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研究分野別サイレントキーワード
「シミュレーション工学」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:シミュレーション科学シミュレーション工学を含む研究件
❏有限体積法の数学的基盤理論の確立(23340023)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】齊藤 宣一 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 准教授 (00334706)
【キーワード】数値解析 / 数理モデル / 有限体積法 / 有限要素法 / 差分法 (他8件)
【概要】本研究プロジェクトでは,構造保存型の数値解法として理工学各分野で広く応用されている有限体積法に対する数学的な基盤理論の開発とその現実問題への応用を行なった。基礎的な面では、離散ソボレフの不等式、補間誤差不等式の最良定数、離散Rellichの定理、離散最大値の定理、離散微分形式などについて応用指向の進んだ結果を得ることができた。応用面では、細胞性粘菌の数理モデルに対して、構造保存型の有限体積法を開発...
❏小胞融合による開口放出現象のシステム生物学的解析(18300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】岡 浩太郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10276412)
【キーワード】生物シミュレーション / 神経科学 / 生物物理 / 可視化技術 / 確率シミュレーション (他12件)
【概要】神経および分泌性細胞において、細胞内から特定の物質を分泌する開口放出メカニズムについては広く研究が進められているが、定量的に理解するためのモデルは必ずしも十分に整備されていない。本研究では、(1)開口放出メカニズムを解析するための新規なイメージング技術の開発と、(2)定量的な理解を行うためのモデルの構築を行った。(1)では、開口放出をトリガーする細胞内カルシウム濃度変化と開口放出を定量的にイメージ...
【情報学】情報学フロンティア:最適化シミュレーション工学を含む研究件
❏人工社会アプローチによる社会サービス向け大規模参加型シミュレーションの研究(25240048)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺野 隆雄 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (20227523)
【キーワード】社会シミュレーション / エージェントベースモデル / 参加型シミュレーション / 進化計算 / WEBマイニング (他16件)
【概要】本研究では、社会サービス分野を対象に、その担当者や設計者、利用者が意思決定に参画できるような大規模参加型シミュレーション技術を確立する。具体的な項目は以下にまとめられる。1)エージェント社会シミュレーションモデルの構築技法。2)エージェントモデルと融合した参加型ゲーミング手法。3)サービス関与者の意思決定行動を測定するマイニング手法。4)参加型シミュレーションの最適化とファイナンス理論への適用。 ...
❏技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発(16200021)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
【キーワード】設計科学 / ディジタルエンジニアリング / 実験計画法 / 不確実性マネジメント / 科学の文法 (他21件)
【概要】技術開発加速を目指した統計科学体系整備については、これまでの3年間の組織的研究活動で明確になった課題に対する理念的・統計数理的・情報技術的研究成果を国内外で発表する活動が行われた。平成19年8月には、椿、天坂、山田がアゾレス大学で開催された国際統計協会のサテライトシンポジウム「ビジネス・産業における統計」に招待され、それぞれ本研究班理念班、開発グループの研究成果を報告した。平成19年11月には、京...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントシミュレーション工学を含む研究件
❏実世界とシミュレーションの相互作用による双方向社会システムデザイン(15H01785)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00597809)
【キーワード】社会シミュレーション / 交通工学 / 都市動態 / 電力システム / マルチエージェントシステム (他21件)
【概要】現代社会の複合的重要課題の解決や問題の緩和に向け,新技術や社会制度を定量的にデザインし,社会実装に向けて利害関係者の合意形成を促進するための社会シミュレーションプラットフォームの開発に取り組んだ.特に自動車交通システムを中心とし,それを取り巻く都市の動態や電力システムとの連成モデルを提案した.実世界のデザインを指向すると同時に,シミュレーションモデルをデザインするために逆解析手法による入力データの...
