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研究分野別サイレントキーワード
「実験・観察」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:投票行動実験・観察を含む研究件
❏政治的ジェンダーバイアスの包括的研究(20H00059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】尾野 嘉邦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70598664)
【キーワード】ジェンダーステレオタイプ / サーベイ実験 / 実験政治学 / テキスト分析 / 政治学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、人々のジェンダーバイアスとその政治的影響を包括的に検証し、「指導的地位」に占める者の間に大きな男女格差が生じる要因と解決策を明らかにすることである。それにより、政治や社会において男女共同参画をさらに進めるだけでなく、男女それぞれが個人として、多様な選択やキャリアの実現を可能とするための方策を考える。そのために、情報工学や法学、心理学といった異分野の研究者らと共に、議事録や選挙公報な...
❏政治行動分析に対する実験アプローチの導入(18730103)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷口 尚子 帝京大学, 文学部, 専任講師 (50307203)
【キーワード】政治行動 / 実験政治学 / 投票参加 / 投票行動 / 公共財供給問題 (他10件)
【概要】本年度の研究業績は以下の通りである。 1、調査実験について 昨年度実施したインターネット調査に組み込んだ実験データに基づき論文を執筆、刊行した。 2、実験室実験について 現代の選挙については、「合理的棄権が多数出現することが予想されるにもかかわらず、実際にはそれなりの投票率が達成されるのは何故か」という「民主主義(投票)のパラドックス」と言われる問題がある。本研究ではこの問題に接近するため、パラド...
❏実験的世論調査による政治信頼質問の改善(15730077)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】前田 幸男 東京都立大学, 法学部, 助教授 (30347257)
【キーワード】社会調査 / 測定 / 政治信頼 / 政治参加 / 男女共同参画 (他11件)
【概要】本研究のデータ収集計画の過程で、従来とは異なる角度から政党支持・内閣支持の意味につき理論的に検討する必要を感じ、集計された世論調査データの推移を実際の国政の変化と対比させつつ検討する作業を行った。1993年以来の政党の離合集散は、政党支持の測定について、いわゆる五五年体制下では必ずしも明確に意識されなかった諸問題を認識する絶好の機会を提供していると考えたからである。その成果は、後掲の「中央調査報」...
【情報学】人間情報学:不明確性実験・観察を含む研究件
❏絶大希少事象を考慮した歪み・非対称不確実性・不明確性のリスク経済実験・理論分析(19H01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】絶大希少事象 / 不確実性 / 不明確性 / リスク経済分析 / 歪み (他13件)
【概要】当該年度の研究計画に沿い、インドネシアと日本で対称と非対称な不確実性と不明確性を伴う絶大希少事象を考慮したリスク行動実験とリスク行動経済理論構築の為の文献調査を行った。フィールド実験、オンラインでの実験、そして、実験室実験を各々行い、現在、その結果は解析中である。行った実験は、不確実性と不明確性下での公共財供給実験、及び、不確実性と不明確性下でのリスク選択実験である。その各々の実験において各被験者...
❏気候変動を考慮した不確実性・不明確性下での集団行動理論・実験分析(16H03621)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】気候変動 / 不確実性 / 不明確性 / 集団的協力行動 / 実験調査 (他10件)
【概要】ラボフィールド経済実験を実施し、人々が気候変動の影響に対して何をどの様に不確実・不明確と認識しているのか、そして、気候変動に付随する不確実性と不明確性が気候変動に対する人々の緩和・適応の集団的協力行動にどの様に影響を与えるのか分析した。都市域に住み、且つ、自然から離れた職業に付いている人々である程、気候変動を人為では無く自然偏移と考え、且つ、その影響も不明確・不確実と認識している傾向が強い事、そし...
【情報学】人間情報学:平面幾何実験・観察を含む研究件
❏計算機による発見機構の研究(08780338)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図による推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他7件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、三角関数における帰納的発見システムの3つを構築し実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に...
❏計算機による発見機構の研究(07780306)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図形を用いた推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他6件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、DIGESTを構築し、実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に基づく発見システムEXPE...
【情報学】人間情報学:発見実験・観察を含む研究件
❏計算機による発見機構の研究(08780338)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図による推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他7件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、三角関数における帰納的発見システムの3つを構築し実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に...
❏計算機による発見機構の研究(07780306)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図形を用いた推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他6件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、DIGESTを構築し、実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に基づく発見システムEXPE...
【情報学】人間情報学:テキスト分析実験・観察を含む研究件
❏集団謝罪をめぐる挑戦的学際研究(20K20278)
【研究テーマ】政治学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】集団謝罪 / 政治学 / 心理学 / 実験 / サーベイ実験 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは「集団間の謝罪と赦し」をテーマとして、心理学・政治学の若手研究者が協働し、今までにない分野横断融合研究を実施した。アメリカ政治、国際政治、政治心理学、社会心理学、進化心理学といった多分野の若手研究者が結集し、世界をリードする社会科学研究を推進することができた。具体的には、心理学のメタ理論を、政治学における集団のアイデンティティや歴史的文脈に関する知見と融合して集団間謝罪の理論と...
❏政治的ジェンダーバイアスの包括的研究(20H00059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】尾野 嘉邦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70598664)
【キーワード】ジェンダーステレオタイプ / サーベイ実験 / 実験政治学 / テキスト分析 / 政治学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、人々のジェンダーバイアスとその政治的影響を包括的に検証し、「指導的地位」に占める者の間に大きな男女格差が生じる要因と解決策を明らかにすることである。それにより、政治や社会において男女共同参画をさらに進めるだけでなく、男女それぞれが個人として、多様な選択やキャリアの実現を可能とするための方策を考える。そのために、情報工学や法学、心理学といった異分野の研究者らと共に、議事録や選挙公報な...
❏有権者の認知と政策のマルチメソッド研究: デフレーションの政治経済学(17H02478)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】MCELWAIN KENNETH 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (80768896)
【キーワード】デフレーション / 経済認識 / 政党支持 / 政府業績評価 / コロナ政策 (他19件)
【概要】日本政府はデフレ脱却を経済政策の要としているが、物価上昇は有権者の支持を得られない可能性があり、政治的にはリスクが高い。本研究では、過去の世論調査データを用いて、実質的な物価上昇が有権者の経済状況に対する認識にマイナスの影響を与え、それが内閣支持率にもマイナスの影響を与えることを示した。さらに、主観的な経済認識は、回答者の党派性にかかわらず、GDPデータなどの公式発表に影響されることを世論調査実験...
【情報学】人間情報学:インターフェース実験・観察を含む研究件
❏仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立(21680053)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】教材開発 / 空間認識 / 理科教育 / 天体学習 / タンジブル (他13件)
【概要】本研究では,タンジブル技術を応用し,空間認識能力を育成するため拡張現実(AR)の技術を応用したタンジブル教材を開発するとともに,実践的活用における有用性を評価した.小学校での実践的研究の結果,タンジブル教材は,空間認識力の高い児童の「月の満ち欠け」に関する理解を促進したことが明らかとなった.中学校での実践的研究の結果,「金星の満ち欠け」に関する理解度テストの得点は,授業後に有意に上昇していた.高等...
❏マルチモーダル環境における情報量が人間の情報処理効率に及ぼす影響に関する研究(07780385)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】梅室 博行 東京工業大学, 工学部, 助手 (80251651)
【キーワード】タスク認知 / インターフェース / 作業分析 / 高齢者 / 計算機作業 (他8件)
【概要】職務環境の高度情報化に伴いホワイトカラーワーカーは新しい技術環境に迅速に適応し多様な形態の情報をより多量に処理することを求められてきており、人間の適応能力・情報処理能力を明らかにし適切な情報付与の指針を開発することは急務となっている。本研究ではマルチモーダルインターフェース環境における計算機作業について、情報量と作業効率の関係を明らかにし、より効率的な作業のためのインターフェース設計の指針を与える...
【情報学】人間情報学:進化ゲーム実験・観察を含む研究件
❏集合知の認知・生態学的基盤(25245063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 達也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】集合知 / ヒト集団 / アリコロニー / 計算論的アルゴリズム / 行動実験 (他17件)
【概要】本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パター...
❏「原初的共感」の社会・生態学的基盤とその心的アーキテクチャに関する検討(17330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】共感 / 進化 / 生態学 / 表情模倣 / 進化ゲーム (他8件)
【概要】「人間の共感能力とは何か」という問いは、人文・社会科学の共通の根本問題であると同時に、進化生物学などの自然科学領域にもまたがる巨大な問いであり、社会的存在としての人間を理解する上で極めて重要である。本研究では、「原初的共感」という人間の基礎的な感情作用に着目することで、「高次の共感」、「感情の本質的社会性」といったより大きな問題群を考究可能にするための、概念的な整備を体系的に行った。 3年間にわた...
❏「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究(14651022)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】不安伝染 / 進化ゲーム / 進化的安定戦略 / 警戒行動 / 心理学実験 (他12件)
【概要】人間を含む動物が他個体の示す情動反応に半ば自動的に影響されることはよく知られている。心理学において、従来、こうした現象は、共感という言葉で大まかに捉えられてきた。しかし、近年の霊長類学の進展に伴い,従来「共感」という言葉で一括されてきた諸現象の概念的見直しが始まりつつある。本研究で注目したいのは、不安や怒りなどの基礎的な感情が個体間でほぼ自動的に転移する「原初的共感」と呼ばれる現象である。この現象...
【情報学】情報学フロンティア:知識獲得実験・観察を含む研究件
❏計算機による発見機構の研究(08780338)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図による推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他7件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、三角関数における帰納的発見システムの3つを構築し実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に...
❏計算機による発見機構の研究(07780306)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図形を用いた推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他6件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、DIGESTを構築し、実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に基づく発見システムEXPE...
【情報学】情報学フロンティア:リスク選好実験・観察を含む研究件
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏戦略的状況下における集団意思決定に関する実験分析(26285047)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 良夫 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (40453972)
【キーワード】集団意思決定 / 実験経済学 / 利他的選好 / 社会的選好 / リスク選好 (他14件)
【概要】本研究は、実験手法を用いて集団意思決定の背後にある集団を形成することを通じた個人の選好変化について考察をした。集団となることにより、人はより利己的な選択、リスク回避的な選択を好むようになることを明らかにした。また、集団の時間選好の決定要因としては、長期的利益を重視する人よりも短期的利益を重視する人の影響がより強く反映される傾向にあることも明らかにした。相手が攻撃してくるかもしれないという恐怖から、...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット実験・観察を含む研究件
❏インターネット時代の新しい消費者意思決定プロセスの実証研究(18H00906)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】清水 聰 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (40235643)
【キーワード】インターネット / 意思決定プロセス / SNS / 効果測定 / 情報循環 (他20件)
【概要】いくつかの商品について、SNS上の話題が、潜在顧客に対してどの程度の影響力を持つのかを、実験調査した。その結果、まず商品に関しては、商品としてのパフォーマンスが高く、かつSNS上に発信できる何かしらにギミックを持っていること、その商品の良さを本当に理解できる人が発信しているかどうかが次に大事であること、発信した内容に影響を受ける人は、その発信された商品に興味があるだけではなく、発信者が自分との関係...
❏地方自治体における公共政策と情報関係分析-広報・広聴の情報評価を中心に(25518005)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山本 竜大 金沢大学, 法学系, 教授 (80632827)
【キーワード】広報 / 広聴 / インターネット / 議会 / 行政 (他11件)
【概要】行政広報の担当者に関する意識調査、広報誌分析、刺激実験の結果から、以下が指摘できる。議会や選挙の広報部門は区分、ルール、慣習に従い、課題も抱えながら積極的に対応している。平成の大合併という行政環境の変化が広報部門の意識に影響すること。広報誌のテキストには多様な情報提供をするが、広聴ルートの多様化には課題もあった。実験からネガティブな自治体情報に接触すると、財政や暮らしぶりに対する市民の政策認識も同...
