低消費エネルギー型GPUベース次世代気象計算コードの開発
【研究分野】計算科学
【研究キーワード】
気象計算 / 高性能計算 / GPU / 大規模計算 / 高生産フレームワーク / スーパーコンピュータ
【研究成果の概要】
気象計算はスパコンで実行される重要なアプリケーションの一つである。気象計算を最新のGPUスパコンで効率的に実行するためには、複雑な最適化手法を導入する必要がある。本研究では、これらをアプリケーションに簡単に導入できるフレームワークを開発した。ユーザーは、フレームワークを用いることで、従来通りのコードを記述するだけで、GPUスパコンに最適化されたコードを生成できる。これを用い気象庁で開発されている非静力気象モデルASUCAをGPUスパコンへ実装した。これを東京工業大学のGPUスパコンTSUBAME2.5で実行し、高い生産性・可搬性を実現しながら、高い実行性能で高い空間解像度の気象計算を実現した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)