研究Discovery Saga

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【情報学】人間情報学：発見／技術を含む研究件

【概要】本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品...

【情報学】人間情報学：製品開発／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【情報学】人間情報学：身体動作／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【情報学】人間情報学：アフォーダンス／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【情報学】人間情報学：身体性認知／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【情報学】人間情報学：生態心理学／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【情報学】人間情報学：知覚／技術を含む研究件

❏西欧アヴァンギャルド芸術における知覚のパラダイムと表象システムに関する総合的研究(26284046)

【概要】西欧のアヴァンギャルド運動には、各文化に固有の特質が存在するとともに、他方では文化圏を横断する特質を見て取ることができる。この研究の目標は、この時代に技術性が顕著になったさまざまなメディアによってアヴァンギャルド運動においてどのような知覚のパラダイム転換が生じていたか、またそれがそれぞれの文化圏においてどのような現れ方の特質を伴っていたかを明らかにすることである。2回のシンポジウム等を通じて、断片...

【情報学】人間情報学：芸術／技術を含む研究件

❏西欧アヴァンギャルド芸術における知覚のパラダイムと表象システムに関する総合的研究(26284046)

【概要】西欧のアヴァンギャルド運動には、各文化に固有の特質が存在するとともに、他方では文化圏を横断する特質を見て取ることができる。この研究の目標は、この時代に技術性が顕著になったさまざまなメディアによってアヴァンギャルド運動においてどのような知覚のパラダイム転換が生じていたか、またそれがそれぞれの文化圏においてどのような現れ方の特質を伴っていたかを明らかにすることである。2回のシンポジウム等を通じて、断片...

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【情報学】人間情報学：創造／技術を含む研究件

【概要】本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品...

【情報学】人間情報学：美／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【情報学】情報学フロンティア：身体性／技術を含む研究件

❏西欧アヴァンギャルド芸術における知覚のパラダイムと表象システムに関する総合的研究(26284046)

【概要】西欧のアヴァンギャルド運動には、各文化に固有の特質が存在するとともに、他方では文化圏を横断する特質を見て取ることができる。この研究の目標は、この時代に技術性が顕著になったさまざまなメディアによってアヴァンギャルド運動においてどのような知覚のパラダイム転換が生じていたか、またそれがそれぞれの文化圏においてどのような現れ方の特質を伴っていたかを明らかにすることである。2回のシンポジウム等を通じて、断片...

【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...

【情報学】情報学フロンティア：近代日本／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【情報学】情報学フロンティア：特許データ／技術を含む研究件

【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)

【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...

【情報学】情報学フロンティア：インターネット／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【情報学】情報学フロンティア：認知科学／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【情報学】情報学フロンティア：エージェント／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【情報学】情報学フロンティア：エージェントベースシミュレーション／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【情報学】情報学フロンティア：オープンデータ／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【情報学】情報学フロンティア：デジタル人文学／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【情報学】情報学フロンティア：身体／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【情報学】情報学フロンティア：東京帝国大学／技術を含む研究件

❏製本術の工程分析に関する基礎的研究：東京大学所蔵「英国書史関係集書」を対象として(20K21919)

【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31

【研究代表者】野村悠里東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70770288)

【キーワード】東京帝国大学 / 英国書史関係集書 / 関東大震災 / 製本 / 装幀 (他8件)

【概要】東京大学所蔵「英国書史関係集書」は、関東大震災の図書館復興支援として英国から寄贈された15世紀から20世紀の洋書コレクションである。英国政府からの贈呈にあたっては展覧会が開催され、「英国書史関係集書」の書誌情報を一覧に目録化した「Exhibition of Books (London, 1929)」が刊行されている。副題は「Illustrative of the History of Engli...

【情報学】情報学フロンティア：プライバシー／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【複合領域】社会・安全システム科学：退出／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【複合領域】社会・安全システム科学：需要／技術を含む研究件

【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...

【複合領域】社会・安全システム科学：ファイナンス／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【複合領域】社会・安全システム科学：スタートアップ／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【複合領域】社会・安全システム科学：ロックイン現象／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：専門性／技術を含む研究件

❏高齢者の地域居住を支える小規模多機能型居宅介護に勤務する介護福祉士の技術の明確化(18K02166)

【概要】本研究は、地域居住の高齢者を支援する小規模多機能型居宅介護に勤める介護福祉士らの専門性を定義するために、支援の対象である高齢者の「生活の構成要素」とそれらを支援する際に支援者が使う技術の双方を明らかにすることを目的としている。前年度までに、対象者となる介護福祉士らが自らの使う技術を尋ねる際に、普段意識することのあまり多くない技術そのものを意識できるようにすること、同時に言語化しやすい面接での尋ね方...

