匂い物質結合蛋白質による昆虫の行動制御のメカニズム
【研究分野】応用昆虫学
【研究キーワード】
昆虫分子生物学 / 化学感覚 / 進化 / 食性 / ショウジョウバエ / OBP
【研究成果の概要】
匂い物質結合蛋白質が昆虫の行動に与える影響を、分子・細胞・個体レベルで解析した。その結果、キイロショウジョウバエの匂い物質結合蛋白質OBP57dとOBP57eが分子レベルではトリデカン酸ともっともよく結合することが分かった。これらの匂い物質結合蛋白質がトリデカン酸に対する忌避行動に関わることが確認され、匂い物質結合蛋白質の分子機能と行動への影響がリンクしていることが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)