❏企業のコーポレートアクションと金融資産価格変動に関する研究(23310106)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科, 教授 (60420478)
【キーワード】ファイナンス / 企業財務 / 行動経済学 / エージェントベースモデル / 金融規制 (他8件)
【概要】本研究では,企業のコーポレートアクションと資産価格変動の関連性について実証分析およびコンピュータシミュレーションを通じ分析を行った.実証分析においては,主要なコーポレートアクションの一つである利益還元政策に焦点を当てた分析を行った.具体的には,東京証券取引所に上場する企業を対象とし,利益還元政策公表時の資産価格について分析を実施した.分析の結果,価値移転の可能性を示す結果が得られた.本研究では,更...
❏超高齢化社会において環境負荷低減を実現するための社会デザインシミュレーション(23310100)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (00597809)
【キーワード】エージェント / 交通計画・国土計画 / シミュレーション工学 / 二酸化炭素排出削減 / 人間生活環境 (他6件)
【概要】低炭素社会を実現しながら、若齢者にも高齢者にも一定水準の移動権が与えられる社会を望ましい社会と定義し、これを満たす社会システムの設計解を、シミュレーションを用いて探索するため、ライフスタイル、交通機関選択、交通流の各シミュレーションモデルを高度化し連結した。提案する統合シミュレーションシステムでは、交通状況を考慮した居住地選択を再現し、交通需要を変化させ、都市の道路状況を生成する。これによって得ら...
【情報学】情報学フロンティア:社会シミュレーションシミュレーション工学を含む研究件
❏実世界とシミュレーションの相互作用による双方向社会システムデザイン(15H01785)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00597809)
【キーワード】社会シミュレーション / 交通工学 / 都市動態 / 電力システム / マルチエージェントシステム (他21件)
【概要】現代社会の複合的重要課題の解決や問題の緩和に向け,新技術や社会制度を定量的にデザインし,社会実装に向けて利害関係者の合意形成を促進するための社会シミュレーションプラットフォームの開発に取り組んだ.特に自動車交通システムを中心とし,それを取り巻く都市の動態や電力システムとの連成モデルを提案した.実世界のデザインを指向すると同時に,シミュレーションモデルをデザインするために逆解析手法による入力データの...
❏人工社会アプローチによる社会サービス向け大規模参加型シミュレーションの研究(25240048)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺野 隆雄 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (20227523)
【キーワード】社会シミュレーション / エージェントベースモデル / 参加型シミュレーション / 進化計算 / WEBマイニング (他16件)
【概要】本研究では、社会サービス分野を対象に、その担当者や設計者、利用者が意思決定に参画できるような大規模参加型シミュレーション技術を確立する。具体的な項目は以下にまとめられる。1)エージェント社会シミュレーションモデルの構築技法。2)エージェントモデルと融合した参加型ゲーミング手法。3)サービス関与者の意思決定行動を測定するマイニング手法。4)参加型シミュレーションの最適化とファイナンス理論への適用。 ...
【情報学】情報学フロンティア:ハイパフォーマンス・コンピューティングシミュレーション工学を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
【複合領域】社会・安全システム科学:金融工学シミュレーション工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ファイナンスシミュレーション工学を含む研究件
❏企業のコーポレートアクションと金融資産価格変動に関する研究(23310106)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科, 教授 (60420478)
【キーワード】ファイナンス / 企業財務 / 行動経済学 / エージェントベースモデル / 金融規制 (他8件)
【概要】本研究では,企業のコーポレートアクションと資産価格変動の関連性について実証分析およびコンピュータシミュレーションを通じ分析を行った.実証分析においては,主要なコーポレートアクションの一つである利益還元政策に焦点を当てた分析を行った.具体的には,東京証券取引所に上場する企業を対象とし,利益還元政策公表時の資産価格について分析を実施した.分析の結果,価値移転の可能性を示す結果が得られた.本研究では,更...