【複合領域】社会・安全システム科学：エージェント・ベース・モデル／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：消費者行動／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：ターゲット市場／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：rock-in effect ／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：dilemma of innovation ／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】社会・安全システム科学：雇用／技術を含む研究件

❏新しい技術と労働(22H00057)

【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】川口大司東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80346139)

【キーワード】技術 / 雇用 / 労働環境

【概要】

【複合領域】社会・安全システム科学：新製品／技術を含む研究件

【概要】本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品...

【複合領域】社会・安全システム科学：メモリーカード市場／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【複合領域】科学教育・教育工学：解釈学／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【複合領域】科学教育・教育工学：アントレプレナーシップ／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【複合領域】科学教育・教育工学：理科／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】科学教育・教育工学：算数・数学／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】科学教育・教育工学：テクノロジー／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【複合領域】科学教育・教育工学：映像記録／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【複合領域】科学教育・教育工学：英語／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：蘭学／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：近代代数学／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：戦争／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：文化移転／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：ソーシャルワーク／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：権力／技術を含む研究件

❏近現代東アジアにおける水利事業と国家統合の比較研究(21K12438)

【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】島田美和慶應義塾大学, 法学部(日吉), 准教授 (60580157)

【キーワード】水利 / 永定河 / 水利技術者 / 蒙疆 / 水利事業 (他8件)

【概要】本年度は、新型コロナウイルス感染状況によって海外への渡航が厳しい条件の下、国内のフィールド調査と図書館での資料調査を行い、それらを踏まえて国際学会への参加や国内での研究会での報告を行った。国内フィールド調査については、日本の水資源管理について理解するために、仙台市における大崎耕土で南原穴堰・ぬるめ水路等を見学し、東北地域における日本の水資源管理について知見を深めた。資料調査については、東洋文庫や...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：操作主義／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：心身問題／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：デカルト／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：哲学／技術を含む研究件

【概要】本研究では、以下に示す通り、文化と啓蒙の観点からウィトゲンシュタイン哲学の倫理学的側面を取り出すことを試みた。まず、「行為」や「技術」、「文化」という概念をめぐるウィトゲンシュタインの思考に関連する文献資料の調査を行った。また、そのうえで、研究会や学会などにおいて、ウィトゲンシュタイン解釈をめぐって他の研究者と活発な意見交換を行った。以上の研究の成果は、著書や論文、発表、講演等のかたちで公開した...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：真理／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：技能／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：ナチス／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：科学／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：社会／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】地理学：自然資源／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【複合領域】健康・スポーツ科学：労働環境／技術を含む研究件

❏新しい技術と労働(22H00057)

【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】川口大司東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (80346139)

【キーワード】技術 / 雇用 / 労働環境

【概要】

【複合領域】健康・スポーツ科学：ファシリテーション／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【複合領域】健康・スポーツ科学：映像／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【複合領域】健康・スポーツ科学：レジリエンス／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【複合領域】デザイン学：生活／技術を含む研究件

❏高齢者の地域居住を支える小規模多機能型居宅介護に勤務する介護福祉士の技術の明確化(18K02166)

【概要】本研究は、地域居住の高齢者を支援する小規模多機能型居宅介護に勤める介護福祉士らの専門性を定義するために、支援の対象である高齢者の「生活の構成要素」とそれらを支援する際に支援者が使う技術の双方を明らかにすることを目的としている。前年度までに、対象者となる介護福祉士らが自らの使う技術を尋ねる際に、普段意識することのあまり多くない技術そのものを意識できるようにすること、同時に言語化しやすい面接での尋ね方...

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】デザイン学：ワークショップ／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】デザイン学：フランス／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【複合領域】デザイン学：デザイン／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】文化財科学・博物館学：復元／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【複合領域】文化財科学・博物館学：美術／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】生活科学：教育学／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】子ども学：家庭／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【複合領域】一般理論：日本経済／技術を含む研究件

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【複合領域】一般理論：リスク／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【複合領域】一般理論：近代／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【複合領域】一般理論：特許／技術を含む研究件

【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)

【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【複合領域】一般理論：イノベーション／技術を含む研究件

【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)

【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...

【複合領域】一般理論：学際／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【複合領域】一般理論：消費／技術を含む研究件

【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...