❏政治行動分析に対する実験アプローチの導入(18730103)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】谷口 尚子 帝京大学, 文学部, 専任講師 (50307203)
【キーワード】政治行動 / 実験政治学 / 投票参加 / 投票行動 / 公共財供給問題 (他10件)
【概要】本年度の研究業績は以下の通りである。 1、調査実験について 昨年度実施したインターネット調査に組み込んだ実験データに基づき論文を執筆、刊行した。 2、実験室実験について 現代の選挙については、「合理的棄権が多数出現することが予想されるにもかかわらず、実際にはそれなりの投票率が達成されるのは何故か」という「民主主義(投票)のパラドックス」と言われる問題がある。本研究ではこの問題に接近するため、パラド...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルネットワークサービス(SNS)実験・観察を含む研究件
❏インターネット時代の新しい消費者意思決定プロセスの実証研究(18H00906)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】清水 聰 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (40235643)
【キーワード】インターネット / 意思決定プロセス / SNS / 効果測定 / 情報循環 (他20件)
【概要】いくつかの商品について、SNS上の話題が、潜在顧客に対してどの程度の影響力を持つのかを、実験調査した。その結果、まず商品に関しては、商品としてのパフォーマンスが高く、かつSNS上に発信できる何かしらにギミックを持っていること、その商品の良さを本当に理解できる人が発信しているかどうかが次に大事であること、発信した内容に影響を受ける人は、その発信された商品に興味があるだけではなく、発信者が自分との関係...
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...
【情報学】情報学フロンティア:実験経済学実験・観察を含む研究件
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏「ナッジ」と「インセンティブ」効果による公共財自発的供給メカニズム:実験研究(16K03563)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡島 成治 大阪経済大学, 経済学部, 准教授 (50733549)
【キーワード】公共財ゲーム / 実験経済学 / ナッジ / 公共財供給ゲーム / 外部性 (他8件)
【概要】公共財ゲームにおいて、ゲームを繰り返し行っても、被験者が公共財への投資額を高い水準に保つような実験デザインを考案した。具体的には、閾値を設定し、グループ全体でその閾値を達成した場合、そのグループの被験者全員にリベートを与える制度である。閾値設定という人々の行動を誘導する仕組みを取り入れることで、我々は、「被験者の公共財への投資額は、公共財ゲームを数回繰り返しても減らさないこと」を発見した。 ...
❏レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究(16K03562)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory (他13件)
【概要】市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。 本事業が明らかにしたの...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習実験・観察を含む研究件
❏河川堤防のパイピングメカニズム解明と維持管理法のパラダイムシフトに向けた研究(19H00786)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡村 未対 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (50251624)
【キーワード】河川堤防 / パイピング / 実験 / 相似則 / DEM (他11件)
【概要】2020年度の研究で,以下のことを実施し,ほぼ期待通りの成果を上げた。 ■パイプ内の水の流れとそれによるパイプ孔壁の侵食とパイプ内土砂運搬の現象を解明するため,高速度カメラでパイプ内を観測し,さらに3次元浸透流解析を行った。前年度に引き続き,実験は40gの遠心加速度場及び重力場で行い,粒径や模型サイズを変えた実験を組み合わせ,メカニズム解明のために必要なデータを蓄積した。 ■パイピングの進展条件を...
❏計算機による発見機構の研究(08780338)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図による推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他7件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、三角関数における帰納的発見システムの3つを構築し実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に...
【複合領域】社会・安全システム科学:先見的安定集合実験・観察を含む研究件
❏パテントプール形成の可能性と制度設計-ゲーム理論による分析(16H03121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (50126330)
【キーワード】パテントライセンス / パテントプール / ゲーム理論 / 交渉 / 実験 (他10件)
【概要】本年度は,2016年度、2017年度、2018年度の研究成果に基づいて研究を進め、以下の成果を得た。 (1)2018年度に、特性関数形協力ゲーム及び分割関数形協力ゲームによる定式化とコア、仁、シャープレイ値、先見的安定集合などの解による分析から得られた、すべてのパテントの保有者を包含するパテントプール形成のための条件を基に、特に、先見的安定集合による分析を中心に据え、生産に必要なすべてのパテントを...
❏拘束力のない合意の実現可能性について-ゲーム理論による分析(24310110)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部, 教授 (50126330)
【キーワード】安定集合 / 先見的安定集合 / 交渉ゲーム / 定常均衡 / 実験 (他13件)
【概要】先見的安定集合を,2国間貿易における関税交渉,社会的ジレンマ,売り手と買い手の取引などさまざまな経済・社会システムに適用し,その多くの場合において,主体が先を考えて行動した場合,たとえ拘束力ある合意がなくとも社会にとって望ましいパレート最適な状態が達成されることを明らかにした。さらに,先見的安定集合の考えを用いて,各主体の先見性に上限がある場合においても,パレート最適な状態を達成するようなメカニズ...
【複合領域】社会・安全システム科学:安定集合実験・観察を含む研究件
❏パテントプール形成の可能性と制度設計-ゲーム理論による分析(16H03121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (50126330)
【キーワード】パテントライセンス / パテントプール / ゲーム理論 / 交渉 / 実験 (他10件)
【概要】本年度は,2016年度、2017年度、2018年度の研究成果に基づいて研究を進め、以下の成果を得た。 (1)2018年度に、特性関数形協力ゲーム及び分割関数形協力ゲームによる定式化とコア、仁、シャープレイ値、先見的安定集合などの解による分析から得られた、すべてのパテントの保有者を包含するパテントプール形成のための条件を基に、特に、先見的安定集合による分析を中心に据え、生産に必要なすべてのパテントを...
❏拘束力のない合意の実現可能性について-ゲーム理論による分析(24310110)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部, 教授 (50126330)
【キーワード】安定集合 / 先見的安定集合 / 交渉ゲーム / 定常均衡 / 実験 (他13件)
【概要】先見的安定集合を,2国間貿易における関税交渉,社会的ジレンマ,売り手と買い手の取引などさまざまな経済・社会システムに適用し,その多くの場合において,主体が先を考えて行動した場合,たとえ拘束力ある合意がなくとも社会にとって望ましいパレート最適な状態が達成されることを明らかにした。さらに,先見的安定集合の考えを用いて,各主体の先見性に上限がある場合においても,パレート最適な状態を達成するようなメカニズ...
【複合領域】社会・安全システム科学:非協力ゲーム実験・観察を含む研究件
❏パテントプール形成の可能性と制度設計-ゲーム理論による分析(16H03121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (50126330)
【キーワード】パテントライセンス / パテントプール / ゲーム理論 / 交渉 / 実験 (他10件)
【概要】本年度は,2016年度、2017年度、2018年度の研究成果に基づいて研究を進め、以下の成果を得た。 (1)2018年度に、特性関数形協力ゲーム及び分割関数形協力ゲームによる定式化とコア、仁、シャープレイ値、先見的安定集合などの解による分析から得られた、すべてのパテントの保有者を包含するパテントプール形成のための条件を基に、特に、先見的安定集合による分析を中心に据え、生産に必要なすべてのパテントを...
❏ゲーム構造に対する認識の実験研究(26380247)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
【キーワード】非協力ゲーム / 実験 / 認識 / 誘因 / 経済学実験 (他11件)
【概要】本研究は、所与のゲーム構造に対する人々の認識を、主として実験手法によって研究したものである。ゲームモデルに直面した人々の選択行動を調べ、さらにその評価を尋ねることによって、モデルに対する認識と人々の行動基準を明らかにした。 研究成果として、個人の認識に基づく社会的効用を含めた誘因と個人の獲得金銭最大化の誘因の意思決定への影響が、ゲーム構造や個人によって大きく異なることが判明した。相手のもつ誘因に対...
【複合領域】社会・安全システム科学:実証分析実験・観察を含む研究件
❏実験を利用した実証分析:司法政治研究の開拓(21K18409)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】森田 果 東北大学, 法学研究科, 教授 (40292817)
【キーワード】実証法学 / 実験 / 消費者法 / 司法政治 / 実証分析
【概要】本年度は,研究計画の初年度であり,本来であれば,今後の研究計画遂行のための基礎的な理論的基盤の構築やデータの収集を中心的に行うはずであったが,一定程度の研究成果をすでに公表することができた。 まず,研究代表者森田と研究分担者尾野の共同研究は,オンラインサーベイ実験を通じて,裁判員裁判への国民の参加の是非の意思決定が,どのような要因に基づいてなされるのかを探求した。裁判員裁判への国民の参加は,制度開...
❏実験による実証法学の導入:消費者法・医事法・環境法を中心に(21H00672)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】森田 果 東北大学, 法学研究科, 教授 (40292817)
【キーワード】実証法学 / 実験 / 消費者法 / 医事法 / 環境法 (他6件)
【概要】本年度は,研究計画の初年度であり,本来であれば,今後の研究計画遂行のための基礎的な理論的基盤の構築やデータの収集を中心的に行うはずであったが,一定程度の研究成果をすでに公表することができた。 まず,研究代表者森田と研究分担者尾野の共同研究は,オンラインサーベイ実験を通じて,裁判員裁判への国民の参加の是非の意思決定が,どのような要因に基づいてなされるのかを探求した。裁判員裁判への国民の参加は,制度開...
❏社会的正義の政治経済学をめざして:経済学・政治学・法学による総合的研究(18530141)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】須賀 晃一 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00171116)
【キーワード】社会的正義 / 政治経済学 / 実験 / 価値理念 / 制度 (他8件)
【概要】社会的正義の基本概念は、今日の社会的問題、公共的問題に解決策を示唆しうるもの、また社会の歴史的・民主的発展に適合的な内実を備えたものであるべき点が明らかにされた。さらに、社会的正義の諸要素間の論理的整合性を追及する一方で、政策理論の基礎を与える組合せを、対象となる財・サービスごとに検討すべきことで合意が得られ、公共財・準公共財・価値財などに関していくつかの試みがなされた。公開性、公正性、接近可能性...
【複合領域】科学教育・教育工学:交渉実験・観察を含む研究件
❏パテントプール形成の可能性と制度設計-ゲーム理論による分析(16H03121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (50126330)
【キーワード】パテントライセンス / パテントプール / ゲーム理論 / 交渉 / 実験 (他10件)
【概要】本年度は,2016年度、2017年度、2018年度の研究成果に基づいて研究を進め、以下の成果を得た。 (1)2018年度に、特性関数形協力ゲーム及び分割関数形協力ゲームによる定式化とコア、仁、シャープレイ値、先見的安定集合などの解による分析から得られた、すべてのパテントの保有者を包含するパテントプール形成のための条件を基に、特に、先見的安定集合による分析を中心に据え、生産に必要なすべてのパテントを...
❏利害葛藤事態における合議の意味と機能に関する社会心理学的解析(08710066)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 文学部, 助教授 (20214554)
【キーワード】交渉 / 需要顕示 / 公共財 / 実験 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究は、交渉ゲームの観点から、利害葛藤事態において、当事者間での話し合いが果たし得る調整機能を実証的に検討した。交渉ゲームとは、複数の当事者(プレーヤー)がいくつかの行動選択肢をもち、交渉に臨む状況を指す。このような交渉事態で、従来の検討の多くは、当事者達が葛藤の構造を初めから相互に完全把握しているという状況を仮定してきた。しかし、この仮定は非常に不自然であり、本研究では、利害の構造に関する当事...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:不確実性実験・観察を含む研究件
❏絶大希少事象を考慮した歪み・非対称不確実性・不明確性のリスク経済実験・理論分析(19H01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】絶大希少事象 / 不確実性 / 不明確性 / リスク経済分析 / 歪み (他13件)
【概要】当該年度の研究計画に沿い、インドネシアと日本で対称と非対称な不確実性と不明確性を伴う絶大希少事象を考慮したリスク行動実験とリスク行動経済理論構築の為の文献調査を行った。フィールド実験、オンラインでの実験、そして、実験室実験を各々行い、現在、その結果は解析中である。行った実験は、不確実性と不明確性下での公共財供給実験、及び、不確実性と不明確性下でのリスク選択実験である。その各々の実験において各被験者...