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
【複合領域】社会・安全システム科学:ロジスティクスシミュレーション工学を含む研究件
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏都市内物流施策評価のためのマイクロシミュレーションモデルの開発(17560470)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】佐野 可寸志 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (00215881)
【キーワード】交通工学・国土計画 / 交通需要マネージメント / シミュレーション工学 / 環境政策 / ロジスティックス
【概要】本研究では,物流活動に係わるステークスホルダーの意志決定と同様のプロセスで,貨物生産量,消費量,購入先,貨物車サイズ,流動ロットサイズ,輸送頻度,自家用/営業貨物車選択,輸送ルート等の輸送形態を決定する非集計ベースのモデルを構築した.モデル化の際には在庫理論等の経済合理性に基づくモデル化を行い,各ステークスホルダーの利潤最大化行動を再現した.また,マイクロシミュレーションの技法を用い,前述の非集計...
【複合領域】社会・安全システム科学:準モンテカルロ法シミュレーション工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【複合領域】社会・安全システム科学:エージェント・ベース・モデルシミュレーション工学を含む研究件
❏人工社会アプローチによる社会サービス向け大規模参加型シミュレーションの研究(25240048)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】寺野 隆雄 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (20227523)
【キーワード】社会シミュレーション / エージェントベースモデル / 参加型シミュレーション / 進化計算 / WEBマイニング (他16件)
【概要】本研究では、社会サービス分野を対象に、その担当者や設計者、利用者が意思決定に参画できるような大規模参加型シミュレーション技術を確立する。具体的な項目は以下にまとめられる。1)エージェント社会シミュレーションモデルの構築技法。2)エージェントモデルと融合した参加型ゲーミング手法。3)サービス関与者の意思決定行動を測定するマイニング手法。4)参加型シミュレーションの最適化とファイナンス理論への適用。 ...
❏企業のコーポレートアクションと金融資産価格変動に関する研究(23310106)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科, 教授 (60420478)
【キーワード】ファイナンス / 企業財務 / 行動経済学 / エージェントベースモデル / 金融規制 (他8件)
【概要】本研究では,企業のコーポレートアクションと資産価格変動の関連性について実証分析およびコンピュータシミュレーションを通じ分析を行った.実証分析においては,主要なコーポレートアクションの一つである利益還元政策に焦点を当てた分析を行った.具体的には,東京証券取引所に上場する企業を対象とし,利益還元政策公表時の資産価格について分析を実施した.分析の結果,価値移転の可能性を示す結果が得られた.本研究では,更...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)シミュレーション工学を含む研究件
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援への展開(17H00847)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波 / 地理情報システム(GIS) / シミュレーション工学 / 災害医療システム / リアルタイムマネージメント
【概要】
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【数物系科学】物理学:確率論シミュレーション工学を含む研究件
❏ベイズ統計による環境汚染物質の確率的濃度解析手法の開発(17H04945)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 確率論 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】都市や建築空間中に存在する未知の汚染物質発生源に起因する空気汚染に関して、センサーによる濃度計測値とコンピュータによる気流および濃度予測値をベイズ統計と呼ばれる確率論的方法論で融合し、より高い精度かつ高い空間解像度で環境中の濃度分布推定を行う方法を開発した。この方法の構築に必要とされる各要素技術の拡張や高精度化、高効率化を行うとともに、実験データなどをもとにした実証解析により提案した各手法の有効性...
❏核燃焼プラズマにおけるα粒子リップル共鳴拡散の解明(21560856)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】筒井 広明 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (20227440)
【キーワード】プラズマ・核融合 / 計算物理 / シミュレーション工学 / 数理物理 / 確率論 (他13件)
【概要】トカマクにおいてα粒子の閉じ込めは重要である。その解析にはよくLarmor半径を無視した案内中心軌道方程式が用いられ, Larmor軌道中の磁場変化が大きくなる球状トカマクではその影響が無視できなくなる。両者の違いはバナナチップのトロイダル角に現れ,それに伴う現象もずれていたが,基本的な現象としては同じであった。次にバナナ粒子がリップルと共鳴を起こし,拡散を大きくするリップル共鳴拡散の物理機構を,...
