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研究分野別サイレントキーワード
「軟骨魚類」サイレントキーワードを含む研究
【生物学】基礎生物学:再吸収軟骨魚類を含む研究件
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:尿素軟骨魚類を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:ゾウギンザメ軟骨魚類を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:プロラクチン軟骨魚類を含む研究件
❏広塩性オオメジロザメを用いた軟骨魚類における塩類細胞の機能とその制御機構の研究(16H07243)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】井ノ口 繭 東洋大学, 生命科学部, 助教 (90778549)
【キーワード】軟骨魚類 / 浸透圧調節 / 塩類細胞 / オオメジロザメ / プロラクチン
【概要】軟骨魚類の塩類細胞が浸透圧調節機構に果たす役割は未だ明らかになっていない。本研究では、広塩性のオオメジロザメを実験魚とし、鰓のイオン調節機能を検証した。その結果、CLC2が軟骨魚の鰓においてCl-の取込に寄与することが示唆された。また、ECaC, PMCAが鰓塩類細胞にてCa2+調節に関わることが示された。また、近年、軟骨魚で初めて同定されたプロラクチンの機能を解明することを目的とし、プロラクチン...
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
【生物学】基礎生物学:体液調節軟骨魚類を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:広塩性軟骨魚類を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
【生物学】基礎生物学:腎ネフロン軟骨魚類を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
【生物学】基礎生物学:輸送体分子軟骨魚類を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:ネフロン軟骨魚類を含む研究件
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:染色体地図軟骨魚類を含む研究件
❏ハイギョとサメ、ヌタウナギの染色体からマイクロ染色体の起源を探る(17K07511)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60609717)
【キーワード】脊椎動物 / 染色体 / 核型進化 / テンジクザメ / 性染色体 (他14件)
【概要】昨年度では、軟骨魚類種4種(イヌザメ、テンジクザメ、ジンベエザメ、トラフザメ)それぞれ雄雌3個体以上から培養細胞を作出し、得られた細胞から染色体標本を作製し核型解析を行った結果、イヌザメとその近縁種であるテンジクザメにおいてXY性染色体を同定することに成功した。しかしながら、ジンベエザメとトラフザメの2種では雄雌1個体ずつのみでしか良好な培養細胞が作出できなかったため、性染色体の同定には至っていな...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【生物学】基礎生物学:マイクロ染色体軟骨魚類を含む研究件
❏ハイギョとサメ、ヌタウナギの染色体からマイクロ染色体の起源を探る(17K07511)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60609717)
【キーワード】脊椎動物 / 染色体 / 核型進化 / テンジクザメ / 性染色体 (他14件)
【概要】昨年度では、軟骨魚類種4種(イヌザメ、テンジクザメ、ジンベエザメ、トラフザメ)それぞれ雄雌3個体以上から培養細胞を作出し、得られた細胞から染色体標本を作製し核型解析を行った結果、イヌザメとその近縁種であるテンジクザメにおいてXY性染色体を同定することに成功した。しかしながら、ジンベエザメとトラフザメの2種では雄雌1個体ずつのみでしか良好な培養細胞が作出できなかったため、性染色体の同定には至っていな...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【生物学】基礎生物学:両生類軟骨魚類を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【生物学】人類学:核型進化軟骨魚類を含む研究件
❏ハイギョとサメ、ヌタウナギの染色体からマイクロ染色体の起源を探る(17K07511)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60609717)
【キーワード】脊椎動物 / 染色体 / 核型進化 / テンジクザメ / 性染色体 (他14件)
【概要】昨年度では、軟骨魚類種4種(イヌザメ、テンジクザメ、ジンベエザメ、トラフザメ)それぞれ雄雌3個体以上から培養細胞を作出し、得られた細胞から染色体標本を作製し核型解析を行った結果、イヌザメとその近縁種であるテンジクザメにおいてXY性染色体を同定することに成功した。しかしながら、ジンベエザメとトラフザメの2種では雄雌1個体ずつのみでしか良好な培養細胞が作出できなかったため、性染色体の同定には至っていな...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【生物学】人類学:脊椎動物軟骨魚類を含む研究件