❏気候変動を考慮した不確実性・不明確性下での集団行動理論・実験分析(16H03621)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】気候変動 / 不確実性 / 不明確性 / 集団的協力行動 / 実験調査 (他10件)
【概要】ラボフィールド経済実験を実施し、人々が気候変動の影響に対して何をどの様に不確実・不明確と認識しているのか、そして、気候変動に付随する不確実性と不明確性が気候変動に対する人々の緩和・適応の集団的協力行動にどの様に影響を与えるのか分析した。都市域に住み、且つ、自然から離れた職業に付いている人々である程、気候変動を人為では無く自然偏移と考え、且つ、その影響も不明確・不確実と認識している傾向が強い事、そし...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論実験・観察を含む研究件
❏社会ゲームの理論と実験:自発的規律付けと多様な戦略の併存の含意と国際比較(17H02501)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】グレーヴァ 香子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (10219040)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験 / 社会ゲーム / 協力 / 寛容 (他8件)
【概要】理論論文は研究が進んだため2つの論文に分けて、ナッシュ均衡の存在だけを扱った論文と、進化的安定性を扱った論文にする方向で進めた。進化的安定性の論文では寛容均衡だけでなく、対照的2戦略均衡という協力的なプレイヤーと利己的なプレイヤーしかいないものも分析でき、しかもこれがもっとも安定であるという結論が出た。このとき使用する安定性概念として、スタンダードな概念である中立的安定性を多数戦略均衡に適用するこ...
❏パテントプール形成の可能性と制度設計-ゲーム理論による分析(16H03121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】武藤 滋夫 東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (50126330)
【キーワード】パテントライセンス / パテントプール / ゲーム理論 / 交渉 / 実験 (他10件)
【概要】本年度は,2016年度、2017年度、2018年度の研究成果に基づいて研究を進め、以下の成果を得た。 (1)2018年度に、特性関数形協力ゲーム及び分割関数形協力ゲームによる定式化とコア、仁、シャープレイ値、先見的安定集合などの解による分析から得られた、すべてのパテントの保有者を包含するパテントプール形成のための条件を基に、特に、先見的安定集合による分析を中心に据え、生産に必要なすべてのパテントを...
❏レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究(16K03562)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory (他13件)
【概要】市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。 本事業が明らかにしたの...
【複合領域】一般理論:リスク実験・観察を含む研究件
❏絶大希少事象を考慮した歪み・非対称不確実性・不明確性のリスク経済実験・理論分析(19H01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】絶大希少事象 / 不確実性 / 不明確性 / リスク経済分析 / 歪み (他13件)
【概要】当該年度の研究計画に沿い、インドネシアと日本で対称と非対称な不確実性と不明確性を伴う絶大希少事象を考慮したリスク行動実験とリスク行動経済理論構築の為の文献調査を行った。フィールド実験、オンラインでの実験、そして、実験室実験を各々行い、現在、その結果は解析中である。行った実験は、不確実性と不明確性下での公共財供給実験、及び、不確実性と不明確性下でのリスク選択実験である。その各々の実験において各被験者...
❏知識と実践-知識論における「実践論的転回」の意義と射程(15520007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】村田 純一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40134407)
【キーワード】知識 / 科学 / 操作主義 / 技術 / 技術倫理 (他17件)
【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...
【複合領域】一般理論:安全保障実験・観察を含む研究件
❏国際紛争の初期段階における言葉の力:相手国非難と自己正当化をめぐる内容分析と実験(17H00973)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】見えない危機 / 戦闘機スクランブル / 安全保障 / 政治学実験 / テキスト分析 (他18件)
【概要】国際紛争の初期段階における政府発表とメディア報道の実証研究を通して「言葉によるエスカレーション」を研究した。①戦闘機スクランブル、領海侵犯といった国際紛争の初期段階をとりあげ、政府発表と国際メディア報道の比較研究を内容分析を行った。また、「典型的な政府発表」の情報内容を用いた各種実験で、②自国や他国の国民が当該情報を受け取った上でどのような反応をするのかを検討した。見えない危機を見える化してしまう...
❏日本人の外交に関する選好形成メカニズムの研究(23243030)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 勝 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70306489)
【キーワード】安全保障 / 民主主義 / 世論調査 / 実験 / 外交 (他6件)
【概要】本研究は、外交についての民意形成のメカニズムを解明すべく、独自の世論調査を平成23年10月から平成25年9月まで毎月ウェブを通じて実施した。各月の調査の集計結果は、簡潔な分析とともに研究代表者がつとめる研究所のホームページで迅速に公開した。また、研究期間中に大きな関心を呼んだTPP、北朝鮮の政権変化、尖閣・竹島問題などの重要なイシューをめぐる民意の短期的変化についての分析は、国内外の学会やセミナー...
【環境学】環境創成学:経済実験実験・観察を含む研究件
❏絶大希少事象を考慮した歪み・非対称不確実性・不明確性のリスク経済実験・理論分析(19H01485)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】絶大希少事象 / 不確実性 / 不明確性 / リスク経済分析 / 歪み (他13件)
【概要】当該年度の研究計画に沿い、インドネシアと日本で対称と非対称な不確実性と不明確性を伴う絶大希少事象を考慮したリスク行動実験とリスク行動経済理論構築の為の文献調査を行った。フィールド実験、オンラインでの実験、そして、実験室実験を各々行い、現在、その結果は解析中である。行った実験は、不確実性と不明確性下での公共財供給実験、及び、不確実性と不明確性下でのリスク選択実験である。その各々の実験において各被験者...
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏多属性後悔理論の構築と実験による妥当性の研究(17K03637)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】藤井 陽一朗 明治大学, 商学部, 専任准教授 (80635376)
【キーワード】意思決定論 / 多属性効用理論 / 多属性後悔理論 / 実験 / 多属性効用 (他19件)
【概要】本研究課題は、大きく2つのパートから構成される。多属性後悔理論の公理的な基礎付けと実験による選好の測定である。 まず、基礎研究パートについては、主観的確率を用いた期待効用理論を提唱したSavageを拡張し、公理論的な基礎付けをおこなうことに成功している。 実験による選好測定については、2属性の場合で実験をおこない、①属性ごとに後悔回避的であること、②属性ごとに後悔回避の程度が異なることを明らかにし...
【数物系科学】数学:数式処理実験・観察を含む研究件
❏計算機による発見機構の研究(08780338)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図による推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他7件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、三角関数における帰納的発見システムの3つを構築し実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に...
❏計算機による発見機構の研究(07780306)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (90242289)
【キーワード】発見 / 図形を用いた推論 / 平面幾何 / 知識獲得 / 実験 (他6件)
【概要】本研究では計算機による発見機構の実現を目標とし、平面幾何の領域を対象とした発見システムPLANET、EXPEDITION、DIGESTを構築し、実験を行なった。1.平面幾何における発見システムPLANETは、与えられた図形における相似や合同などの図形的関係を基に、メネラウスの定理やチェバの定理、三角関数の加法定理などの定理の再発見に成功している。2.実験によるデータ獲得に基づく発見システムEXPE...
【数物系科学】地球惑星科学:地震実験・観察を含む研究件
❏微動・長周期地震・空振の統合的理解による火道内部状態の解明(22540431)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】武尾 実 東京大学, 地震研究所, 教授 (00197279)
【キーワード】火山現象 / 数理モデル / 実験 / 火山 / 地震 (他7件)
【概要】本研究は,比較的単純な噴火形態を繰り返す火道システムの確立した火山を対象に振動現象の観測データから,火道浅部の内部状態を推定する方法を確立し,一連の噴火活動中での噴火様式変化の推定に結びつけることを目的とした.本研究期間中に,2011年霧島新燃岳の噴火が発生し,準プリニー式噴火,マグマ湧出,ブルカの式噴火という異なる噴火に対する火口近傍で地震,地殻変動,空振という多項目の観測データを得ることに成功...
❏免震橋脚の開発に関する研究(11650478)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】耐震設計 / 地震防災対策 / 橋梁 / 橋脚 / 免震設計 (他12件)
【概要】平成12年度には、大きなコンクリートの損傷を生じることなく、ドリフトで4%までの繰り返し水平変位に耐えることができるRC橋脚の開発を目標として、RC橋脚の塑性ヒンジ区間に存在するコンリートの変わりに天然ゴム及び高減衰ゴムを用いた場合の変形性能と耐力を8体の模型に対するくり返し載荷実験をもとに、実験、解析の両面から検討した。着目したパラメータは、上述したゴムの種類の他、ゴム層の厚さ、ゴム層の上下に主...
❏幼児における空間対処能力からみた自立の発達に関する基礎的研究(07801017)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】根ヶ山 光一 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (00112003)
【キーワード】迷子 / 幼児 / 自立の発達 / 空間 / 事故 (他11件)
【概要】本研究は,事故や迷子といった,子どもの生存に直結する彼らの空間対処能力という重要な自律能力の不全について,その実態を質問紙調査と実験から心理・行動学的に検討しようとするものである。 まず事故の研究については,あわせて4種類の質問紙調査と2種類の実験が行われた.その結果,質問紙調査からは,子どもの事故は3歳で多発するが,大事故に関しては0歳にも大きなピークがあること,通常の事故は屋外で転んで足を怪我...
【数物系科学】天文学:数値シミュレーション実験・観察を含む研究件
❏乱流希薄予混合旋回火炎から生じる燃焼騒音の発生・変調メカニズムの解明(19H02076)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】黒瀬 良一 京都大学, 工学研究科, 教授 (70371622)
【キーワード】燃焼騒音 / 希薄予混合火炎 / 旋回火炎 / 水素燃焼 / 乱流 (他11件)
【概要】本研究では,精巧な実験と高精度の数値解析を併用することより,燃焼騒音の発生・変調メカニズムを,特に壁面の影響に着目して明らかにすることを目的とした.本研究により,騒音スペクトルの音圧レベル(SPL)のピークは,壁面を設置することにより不明瞭になり,その特性が壁面と火炎の距離に応じて変化することが分かった.また,この変化が壁面と接触することにより火炎形状が変化し,火炎から直接放出される音波の特性が変...
❏空力抵抗低減のための理論的制御手法の開発(25420129)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】深潟 康二 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80361517)
【キーワード】流れの制御 / 空力抵抗 / 制御理論 / 数値シミュレーション / 流体力学 (他8件)
【概要】本研究の目的は,乗用車やトラック車両などの空力抵抗をさらに低減するため,壁に沿う乱流の摩擦抵抗や一般的な形状の物体周りの流れの制御に関する基礎理論を確立することである.壁乱流の摩擦抵抗低減に関しては,一様吹出し・吸込み制御および進行波状壁面変形制御の実用化に向けて克服すべき様々な効果の影響を数値シミュレーションによって検証するとともに,波長空間におけるモード解析を行った.また,任意形状の物体に働く...
❏界面捕獲法による流路中の細胞挙動の数値シミュレーション(21760136)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】深潟 康二 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (80361517)
【キーワード】バイオ流体力学 / 細胞 / 数値シミュレーション / マイクロ流路 / 弾性皮膜 (他11件)
【概要】本研究では計算負荷の軽い二相流数値シミュレーション法である界面捕獲法を拡張して細胞を含む流れを扱えるようにすることを目的とし,レベルセット法に等方弾性皮膜モデルを組み合わせた数値シミュレーション手法を開発した.特に膜の変位をオイラー的に表現するためにレベルセット関数を利用した定式化を提案し,その有効性を確認した.また,複数の細胞の衝突を扱えるよう,レベルセット関数を利用した反発力モデルを提案し,そ...