【複合領域】一般理論：情報法／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【複合領域】一般理論：産学連携／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【複合領域】一般理論：カバナンス／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【複合領域】一般理論：技術経営／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【複合領域】一般理論：技術倫理／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【複合領域】一般理論：科学技術／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【環境学】環境解析学：投資／技術を含む研究件

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【環境学】環境創成学：生業複合／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...

【環境学】環境創成学：地域おこし／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：倫理的な消費／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：地方名データベース／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：採取活動／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：採取資源／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：文化資源／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：Climate Smart ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：資源の持続的利用／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：森林文化／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：民俗知／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：伝統的知識／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境創成学：Focused Group Discussion ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：Food loss ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：Food nexus ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：Food Wastage ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：Technological adaptation ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：governance ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：GSD ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：Water energy ／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【環境学】環境創成学：社会知／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【環境学】環境保全学：アジア／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【数物系科学】地球惑星科学：アメリカ／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【数物系科学】地球惑星科学：国際研究者交流／技術を含む研究件

【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...

【数物系科学】天文学：特殊・一般相対性理論／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【生物学】基礎生物学：エジプト／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【生物学】人類学：琉球／技術を含む研究件

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】本研究では、琉球の周辺地域から古琉球史を見つめ直すことを目的としている。そのため、周辺地域の資料を渉猟・蓄積し、研究メンバー間で情報を共有する。研究メンバーは考古学と文献史学の専門家が中心である。当該研究分野を牽引してきたのは文献史学であるが、新出資料は考古学の方が圧倒的に多いため、考古班の現地調査情報を文献史班に提供し、これまでの研究と照応させて解釈を重ねていくことになる。第３年度である202...

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】中世琉球を先島・奄美など周辺地域から描くことで新たな歴史像を提示することを目的とした。文献史料の少ない当該地域を扱うために、考古資料を蓄積することとした。具体的には、①中世集落遺跡の測量図作成－波照間島ミシュク村跡遺跡、②同一基準による出土陶磁器全点カウント－喜界島城久遺跡群大ウフ遺跡・手久津久遺跡群中増遺跡、宮古島住屋遺跡・ミヌズマ遺跡、石垣島フルストバル遺跡、竹富島新里村遺跡を実施した。これ...

【工学】機械工学：研究開発／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【工学】電気電子工学：自由化／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【工学】電気電子工学：協同研究／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【工学】電気電子工学：コンソーシアム／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【工学】建築学：日本建築史／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：中世／技術を含む研究件

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】本研究では、琉球の周辺地域から古琉球史を見つめ直すことを目的としている。そのため、周辺地域の資料を渉猟・蓄積し、研究メンバー間で情報を共有する。研究メンバーは考古学と文献史学の専門家が中心である。当該研究分野を牽引してきたのは文献史学であるが、新出資料は考古学の方が圧倒的に多いため、考古班の現地調査情報を文献史班に提供し、これまでの研究と照応させて解釈を重ねていくことになる。第３年度である202...

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】中世琉球を先島・奄美など周辺地域から描くことで新たな歴史像を提示することを目的とした。文献史料の少ない当該地域を扱うために、考古資料を蓄積することとした。具体的には、①中世集落遺跡の測量図作成－波照間島ミシュク村跡遺跡、②同一基準による出土陶磁器全点カウント－喜界島城久遺跡群大ウフ遺跡・手久津久遺跡群中増遺跡、宮古島住屋遺跡・ミヌズマ遺跡、石垣島フルストバル遺跡、竹富島新里村遺跡を実施した。これ...

【工学】建築学：建築家／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】建築学：建築技術／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：組物／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：古代ギリシア建築／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】建築学：古代建築／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：古代建築史／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：施工法／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】建築学：施行法／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】建築学：発掘／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：発掘遺構／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：造営体制／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：メッセネ／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】建築学：唐・遼・金／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：地域居住／技術を含む研究件

❏高齢者の地域居住を支える小規模多機能型居宅介護に勤務する介護福祉士の技術の明確化(18K02166)

【概要】本研究は、地域居住の高齢者を支援する小規模多機能型居宅介護に勤める介護福祉士らの専門性を定義するために、支援の対象である高齢者の「生活の構成要素」とそれらを支援する際に支援者が使う技術の双方を明らかにすることを目的としている。前年度までに、対象者となる介護福祉士らが自らの使う技術を尋ねる際に、普段意識することのあまり多くない技術そのものを意識できるようにすること、同時に言語化しやすい面接での尋ね方...