【数物系科学】物理学:数理物理シミュレーション工学を含む研究件
❏断熱系でない音場の解明に関する研究(23656073)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】及川 靖広 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70333135)
【キーワード】シミュレーション工学 / 数理物理 / 音響学 / 分子動力学 / 可視化
【概要】これまで断熱系として論じられてきた音の伝搬であるが非常に細い管の中などでは熱の移動を無視できない状態となる。本研究では、分子動力学法を導入した音波伝搬の計算、音場の解析を行い、さらに音場に影響を及ぼさない音場測定手法を実現し、計算と実験の両面から熱の移動を無視できない状態の音場を解明することを目的とする。 分子動力学法を用いることにより熱の移動を考慮した音場計算を可能とした。また、非線形音場の解析...
❏核燃焼プラズマにおけるα粒子リップル共鳴拡散の解明(21560856)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】筒井 広明 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (20227440)
【キーワード】プラズマ・核融合 / 計算物理 / シミュレーション工学 / 数理物理 / 確率論 (他13件)
【概要】トカマクにおいてα粒子の閉じ込めは重要である。その解析にはよくLarmor半径を無視した案内中心軌道方程式が用いられ, Larmor軌道中の磁場変化が大きくなる球状トカマクではその影響が無視できなくなる。両者の違いはバナナチップのトロイダル角に現れ,それに伴う現象もずれていたが,基本的な現象としては同じであった。次にバナナ粒子がリップルと共鳴を起こし,拡散を大きくするリップル共鳴拡散の物理機構を,...
❏等角写像使用による多重連結領域非線形現象解析(20540108)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】持丸 義弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90092577)
【キーワード】数理物理 / 数理工学 / シミュレーション工学 / 流体工学
【概要】スペクトル差分法で使用される等角写像の拡張と適用性を検討した.写像の単葉性をパラメータを有する関数族について検討したほか,多重連結性の条件を明示的に導入し,境界形状が指定されても等角写像関数は一意に定まらないために多重連結領域に対する具体的な写像関数例を示した. ...
【数物系科学】地球惑星科学:流体シミュレーション工学を含む研究件
❏工学実用から要請される高性能非構造自由界面多相流数値モデル開発と実証(15H03916)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値流体力学 / 多相流 / 自由界面流れ / 非構造格子 / 計算手法 (他11件)
【概要】工学応用に広く用いられる非構造格子における多相流数値流体力学モデルの計算精度及びロバスト性を一層改善するために,本研究企画を実施した。高性能な数値モデルの開発及び実証を中心に研究を遂行し,次の主な成果が得られた。①任意形状要素,混合要素を持つ非構造格子における三次精度高性能数値流体力学コアを構築した。②複雑非構造要素における高精度自由界面捕獲法を開発した。③非構造格子における高性能な自由界面多相流...
❏波浪中大振幅船体運動と船体への衝撃荷重の粒子法による数値解析手法の開発(22760632)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柴田 和也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (30462873)
【キーワード】推進 / 運動性能 / 船体運動 / 衝撃荷重 / 境界条件 (他14件)
【概要】本研究の目的は、波浪中における大振幅船体運動および船体が海水から受ける衝撃荷重を汎用的にかつ高精度に計算する手法を確立することである。この目的を達成するために、粒子法を用いて大振幅船体運動モデルを開発した。また、開境界部での非物理的な反射波が生じることを低減する境界条件を開発した。さらに局所的な領域のみを高解像度で計算する手法を開発し、低い計算コストで高解像度の計算を実施可能にした。 ...
❏ペタフロップス級計算機に向けた次世代CFDの研究開発(21226018)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】中橋 和博 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 航空本部, 本部長 (00207854)
【キーワード】流体工学 / 航空宇宙工学 / シミュレーション工学 / 計算機システム / 流体騒音 (他12件)
【概要】本研究は航空機等の空力設計に使われている現行CFDが抱える様々な課題、例えば計算結果の物理モデル依存性や複雑形状に対する作業量増大等を抜本的に解決することを目指したものである。計算機の更なる性能改善を念頭にBuilding-Cube Methodを提案し、実用化のための様々なアルゴリズム研究を行った。 その成果の一つとして、自動車周りの流れを京コンピュータ上での世界トップレベルの大規模数値計算で再...