【数物系科学】天文学:数値計算実験・観察を含む研究件
❏細長い流体管路を移動する連結物体の駆動特性とその安定性(19560239)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】吉沢 正紹 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10095664)
【キーワード】運動力学 / 多体系 / 流体関連 / 数値計算 / 実験 (他6件)
【概要】本研究では, 流体管路内における単独移動物体の動的挙動ならびに周囲流体の非定常運動を, 解析解ならびに数値解による理論的検討, PIVによる可視化実験により明らかにした.さらに複数連結の代表的な場合として, 3両連結の移動物体の場合についての実験を行い, 連結移動物体の通過に伴う管内非定常圧力分布に及ぼすバイパスホールの影響ならびに連結部分における非定常流体運動の特徴を明らかにした. ...
❏混合潤滑状態下における表面粗さ形状の境界摩擦に及ぼす影響(08650166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 表面粗さ (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分である.特に表面粗さの形状による接触状態およびそれに伴う摩擦力のモデル化が十分でない.このため,製作した高精度スピンドル装置を用いたボール・オン・ディスク型摩擦試験機を用い,磁気記録装置用ディスクの平滑面に対し,いくつかの粗さ形...
❏混合潤滑状態下における境界摩擦の定量的評価-分子力学を用いた吸着膜の被覆率計算-(07650168)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 潤滑油 (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分であるため,本研究では境界潤滑膜のせん断特性のうち、境界膜の被覆率と膜自身のせん強さに着目し、境界潤滑を含む一般的な混合潤滑モデルの構築、および数値シミュレーションを行ない、混合潤滑下での境界潤滑膜の吸着特性、とくに吸着膜の被覆...
【生物学】人類学:進化実験・観察を含む研究件
❏「原初的共感」の社会・生態学的基盤とその心的アーキテクチャに関する検討(17330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】共感 / 進化 / 生態学 / 表情模倣 / 進化ゲーム (他8件)
【概要】「人間の共感能力とは何か」という問いは、人文・社会科学の共通の根本問題であると同時に、進化生物学などの自然科学領域にもまたがる巨大な問いであり、社会的存在としての人間を理解する上で極めて重要である。本研究では、「原初的共感」という人間の基礎的な感情作用に着目することで、「高次の共感」、「感情の本質的社会性」といったより大きな問題群を考究可能にするための、概念的な整備を体系的に行った。 3年間にわた...
❏「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究(14651022)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】不安伝染 / 進化ゲーム / 進化的安定戦略 / 警戒行動 / 心理学実験 (他12件)
【概要】人間を含む動物が他個体の示す情動反応に半ば自動的に影響されることはよく知られている。心理学において、従来、こうした現象は、共感という言葉で大まかに捉えられてきた。しかし、近年の霊長類学の進展に伴い,従来「共感」という言葉で一括されてきた諸現象の概念的見直しが始まりつつある。本研究で注目したいのは、不安や怒りなどの基礎的な感情が個体間でほぼ自動的に転移する「原初的共感」と呼ばれる現象である。この現象...
❏「文化を作る能力」の進化的・適応的成立基盤に関する研究(14310048)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】文化学習 / 適応 / 進化ゲーム / 進化的安定均衡 / フリーライダー (他9件)
【概要】社会・文化的学習は、環境における不確実性を効果的に低減し、個人が適応的な行動を安価な形で獲得することを促進する。この命題は継時的に安定した対象を学習する(例えば、有毒の食物を避ける技術の獲得など)場合には自明だが、継時的に不安定な変動環境における社会・文化的学習の有効性は自明ではない。社会的学習により獲得された知識は、変動環境の下では、既に時代遅れのものになっている可能性があるからである。本研究は...
【生物学】人類学:多様性実験・観察を含む研究件
❏異文化受容意識・態度の国際調査:多様性の尊重と共生の研究(20K02592)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】亀山 友理子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 特任講師 (10747314)
【キーワード】異文化理解 / 異文化受容態度 / 多様性 / 共生 / 国際比較 (他9件)
【概要】本研究は、異なるホスト国の児童生徒の異文化受容における意識や態度に焦点を当て、外国にルーツを持つ児童生徒の種別および接触経験の程度等を組み込んだ、質問紙調査および経済実験により潜在的意識におけるデータを分析し、有益な示唆の導出により、多様性のある包摂的な学校づくりの政策基盤の構築に貢献することを目的としている。 本年度は、COVID-19の影響により、海外2か国での質問紙調査および実験調査の実施は...
❏社会ゲームの理論と実験:自発的規律付けと多様な戦略の併存の含意と国際比較(17H02501)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】グレーヴァ 香子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (10219040)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験 / 社会ゲーム / 協力 / 寛容 (他8件)
【概要】理論論文は研究が進んだため2つの論文に分けて、ナッシュ均衡の存在だけを扱った論文と、進化的安定性を扱った論文にする方向で進めた。進化的安定性の論文では寛容均衡だけでなく、対照的2戦略均衡という協力的なプレイヤーと利己的なプレイヤーしかいないものも分析でき、しかもこれがもっとも安定であるという結論が出た。このとき使用する安定性概念として、スタンダードな概念である中立的安定性を多数戦略均衡に適用するこ...
❏社会ゲームの理論と実験:グローバル化・IT化社会における信頼と協調の多様なあり方(24330064)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】藤原 正寛 武蔵野大学, 経済学部, 教授 (40114988)
【キーワード】社会ゲーム / 信頼 / ゲーム理論 / 実験 / 多様性
【概要】流動的で匿名性の大きい現代社会において、経済関係の自発的な構築・継続・解消によって規律付けやコーディネーションを行う仕組みを分析する「社会ゲーム」の理論・実験研究を行った。特に、自発的に解消可能な繰り返しゲームを取り上げ、理論面では、従来重視されてきたすべてのメンバーが同一の行動様式を選ぶ状態だけでなく、社会に、様々な異なる行動様式が共存する状態も安定であることを示した。また実験では、多様な行動様...
【工学】建築学:座屈拘束ブレース実験・観察を含む研究件
❏環境負荷の削減を目指した鋼木合成構造の開発(15760422)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】山田 哲 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (60230455)
【キーワード】実験 / 構造用鋼材 / 木材 / 座屈拘束ブレース / 地球環境問題 (他8件)
【概要】建築構造物の履歴型ダンパーの一つである座屈拘束ブレースは、細長比の大きな芯材を座屈補剛材で拘束することにより、圧縮力を受けた際でも耐力低下を生じることなく安定した履歴挙動を示すことが知られている。環境問題の観点においては、ブレース等のエネルギー吸収要素を用いることで建築物の長寿命化を図ると同時に、その構成材として循環材料や再生可能な自然材料を採用することは合理的であるといえる。 本年度の研究におい...
❏建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減に関する研究(13450229)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】岩田 衛 神奈川大学, 工学部, 教授 (50322532)
【キーワード】鉄骨構造 / 環境負荷 / 廃棄物 / ライフサイクル / 構造駆体 (他19件)
【概要】建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減のシナリオとその評価を廃棄物重量とLCCO_2に着目して定量的に分析した。この結果から、建築構造の耐用年数を100〜150年程度にすると大幅な環境負荷低減ができる。それが叶わない場合には、CO_2排出量の観点から、鉄骨部材をリサイクルするのではなく、リユースするべきであることを明らかにした。 これらの研究成果を踏まえ、建築構造全体の長寿命化を第一に、...
【工学】建築学:柱梁接合部実験・観察を含む研究件
❏多軸複合応力を受ける鉄筋コンクリート柱梁接合部の損傷評価モデルの確立(15360291)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】塩原 等 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50272365)
【キーワード】鉄筋コンクリート造 / 建築物 / 柱梁接合部 / 損傷評価 / 強度評価 (他17件)
【概要】本研究は,鉄筋コンクリート造の十字型,ト型,L字型の柱梁接合部に関する,統一的な力学モデルを構築し,その信頼性を検証し,モデルに基づく合理的な柱梁接合部の損傷評価法を提案しようとしたものである。 1.提案されているモデルに基づいて,コンクリート強度以外に特に損傷や強度に影響を及ぼすと予測されている実験パラメータに関する影響の度合いの検討を行い,また,実験結果との比較によりモデルの妥当性を検証した。...
❏建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減に関する研究(13450229)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】岩田 衛 神奈川大学, 工学部, 教授 (50322532)
【キーワード】鉄骨構造 / 環境負荷 / 廃棄物 / ライフサイクル / 構造駆体 (他19件)
【概要】建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減のシナリオとその評価を廃棄物重量とLCCO_2に着目して定量的に分析した。この結果から、建築構造の耐用年数を100〜150年程度にすると大幅な環境負荷低減ができる。それが叶わない場合には、CO_2排出量の観点から、鉄骨部材をリサイクルするのではなく、リユースするべきであることを明らかにした。 これらの研究成果を踏まえ、建築構造全体の長寿命化を第一に、...
【工学】建築学:建築構造・材料実験・観察を含む研究件
❏鉄骨造建物の3次元倒壊挙動の解明と耐震安全余裕度の評価(24360223)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山田 哲 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (60230455)
【キーワード】鉄骨構造 / 倒壊 / 実験 / 3次元挙動 / 建築構造・材料 (他10件)
【概要】本研究の目的は、大地震時に鉄骨造建物が倒壊に至るまでの3次元挙動を明らかにし、耐震設計における安全余裕度を明らかにすることである。そのためには、構成部材の現実的な挙動を反映した応答解析を行う必要があることから、主要部材であり耐震要素でもある柱と梁を対象に、地震時の現実的な条件を反映した実験を実施し、3次元応力下で部材が最大耐力に到達し、その後復元力を喪失するまでの挙動を把握した。そして、部材の挙動...
❏地震被害発生メカニズム解明のための木造住宅の限界変形性能評価(18360265)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 変形性能 / 倒壊 / 地震被害 / PΔ効果 (他15件)
【概要】本研究では、高レベル地震動下の木造住宅の耐震性能評価能力向上を目的として、倒壊に至る完全崩壊機構を兵庫県南部地震以降に発生した実地震被害の分析や木造軸組の静的載荷実験を行うことによる実証的研究を行うとともに、木造住宅の最大応答変形角を予測可能な数値解析モデルを構築し、限界変形性能を支配する条件を理論的に解明し、より合理的な木造建物の耐震設計法・耐震補強法の開発を行うことを目指した研究を行った。 ...
【工学】建築学:鉄骨構造実験・観察を含む研究件
❏鉄骨造建物の3次元倒壊挙動の解明と耐震安全余裕度の評価(24360223)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山田 哲 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (60230455)
【キーワード】鉄骨構造 / 倒壊 / 実験 / 3次元挙動 / 建築構造・材料 (他10件)
【概要】本研究の目的は、大地震時に鉄骨造建物が倒壊に至るまでの3次元挙動を明らかにし、耐震設計における安全余裕度を明らかにすることである。そのためには、構成部材の現実的な挙動を反映した応答解析を行う必要があることから、主要部材であり耐震要素でもある柱と梁を対象に、地震時の現実的な条件を反映した実験を実施し、3次元応力下で部材が最大耐力に到達し、その後復元力を喪失するまでの挙動を把握した。そして、部材の挙動...