【工学】建築学：集落／技術を含む研究件

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】本研究では、琉球の周辺地域から古琉球史を見つめ直すことを目的としている。そのため、周辺地域の資料を渉猟・蓄積し、研究メンバー間で情報を共有する。研究メンバーは考古学と文献史学の専門家が中心である。当該研究分野を牽引してきたのは文献史学であるが、新出資料は考古学の方が圧倒的に多いため、考古班の現地調査情報を文献史班に提供し、これまでの研究と照応させて解釈を重ねていくことになる。第３年度である202...

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】中世琉球を先島・奄美など周辺地域から描くことで新たな歴史像を提示することを目的とした。文献史料の少ない当該地域を扱うために、考古資料を蓄積することとした。具体的には、①中世集落遺跡の測量図作成－波照間島ミシュク村跡遺跡、②同一基準による出土陶磁器全点カウント－喜界島城久遺跡群大ウフ遺跡・手久津久遺跡群中増遺跡、宮古島住屋遺跡・ミヌズマ遺跡、石垣島フルストバル遺跡、竹富島新里村遺跡を実施した。これ...

【工学】建築学：プレキャストコンクリート／技術を含む研究件

【キーワード】技術 / 普及 / プレキャストコンクリート / PCカ-テンウォール / 設計プロセス

【概要】本研究は建築における工業化技術の中で、比較的広く使われているプレキャストコンクリート構法をとりあげ、その普及という点に着目して特性を明らかにし、位置づけを記述することを目的としている。前年度までの研究では、アンケート調査によってプレキャストコンクリート製造業者の現況の把握、PCカ-テンウォールの設計体制などの把握、ヒアリング調査によってPCカ-テンウォールの歴史と要素技術の発展過程の把握を行って...

【工学】建築学：PCカーテンウォール／技術を含む研究件

【キーワード】技術 / 普及 / プレキャストコンクリート / PCカ-テンウォール / 設計プロセス

【概要】本研究は建築における工業化技術の中で、比較的広く使われているプレキャストコンクリート構法をとりあげ、その普及という点に着目して特性を明らかにし、位置づけを記述することを目的としている。前年度までの研究では、アンケート調査によってプレキャストコンクリート製造業者の現況の把握、PCカ-テンウォールの設計体制などの把握、ヒアリング調査によってPCカ-テンウォールの歴史と要素技術の発展過程の把握を行って...

【工学】建築学：建築史／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】建築学：場所／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【工学】建築学：職人／技術を含む研究件

❏製本術の工程分析に関する基礎的研究：東京大学所蔵「英国書史関係集書」を対象として(20K21919)

【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31

【研究代表者】野村悠里東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70770288)

【キーワード】東京帝国大学 / 英国書史関係集書 / 関東大震災 / 製本 / 装幀 (他8件)

【概要】東京大学所蔵「英国書史関係集書」は、関東大震災の図書館復興支援として英国から寄贈された15世紀から20世紀の洋書コレクションである。英国政府からの贈呈にあたっては展覧会が開催され、「英国書史関係集書」の書誌情報を一覧に目録化した「Exhibition of Books (London, 1929)」が刊行されている。副題は「Illustrative of the History of Engli...

【工学】建築学：森林資源／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【工学】建築学：公法学／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【工学】建築学：工程／技術を含む研究件

❏製本術の工程分析に関する基礎的研究：東京大学所蔵「英国書史関係集書」を対象として(20K21919)

【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31

【研究代表者】野村悠里東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70770288)

【キーワード】東京帝国大学 / 英国書史関係集書 / 関東大震災 / 製本 / 装幀 (他8件)

【概要】東京大学所蔵「英国書史関係集書」は、関東大震災の図書館復興支援として英国から寄贈された15世紀から20世紀の洋書コレクションである。英国政府からの贈呈にあたっては展覧会が開催され、「英国書史関係集書」の書誌情報を一覧に目録化した「Exhibition of Books (London, 1929)」が刊行されている。副題は「Illustrative of the History of Engli...

【工学】建築学：行為／技術を含む研究件

【概要】本研究では、以下に示す通り、文化と啓蒙の観点からウィトゲンシュタイン哲学の倫理学的側面を取り出すことを試みた。まず、「行為」や「技術」、「文化」という概念をめぐるウィトゲンシュタインの思考に関連する文献資料の調査を行った。また、そのうえで、研究会や学会などにおいて、ウィトゲンシュタイン解釈をめぐって他の研究者と活発な意見交換を行った。以上の研究の成果は、著書や論文、発表、講演等のかたちで公開した...