❏ハイギョとサメ、ヌタウナギの染色体からマイクロ染色体の起源を探る(17K07511)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60609717)
【キーワード】脊椎動物 / 染色体 / 核型進化 / テンジクザメ / 性染色体 (他14件)
【概要】昨年度では、軟骨魚類種4種(イヌザメ、テンジクザメ、ジンベエザメ、トラフザメ)それぞれ雄雌3個体以上から培養細胞を作出し、得られた細胞から染色体標本を作製し核型解析を行った結果、イヌザメとその近縁種であるテンジクザメにおいてXY性染色体を同定することに成功した。しかしながら、ジンベエザメとトラフザメの2種では雄雌1個体ずつのみでしか良好な培養細胞が作出できなかったため、性染色体の同定には至っていな...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【生物学】人類学:環境適応軟骨魚類を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
【生物学】人類学:進化軟骨魚類を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
【農学】水圏応用科学:オオメジロザメ軟骨魚類を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏広塩性オオメジロザメを用いた軟骨魚類における塩類細胞の機能とその制御機構の研究(16H07243)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】井ノ口 繭 東洋大学, 生命科学部, 助教 (90778549)
【キーワード】軟骨魚類 / 浸透圧調節 / 塩類細胞 / オオメジロザメ / プロラクチン
【概要】軟骨魚類の塩類細胞が浸透圧調節機構に果たす役割は未だ明らかになっていない。本研究では、広塩性のオオメジロザメを実験魚とし、鰓のイオン調節機能を検証した。その結果、CLC2が軟骨魚の鰓においてCl-の取込に寄与することが示唆された。また、ECaC, PMCAが鰓塩類細胞にてCa2+調節に関わることが示された。また、近年、軟骨魚で初めて同定されたプロラクチンの機能を解明することを目的とし、プロラクチン...
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
【医歯薬学】外科系臨床医学:FISH軟骨魚類を含む研究件
❏ハイギョとサメ、ヌタウナギの染色体からマイクロ染色体の起源を探る(17K07511)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60609717)
【キーワード】脊椎動物 / 染色体 / 核型進化 / テンジクザメ / 性染色体 (他14件)
【概要】昨年度では、軟骨魚類種4種(イヌザメ、テンジクザメ、ジンベエザメ、トラフザメ)それぞれ雄雌3個体以上から培養細胞を作出し、得られた細胞から染色体標本を作製し核型解析を行った結果、イヌザメとその近縁種であるテンジクザメにおいてXY性染色体を同定することに成功した。しかしながら、ジンベエザメとトラフザメの2種では雄雌1個体ずつのみでしか良好な培養細胞が作出できなかったため、性染色体の同定には至っていな...
❏比較染色体マッピングによる脊椎動物のゲノム・染色体進化の解析(24770226)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】宇野 好宣 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (60609717)
【キーワード】FISH / 核型進化 / マイクロ染色体 / 脊椎動物 / 染色体地図 (他11件)
【概要】脊椎動物のゲノム・染色体進化過程を明らかにする目的で、ネッタイツメガエルにおいてFISH法を用いた高精度染色体地図を作製した。その結果、ニワトリのマイクロ染色体連鎖群は、マイクロ染色体をもたないネッタイツメガエルでも高度に保存されていることから、マイクロ染色体を有するゲノム・染色体構造は、四肢動物の共通祖先ですでに保持されていたことが示唆された。また、異質四倍体であるアフリカツメガエルでもFISH...
【医歯薬学】薬学:腎臓軟骨魚類を含む研究件
❏単離腎ネフロン分節からのトランスクリプトーム:広塩性のマスター分子解明に向けて(26650110)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】広塩性 / オオメジロザメ / 腎臓 / ネフロン / 膜輸送体 (他12件)
【概要】本研究は、軟骨魚類では数少ない広塩性種であるオオメジロザメをモデルに、広塩性と狭塩性の違いを決定する因子を見出すことを目的としている。オオメジロザメ腎臓のRNA-seq、de novoアセンブリによって非モデル生物である軟骨魚類のリファレンスコンティグセットを作成するとともに、海水・淡水環境で発現が変化する遺伝子を網羅的に同定した。後部遠位尿細管や集合細管が淡水移行により顕著な発現変化を引き起こす...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...