❏建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減に関する研究(13450229)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】岩田 衛 神奈川大学, 工学部, 教授 (50322532)
【キーワード】鉄骨構造 / 環境負荷 / 廃棄物 / ライフサイクル / 構造駆体 (他19件)
【概要】建築鉄骨構造のライフサイクルにおける環境負荷削減のシナリオとその評価を廃棄物重量とLCCO_2に着目して定量的に分析した。この結果から、建築構造の耐用年数を100〜150年程度にすると大幅な環境負荷低減ができる。それが叶わない場合には、CO_2排出量の観点から、鉄骨部材をリサイクルするのではなく、リユースするべきであることを明らかにした。 これらの研究成果を踏まえ、建築構造全体の長寿命化を第一に、...
【工学】建築学:倒壊実験・観察を含む研究件
❏鉄骨造建物の3次元倒壊挙動の解明と耐震安全余裕度の評価(24360223)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山田 哲 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (60230455)
【キーワード】鉄骨構造 / 倒壊 / 実験 / 3次元挙動 / 建築構造・材料 (他10件)
【概要】本研究の目的は、大地震時に鉄骨造建物が倒壊に至るまでの3次元挙動を明らかにし、耐震設計における安全余裕度を明らかにすることである。そのためには、構成部材の現実的な挙動を反映した応答解析を行う必要があることから、主要部材であり耐震要素でもある柱と梁を対象に、地震時の現実的な条件を反映した実験を実施し、3次元応力下で部材が最大耐力に到達し、その後復元力を喪失するまでの挙動を把握した。そして、部材の挙動...
❏地震被害発生メカニズム解明のための木造住宅の限界変形性能評価(18360265)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 変形性能 / 倒壊 / 地震被害 / PΔ効果 (他15件)
【概要】本研究では、高レベル地震動下の木造住宅の耐震性能評価能力向上を目的として、倒壊に至る完全崩壊機構を兵庫県南部地震以降に発生した実地震被害の分析や木造軸組の静的載荷実験を行うことによる実証的研究を行うとともに、木造住宅の最大応答変形角を予測可能な数値解析モデルを構築し、限界変形性能を支配する条件を理論的に解明し、より合理的な木造建物の耐震設計法・耐震補強法の開発を行うことを目指した研究を行った。 ...
【工学】土木工学:社会実験実験・観察を含む研究件
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(18H05668)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2018-08-24 - 2020-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 国際大学, 国際関係学研究科, 講師(移行) (00822751)
【キーワード】オリンピック / 地域社会 / 実験 / 社会実験 / 行政参加 (他7件)
【概要】平成30年度は、31年度から4年間実施予定の疑似実験に使用する指標及び質問票作成のため、従属変数となる東京都民のコミュニティ活動と、独立変数となる東京オリンピックが都民のコミュニティに及ぼしうる影響について定性調査を実施した。 具体的には、自治会、婦人会、スポーツクラブ、商店会、障碍者支援グループなど異なるコミュニティ・グループのリーダー12人にインタビューを実施し、その実態を把握した。また、オリ...
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...
【工学】土木工学:耐震設計実験・観察を含む研究件
❏多軸複合応力を受ける鉄筋コンクリート柱梁接合部の損傷評価モデルの確立(15360291)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】塩原 等 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50272365)
【キーワード】鉄筋コンクリート造 / 建築物 / 柱梁接合部 / 損傷評価 / 強度評価 (他17件)
【概要】本研究は,鉄筋コンクリート造の十字型,ト型,L字型の柱梁接合部に関する,統一的な力学モデルを構築し,その信頼性を検証し,モデルに基づく合理的な柱梁接合部の損傷評価法を提案しようとしたものである。 1.提案されているモデルに基づいて,コンクリート強度以外に特に損傷や強度に影響を及ぼすと予測されている実験パラメータに関する影響の度合いの検討を行い,また,実験結果との比較によりモデルの妥当性を検証した。...
❏免震橋脚の開発に関する研究(11650478)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川島 一彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20272677)
【キーワード】耐震設計 / 地震防災対策 / 橋梁 / 橋脚 / 免震設計 (他12件)
【概要】平成12年度には、大きなコンクリートの損傷を生じることなく、ドリフトで4%までの繰り返し水平変位に耐えることができるRC橋脚の開発を目標として、RC橋脚の塑性ヒンジ区間に存在するコンリートの変わりに天然ゴム及び高減衰ゴムを用いた場合の変形性能と耐力を8体の模型に対するくり返し載荷実験をもとに、実験、解析の両面から検討した。着目したパラメータは、上述したゴムの種類の他、ゴム層の厚さ、ゴム層の上下に主...
【工学】総合工学:界面活性剤実験・観察を含む研究件
❏界面活性剤が気泡流の巨視的構造に与える影響の解明(21360079)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高木 周 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30272371)
【キーワード】流体工学 / 混相流 / 乱流 / 気泡 / 界面活性剤 (他10件)
【概要】垂直チャネル内上昇気泡流の3次元計測をスキャニングステレオPIVにより行うため,主流方向(x方向) 30mm,壁面垂直方向(y方向) 40mm,スパン方向(z方向) 20mmの計測領域を,ガルバノミラーを用いてレーザシートをz方向に走査し, x方向約0. 5mm, y方向0. 50m, z方向約1mmの空間分解能で約10万の速度ベクトルを取得し,流動構造の時間変化を約30Hzで捉えられる3次元計測...
❏界面の分子論的構造が及ぼす気液二相流動への影響の解明とそれを応用した流動制御(08455088)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】松本 洋一郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60111473)
【キーワード】界面活性剤 / 上昇気泡 / マランゴニ効果 / 終端速度 / 実験 (他8件)
【概要】気体二相流動にとって,気液界面における質量,運動量,エネルギーの輸送現象は,最も基礎的な現象であり,界面の状態により大きな変化をみせる.例えば,液体中に多くの気泡を含む気泡流の場合,界面活性剤の混入により,気泡同士の合体が妨げられたり,気泡の上昇速度が減少することにより,流動構造全体に大きな影響を与えることが知られている.本研究では,これらの知見に基づき,液中に存在する界面吸着物質の濃度と表面構造...
【工学】総合工学:弾性流体潤滑実験・観察を含む研究件
❏混合潤滑状態下における表面粗さ形状の境界摩擦に及ぼす影響(08650166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 表面粗さ (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分である.特に表面粗さの形状による接触状態およびそれに伴う摩擦力のモデル化が十分でない.このため,製作した高精度スピンドル装置を用いたボール・オン・ディスク型摩擦試験機を用い,磁気記録装置用ディスクの平滑面に対し,いくつかの粗さ形...
❏混合潤滑状態下における境界摩擦の定量的評価-分子力学を用いた吸着膜の被覆率計算-(07650168)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 潤滑油 (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分であるため,本研究では境界潤滑膜のせん断特性のうち、境界膜の被覆率と膜自身のせん強さに着目し、境界潤滑を含む一般的な混合潤滑モデルの構築、および数値シミュレーションを行ない、混合潤滑下での境界潤滑膜の吸着特性、とくに吸着膜の被覆...
❏非定常部分弾性流体潤滑の定量的理論とその実験的検証(06452166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中原 綱光 東京工業大学, 工学部, 教授 (80016625)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / カム (他7件)
【概要】本研究は集中接触する機械要素の動的な混合潤滑特性を定量化する理論モデルを構築し,数値解析を行い、解析結果を実験と比較することで実用的な解析モデルを確立することを目的として行われた. そのためまず,従来の混合潤滑と弾性流体潤滑計算に用いる諸式に加えて,エネルギー方程式も連立させて解くことにより,まず定常状態において流体の粘弾性に及ぼす温度の影響と固体接触部の発熱を加えた熱弾性混合潤滑(TEHML)解...
【工学】総合工学:混合潤滑実験・観察を含む研究件
❏混合潤滑状態下における表面粗さ形状の境界摩擦に及ぼす影響(08650166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 表面粗さ (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分である.特に表面粗さの形状による接触状態およびそれに伴う摩擦力のモデル化が十分でない.このため,製作した高精度スピンドル装置を用いたボール・オン・ディスク型摩擦試験機を用い,磁気記録装置用ディスクの平滑面に対し,いくつかの粗さ形...
❏混合潤滑状態下における境界摩擦の定量的評価-分子力学を用いた吸着膜の被覆率計算-(07650168)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 潤滑油 (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分であるため,本研究では境界潤滑膜のせん断特性のうち、境界膜の被覆率と膜自身のせん強さに着目し、境界潤滑を含む一般的な混合潤滑モデルの構築、および数値シミュレーションを行ない、混合潤滑下での境界潤滑膜の吸着特性、とくに吸着膜の被覆...
❏非定常部分弾性流体潤滑の定量的理論とその実験的検証(06452166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中原 綱光 東京工業大学, 工学部, 教授 (80016625)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / カム (他7件)
【概要】本研究は集中接触する機械要素の動的な混合潤滑特性を定量化する理論モデルを構築し,数値解析を行い、解析結果を実験と比較することで実用的な解析モデルを確立することを目的として行われた. そのためまず,従来の混合潤滑と弾性流体潤滑計算に用いる諸式に加えて,エネルギー方程式も連立させて解くことにより,まず定常状態において流体の粘弾性に及ぼす温度の影響と固体接触部の発熱を加えた熱弾性混合潤滑(TEHML)解...
【工学】総合工学:潤滑実験・観察を含む研究件
❏混合潤滑状態下における表面粗さ形状の境界摩擦に及ぼす影響(08650166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 表面粗さ (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分である.特に表面粗さの形状による接触状態およびそれに伴う摩擦力のモデル化が十分でない.このため,製作した高精度スピンドル装置を用いたボール・オン・ディスク型摩擦試験機を用い,磁気記録装置用ディスクの平滑面に対し,いくつかの粗さ形...
❏混合潤滑状態下における境界摩擦の定量的評価-分子力学を用いた吸着膜の被覆率計算-(07650168)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 潤滑油 (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分であるため,本研究では境界潤滑膜のせん断特性のうち、境界膜の被覆率と膜自身のせん強さに着目し、境界潤滑を含む一般的な混合潤滑モデルの構築、および数値シミュレーションを行ない、混合潤滑下での境界潤滑膜の吸着特性、とくに吸着膜の被覆...
❏非定常部分弾性流体潤滑の定量的理論とその実験的検証(06452166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中原 綱光 東京工業大学, 工学部, 教授 (80016625)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / カム (他7件)
【概要】本研究は集中接触する機械要素の動的な混合潤滑特性を定量化する理論モデルを構築し,数値解析を行い、解析結果を実験と比較することで実用的な解析モデルを確立することを目的として行われた. そのためまず,従来の混合潤滑と弾性流体潤滑計算に用いる諸式に加えて,エネルギー方程式も連立させて解くことにより,まず定常状態において流体の粘弾性に及ぼす温度の影響と固体接触部の発熱を加えた熱弾性混合潤滑(TEHML)解...
【工学】総合工学:トライボロジー実験・観察を含む研究件
❏混合潤滑状態下における表面粗さ形状の境界摩擦に及ぼす影響(08650166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 表面粗さ (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分である.特に表面粗さの形状による接触状態およびそれに伴う摩擦力のモデル化が十分でない.このため,製作した高精度スピンドル装置を用いたボール・オン・ディスク型摩擦試験機を用い,磁気記録装置用ディスクの平滑面に対し,いくつかの粗さ形...
❏混合潤滑状態下における境界摩擦の定量的評価-分子力学を用いた吸着膜の被覆率計算-(07650168)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】京極 啓史 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70153236)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / 潤滑油 (他8件)
【概要】混合潤滑を解析する上で、流体潤滑寄与分と境界潤滑寄与分の両者は同等の精度で取り扱わなければならないが、従来の解析においては、流体潤滑部分と比較して境界潤滑部分の評価が不十分であるため,本研究では境界潤滑膜のせん断特性のうち、境界膜の被覆率と膜自身のせん強さに着目し、境界潤滑を含む一般的な混合潤滑モデルの構築、および数値シミュレーションを行ない、混合潤滑下での境界潤滑膜の吸着特性、とくに吸着膜の被覆...