【工学】建築学：陶磁器／技術を含む研究件

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】本研究では、琉球の周辺地域から古琉球史を見つめ直すことを目的としている。そのため、周辺地域の資料を渉猟・蓄積し、研究メンバー間で情報を共有する。研究メンバーは考古学と文献史学の専門家が中心である。当該研究分野を牽引してきたのは文献史学であるが、新出資料は考古学の方が圧倒的に多いため、考古班の現地調査情報を文献史班に提供し、これまでの研究と照応させて解釈を重ねていくことになる。第３年度である202...

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】中世琉球を先島・奄美など周辺地域から描くことで新たな歴史像を提示することを目的とした。文献史料の少ない当該地域を扱うために、考古資料を蓄積することとした。具体的には、①中世集落遺跡の測量図作成－波照間島ミシュク村跡遺跡、②同一基準による出土陶磁器全点カウント－喜界島城久遺跡群大ウフ遺跡・手久津久遺跡群中増遺跡、宮古島住屋遺跡・ミヌズマ遺跡、石垣島フルストバル遺跡、竹富島新里村遺跡を実施した。これ...

❏中世東アジアにおける技術の交流と移転-モデル、人、技術(18202017)

【研究代表者】小野正敏国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (00185646)

【研究期間】2006 - 2009

【キーワード】技術 / 交流史 / 東アジア / 流通 / 陶磁器 (他7件)

【概要】中世は東アジアの海を共有した交流に特徴があり、その求心力のひとつが中国などの先進地の商品とその技術であった。先進地からの商品は、日本列島を日常生活レベルから変化させ、新たな技術は翻案、移植された。海外技術の刺激は、国内の生産や生活文化にも大きな影響を与え、技術交流が活発に行われ、時代を変えた。その視点から、12世紀初、13世紀後半、15世紀後半、17世紀初の生産技術と消費の画期を明らかにし、技術史...

【工学】建築学：パラダイム転換／技術を含む研究件

❏西欧アヴァンギャルド芸術における知覚のパラダイムと表象システムに関する総合的研究(26284046)

【概要】西欧のアヴァンギャルド運動には、各文化に固有の特質が存在するとともに、他方では文化圏を横断する特質を見て取ることができる。この研究の目標は、この時代に技術性が顕著になったさまざまなメディアによってアヴァンギャルド運動においてどのような知覚のパラダイム転換が生じていたか、またそれがそれぞれの文化圏においてどのような現れ方の特質を伴っていたかを明らかにすることである。2回のシンポジウム等を通じて、断片...

【工学】土木工学：現地調査／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】土木工学：企画調査／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【工学】土木工学：ネットワーク効果／技術を含む研究件

【キーワード】agent-based model / technology / rock-in effect / network effect / dilemma of innovation (他11件)

【概要】消費者行動と企業行動におけるとくに技術革新との相互作用の過程をエージェントベースアプローチの観点からモデル化するための統合的なフレームワークであるCAMCaT(Coevolutionary Agent-Based Model for Consumers and Technologies)を開発し,次のような領域のモデルを作成して分析を行った。 1.過去の顧客データが存在しない新規創出するターゲット...

【工学】総合工学：環境問題／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【工学】総合工学：実験・観察／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【工学】総合工学：美学／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...

【工学】総合工学：量子力学／技術を含む研究件

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【工学】総合工学：電力／技術を含む研究件

【概要】電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想で...

【工学】総合工学：CO2 ／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【工学】総合工学：持続可能性／技術を含む研究件

【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...

【工学】総合工学：経営学／技術を含む研究件

【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)

【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...

【工学】総合工学：設計プロセス／技術を含む研究件

【キーワード】技術 / 普及 / プレキャストコンクリート / PCカ-テンウォール / 設計プロセス

【概要】本研究は建築における工業化技術の中で、比較的広く使われているプレキャストコンクリート構法をとりあげ、その普及という点に着目して特性を明らかにし、位置づけを記述することを目的としている。前年度までの研究では、アンケート調査によってプレキャストコンクリート製造業者の現況の把握、PCカ-テンウォールの設計体制などの把握、ヒアリング調査によってPCカ-テンウォールの歴史と要素技術の発展過程の把握を行って...

【工学】総合工学：設計法／技術を含む研究件

【概要】建築技術の研究古代建築については、伊藤、林田がギリシア古代都市メッセネの遺跡調査について、アスクレピオス神域のストアの調査、復元を行ない、渡辺は文献を用いて、ギリシア劇場のオーケストラの舞台建物の位置決定の方法を分析した。中世建築については、西田がフランスのシトー派の教会堂建築の平面の設計法を分析し、羽生は、ユネスコの援助で行われているルーマニアの東方教会の調査および修復に当たっており、新しい...

