ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生
【研究分野】形態・構造
【研究キーワード】
軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 / ホルモン受容体 / 体液調節 / 腎機能 / 卵黄嚢上皮 / バソトシン受容体 / 尿素サイクル / 環境適応 / 脳下垂体神経葉ホルモン / 進化 / 輸送体分子 / 個体発生
【研究成果の概要】
本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)