【数物系科学】天文学:計算物理シミュレーション工学を含む研究件
❏工学実用から要請される高性能非構造自由界面多相流数値モデル開発と実証(15H03916)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値流体力学 / 多相流 / 自由界面流れ / 非構造格子 / 計算手法 (他11件)
【概要】工学応用に広く用いられる非構造格子における多相流数値流体力学モデルの計算精度及びロバスト性を一層改善するために,本研究企画を実施した。高性能な数値モデルの開発及び実証を中心に研究を遂行し,次の主な成果が得られた。①任意形状要素,混合要素を持つ非構造格子における三次精度高性能数値流体力学コアを構築した。②複雑非構造要素における高精度自由界面捕獲法を開発した。③非構造格子における高性能な自由界面多相流...
❏核燃焼プラズマにおけるα粒子リップル共鳴拡散の解明(21560856)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】筒井 広明 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (20227440)
【キーワード】プラズマ・核融合 / 計算物理 / シミュレーション工学 / 数理物理 / 確率論 (他13件)
【概要】トカマクにおいてα粒子の閉じ込めは重要である。その解析にはよくLarmor半径を無視した案内中心軌道方程式が用いられ, Larmor軌道中の磁場変化が大きくなる球状トカマクではその影響が無視できなくなる。両者の違いはバナナチップのトロイダル角に現れ,それに伴う現象もずれていたが,基本的な現象としては同じであった。次にバナナ粒子がリップルと共鳴を起こし,拡散を大きくするリップル共鳴拡散の物理機構を,...
【工学】機械工学:非構造格子シミュレーション工学を含む研究件
❏BVD原理に基づく圧縮性自由界面多相流の高性能数値解法の確立と展開(18H01366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値解法 / 圧縮性流れ / 自由界面多相流 / 衝撃波 / 不連続解 (他11件)
【概要】不連続解が卓越する圧縮性自由界面多相流に対する数値解法及び実用に十分対応できる数値モデルの開発は数値流体力学分野の難問である。本研究は、既存手法を根本的に見直し、研究代表者らが独自に考案した高解像度数値解法の設計指針である新しい原理、いわゆる格子セル境界不連続性最小化原理(BVD原理)、に基いて連続解と不連続解をともに高精度で計算できる空間再構築法を提案した。さらに、BVD法が数値散逸を最大限に抑...
❏工学実用から要請される高性能非構造自由界面多相流数値モデル開発と実証(15H03916)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値流体力学 / 多相流 / 自由界面流れ / 非構造格子 / 計算手法 (他11件)
【概要】工学応用に広く用いられる非構造格子における多相流数値流体力学モデルの計算精度及びロバスト性を一層改善するために,本研究企画を実施した。高性能な数値モデルの開発及び実証を中心に研究を遂行し,次の主な成果が得られた。①任意形状要素,混合要素を持つ非構造格子における三次精度高性能数値流体力学コアを構築した。②複雑非構造要素における高精度自由界面捕獲法を開発した。③非構造格子における高性能な自由界面多相流...
【工学】電気電子工学:電力システムシミュレーション工学を含む研究件
❏実世界とシミュレーションの相互作用による双方向社会システムデザイン(15H01785)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00597809)
【キーワード】社会シミュレーション / 交通工学 / 都市動態 / 電力システム / マルチエージェントシステム (他21件)
【概要】現代社会の複合的重要課題の解決や問題の緩和に向け,新技術や社会制度を定量的にデザインし,社会実装に向けて利害関係者の合意形成を促進するための社会シミュレーションプラットフォームの開発に取り組んだ.特に自動車交通システムを中心とし,それを取り巻く都市の動態や電力システムとの連成モデルを提案した.実世界のデザインを指向すると同時に,シミュレーションモデルをデザインするために逆解析手法による入力データの...