【工学】総合工学：安全／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【工学】総合工学：メンテナンス／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【工学】総合工学：コンピュータ統合生産(CIM) ／技術を含む研究件

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【総合生物】実験動物学：倫理規定／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【農学】農業工学：生産作業／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】農業工学：情報／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【農学】農業工学：基盤整備／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】農業工学：土工／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】農芸化学：食／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【農学】生産環境農学：文学／技術を含む研究件

❏西欧アヴァンギャルド芸術における知覚のパラダイムと表象システムに関する総合的研究(26284046)

【概要】西欧のアヴァンギャルド運動には、各文化に固有の特質が存在するとともに、他方では文化圏を横断する特質を見て取ることができる。この研究の目標は、この時代に技術性が顕著になったさまざまなメディアによってアヴァンギャルド運動においてどのような知覚のパラダイム転換が生じていたか、またそれがそれぞれの文化圏においてどのような現れ方の特質を伴っていたかを明らかにすることである。2回のシンポジウム等を通じて、断片...

【農学】境界農学：かく乱／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】社会経済農学：集団／技術を含む研究件

❏陶酔と技術-ドイツ語圏の世紀転換期における文学・芸術についての総合的研究(21320062)

【研究テーマ】ヨーロッパ文学(英文学を除く)

【研究代表者】鍛治哲郎東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30135818)

【キーワード】独文学 / 文化学 / 陶酔 / 演出 / 学問の知 (他11件)

【概要】「陶酔と技術」という観点から、1900年前後のドイツ語圏の文学と芸術を再検討することによって、美的陶酔の表現が巧みな技術・技巧をもとに達成されていること、および、集団的陶酔の表現が機械・技術のイメージを利用していることを明らかにした。また劇場空間やプロパガンダにおいて集団的陶酔を生み出すために技術と演出が果たす役割についても具体的に指摘できた。さらに、陶酔という観点が、当時の学問・思想のなかにも活...

【農学】社会経済農学：貿易／技術を含む研究件

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【農学】社会経済農学：地域活性化／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【農学】社会経済農学：経営戦略／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【農学】社会経済農学：インド／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...

【農学】社会経済農学：食料安全保障／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【農学】社会経済農学：技術革新／技術を含む研究件

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【農学】社会経済農学：人的資本／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【農学】社会経済農学：農業／技術を含む研究件

【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)

【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...

【農学】森林圏科学：素材生産／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】森林圏科学：森林／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】森林圏科学：政策／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【農学】森林圏科学：バイオマス／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】水圏応用科学：流通／技術を含む研究件

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】本研究では、琉球の周辺地域から古琉球史を見つめ直すことを目的としている。そのため、周辺地域の資料を渉猟・蓄積し、研究メンバー間で情報を共有する。研究メンバーは考古学と文献史学の専門家が中心である。当該研究分野を牽引してきたのは文献史学であるが、新出資料は考古学の方が圧倒的に多いため、考古班の現地調査情報を文献史班に提供し、これまでの研究と照応させて解釈を重ねていくことになる。第３年度である202...

【研究代表者】村木二郎国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50321542)

【概要】中世琉球を先島・奄美など周辺地域から描くことで新たな歴史像を提示することを目的とした。文献史料の少ない当該地域を扱うために、考古資料を蓄積することとした。具体的には、①中世集落遺跡の測量図作成－波照間島ミシュク村跡遺跡、②同一基準による出土陶磁器全点カウント－喜界島城久遺跡群大ウフ遺跡・手久津久遺跡群中増遺跡、宮古島住屋遺跡・ミヌズマ遺跡、石垣島フルストバル遺跡、竹富島新里村遺跡を実施した。これ...

❏中世東アジアにおける技術の交流と移転-モデル、人、技術(18202017)

【研究代表者】小野正敏国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (00185646)

【研究期間】2006 - 2009

【キーワード】技術 / 交流史 / 東アジア / 流通 / 陶磁器 (他7件)

【概要】中世は東アジアの海を共有した交流に特徴があり、その求心力のひとつが中国などの先進地の商品とその技術であった。先進地からの商品は、日本列島を日常生活レベルから変化させ、新たな技術は翻案、移植された。海外技術の刺激は、国内の生産や生活文化にも大きな影響を与え、技術交流が活発に行われ、時代を変えた。その視点から、12世紀初、13世紀後半、15世紀後半、17世紀初の生産技術と消費の画期を明らかにし、技術史...

