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研究分野別サイレントキーワード
「量子渦」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:量子液体量子渦を含む研究件
❏不均一性・ランダム性の無いナノスケール中ヘリウム4超流動の動的応答による研究(26800194)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村川 智 東京大学, 低温センター, 准教授 (90432004)
【キーワード】量子液体 / 超流動 / ナノスケール / 量子渦 / 乱流 (他7件)
【概要】ナノメートルサイズ中の超流動ヘリウム4の流れの性質を研究するために、10nm程度の細孔を持つ試料板を振動ワイヤー法により振動させる実験を行った。 超流動転移温度以下で、ある速度以上に振動させると振動の共鳴曲線に異常が現れた。この異常は孔の空いていない板を振動させた場合では見られなかったため、細孔中の超流動の流れに異常が起きていることを示している。細孔中の超流動の流れは低速では量子渦糸の熱活性化モデ...
❏回転クライオスタットによる量子液体の実験研究(02405004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】久保田 実 東京大学, 物性研究所, 助教授 (60192035)
【キーワード】量子液体 / ヘリウム薄膜 / 巨視的量子効果 / 量子渦 / 超低温物理学 (他19件)
【概要】本研究は平成2年度より3カ年計画で、ミリケルビンの超低温領域で量子液体に制御された回転運動を与える回転クライオスタットを建設し、これを用いて量子液体特有の性質を研究しようとするものである。この種の装置は我が国では初めて建設されるものであり、限られた時間と予算で成果を上げるべく研究課題と技術的特徴とを検討した(H2年度)。即ち、研究対象として多孔質媒体中の超流動薄膜を選び、単量子渦の生成に必要な10...
【数物系科学】物理学:マグナス力量子渦を含む研究件
❏超伝導量子渦にかかる力の理論(15K05160)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 量子渦 / フラックフロー / 磁束量子 / マグナス力 (他17件)
【概要】磁場中の超伝導体のダイナミクスは、超伝導の弱いところ、位相欠陥の性質で決まっている。超伝導の場合、位相欠陥は量子化された磁力線であり、それは超伝導電流の渦巻く中心=量子渦でもある。外部磁場の下に置かれた超伝導体の多くは内部に磁束量子を多数含む状態にある。そのとき外部電流を流したときに電気抵抗がゼロになるか有限になるかは磁束量子=量子渦の運動によって決まる。流体中の渦にはマグナス力が働き、磁力線には...
❏局所マイクロ波複素伝導度測定を用いた量子凝縮相の新しいダイナミクスの研究(23244070)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】前田 京剛 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (70183605)
【キーワード】マイクロ波 / マイクロ波顕微鏡 / STM / 鉄系超伝導体 / 電気伝導度分布 (他28件)
【概要】液体ヘリウム中で動作する,STMも同時に兼ね備えたマイクロ波顕微鏡(同軸共振器タイプ,動作周波数 10.7 GHz)を開発した。これを用いて,鉄系超伝導体KxFe2Se2単結晶において,電気伝導度の空間分布を取得することに初めて成功し,網目状の部分が超伝導領域であることを直接示すことができた。また,この過程で,表面の粗さがマイクロ波共振特性に与える影響を取り除く走査方法を見出した。これら伝導度の空...
【数物系科学】物理学:渦糸量子渦を含む研究件
❏熱電効果測定を用いた2次元超伝導体の渦糸量子凝縮相の探究(17K14337)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】家永 紘一郎 東京工業大学, 理学院, 助教 (50725413)
【キーワード】ネルンスト効果 / 渦糸 / 磁束量子 / 超伝導薄膜 / 超伝導-絶縁体転移 (他13件)
【概要】乱れた2次元超伝導体の極低温高磁場域の絶縁相内で予想されている渦糸ボース凝縮を、熱電効果測定によって調べた。超伝導アモルファスMoxGe1-xの3次元膜に対する予備実験(T>5K)では、熱的渦糸液体相において明瞭な熱電信号を観測し、超伝導ゆらぎ領域と区別されることを示した。次に2次元薄膜を100mKまで測定したところ、金属的量子渦糸液体相に対応する極低温低磁場域で、明瞭な渦糸信号を観測した。...