❏超電導-金属膜積層構造の高度設計に基づく抵抗型限流素子の高電力密度化に関する研究(19360126)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 電力工学 / 電磁現象 / シミュレーション / 限流器 (他13件)
【概要】電力系統に短絡事故等が発生したときに流れる過大な電流を瞬時に抑制する装置である限流器として,高温超電導薄膜を用いて,超電導から常電導への転移にともなう電気抵抗発生を利用した抵抗型の限流器の研究を行った。電磁界・熱伝導場・電気回路の連成現象解析用数値解析ツールを開発し,超電導薄膜と金属保護膜のパターニングや厚さ等,および超電導特性の不均一性が限流特性に与える影響について明らかにした。 ...
【工学】建築学:建築環境・設備シミュレーション工学を含む研究件
❏スパースなセンサーネットワークに基づく都市風況推定手法の開発(20H02308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 都市防災 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】安全・快適かつスマートな都市空間の創出に資するため、本研究は市街地(マイクロ)および都市(メソ)スケールにおける風況(風速・風向)を対象に、スパース(疎)に配置されたセンサーの計測データを入力値とする空間解像度およびリアルタイム性の高い分布推定手法の開発を行う。当該年度においては、特に市街地スケールにおける風況推定手法の開発に取り組んだ。市街地気流の瞬時分布は、主にその乱流的特性によって複雑な様相...
❏ベイズ統計による環境汚染物質の確率的濃度解析手法の開発(17H04945)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 確率論 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】都市や建築空間中に存在する未知の汚染物質発生源に起因する空気汚染に関して、センサーによる濃度計測値とコンピュータによる気流および濃度予測値をベイズ統計と呼ばれる確率論的方法論で融合し、より高い精度かつ高い空間解像度で環境中の濃度分布推定を行う方法を開発した。この方法の構築に必要とされる各要素技術の拡張や高精度化、高効率化を行うとともに、実験データなどをもとにした実証解析により提案した各手法の有効性...
❏都市空間の微気象予測と分散センシングを融合した大気環境解析システムの開発(26709041)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 自然現象観測・予測 / 大気現象 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】本研究では、計算流体力学に基づいた微気象予測と実環境計測データを活用し、都市の空気・温熱環境の精緻な解析手法に関する研究を行った。まず、計算流体力学による大気環境解析の精度検証および精度向上に関する検討を行った。また、大気環境観測の高空間解像度化に関する技術開発を行った。さらに数値予測と計測を統計モデルで融合することによって環境解析の高精度化および解析値の不確かさ評価を実現する手法を開発した。 ...
【工学】総合工学:計測工学シミュレーション工学を含む研究件
❏無侵襲デバイスによる高齢者の運動機能のフィールド計測・解析と運動介入評価(25350665)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 裕治 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50203807)
【キーワード】バイオメカニクス / 医療・福祉 / 生物・生体工学 / 計測工学 / シミュレーション工学 (他12件)
【概要】高齢者の立位・歩行機能の維持増進・改善に向け,無侵襲的に運動機能を計測する手法を開発した上で,静止立位ならびに歩行運動を評価した.計測手法に関しては,現場で簡便に利用することが可能な足圧計測靴デバイス,ならびに,非接触型距離カメラを利用し静止立位姿勢を評価する手法を開発した.前者に関しては,ポール・ウォーキングを対象に歩行状態を解析した.後者に関しては,静止立位時に体幹回旋運動が存在する事を見いだ...
❏多様なモデルを統合した群集内における人物の動態認識手法の開発(22760401)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】布施 孝志 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (80361525)
【キーワード】モニタリング / 画像認識 / 計測工学 / 交通工学・国土計画 / シミュレーション工学
【概要】本研究では、複雑な状況における複数人物の動態認識手法の構築を行った。ステレオビデオカメラにより同時取得された色情報と距離情報に対して、それぞれの確率モデルを導入することにより、人物抽出・追跡手法を開発した。さらに、歩行者挙動の予測シミュレーション手法を離散選択モデルに基づき構築した。これらを、一般状態空間モデルの枠組みにおいて確率的に統合し、逐次的処理による追跡手法を構築した。提案手法を駅改札付近...