【農学】水圏応用科学：資源／技術を含む研究件

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【農学】水圏応用科学：成長／技術を含む研究件

【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)

【概要】本研究では，アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために，技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業（以下，「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ）を対象に，創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする．具体的には，複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで，技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【医歯薬学】境界医学：フェミニズム／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【医歯薬学】境界医学：倫理学／技術を含む研究件

【概要】本研究では、以下に示す通り、文化と啓蒙の観点からウィトゲンシュタイン哲学の倫理学的側面を取り出すことを試みた。まず、「行為」や「技術」、「文化」という概念をめぐるウィトゲンシュタインの思考に関連する文献資料の調査を行った。また、そのうえで、研究会や学会などにおいて、ウィトゲンシュタイン解釈をめぐって他の研究者と活発な意見交換を行った。以上の研究の成果は、著書や論文、発表、講演等のかたちで公開した...

【医歯薬学】外科系臨床医学：ニッチ／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【医歯薬学】外科系臨床医学：機械／技術を含む研究件

❏陶酔と技術-ドイツ語圏の世紀転換期における文学・芸術についての総合的研究(21320062)

【研究テーマ】ヨーロッパ文学(英文学を除く)

【研究代表者】鍛治哲郎東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30135818)

【キーワード】独文学 / 文化学 / 陶酔 / 演出 / 学問の知 (他11件)

【概要】「陶酔と技術」という観点から、1900年前後のドイツ語圏の文学と芸術を再検討することによって、美的陶酔の表現が巧みな技術・技巧をもとに達成されていること、および、集団的陶酔の表現が機械・技術のイメージを利用していることを明らかにした。また劇場空間やプロパガンダにおいて集団的陶酔を生み出すために技術と演出が果たす役割についても具体的に指摘できた。さらに、陶酔という観点が、当時の学問・思想のなかにも活...

【医歯薬学】社会医学：地域社会／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【医歯薬学】社会医学：思考／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【医歯薬学】社会医学：音楽／技術を含む研究件

【概要】本研究では,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する『アートツール・キャラバン』のための教具装置群,すなわち「アートツール」が創案・製作され,それらによって環境構成された実践プログラムを開発した。このプログラムにおいては,ワークショップに参加する子どもたちが「アートツール」で遊ぶことを通して,自らの感覚を発揮し創造心を奮い立たせることが企図され,ひいては自分の...

【医歯薬学】社会医学：ユニバーサルデザイン／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【医歯薬学】社会医学：メデイア／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【医歯薬学】社会医学：都市／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【医歯薬学】薬学：サーベイランス／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【医歯薬学】薬学：知的財産／技術を含む研究件

❏ユビキタス時代の情報法における基底的価値とエンフォースメントに関する比較制度研究(21530102)

【概要】本研究における一連の成果に通底する知見として明らかになったのは、今日の社会において、コンピュータやネットワークがいつでもどこでも利用できるようになる「ユビキタス化」が進行する中で、表現の自由、プライバシー、知的財産権といったテーマが絡み合う情報法に関する諸問題を解決するためには、(1)法規制・自主規制・技術的コントロール・教育的措置等の複数の対応措置を柔軟かつ実効的に組み合せて講じていくアプローチ...

【医歯薬学】看護学：プロフェッショナリズム／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【医歯薬学】看護学：現象学／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【医歯薬学】看護学：ニーズ／技術を含む研究件

【概要】本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品...

【医歯薬学】看護学：知識／技術を含む研究件

【概要】本研究の目的は、「知識と実践」の関係をめぐる問題を哲学的観点と科学史的観点の両方を考慮しながら考察するというものであった。 1.哲学史のなかで知識を実践的観点から捉えることを行った代表的なものとして、デューイのプラグマティックな観点を取り上げた。そのなかで、科学と技術の関係に関して「応用科学説」とは根本的に異なった見方を確認し、さらに、技術と倫理の関係に関して、問題解決の手段としての技術と倫理とい...

【医歯薬学】看護学：発達／技術を含む研究件

【キーワード】個別事例学 / 生態心理学 / 促進行為場 / アフォーダンス / 出来事の現象学 (他16件)

【概要】本年度は、１）「知のエコロジカル・ターン」叢書刊行、２）事例学の理論的考察の推進、３）事例アーカイブの構築を軸として各人が研究を進めた。しかしコロナ禍により、それぞれの事例収集や実践に大幅な支障がでて、さまざまな変更を余儀なくされた。河野は、オンラインで子どもの哲学を実施し、参加者同士の役割をビデオで分析する作業を行ない、対話のデジタル人文学の構築を目指した。染谷は、身体の運動制御法の特別性を指摘...