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
【数物系科学】物理学:ジョセフソン効果量子渦を含む研究件
❏不均一ボース・アインシュタイン凝縮系における超流動・超固体の安定性と密度ゆらぎ(24540361)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 臨界速度 / 密度揺らぎ / エネルギーランドスケープ (他18件)
【概要】粘性がなく、熱の発生がないマクロな流れのことを超流動と呼ぶ。超流動状態は遅い流れでは安定であり、ある限界速度(臨界速度と呼ぶ)を超えると、渦の生成を伴い崩壊することが知られている。安定あるいは準安定であった超流動状態が崩壊する様子は、安定な状態と不安定な状態がどのようにつながっているかを示す「地図」を得ることで見通しよく理解できる。地図における標高は今の場合各状態のエネルギーに対応し、その地図のこ...
❏ナノスケール・ヘリウム物理学の構築とその応用(21224010)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白濱 圭也 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70251486)
【キーワード】低温物性 / 物性実験 / 量子凝縮系 / 超流動 / 量子相転移 (他14件)
【概要】本研究は、ヘリウム4をナノ空間に閉じこめて実現される「ナノスケール・ヘリウム」における新しい量子現象を系統的に探索解明すると共に、その超流動性を自在に制御する方法を確立して、様々な科学技術への応用研究を展開する。基礎的側面では、ナノ多孔体中4Heに見られる2つの量子相転移の発現メカニズムを完全に解明した。また、ナノポアアレイ中4Heの超流動性が、量子渦の発生に起因する特異な減衰を示すこと、グラフェ...
❏回転クライオスタットによる量子液体の実験研究(02405004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】久保田 実 東京大学, 物性研究所, 助教授 (60192035)
【キーワード】量子液体 / ヘリウム薄膜 / 巨視的量子効果 / 量子渦 / 超低温物理学 (他19件)
【概要】本研究は平成2年度より3カ年計画で、ミリケルビンの超低温領域で量子液体に制御された回転運動を与える回転クライオスタットを建設し、これを用いて量子液体特有の性質を研究しようとするものである。この種の装置は我が国では初めて建設されるものであり、限られた時間と予算で成果を上げるべく研究課題と技術的特徴とを検討した(H2年度)。即ち、研究対象として多孔質媒体中の超流動薄膜を選び、単量子渦の生成に必要な10...
【数物系科学】物理学:量子相転移量子渦を含む研究件
❏熱電効果測定を用いた2次元超伝導体の渦糸量子凝縮相の探究(17K14337)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】家永 紘一郎 東京工業大学, 理学院, 助教 (50725413)
【キーワード】ネルンスト効果 / 渦糸 / 磁束量子 / 超伝導薄膜 / 超伝導-絶縁体転移 (他13件)
【概要】乱れた2次元超伝導体の極低温高磁場域の絶縁相内で予想されている渦糸ボース凝縮を、熱電効果測定によって調べた。超伝導アモルファスMoxGe1-xの3次元膜に対する予備実験(T>5K)では、熱的渦糸液体相において明瞭な熱電信号を観測し、超伝導ゆらぎ領域と区別されることを示した。次に2次元薄膜を100mKまで測定したところ、金属的量子渦糸液体相に対応する極低温低磁場域で、明瞭な渦糸信号を観測した。...
❏ナノスケール・ヘリウム物理学の構築とその応用(21224010)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白濱 圭也 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70251486)
【キーワード】低温物性 / 物性実験 / 量子凝縮系 / 超流動 / 量子相転移 (他14件)
【概要】本研究は、ヘリウム4をナノ空間に閉じこめて実現される「ナノスケール・ヘリウム」における新しい量子現象を系統的に探索解明すると共に、その超流動性を自在に制御する方法を確立して、様々な科学技術への応用研究を展開する。基礎的側面では、ナノ多孔体中4Heに見られる2つの量子相転移の発現メカニズムを完全に解明した。また、ナノポアアレイ中4Heの超流動性が、量子渦の発生に起因する特異な減衰を示すこと、グラフェ...
