加えて、光センサータンパク質の生理機能を解明につながる学術的にも重要なタンパク質の構造情報を引き出すことができると考えていた。 2年間の研究成果として、世界的に見てユニークな可視波長域(波長400-600nm)の単一分子蛍光分...
❏多光子励起による単一タンパク質分光装置の作製(17750006)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 助手 (70371705)
【キーワード】単一分子分光 / タンパク質 / 分光 / 蛍光分光 / 単一分子 (他7件)
【概要】本研究課題は「多光子励起による単一タンパク質分光装置の作製」である。本年度はこの研究に対してすべての光学系に反射光学系を用いた低温の顕微鏡を作製し、研究に取り組んだ。本年度中に論文掲載まで至らなかったものの、本課題を遂行するに必要であった「低温で使える反射型対物レンズの開発」および「多光子励起による単一タンパク質の観測」に成功し、論文を投稿および執筆中である。2年間という短い期間のうちに二報の欧文...
【工学】電気電子工学:量子エレクトロニクス分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【工学】電気電子工学:単一分子分光を含む研究件
❏単一タンパク質の振動分光(19685001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】分光 / 低温 / タンパク質 / 単一分子分光 / 赤外 (他15件)
【概要】本研究では、これまで誰も成功していなかったタンパク質の中赤外吸収スペクトルの1分子観測に成功した。これまで、中赤外吸収を測定するには、感度が良いとされる顕微赤外分光装置でも、100万個のタンパク質が必要であり、1分子の観測例は無かった。そこで、我々は従来法を改良するのではなく、以下に示す全く新しい光学課程を用いて、これを1分子観測を実現した。数ケルビンでも、タンパク質を結合させた色素の蛍光測定し続...
❏多光子励起による単一タンパク質分光装置の作製(17750006)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 助手 (70371705)
【キーワード】単一分子分光 / タンパク質 / 分光 / 蛍光分光 / 単一分子 (他7件)
【概要】本研究課題は「多光子励起による単一タンパク質分光装置の作製」である。本年度はこの研究に対してすべての光学系に反射光学系を用いた低温の顕微鏡を作製し、研究に取り組んだ。本年度中に論文掲載まで至らなかったものの、本課題を遂行するに必要であった「低温で使える反射型対物レンズの開発」および「多光子励起による単一タンパク質の観測」に成功し、論文を投稿および執筆中である。2年間という短い期間のうちに二報の欧文...
【工学】総合工学:リモートセンシング分光を含む研究件
❏火山ガス観測における分光技術応用の開拓(24540446)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】橋本 武志 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70283588)
【キーワード】火山ガス / リモートセンシング / 分光 / 火山 / 可視化 (他6件)
【概要】これまで,火山噴気に含まれるH2O(水蒸気と水滴)を遠隔測定で定量することは一般に困難であるとされてきた.本研究では,H2Oが赤外線を吸収することを利用して,噴気を通過してきた背景光の強度分布から,噴気中のH2Oを濃度分布として可視化することを目指してきた.本研究での検討の結果,この方法は,少なくとも我が国の多湿な大気環境ではうまくいかないことが明らかになったが,本課題の副産物として,紫外線分光で...
❏火山ガス観測におけるリモートセンシングの高度化(21340122)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】橋本 武志 北海道大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (70283588)
【キーワード】火山ガス / リモートセンシング / ライダー / 分光 / 水蒸気 (他14件)
【概要】本課題は,大気科学の分野で多用される分光技術を火山研究に応用し,火山ガスのリモートセンシングに新展開を与えようとしたものである.研究期間内の主な成果は,(1)噴気中の水蒸気分布を測定する可搬型ラマンライダーを改良し,水滴も測定可能としたこと,(2)噴気内部の温度分布測定を可能にする高スペクトル分解能ライダーを新規開発したこと,(3)一般用のデジタルカメラを利用して,二酸化硫黄濃度分布を可視化する簡...
