不均一ボース・アインシュタイン凝縮系における超流動・超固体の安定性と密度ゆらぎ
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
超流動 / 量子渦 / 臨界速度 / 密度揺らぎ / エネルギーランドスケープ / ボース・アインシュタイン凝縮 / 分岐理論 / スワローテール / 擬弧長法 / ソリトン / 動的密度ゆらぎ / 位相欠陥 / ジョセフソン効果 / 安定性 / グロスピタエフスキー方程式 / ボゴリューボフ方程式 / 密度ゆらぎ / サドルノード分岐
【研究成果の概要】
粘性がなく、熱の発生がないマクロな流れのことを超流動と呼ぶ。超流動状態は遅い流れでは安定であり、ある限界速度(臨界速度と呼ぶ)を超えると、渦の生成を伴い崩壊することが知られている。安定あるいは準安定であった超流動状態が崩壊する様子は、安定な状態と不安定な状態がどのようにつながっているかを示す「地図」を得ることで見通しよく理解できる。地図における標高は今の場合各状態のエネルギーに対応し、その地図のことをエネルギーランドスケープと呼ぶ。超流動崩壊に関連したランドスケープがこれまでに知られていたものとは違うことを示したのが本研究の成果である。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)