【数物系科学】物理学:低温物性量子渦を含む研究件
❏超流動ヘリウム中の量子渦の微視的ダイナミクスの解明(18K13503)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】永合 祐輔 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (50623435)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 量子乱流 / 量子流体 / トポロジー (他8件)
【概要】本研究は、量子乱流状態の臨界的振舞において重要な要素である量子渦の運動状態の解明を目的とし、以下に示すナノ電気機械システムおよび渦生成装置を開発し、超流動ヘリウム中における渦、乱流生成実験を行った。 1.量子渦に対する高感度センサーとしてカーボンナノチューブや光硬化性樹脂を用いたナノスケールの架橋ワイヤー型(または梁型)の機械共振装置を作製した。2.量子渦環を生成させるための細孔板振動子を作製し、...
❏ナノスケール・ヘリウム物理学の構築とその応用(21224010)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白濱 圭也 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70251486)
【キーワード】低温物性 / 物性実験 / 量子凝縮系 / 超流動 / 量子相転移 (他14件)
【概要】本研究は、ヘリウム4をナノ空間に閉じこめて実現される「ナノスケール・ヘリウム」における新しい量子現象を系統的に探索解明すると共に、その超流動性を自在に制御する方法を確立して、様々な科学技術への応用研究を展開する。基礎的側面では、ナノ多孔体中4Heに見られる2つの量子相転移の発現メカニズムを完全に解明した。また、ナノポアアレイ中4Heの超流動性が、量子渦の発生に起因する特異な減衰を示すこと、グラフェ...
【数物系科学】物理学:磁束量子量子渦を含む研究件
❏熱電効果測定を用いた2次元超伝導体の渦糸量子凝縮相の探究(17K14337)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】家永 紘一郎 東京工業大学, 理学院, 助教 (50725413)
【キーワード】ネルンスト効果 / 渦糸 / 磁束量子 / 超伝導薄膜 / 超伝導-絶縁体転移 (他13件)
【概要】乱れた2次元超伝導体の極低温高磁場域の絶縁相内で予想されている渦糸ボース凝縮を、熱電効果測定によって調べた。超伝導アモルファスMoxGe1-xの3次元膜に対する予備実験(T>5K)では、熱的渦糸液体相において明瞭な熱電信号を観測し、超伝導ゆらぎ領域と区別されることを示した。次に2次元薄膜を100mKまで測定したところ、金属的量子渦糸液体相に対応する極低温低磁場域で、明瞭な渦糸信号を観測した。...
❏超伝導量子渦にかかる力の理論(15K05160)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 量子渦 / フラックフロー / 磁束量子 / マグナス力 (他17件)
【概要】磁場中の超伝導体のダイナミクスは、超伝導の弱いところ、位相欠陥の性質で決まっている。超伝導の場合、位相欠陥は量子化された磁力線であり、それは超伝導電流の渦巻く中心=量子渦でもある。外部磁場の下に置かれた超伝導体の多くは内部に磁束量子を多数含む状態にある。そのとき外部電流を流したときに電気抵抗がゼロになるか有限になるかは磁束量子=量子渦の運動によって決まる。流体中の渦にはマグナス力が働き、磁力線には...
【数物系科学】物理学:超流動量子渦を含む研究件
❏超流動ヘリウム中の量子渦の微視的ダイナミクスの解明(18K13503)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】永合 祐輔 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (50623435)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 量子乱流 / 量子流体 / トポロジー (他8件)
【概要】本研究は、量子乱流状態の臨界的振舞において重要な要素である量子渦の運動状態の解明を目的とし、以下に示すナノ電気機械システムおよび渦生成装置を開発し、超流動ヘリウム中における渦、乱流生成実験を行った。 1.量子渦に対する高感度センサーとしてカーボンナノチューブや光硬化性樹脂を用いたナノスケールの架橋ワイヤー型(または梁型)の機械共振装置を作製した。2.量子渦環を生成させるための細孔板振動子を作製し、...
