❏鳥類をモデルとした食性の多様化と味覚受容体の機能との関連(18KK0166)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】石丸 喜朗 明治大学, 農学部, 専任准教授 (10451840)
【キーワード】味覚受容体 / GPCR / 食性 / 鳥類
【概要】味覚は食物を選択する上で重要な役割を果たす。口腔内には、甘味・旨味・苦味・酸味・塩味の基本五味にそれぞれ対応した味センサー(味覚受容体)が存在する。近年、味覚受容体のレパートリーや機能が動物の食性と深く関わっていることが分かってきた。例えば、肉食恐竜を祖先とする鳥類は、甘味を感じるセンサー(甘味受容体、T1R2/T1R3)を失っている。一方、本研究グループは、花の蜜を主食とするハチドリでは、ヒトが...