技術シーズからその用途を開発する方法とその理論的研究-イノベーションの研究
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
技術 / シーズ / 用途 / イノベーション / 何ができるか / ニーズ / 新製品 / できる展開法 / システム / 設計方法 / 発見 / 創造
【研究成果の概要】
本研究は、新技術を開発したのにもかかわらず、その用途がわからないまま商品化できていないシーズについて、その用途を思いつかせる方法を開発した。この方法を「できる展開法」と呼ぶ。また「できる展開法」の背景にある理論を明らかにした。
本年度の研究目的は、開発した方法を企業に応用してみることである。応用に応じてくれた企業は、食品のアルミ箔製の皿やカップを製造・販売している会社である。当社の社員に、この製品について「できる展開」を行ってもらった。その結果、当初考えつかなかった、用途を発想することができた。これによって、本法が比較的簡単に、しかも意味のある結果をえることができることが例証できた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)