❏不均一性・ランダム性の無いナノスケール中ヘリウム4超流動の動的応答による研究(26800194)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村川 智 東京大学, 低温センター, 准教授 (90432004)
【キーワード】量子液体 / 超流動 / ナノスケール / 量子渦 / 乱流 (他7件)
【概要】ナノメートルサイズ中の超流動ヘリウム4の流れの性質を研究するために、10nm程度の細孔を持つ試料板を振動ワイヤー法により振動させる実験を行った。 超流動転移温度以下で、ある速度以上に振動させると振動の共鳴曲線に異常が現れた。この異常は孔の空いていない板を振動させた場合では見られなかったため、細孔中の超流動の流れに異常が起きていることを示している。細孔中の超流動の流れは低速では量子渦糸の熱活性化モデ...
❏不均一ボース・アインシュタイン凝縮系における超流動・超固体の安定性と密度ゆらぎ(24540361)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 臨界速度 / 密度揺らぎ / エネルギーランドスケープ (他18件)
【概要】粘性がなく、熱の発生がないマクロな流れのことを超流動と呼ぶ。超流動状態は遅い流れでは安定であり、ある限界速度(臨界速度と呼ぶ)を超えると、渦の生成を伴い崩壊することが知られている。安定あるいは準安定であった超流動状態が崩壊する様子は、安定な状態と不安定な状態がどのようにつながっているかを示す「地図」を得ることで見通しよく理解できる。地図における標高は今の場合各状態のエネルギーに対応し、その地図のこ...
【数物系科学】物理学:量子乱流量子渦を含む研究件
❏超流動ヘリウム中の量子渦の微視的ダイナミクスの解明(18K13503)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】永合 祐輔 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (50623435)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 量子乱流 / 量子流体 / トポロジー (他8件)
【概要】本研究は、量子乱流状態の臨界的振舞において重要な要素である量子渦の運動状態の解明を目的とし、以下に示すナノ電気機械システムおよび渦生成装置を開発し、超流動ヘリウム中における渦、乱流生成実験を行った。 1.量子渦に対する高感度センサーとしてカーボンナノチューブや光硬化性樹脂を用いたナノスケールの架橋ワイヤー型(または梁型)の機械共振装置を作製した。2.量子渦環を生成させるための細孔板振動子を作製し、...
❏確率偏微分方程式を用いた量子乱流の解析(16KT0127)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】複素Ginzburg-Landau方程式 / ホワイトノイズ / Gibbs 熱平衡 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 量子渦 (他10件)
【概要】正の温度を持つグロス・ピタエフスキー方程式, つまり, 時空ホワイトノイズと散逸項を伴う非線形シュレディンガー方程式に関して, 空間1次元で解の一意大域存在, 時間無限大での解分布の Gibbs 平衡状態への指数的収束を厳密に証明した. 解の大域存在の証明では, 推移確率の Strong Feller 性を用いることにより, 任意の初期値に対して大域化することに成功した. また, 空間2次元の場合...
❏不均一性・ランダム性の無いナノスケール中ヘリウム4超流動の動的応答による研究(26800194)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村川 智 東京大学, 低温センター, 准教授 (90432004)
【キーワード】量子液体 / 超流動 / ナノスケール / 量子渦 / 乱流 (他7件)
【概要】ナノメートルサイズ中の超流動ヘリウム4の流れの性質を研究するために、10nm程度の細孔を持つ試料板を振動ワイヤー法により振動させる実験を行った。 超流動転移温度以下で、ある速度以上に振動させると振動の共鳴曲線に異常が現れた。この異常は孔の空いていない板を振動させた場合では見られなかったため、細孔中の超流動の流れに異常が起きていることを示している。細孔中の超流動の流れは低速では量子渦糸の熱活性化モデ...
【数物系科学】物理学:ボース・アインシュタイン凝縮量子渦を含む研究件
❏量子流体力学に現れる確率偏微分方程式の研究(19KK0066)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】量子流体 / ゆらき・ノイズ / 量子渦 / ボース・アインシュタイン凝縮 / ホワイトノイズ (他8件)
【概要】今年度, まず, 分担者である前田は,非線形シュレディンガー方程式の小さな解の長時間挙動を"Refined profile"という新しい道具を使うことによって解析することに成功した. 福泉・星野・戌亥は, 本研究課題に深く関連する非線形確率消散型波動方程式の非相対論的・超相対論的極限について考え, 空間2次元の場合に繰り込み法を用いて極限の正当化に成功した.この極限の正当化は, 分...