【工学】総合工学:レーザー分光を含む研究件
❏ポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発(19K04345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 隆 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (60371283)
【キーワード】レーザー / プラズマ / 分光 / ポリマー / がいし (他12件)
【概要】レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)を用いたポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発に関して、以下の結果を得た。 (1) 計測ロバスト性の評価:離隔距離10 mの計測において、がいしサンプルに対するレーザーの照射角度が40度以下の範囲で劣化評価の指標となるAlに対するSiの発光強度比は一定であり、角度が75度においても発光強度比の変化は30%以内であることを示した。このことからLIBSによるポ...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【総合生物】生体分子化学:1分子計測(SDM)分光を含む研究件
❏インフルエンザウィルスのプロトンチャネルの高次構造の一分子観測(23685002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】タンパク質 / 1分子観察 / 低温 / 分光 / 構造 (他14件)
【概要】温度1.5 Kに冷却した生体分子の三次元イメージングをするための1分子蛍光顕微鏡を開発した。この顕微鏡の特性をQdotにより評価した。まず、この顕微鏡は635, 532, 405 nmのどの波長でも色収差なく使用することが可能であった。さらに、その焦点付近の光分布(点像分布関数)は理論値の1.2倍以下であった。これを用いて、2個の分子の位置決定精度(解像度)を見積もったところ、焦平面方向が3 nm...
❏単一タンパク質の振動分光(19685001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】分光 / 低温 / タンパク質 / 単一分子分光 / 赤外 (他15件)
【概要】本研究では、これまで誰も成功していなかったタンパク質の中赤外吸収スペクトルの1分子観測に成功した。これまで、中赤外吸収を測定するには、感度が良いとされる顕微赤外分光装置でも、100万個のタンパク質が必要であり、1分子の観測例は無かった。そこで、我々は従来法を改良するのではなく、以下に示す全く新しい光学課程を用いて、これを1分子観測を実現した。数ケルビンでも、タンパク質を結合させた色素の蛍光測定し続...
【医歯薬学】薬学:タンパク質分光を含む研究件
❏インフルエンザウィルスのプロトンチャネルの高次構造の一分子観測(23685002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】タンパク質 / 1分子観察 / 低温 / 分光 / 構造 (他14件)
【概要】温度1.5 Kに冷却した生体分子の三次元イメージングをするための1分子蛍光顕微鏡を開発した。この顕微鏡の特性をQdotにより評価した。まず、この顕微鏡は635, 532, 405 nmのどの波長でも色収差なく使用することが可能であった。さらに、その焦点付近の光分布(点像分布関数)は理論値の1.2倍以下であった。これを用いて、2個の分子の位置決定精度(解像度)を見積もったところ、焦平面方向が3 nm...
❏単一アミノ酸分光(21655005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】アミノ酸 / 単一分子分光 / 紫外分光 / 分光 / 顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究課題の当初の目的は、アミノ酸残基を蛍光プロープとすることで単一タンパク質分光を全てのタンパク質に適応できる分光法とすることにある。この技術はプローブとしての高い応用性に加えて、光センサータンパク質の生理機能を解明につながる学術的にも重要なタンパク質の構造情報を引き出すことができると考えていた。 2年間の研究成果として、世界的に見てユニークな可視波長域(波長400-600nm)の単一分子蛍光分...
❏単一タンパク質の振動分光(19685001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】分光 / 低温 / タンパク質 / 単一分子分光 / 赤外 (他15件)
【概要】本研究では、これまで誰も成功していなかったタンパク質の中赤外吸収スペクトルの1分子観測に成功した。これまで、中赤外吸収を測定するには、感度が良いとされる顕微赤外分光装置でも、100万個のタンパク質が必要であり、1分子の観測例は無かった。そこで、我々は従来法を改良するのではなく、以下に示す全く新しい光学課程を用いて、これを1分子観測を実現した。数ケルビンでも、タンパク質を結合させた色素の蛍光測定し続...