【工学】総合工学:連成解析シミュレーション工学を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏実世界とシミュレーションの相互作用による双方向社会システムデザイン(15H01785)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00597809)
【キーワード】社会シミュレーション / 交通工学 / 都市動態 / 電力システム / マルチエージェントシステム (他21件)
【概要】現代社会の複合的重要課題の解決や問題の緩和に向け,新技術や社会制度を定量的にデザインし,社会実装に向けて利害関係者の合意形成を促進するための社会シミュレーションプラットフォームの開発に取り組んだ.特に自動車交通システムを中心とし,それを取り巻く都市の動態や電力システムとの連成モデルを提案した.実世界のデザインを指向すると同時に,シミュレーションモデルをデザインするために逆解析手法による入力データの...
【工学】総合工学:多相流シミュレーション工学を含む研究件
❏BVD原理に基づく圧縮性自由界面多相流の高性能数値解法の確立と展開(18H01366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値解法 / 圧縮性流れ / 自由界面多相流 / 衝撃波 / 不連続解 (他11件)
【概要】不連続解が卓越する圧縮性自由界面多相流に対する数値解法及び実用に十分対応できる数値モデルの開発は数値流体力学分野の難問である。本研究は、既存手法を根本的に見直し、研究代表者らが独自に考案した高解像度数値解法の設計指針である新しい原理、いわゆる格子セル境界不連続性最小化原理(BVD原理)、に基いて連続解と不連続解をともに高精度で計算できる空間再構築法を提案した。さらに、BVD法が数値散逸を最大限に抑...
❏工学実用から要請される高性能非構造自由界面多相流数値モデル開発と実証(15H03916)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値流体力学 / 多相流 / 自由界面流れ / 非構造格子 / 計算手法 (他11件)
【概要】工学応用に広く用いられる非構造格子における多相流数値流体力学モデルの計算精度及びロバスト性を一層改善するために,本研究企画を実施した。高性能な数値モデルの開発及び実証を中心に研究を遂行し,次の主な成果が得られた。①任意形状要素,混合要素を持つ非構造格子における三次精度高性能数値流体力学コアを構築した。②複雑非構造要素における高精度自由界面捕獲法を開発した。③非構造格子における高性能な自由界面多相流...
【工学】総合工学:システム工学シミュレーション工学を含む研究件
❏メカ・エレキ・ソフト統合化製品開発に向けたPLMシステム協働情報基盤環境の開発(26282088)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】玉木 欽也 青山学院大学, 経営学部, 教授 (40188420)
【キーワード】PLM / 製品アーキテクチャ / ALM / PLM業務プロセスモデル / システム工学 (他12件)
【概要】本研究の目的は、遠隔多地点に所在する複数の連携大学の研究室間を相互連携して、PLM(製品ライフサイクルマネジメント)システムの協働利用ができる基盤環境を研究開発することである。次の3つの研究課題に取り組むことにした:①製品アーキテクチャ(メカニズム・電気制御・ソフトウェア)を統合化したPLM業務プロセスモデルの策定、②アプリケーションソフトウェア管理(ALM)を、前記のPLM業務プロセスと対応づけ...
❏サービス評価をするために連続数理表現を導入したサービス設計支援システム(18360079)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】川田 誠一 産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (20152960)
【キーワード】サービス工学 / 設計工学 / シミュレーション工学 / システム工学
【概要】サービスを工学的に捉え, 工業製品と同様に工学的に設計する対象として, その設計支援システムを構築することを目的とした.「場面遷移ネット(Scene Transition Nets)」を拡張・導入することにより, 離散・連続混在システムとしてのサービスをシミュレーションにより評価可能とするサービス評価支援ツールを開発し, レンタルDVDビジネスなどを事例としてサービス設計の有用性を示すことができた...
【工学】総合工学:流体工学シミュレーション工学を含む研究件
❏スパースなセンサーネットワークに基づく都市風況推定手法の開発(20H02308)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 都市防災 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】安全・快適かつスマートな都市空間の創出に資するため、本研究は市街地(マイクロ)および都市(メソ)スケールにおける風況(風速・風向)を対象に、スパース(疎)に配置されたセンサーの計測データを入力値とする空間解像度およびリアルタイム性の高い分布推定手法の開発を行う。当該年度においては、特に市街地スケールにおける風況推定手法の開発に取り組んだ。市街地気流の瞬時分布は、主にその乱流的特性によって複雑な様相...