❏非定常部分弾性流体潤滑の定量的理論とその実験的検証(06452166)
【研究テーマ】設計工学・機械要素・トライボロジー
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】中原 綱光 東京工業大学, 工学部, 教授 (80016625)
【キーワード】トライボロジー / 潤滑 / 混合潤滑 / 弾性流体潤滑 / カム (他7件)
【概要】本研究は集中接触する機械要素の動的な混合潤滑特性を定量化する理論モデルを構築し,数値解析を行い、解析結果を実験と比較することで実用的な解析モデルを確立することを目的として行われた. そのためまず,従来の混合潤滑と弾性流体潤滑計算に用いる諸式に加えて,エネルギー方程式も連立させて解くことにより,まず定常状態において流体の粘弾性に及ぼす温度の影響と固体接触部の発熱を加えた熱弾性混合潤滑(TEHML)解...
【工学】総合工学:流体工学実験・観察を含む研究件
❏空力抵抗低減のための理論的制御手法の開発(25420129)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】深潟 康二 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80361517)
【キーワード】流れの制御 / 空力抵抗 / 制御理論 / 数値シミュレーション / 流体力学 (他8件)
【概要】本研究の目的は,乗用車やトラック車両などの空力抵抗をさらに低減するため,壁に沿う乱流の摩擦抵抗や一般的な形状の物体周りの流れの制御に関する基礎理論を確立することである.壁乱流の摩擦抵抗低減に関しては,一様吹出し・吸込み制御および進行波状壁面変形制御の実用化に向けて克服すべき様々な効果の影響を数値シミュレーションによって検証するとともに,波長空間におけるモード解析を行った.また,任意形状の物体に働く...
❏界面捕獲法による流路中の細胞挙動の数値シミュレーション(21760136)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】深潟 康二 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (80361517)
【キーワード】バイオ流体力学 / 細胞 / 数値シミュレーション / マイクロ流路 / 弾性皮膜 (他11件)
【概要】本研究では計算負荷の軽い二相流数値シミュレーション法である界面捕獲法を拡張して細胞を含む流れを扱えるようにすることを目的とし,レベルセット法に等方弾性皮膜モデルを組み合わせた数値シミュレーション手法を開発した.特に膜の変位をオイラー的に表現するためにレベルセット関数を利用した定式化を提案し,その有効性を確認した.また,複数の細胞の衝突を扱えるよう,レベルセット関数を利用した反発力モデルを提案し,そ...
❏界面活性剤が気泡流の巨視的構造に与える影響の解明(21360079)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高木 周 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30272371)
【キーワード】流体工学 / 混相流 / 乱流 / 気泡 / 界面活性剤 (他10件)
【概要】垂直チャネル内上昇気泡流の3次元計測をスキャニングステレオPIVにより行うため,主流方向(x方向) 30mm,壁面垂直方向(y方向) 40mm,スパン方向(z方向) 20mmの計測領域を,ガルバノミラーを用いてレーザシートをz方向に走査し, x方向約0. 5mm, y方向0. 50m, z方向約1mmの空間分解能で約10万の速度ベクトルを取得し,流動構造の時間変化を約30Hzで捉えられる3次元計測...
【工学】総合工学:数値解析実験・観察を含む研究件
❏乱流希薄予混合旋回火炎から生じる燃焼騒音の発生・変調メカニズムの解明(19H02076)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】黒瀬 良一 京都大学, 工学研究科, 教授 (70371622)
【キーワード】燃焼騒音 / 希薄予混合火炎 / 旋回火炎 / 水素燃焼 / 乱流 (他11件)
【概要】本研究では,精巧な実験と高精度の数値解析を併用することより,燃焼騒音の発生・変調メカニズムを,特に壁面の影響に着目して明らかにすることを目的とした.本研究により,騒音スペクトルの音圧レベル(SPL)のピークは,壁面を設置することにより不明瞭になり,その特性が壁面と火炎の距離に応じて変化することが分かった.また,この変化が壁面と接触することにより火炎形状が変化し,火炎から直接放出される音波の特性が変...
❏界面の分子論的構造が及ぼす気液二相流動への影響の解明とそれを応用した流動制御(08455088)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】松本 洋一郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60111473)
【キーワード】界面活性剤 / 上昇気泡 / マランゴニ効果 / 終端速度 / 実験 (他8件)
【概要】気体二相流動にとって,気液界面における質量,運動量,エネルギーの輸送現象は,最も基礎的な現象であり,界面の状態により大きな変化をみせる.例えば,液体中に多くの気泡を含む気泡流の場合,界面活性剤の混入により,気泡同士の合体が妨げられたり,気泡の上昇速度が減少することにより,流動構造全体に大きな影響を与えることが知られている.本研究では,これらの知見に基づき,液中に存在する界面吸着物質の濃度と表面構造...
❏触媒安定化型拡散火炎基部近傍の構造と安定機構に関する基礎的研究(05452160)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】溝本 雅彦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60051710)
【キーワード】拡散火炎 / 境界層燃焼 / 触媒 / 火炎構造 / 安定機構 (他10件)
【概要】層流平板境界層内に,平板の一部を多孔質板とし,その多孔質板より燃料(メタン・窒素混合気)を一様に吹き出すことにより形成される拡散火炎を対象に,その安定性に及ぼす多孔質板の触媒性の影響および燃料希釈の影響について検討を加えた.多孔質板として触媒性を有する板を用いた場合,触媒性を有しない場合に比べて,よりメタン濃度の低い燃料まで安定な火炎を形成することができ,触媒を用いることにより安定性を向上させるこ...
【工学】総合工学:乱流実験・観察を含む研究件
❏乱流希薄予混合旋回火炎から生じる燃焼騒音の発生・変調メカニズムの解明(19H02076)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】黒瀬 良一 京都大学, 工学研究科, 教授 (70371622)
【キーワード】燃焼騒音 / 希薄予混合火炎 / 旋回火炎 / 水素燃焼 / 乱流 (他11件)
【概要】本研究では,精巧な実験と高精度の数値解析を併用することより,燃焼騒音の発生・変調メカニズムを,特に壁面の影響に着目して明らかにすることを目的とした.本研究により,騒音スペクトルの音圧レベル(SPL)のピークは,壁面を設置することにより不明瞭になり,その特性が壁面と火炎の距離に応じて変化することが分かった.また,この変化が壁面と接触することにより火炎形状が変化し,火炎から直接放出される音波の特性が変...
❏空力抵抗低減のための理論的制御手法の開発(25420129)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】深潟 康二 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80361517)
【キーワード】流れの制御 / 空力抵抗 / 制御理論 / 数値シミュレーション / 流体力学 (他8件)
【概要】本研究の目的は,乗用車やトラック車両などの空力抵抗をさらに低減するため,壁に沿う乱流の摩擦抵抗や一般的な形状の物体周りの流れの制御に関する基礎理論を確立することである.壁乱流の摩擦抵抗低減に関しては,一様吹出し・吸込み制御および進行波状壁面変形制御の実用化に向けて克服すべき様々な効果の影響を数値シミュレーションによって検証するとともに,波長空間におけるモード解析を行った.また,任意形状の物体に働く...
❏界面活性剤が気泡流の巨視的構造に与える影響の解明(21360079)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】高木 周 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30272371)
【キーワード】流体工学 / 混相流 / 乱流 / 気泡 / 界面活性剤 (他10件)
【概要】垂直チャネル内上昇気泡流の3次元計測をスキャニングステレオPIVにより行うため,主流方向(x方向) 30mm,壁面垂直方向(y方向) 40mm,スパン方向(z方向) 20mmの計測領域を,ガルバノミラーを用いてレーザシートをz方向に走査し, x方向約0. 5mm, y方向0. 50m, z方向約1mmの空間分解能で約10万の速度ベクトルを取得し,流動構造の時間変化を約30Hzで捉えられる3次元計測...
【工学】総合工学:モデル実験・観察を含む研究件
❏契約支援機能における会計の質に関する理論的・実験的研究(15H03403)
【研究テーマ】会計学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】田口 聡志 同志社大学, 商学部, 教授 (70338234)
【キーワード】会計 / 保守主義 / 契約支援機能 / ゲーム理論 / 経済実験 (他9件)
【概要】本研究は、企業会計の契約支援機能における会計の質(Accounting Quality)について、理論(分析的研究)と実験とを融合したアプローチにより検討することを目的とするものであった。具体的には、契約支援機能における保守主義や利益の質、ないし、コーポレート・ガバナンスといった諸論点を取り扱った。既存研究は、主に証券市場を前提としたアーカイバル分析が多いが、本研究は、数々の強みを持つ分析的研究と...
❏「原初的共感」の社会・生態学的基盤とその心的アーキテクチャに関する検討(17330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】共感 / 進化 / 生態学 / 表情模倣 / 進化ゲーム (他8件)
【概要】「人間の共感能力とは何か」という問いは、人文・社会科学の共通の根本問題であると同時に、進化生物学などの自然科学領域にもまたがる巨大な問いであり、社会的存在としての人間を理解する上で極めて重要である。本研究では、「原初的共感」という人間の基礎的な感情作用に着目することで、「高次の共感」、「感情の本質的社会性」といったより大きな問題群を考究可能にするための、概念的な整備を体系的に行った。 3年間にわた...
❏「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究(14651022)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】不安伝染 / 進化ゲーム / 進化的安定戦略 / 警戒行動 / 心理学実験 (他12件)
【概要】人間を含む動物が他個体の示す情動反応に半ば自動的に影響されることはよく知られている。心理学において、従来、こうした現象は、共感という言葉で大まかに捉えられてきた。しかし、近年の霊長類学の進展に伴い,従来「共感」という言葉で一括されてきた諸現象の概念的見直しが始まりつつある。本研究で注目したいのは、不安や怒りなどの基礎的な感情が個体間でほぼ自動的に転移する「原初的共感」と呼ばれる現象である。この現象...
【工学】総合工学:シミュレーション実験・観察を含む研究件
❏高層建築物内保育施設の実効的な介助避難方法ガイドラインの検討(17K06730)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐野 友紀 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70305556)
【キーワード】避難計画 / 火災 / 少子高齢化 / 保育施設 / 高層建築物 (他13件)
【概要】高層建築物内に存する保育施設の設置基準および防災計画のあり方を検討した。具体的には高層建築物内に存する保育施設と一般的な戸建て2階建ての保育施設と比較した。(1) 保育施設の実態の整理・考察、(2) 園児および保育者の避難能力の整理・考察、保育施設の避難実態の整理・考察(3) 避難介助シミュレーション結果による避難方策の検討・評価を含んだ考察をまとめた。その成果の一部を援用して、日本建築学会におけ...
❏管理・利用形態と空間構造がコモンズの持続可能性へ及ぼす影響に関する理論・実験研究(26440236)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能な生物資源利用 / 社会ー生態結合モデル / 数理モデル / シミュレーション / 実験 (他7件)
【概要】人々はコモンズとしての生物資源を持続可能に利用するために様々なルールを作ってきた。全員がコモンズを管理し、一人ずつコモンズを利用するというシステムにおいて持続可能に利用するための条件を探るための理論的研究を行った。例としては水路の利用に当たる。また、この理論を確かめるために被験者実験を行なった。 中華の高級食材であるアナツバメの巣の持続可能な利用に関して、慣習ルールと生態特性がうまく絡まり合うと、...
❏集合知の認知・生態学的基盤(25245063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 達也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】集合知 / ヒト集団 / アリコロニー / 計算論的アルゴリズム / 行動実験 (他17件)
【概要】本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パター...