【医歯薬学】看護学：システム／技術を含む研究件

【概要】本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品...

【医歯薬学】看護学：普及／技術を含む研究件

【キーワード】技術 / 普及 / プレキャストコンクリート / PCカ-テンウォール / 設計プロセス

【概要】本研究は建築における工業化技術の中で、比較的広く使われているプレキャストコンクリート構法をとりあげ、その普及という点に着目して特性を明らかにし、位置づけを記述することを目的としている。前年度までの研究では、アンケート調査によってプレキャストコンクリート製造業者の現況の把握、PCカ-テンウォールの設計体制などの把握、ヒアリング調査によってPCカ-テンウォールの歴史と要素技術の発展過程の把握を行って...

【医歯薬学】看護学：倫理／技術を含む研究件

【概要】採択の時期が遅く実質的な研究期間が半年ほどであったことに加え、異分野の研究者による学祭的プロジェクトであるため、今年度の研究活動の中心は申請書でも記述した、学祭的研究の方法論の側面に重点を置いた。アクティブ・ブック・ダイアローグの手法を用いた、メンバー間でのそれぞれの分析の方向性の共有や、ファシリテーションの諸技法に関する研究会などを、それぞれシリーズとして複数回開催した。また、それぞれの専門分野...

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【医歯薬学】看護学：日本／技術を含む研究件

【研究代表者】海野聡独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (00568157)

【概要】高級技術のなかでも国家造営である寺院と宮殿の技術を発掘遺構をもとに検討し、相互の技術的な関連性を明らかとした。東アジアの発掘遺構・現存遺構の事例と日本の事例を比較することで、技術伝播の状況を探り、東アジアにおける日本の古代建築の特質を明らかとした。寺院建築に関しては金堂を中心に検討し、国庁と比較することで、金堂・正殿ともに桁行規模によって格差をつけており、古代における建築の表現方法、設計方法の一...

【概要】国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造...

【医歯薬学】看護学：規範／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【医歯薬学】看護学：価値／技術を含む研究件

【概要】本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。（1）ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。（2）技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的...

【医歯薬学】看護学：高齢者／技術を含む研究件

❏高齢者の地域居住を支える小規模多機能型居宅介護に勤務する介護福祉士の技術の明確化(18K02166)

【概要】本研究は、地域居住の高齢者を支援する小規模多機能型居宅介護に勤める介護福祉士らの専門性を定義するために、支援の対象である高齢者の「生活の構成要素」とそれらを支援する際に支援者が使う技術の双方を明らかにすることを目的としている。前年度までに、対象者となる介護福祉士らが自らの使う技術を尋ねる際に、普段意識することのあまり多くない技術そのものを意識できるようにすること、同時に言語化しやすい面接での尋ね方...

【医歯薬学】看護学：文化／技術を含む研究件

【概要】本研究では、以下に示す通り、文化と啓蒙の観点からウィトゲンシュタイン哲学の倫理学的側面を取り出すことを試みた。まず、「行為」や「技術」、「文化」という概念をめぐるウィトゲンシュタインの思考に関連する文献資料の調査を行った。また、そのうえで、研究会や学会などにおいて、ウィトゲンシュタイン解釈をめぐって他の研究者と活発な意見交換を行った。以上の研究の成果は、著書や論文、発表、講演等のかたちで公開した...

【概要】3年に及ぶ研究期間に、研究代表者の拠点である東京大学大学院総合文化研究科における研究体制の基礎的設備、文献を充実させることができ、また、海外の研究拠点、とりわけフランスの国立科学研究センター(CNRS)、パリ第7大学との交流を通じて、日本における西欧科学技術史の研究状況を把握するルートを開拓し、さらに日本科学技術史の研究を国際的視点から見直す機会をもつことができた。平成8年度には、西洋近代科学の...

【医歯薬学】看護学：環境／技術を含む研究件

【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...

【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...

【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...

【医歯薬学】看護学：教育／技術を含む研究件

【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...

【医歯薬学】看護学：遊び／技術を含む研究件

【概要】(1)M・ハイデガーは、さまざまなかたちで芸術や美学的問題にとりくんできたが、その最もよく知られた結実が「芸術作品の根源」(1935年、Holzwege所収)であった。この論文で示されたようなハイデガーの思想的立場を明解に解釈するために、わたしは彼の思想を特有な存在論的パースペクティヴのなかに位置づけて理解しようと努めた。とりわけその場合、重要なのは、真理の問題を考慮に入れて彼の独自な芸術理論を考...