❏確率偏微分方程式を用いた量子乱流の解析(16KT0127)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】複素Ginzburg-Landau方程式 / ホワイトノイズ / Gibbs 熱平衡 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 量子渦 (他10件)
【概要】正の温度を持つグロス・ピタエフスキー方程式, つまり, 時空ホワイトノイズと散逸項を伴う非線形シュレディンガー方程式に関して, 空間1次元で解の一意大域存在, 時間無限大での解分布の Gibbs 平衡状態への指数的収束を厳密に証明した. 解の大域存在の証明では, 推移確率の Strong Feller 性を用いることにより, 任意の初期値に対して大域化することに成功した. また, 空間2次元の場合...
❏不均一ボース・アインシュタイン凝縮系における超流動・超固体の安定性と密度ゆらぎ(24540361)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 臨界速度 / 密度揺らぎ / エネルギーランドスケープ (他18件)
【概要】粘性がなく、熱の発生がないマクロな流れのことを超流動と呼ぶ。超流動状態は遅い流れでは安定であり、ある限界速度(臨界速度と呼ぶ)を超えると、渦の生成を伴い崩壊することが知られている。安定あるいは準安定であった超流動状態が崩壊する様子は、安定な状態と不安定な状態がどのようにつながっているかを示す「地図」を得ることで見通しよく理解できる。地図における標高は今の場合各状態のエネルギーに対応し、その地図のこ...
【数物系科学】物理学:ホワイトノイズ量子渦を含む研究件
❏量子流体力学に現れる確率偏微分方程式の研究(19KK0066)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】量子流体 / ゆらき・ノイズ / 量子渦 / ボース・アインシュタイン凝縮 / ホワイトノイズ (他8件)
【概要】今年度, まず, 分担者である前田は,非線形シュレディンガー方程式の小さな解の長時間挙動を"Refined profile"という新しい道具を使うことによって解析することに成功した. 福泉・星野・戌亥は, 本研究課題に深く関連する非線形確率消散型波動方程式の非相対論的・超相対論的極限について考え, 空間2次元の場合に繰り込み法を用いて極限の正当化に成功した.この極限の正当化は, 分...
❏確率偏微分方程式を用いた量子乱流の解析(16KT0127)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】複素Ginzburg-Landau方程式 / ホワイトノイズ / Gibbs 熱平衡 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 量子渦 (他10件)
【概要】正の温度を持つグロス・ピタエフスキー方程式, つまり, 時空ホワイトノイズと散逸項を伴う非線形シュレディンガー方程式に関して, 空間1次元で解の一意大域存在, 時間無限大での解分布の Gibbs 平衡状態への指数的収束を厳密に証明した. 解の大域存在の証明では, 推移確率の Strong Feller 性を用いることにより, 任意の初期値に対して大域化することに成功した. また, 空間2次元の場合...
【数物系科学】天文学:超伝導量子渦を含む研究件
❏超伝導量子渦にかかる力の理論(15K05160)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 量子渦 / フラックフロー / 磁束量子 / マグナス力 (他17件)
【概要】磁場中の超伝導体のダイナミクスは、超伝導の弱いところ、位相欠陥の性質で決まっている。超伝導の場合、位相欠陥は量子化された磁力線であり、それは超伝導電流の渦巻く中心=量子渦でもある。外部磁場の下に置かれた超伝導体の多くは内部に磁束量子を多数含む状態にある。そのとき外部電流を流したときに電気抵抗がゼロになるか有限になるかは磁束量子=量子渦の運動によって決まる。流体中の渦にはマグナス力が働き、磁力線には...
❏超伝導ボルテックスへのスピン注入による新しい長距離伝搬スピン流の実現(26610091)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩見 雄毅 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (10633969)
【キーワード】超伝導 / ボルテックス / スピン流 / スピントロニクス / 量子渦 (他7件)
【概要】第二種超伝導体においては、外部磁場が内部を貫通し局所的に超伝導状態を壊すことでその周りを超伝導電流が渦のように流れる超伝導ボルテックスが生じる。本研究では、超伝導ボルテックスの流れによるスピン流の創成を目指して研究を行った。試料としてs波超伝導体やd波超伝導体の薄膜と強磁性絶縁体薄膜の超伝導|強磁性二層膜を作製し、温度勾配やマイクロ波照射による超伝導体へのスピン流注入実験を行った。超伝導体内に注入...