【農学】農業工学:市民社会実験・観察を含む研究件
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(19H01452)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (00822751)
【キーワード】地域社会 / 市民参加 / オリンピック / 市民社会 / コロナ感染 (他9件)
【概要】本研究の目的は、国際オリンピック委員会が「オリンピック・レガシー」と謳うオリンピック開催都市へのプラス効果が、東京オリンピック(Tokyo 2020)においても発揮されるか分析することにあった。しかしながら、コロナ感染拡大に伴うTokyo 2020開催延期により、2020年度実施予定だったインタビューや参与観察が実施できなかったため、2020年度からの繰越執行と併せて2021年度課題の研究計画も修...
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(18H05668)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2018-08-24 - 2020-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 国際大学, 国際関係学研究科, 講師(移行) (00822751)
【キーワード】オリンピック / 地域社会 / 実験 / 社会実験 / 行政参加 (他7件)
【概要】平成30年度は、31年度から4年間実施予定の疑似実験に使用する指標及び質問票作成のため、従属変数となる東京都民のコミュニティ活動と、独立変数となる東京オリンピックが都民のコミュニティに及ぼしうる影響について定性調査を実施した。 具体的には、自治会、婦人会、スポーツクラブ、商店会、障碍者支援グループなど異なるコミュニティ・グループのリーダー12人にインタビューを実施し、その実態を把握した。また、オリ...
【農学】社会経済農学:制度実験・観察を含む研究件
❏社会的正義の政治経済学をめざして:経済学・政治学・法学による総合的研究(18530141)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】須賀 晃一 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00171116)
【キーワード】社会的正義 / 政治経済学 / 実験 / 価値理念 / 制度 (他8件)
【概要】社会的正義の基本概念は、今日の社会的問題、公共的問題に解決策を示唆しうるもの、また社会の歴史的・民主的発展に適合的な内実を備えたものであるべき点が明らかにされた。さらに、社会的正義の諸要素間の論理的整合性を追及する一方で、政策理論の基礎を与える組合せを、対象となる財・サービスごとに検討すべきことで合意が得られ、公共財・準公共財・価値財などに関していくつかの試みがなされた。公開性、公正性、接近可能性...
❏制度の維持と変化を司る心理的基盤とその進化的・文化的要因(18530482)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】渡部 幹 早稲田大学, 高等研究所, 准教授 (40241286)
【キーワード】制度 / 協力 / 信頼 / 公正 / 実験 (他16件)
【概要】制度の維持と変容を司る心理変数について、それらがどのような役割を果たしているか、そしてそれが制度とどのように関係しているかについて、3つの実験シリーズを行った。それぞれ、公共財における懲罰行動の分類とその行動に対する評価、他者の信頼性を判断する際の脳の賦活動、公正分配の規定要因、についての研究を行った。その結果、交換ネットワークの流動性や懲罰についての共有理解がそれらに影響を及ぼし、制度の生成基盤...
【農学】水圏応用科学:協力実験・観察を含む研究件
❏社会ゲームの理論と実験:自発的規律付けと多様な戦略の併存の含意と国際比較(17H02501)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】グレーヴァ 香子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (10219040)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験 / 社会ゲーム / 協力 / 寛容 (他8件)
【概要】理論論文は研究が進んだため2つの論文に分けて、ナッシュ均衡の存在だけを扱った論文と、進化的安定性を扱った論文にする方向で進めた。進化的安定性の論文では寛容均衡だけでなく、対照的2戦略均衡という協力的なプレイヤーと利己的なプレイヤーしかいないものも分析でき、しかもこれがもっとも安定であるという結論が出た。このとき使用する安定性概念として、スタンダードな概念である中立的安定性を多数戦略均衡に適用するこ...
❏気候変動を考慮した不確実性・不明確性下での集団行動理論・実験分析(16H03621)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
【キーワード】気候変動 / 不確実性 / 不明確性 / 集団的協力行動 / 実験調査 (他10件)
【概要】ラボフィールド経済実験を実施し、人々が気候変動の影響に対して何をどの様に不確実・不明確と認識しているのか、そして、気候変動に付随する不確実性と不明確性が気候変動に対する人々の緩和・適応の集団的協力行動にどの様に影響を与えるのか分析した。都市域に住み、且つ、自然から離れた職業に付いている人々である程、気候変動を人為では無く自然偏移と考え、且つ、その影響も不明確・不確実と認識している傾向が強い事、そし...
❏匿名性の高い状況における協調問題を外部インセンティブなしに解決するための研究(25380241)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】経済学実験 / スタッグハントゲーム / 公共財供給ゲーム / 懲罰 / ゲーム理論 (他15件)
【概要】我々は、1)構成員の匿名性の維持、2)利害関係を大幅に変化させるような外部装置を用いない、という二つの基準を満足させ、かつ、協力関係を形成・維持すると考えられる三つの仕組み(①協力・協調の難易度の段階的変化、②変化の内生性、③目標値の調整)について考察を行なった。その結果、上記三つの仕組みが鹿狩りゲームの調整問題を解決するのに有効であり、かつ、多値選択型の囚人のジレンマにおける協力の失敗の解決にも...
【医歯薬学】基礎医学:共感実験・観察を含む研究件
❏痛みと共感―“痛みの社会性”の認知・生理・神経的基盤に関する萌芽的検討(24653160)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】痛み / 共感 / 視点取得 / 情動 / ストレス (他15件)
【概要】「他者の不遇や痛みをどのように共有できるか」という問いは、社会科学の根本的な問いであると共に、災害・格差を含む今日的問題の中核を形成する。本研究は“痛みの社会性”を領域交叉的な形で検討するための有効な概念的フレームを構築することを目的とした。本研究は多領域にまたがる経験的知見を整理し、“痛みの社会性”に関わる複数の鍵次元を概念的に析出した上で、そのフレームがどの程度有効かを見極めるため、「他者の痛...
❏「原初的共感」の社会・生態学的基盤とその心的アーキテクチャに関する検討(17330133)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】共感 / 進化 / 生態学 / 表情模倣 / 進化ゲーム (他8件)
【概要】「人間の共感能力とは何か」という問いは、人文・社会科学の共通の根本問題であると同時に、進化生物学などの自然科学領域にもまたがる巨大な問いであり、社会的存在としての人間を理解する上で極めて重要である。本研究では、「原初的共感」という人間の基礎的な感情作用に着目することで、「高次の共感」、「感情の本質的社会性」といったより大きな問題群を考究可能にするための、概念的な整備を体系的に行った。 3年間にわた...
❏「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究(14651022)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】不安伝染 / 進化ゲーム / 進化的安定戦略 / 警戒行動 / 心理学実験 (他12件)
【概要】人間を含む動物が他個体の示す情動反応に半ば自動的に影響されることはよく知られている。心理学において、従来、こうした現象は、共感という言葉で大まかに捉えられてきた。しかし、近年の霊長類学の進展に伴い,従来「共感」という言葉で一括されてきた諸現象の概念的見直しが始まりつつある。本研究で注目したいのは、不安や怒りなどの基礎的な感情が個体間でほぼ自動的に転移する「原初的共感」と呼ばれる現象である。この現象...
【医歯薬学】境界医学:信頼実験・観察を含む研究件
❏社会ゲームの理論と実験:グローバル化・IT化社会における信頼と協調の多様なあり方(24330064)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】藤原 正寛 武蔵野大学, 経済学部, 教授 (40114988)
【キーワード】社会ゲーム / 信頼 / ゲーム理論 / 実験 / 多様性
【概要】流動的で匿名性の大きい現代社会において、経済関係の自発的な構築・継続・解消によって規律付けやコーディネーションを行う仕組みを分析する「社会ゲーム」の理論・実験研究を行った。特に、自発的に解消可能な繰り返しゲームを取り上げ、理論面では、従来重視されてきたすべてのメンバーが同一の行動様式を選ぶ状態だけでなく、社会に、様々な異なる行動様式が共存する状態も安定であることを示した。また実験では、多様な行動様...
❏制度の維持と変化を司る心理的基盤とその進化的・文化的要因(18530482)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】渡部 幹 早稲田大学, 高等研究所, 准教授 (40241286)
【キーワード】制度 / 協力 / 信頼 / 公正 / 実験 (他16件)
【概要】制度の維持と変容を司る心理変数について、それらがどのような役割を果たしているか、そしてそれが制度とどのように関係しているかについて、3つの実験シリーズを行った。それぞれ、公共財における懲罰行動の分類とその行動に対する評価、他者の信頼性を判断する際の脳の賦活動、公正分配の規定要因、についての研究を行った。その結果、交換ネットワークの流動性や懲罰についての共有理解がそれらに影響を及ぼし、制度の生成基盤...
【医歯薬学】境界医学:社会調査実験・観察を含む研究件
❏オンラインパネルモニタ構築による社会科学的研究(21K18131)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2025-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】ウェブ調査 / 無作為抽出 / 公募 / 調査モニタ / 社会調査 (他9件)
【概要】本申請の目的は,無作為抽出による社会調査のオンラインモニタを構築し,公募された質問をベースとした調査から,共同研究を促進するものである.2021年度は調査票の作成,ベース調査のサンプリングと実査を行った.調査対象は日本に在住する21-40歳の男女個人であり,層化二段無作為抽出法を適用した.全国を地域ごとに11地域に分類した上で,各地域を人口規模別に層化し,各層の規模に応じて調査地点を配分した.第一...
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏実験的世論調査による政治信頼質問の改善(15730077)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】前田 幸男 東京都立大学, 法学部, 助教授 (30347257)
【キーワード】社会調査 / 測定 / 政治信頼 / 政治参加 / 男女共同参画 (他11件)
【概要】本研究のデータ収集計画の過程で、従来とは異なる角度から政党支持・内閣支持の意味につき理論的に検討する必要を感じ、集計された世論調査データの推移を実際の国政の変化と対比させつつ検討する作業を行った。1993年以来の政党の離合集散は、政党支持の測定について、いわゆる五五年体制下では必ずしも明確に意識されなかった諸問題を認識する絶好の機会を提供していると考えたからである。その成果は、後掲の「中央調査報」...
【医歯薬学】社会医学:地域社会実験・観察を含む研究件
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(19H01452)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (00822751)
【キーワード】地域社会 / 市民参加 / オリンピック / 市民社会 / コロナ感染 (他9件)
【概要】本研究の目的は、国際オリンピック委員会が「オリンピック・レガシー」と謳うオリンピック開催都市へのプラス効果が、東京オリンピック(Tokyo 2020)においても発揮されるか分析することにあった。しかしながら、コロナ感染拡大に伴うTokyo 2020開催延期により、2020年度実施予定だったインタビューや参与観察が実施できなかったため、2020年度からの繰越執行と併せて2021年度課題の研究計画も修...
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(18H05668)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2018-08-24 - 2020-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 国際大学, 国際関係学研究科, 講師(移行) (00822751)
【キーワード】オリンピック / 地域社会 / 実験 / 社会実験 / 行政参加 (他7件)
【概要】平成30年度は、31年度から4年間実施予定の疑似実験に使用する指標及び質問票作成のため、従属変数となる東京都民のコミュニティ活動と、独立変数となる東京オリンピックが都民のコミュニティに及ぼしうる影響について定性調査を実施した。 具体的には、自治会、婦人会、スポーツクラブ、商店会、障碍者支援グループなど異なるコミュニティ・グループのリーダー12人にインタビューを実施し、その実態を把握した。また、オリ...
【医歯薬学】社会医学:行動経済学実験・観察を含む研究件
❏法規範の複雑性:「より理解しやすいルール」の研究(22K01118)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】飯田 高 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (70345247)
【キーワード】複雑性 / ネットワーク分析 / 行動経済学 / 実験 / 法の構造
【概要】
❏レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究(16K03562)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory (他13件)
【概要】市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。 本事業が明らかにしたの...
