❏新しい動的負荷分散を用いたGPUスパコン向け適合細分化格子法フレームワークの開発(17K00165)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下川辺 隆史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (40636049)
【キーワード】適合細分化格子 / 動的負荷分散 / 高生産フレームワーク / 高性能計算 / スーパーコンピュータ (他14件)
【概要】近年、大規模GPU計算が可能となり、広大な計算領域の場所によって求められる精度が異なる問題に有効な手法が要求されている。本研究では、GPUが得意なステンシル計算を活用しながら、高精度が必要な領域を局所的に高精細にできる適合細分化格子法(AMR法) を様々なアプリケーションへ適用できるAMRフレームワークを構築した。GPU スパコンに適した動的負荷分散手法、通信削減技術、時間発展の最適化などを開発し...
❏陸海統合3次元構造モデルに基づく東北沖における地震波再現性と地震発生場の研究(16K05535)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岡元 太郎 東京工業大学, 理学院, 助教 (40270920)
【キーワード】差分法 / GPU / 東北地方太平洋沖地震 / 地震波トモグラフィー / FDM (他10件)
【概要】本課題では計算地震波波形の精度を検証するために、東北地方太平洋沖地震の震源域で発生した浅い地震の解析を行った。計算地震波波形は、我々が提案したFAMT解析によって得られた最適地震パラメータを用いて生成した。その結果、推定された震源パラメータが構造モデルと整合的であることや、P波初動部分は周期4秒程度まで再現できるが、表面波を含む全波形については周期10秒程度以下の短周期で再現性が低下するなどの結果...
❏低消費エネルギー型GPUベース次世代気象計算コードの開発(25870223)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】下川辺 隆史 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助教 (40636049)
【キーワード】気象計算 / 高性能計算 / GPU / 大規模計算 / 高生産フレームワーク (他6件)
【概要】気象計算はスパコンで実行される重要なアプリケーションの一つである。気象計算を最新のGPUスパコンで効率的に実行するためには、複雑な最適化手法を導入する必要がある。本研究では、これらをアプリケーションに簡単に導入できるフレームワークを開発した。ユーザーは、フレームワークを用いることで、従来通りのコードを記述するだけで、GPUスパコンに最適化されたコードを生成できる。これを用い気象庁で開発されている非...