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
【総合理工】応用物理学:量子流体量子渦を含む研究件
❏量子流体力学に現れる確率偏微分方程式の研究(19KK0066)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】量子流体 / ゆらき・ノイズ / 量子渦 / ボース・アインシュタイン凝縮 / ホワイトノイズ (他8件)
【概要】今年度, まず, 分担者である前田は,非線形シュレディンガー方程式の小さな解の長時間挙動を"Refined profile"という新しい道具を使うことによって解析することに成功した. 福泉・星野・戌亥は, 本研究課題に深く関連する非線形確率消散型波動方程式の非相対論的・超相対論的極限について考え, 空間2次元の場合に繰り込み法を用いて極限の正当化に成功した.この極限の正当化は, 分...
❏超流動ヘリウム中の量子渦の微視的ダイナミクスの解明(18K13503)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】永合 祐輔 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (50623435)
【キーワード】超流動 / 量子渦 / 量子乱流 / 量子流体 / トポロジー (他8件)
【概要】本研究は、量子乱流状態の臨界的振舞において重要な要素である量子渦の運動状態の解明を目的とし、以下に示すナノ電気機械システムおよび渦生成装置を開発し、超流動ヘリウム中における渦、乱流生成実験を行った。 1.量子渦に対する高感度センサーとしてカーボンナノチューブや光硬化性樹脂を用いたナノスケールの架橋ワイヤー型(または梁型)の機械共振装置を作製した。2.量子渦環を生成させるための細孔板振動子を作製し、...
【総合理工】応用物理学:走査型トンネル顕微鏡(STM)量子渦を含む研究件
❏局所マイクロ波複素伝導度測定を用いた量子凝縮相の新しいダイナミクスの研究(23244070)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】前田 京剛 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (70183605)
【キーワード】マイクロ波 / マイクロ波顕微鏡 / STM / 鉄系超伝導体 / 電気伝導度分布 (他28件)
【概要】液体ヘリウム中で動作する,STMも同時に兼ね備えたマイクロ波顕微鏡(同軸共振器タイプ,動作周波数 10.7 GHz)を開発した。これを用いて,鉄系超伝導体KxFe2Se2単結晶において,電気伝導度の空間分布を取得することに初めて成功し,網目状の部分が超伝導領域であることを直接示すことができた。また,この過程で,表面の粗さがマイクロ波共振特性に与える影響を取り除く走査方法を見出した。これら伝導度の空...
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
【工学】総合工学:乱流量子渦を含む研究件
❏確率偏微分方程式を用いた量子乱流の解析(16KT0127)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】福泉 麗佳 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00374182)
【キーワード】複素Ginzburg-Landau方程式 / ホワイトノイズ / Gibbs 熱平衡 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 量子渦 (他10件)
【概要】正の温度を持つグロス・ピタエフスキー方程式, つまり, 時空ホワイトノイズと散逸項を伴う非線形シュレディンガー方程式に関して, 空間1次元で解の一意大域存在, 時間無限大での解分布の Gibbs 平衡状態への指数的収束を厳密に証明した. 解の大域存在の証明では, 推移確率の Strong Feller 性を用いることにより, 任意の初期値に対して大域化することに成功した. また, 空間2次元の場合...
❏不均一性・ランダム性の無いナノスケール中ヘリウム4超流動の動的応答による研究(26800194)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村川 智 東京大学, 低温センター, 准教授 (90432004)
【キーワード】量子液体 / 超流動 / ナノスケール / 量子渦 / 乱流 (他7件)
【概要】ナノメートルサイズ中の超流動ヘリウム4の流れの性質を研究するために、10nm程度の細孔を持つ試料板を振動ワイヤー法により振動させる実験を行った。 超流動転移温度以下で、ある速度以上に振動させると振動の共鳴曲線に異常が現れた。この異常は孔の空いていない板を振動させた場合では見られなかったため、細孔中の超流動の流れに異常が起きていることを示している。細孔中の超流動の流れは低速では量子渦糸の熱活性化モデ...