❏匿名性の高い状況における協調問題を外部インセンティブなしに解決するための研究(25380241)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】経済学実験 / スタッグハントゲーム / 公共財供給ゲーム / 懲罰 / ゲーム理論 (他15件)
【概要】我々は、1)構成員の匿名性の維持、2)利害関係を大幅に変化させるような外部装置を用いない、という二つの基準を満足させ、かつ、協力関係を形成・維持すると考えられる三つの仕組み(①協力・協調の難易度の段階的変化、②変化の内生性、③目標値の調整)について考察を行なった。その結果、上記三つの仕組みが鹿狩りゲームの調整問題を解決するのに有効であり、かつ、多値選択型の囚人のジレンマにおける協力の失敗の解決にも...
【医歯薬学】社会医学:オリンピック実験・観察を含む研究件
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(19H01452)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 准教授 (00822751)
【キーワード】地域社会 / 市民参加 / オリンピック / 市民社会 / コロナ感染 (他9件)
【概要】本研究の目的は、国際オリンピック委員会が「オリンピック・レガシー」と謳うオリンピック開催都市へのプラス効果が、東京オリンピック(Tokyo 2020)においても発揮されるか分析することにあった。しかしながら、コロナ感染拡大に伴うTokyo 2020開催延期により、2020年度実施予定だったインタビューや参与観察が実施できなかったため、2020年度からの繰越執行と併せて2021年度課題の研究計画も修...
❏東京オリンピックが地域社会にもたらすレガシー効果に関する疑似実験研究(18H05668)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2018-08-24 - 2020-03-31
【研究代表者】篠原 舟吾 国際大学, 国際関係学研究科, 講師(移行) (00822751)
【キーワード】オリンピック / 地域社会 / 実験 / 社会実験 / 行政参加 (他7件)
【概要】平成30年度は、31年度から4年間実施予定の疑似実験に使用する指標及び質問票作成のため、従属変数となる東京都民のコミュニティ活動と、独立変数となる東京オリンピックが都民のコミュニティに及ぼしうる影響について定性調査を実施した。 具体的には、自治会、婦人会、スポーツクラブ、商店会、障碍者支援グループなど異なるコミュニティ・グループのリーダー12人にインタビューを実施し、その実態を把握した。また、オリ...
【医歯薬学】社会医学:心理学実験・観察を含む研究件
❏国際関係をめぐる不満の国際比較実証研究(22H00050)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】国際関係 / 不満 / パワー移行論 / 実験 / 心理学
【概要】
❏集団謝罪をめぐる挑戦的学際研究(20K20278)
【研究テーマ】政治学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】集団謝罪 / 政治学 / 心理学 / 実験 / サーベイ実験 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは「集団間の謝罪と赦し」をテーマとして、心理学・政治学の若手研究者が協働し、今までにない分野横断融合研究を実施した。アメリカ政治、国際政治、政治心理学、社会心理学、進化心理学といった多分野の若手研究者が結集し、世界をリードする社会科学研究を推進することができた。具体的には、心理学のメタ理論を、政治学における集団のアイデンティティや歴史的文脈に関する知見と融合して集団間謝罪の理論と...
❏国際紛争の初期段階における言葉の力:相手国非難と自己正当化をめぐる内容分析と実験(17H00973)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】見えない危機 / 戦闘機スクランブル / 安全保障 / 政治学実験 / テキスト分析 (他18件)
【概要】国際紛争の初期段階における政府発表とメディア報道の実証研究を通して「言葉によるエスカレーション」を研究した。①戦闘機スクランブル、領海侵犯といった国際紛争の初期段階をとりあげ、政府発表と国際メディア報道の比較研究を内容分析を行った。また、「典型的な政府発表」の情報内容を用いた各種実験で、②自国や他国の国民が当該情報を受け取った上でどのような反応をするのかを検討した。見えない危機を見える化してしまう...
【医歯薬学】看護学:数理モデル実験・観察を含む研究件
❏管理・利用形態と空間構造がコモンズの持続可能性へ及ぼす影響に関する理論・実験研究(26440236)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中丸 麻由子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70324332)
【キーワード】持続可能な生物資源利用 / 社会ー生態結合モデル / 数理モデル / シミュレーション / 実験 (他7件)
【概要】人々はコモンズとしての生物資源を持続可能に利用するために様々なルールを作ってきた。全員がコモンズを管理し、一人ずつコモンズを利用するというシステムにおいて持続可能に利用するための条件を探るための理論的研究を行った。例としては水路の利用に当たる。また、この理論を確かめるために被験者実験を行なった。 中華の高級食材であるアナツバメの巣の持続可能な利用に関して、慣習ルールと生態特性がうまく絡まり合うと、...
❏集合知の認知・生態学的基盤(25245063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 達也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】集合知 / ヒト集団 / アリコロニー / 計算論的アルゴリズム / 行動実験 (他17件)
【概要】本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パター...
❏微動・長周期地震・空振の統合的理解による火道内部状態の解明(22540431)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】武尾 実 東京大学, 地震研究所, 教授 (00197279)
【キーワード】火山現象 / 数理モデル / 実験 / 火山 / 地震 (他7件)
【概要】本研究は,比較的単純な噴火形態を繰り返す火道システムの確立した火山を対象に振動現象の観測データから,火道浅部の内部状態を推定する方法を確立し,一連の噴火活動中での噴火様式変化の推定に結びつけることを目的とした.本研究期間中に,2011年霧島新燃岳の噴火が発生し,準プリニー式噴火,マグマ湧出,ブルカの式噴火という異なる噴火に対する火口近傍で地震,地殻変動,空振という多項目の観測データを得ることに成功...
【医歯薬学】看護学:政治学実験・観察を含む研究件
❏集団謝罪をめぐる挑戦的学際研究(20K20278)
【研究テーマ】政治学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】集団謝罪 / 政治学 / 心理学 / 実験 / サーベイ実験 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは「集団間の謝罪と赦し」をテーマとして、心理学・政治学の若手研究者が協働し、今までにない分野横断融合研究を実施した。アメリカ政治、国際政治、政治心理学、社会心理学、進化心理学といった多分野の若手研究者が結集し、世界をリードする社会科学研究を推進することができた。具体的には、心理学のメタ理論を、政治学における集団のアイデンティティや歴史的文脈に関する知見と融合して集団間謝罪の理論と...
❏政治的ジェンダーバイアスの包括的研究(20H00059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】尾野 嘉邦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70598664)
【キーワード】ジェンダーステレオタイプ / サーベイ実験 / 実験政治学 / テキスト分析 / 政治学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、人々のジェンダーバイアスとその政治的影響を包括的に検証し、「指導的地位」に占める者の間に大きな男女格差が生じる要因と解決策を明らかにすることである。それにより、政治や社会において男女共同参画をさらに進めるだけでなく、男女それぞれが個人として、多様な選択やキャリアの実現を可能とするための方策を考える。そのために、情報工学や法学、心理学といった異分野の研究者らと共に、議事録や選挙公報な...
❏国際紛争の初期段階における言葉の力:相手国非難と自己正当化をめぐる内容分析と実験(17H00973)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】見えない危機 / 戦闘機スクランブル / 安全保障 / 政治学実験 / テキスト分析 (他18件)
【概要】国際紛争の初期段階における政府発表とメディア報道の実証研究を通して「言葉によるエスカレーション」を研究した。①戦闘機スクランブル、領海侵犯といった国際紛争の初期段階をとりあげ、政府発表と国際メディア報道の比較研究を内容分析を行った。また、「典型的な政府発表」の情報内容を用いた各種実験で、②自国や他国の国民が当該情報を受け取った上でどのような反応をするのかを検討した。見えない危機を見える化してしまう...
【医歯薬学】看護学:国際比較実験・観察を含む研究件
❏異文化受容意識・態度の国際調査:多様性の尊重と共生の研究(20K02592)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】亀山 友理子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 特任講師 (10747314)
【キーワード】異文化理解 / 異文化受容態度 / 多様性 / 共生 / 国際比較 (他9件)
【概要】本研究は、異なるホスト国の児童生徒の異文化受容における意識や態度に焦点を当て、外国にルーツを持つ児童生徒の種別および接触経験の程度等を組み込んだ、質問紙調査および経済実験により潜在的意識におけるデータを分析し、有益な示唆の導出により、多様性のある包摂的な学校づくりの政策基盤の構築に貢献することを目的としている。 本年度は、COVID-19の影響により、海外2か国での質問紙調査および実験調査の実施は...
❏社会ゲームの理論と実験:自発的規律付けと多様な戦略の併存の含意と国際比較(17H02501)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】グレーヴァ 香子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (10219040)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験 / 社会ゲーム / 協力 / 寛容 (他8件)
【概要】理論論文は研究が進んだため2つの論文に分けて、ナッシュ均衡の存在だけを扱った論文と、進化的安定性を扱った論文にする方向で進めた。進化的安定性の論文では寛容均衡だけでなく、対照的2戦略均衡という協力的なプレイヤーと利己的なプレイヤーしかいないものも分析でき、しかもこれがもっとも安定であるという結論が出た。このとき使用する安定性概念として、スタンダードな概念である中立的安定性を多数戦略均衡に適用するこ...
【医歯薬学】看護学:適応実験・観察を含む研究件
❏「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究(14651022)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】不安伝染 / 進化ゲーム / 進化的安定戦略 / 警戒行動 / 心理学実験 (他12件)
【概要】人間を含む動物が他個体の示す情動反応に半ば自動的に影響されることはよく知られている。心理学において、従来、こうした現象は、共感という言葉で大まかに捉えられてきた。しかし、近年の霊長類学の進展に伴い,従来「共感」という言葉で一括されてきた諸現象の概念的見直しが始まりつつある。本研究で注目したいのは、不安や怒りなどの基礎的な感情が個体間でほぼ自動的に転移する「原初的共感」と呼ばれる現象である。この現象...
❏「文化を作る能力」の進化的・適応的成立基盤に関する研究(14310048)
【研究テーマ】教育・社会系心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀田 達也 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20214554)
【キーワード】文化学習 / 適応 / 進化ゲーム / 進化的安定均衡 / フリーライダー (他9件)
【概要】社会・文化的学習は、環境における不確実性を効果的に低減し、個人が適応的な行動を安価な形で獲得することを促進する。この命題は継時的に安定した対象を学習する(例えば、有毒の食物を避ける技術の獲得など)場合には自明だが、継時的に不安定な変動環境における社会・文化的学習の有効性は自明ではない。社会的学習により獲得された知識は、変動環境の下では、既に時代遅れのものになっている可能性があるからである。本研究は...
【医歯薬学】看護学:評価実験・観察を含む研究件
❏仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立(21680053)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
【キーワード】教材開発 / 空間認識 / 理科教育 / 天体学習 / タンジブル (他13件)
【概要】本研究では,タンジブル技術を応用し,空間認識能力を育成するため拡張現実(AR)の技術を応用したタンジブル教材を開発するとともに,実践的活用における有用性を評価した.小学校での実践的研究の結果,タンジブル教材は,空間認識力の高い児童の「月の満ち欠け」に関する理解を促進したことが明らかとなった.中学校での実践的研究の結果,「金星の満ち欠け」に関する理解度テストの得点は,授業後に有意に上昇していた.高等...
❏状況依存的な判断と意思決定の実験研究とその計量モデル・数理モデル・表現定理の解明(11610067)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹村 和久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10212028)
【キーワード】判断 / 意思決定 / 実験 / 数理モデル / 心理計量モデル (他10件)
【概要】人間の判断と意思決定が、文脈や言語表現や手がかりなどによって変異してしまう現象は判断と意思決定の状況依存性としてとらえることができる。本研究では、判断と意思決定の状況依存性を、種々の心理実験を通じて解明し、さらに、この状況依存性を理論的観点から説明し、予測可能な心理計量モデルの作成、その数理モデルの作成、そして、この数理モデルの表現定理の導出を行なうことを主目的とした。まず、第1に、判断と意思決定...