❏ベイズ統計による環境汚染物質の確率的濃度解析手法の開発(17H04945)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】菊本 英紀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80708082)
【キーワード】建築環境・設備 / 確率論 / 流体工学 / シミュレーション工学
【概要】都市や建築空間中に存在する未知の汚染物質発生源に起因する空気汚染に関して、センサーによる濃度計測値とコンピュータによる気流および濃度予測値をベイズ統計と呼ばれる確率論的方法論で融合し、より高い精度かつ高い空間解像度で環境中の濃度分布推定を行う方法を開発した。この方法の構築に必要とされる各要素技術の拡張や高精度化、高効率化を行うとともに、実験データなどをもとにした実証解析により提案した各手法の有効性...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
【工学】総合工学:粒子法(SPH法)シミュレーション工学を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏波浪中大振幅船体運動と船体への衝撃荷重の粒子法による数値解析手法の開発(22760632)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柴田 和也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (30462873)
【キーワード】推進 / 運動性能 / 船体運動 / 衝撃荷重 / 境界条件 (他14件)
【概要】本研究の目的は、波浪中における大振幅船体運動および船体が海水から受ける衝撃荷重を汎用的にかつ高精度に計算する手法を確立することである。この目的を達成するために、粒子法を用いて大振幅船体運動モデルを開発した。また、開境界部での非物理的な反射波が生じることを低減する境界条件を開発した。さらに局所的な領域のみを高解像度で計算する手法を開発し、低い計算コストで高解像度の計算を実施可能にした。 ...
【工学】総合工学:設計工学シミュレーション工学を含む研究件
❏事例とシナリオモデリングに基づく持続可能ビジネス設計・立案支援手法(24603039)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 伸亮 独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 主任研究員 (40336516)
【キーワード】設計工学 / 環境調和設計 / ビジネスモデル / シナリオモデル / 計算機支援 (他18件)
【概要】本研究では様々な事業分野における持続可能ビジネス事例を収集し、その成功要因を分析・ルール化することで持続可能ビジネスの「パターン言語」を作成し、これとビジネスの外部環境を表現するステークホルダモデルやライフサイクルフローモデル等を組み合わせ、持続可能ビジネスを体系的に設計する方法および、その支援ソフトウェアの開発を行った。さらに、生分解性プラスティックの有効利用、小型家電リサイクルの2課題を対象に...
❏超音速複葉翼理論に基づくサイレント超音速機の基盤研究(19206086)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大林 茂 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (80183028)
【キーワード】超音速流れ / 数値流体力学 / 風洞実験 / ソニックブーム / 航空宇宙工学 (他9件)
【概要】超音速複葉翼理論とは,2枚の翼を向かい合わせに配置し,衝撃波を干渉させることで,造波抵抗をなくし,ソニックブームの低減を図る理論である。本研究では,本理論の根幹となる3次元翼形状の定義とパラメトリックスタディによる最適形状の決定,数値計算と低速風洞試験をあわせた超音速複葉翼の低速性能推定,超音速複葉翼に固有の始動過程に関する超音速風洞試験,バリスティックレンジを利用した超音速複葉翼による世界で初め...
❏サービス評価をするために連続数理表現を導入したサービス設計支援システム(18360079)
【研究テーマ】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】川田 誠一 産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (20152960)
【キーワード】サービス工学 / 設計工学 / シミュレーション工学 / システム工学
【概要】サービスを工学的に捉え, 工業製品と同様に工学的に設計する対象として, その設計支援システムを構築することを目的とした.「場面遷移ネット(Scene Transition Nets)」を拡張・導入することにより, 離散・連続混在システムとしてのサービスをシミュレーションにより評価可能とするサービス評価支援ツールを開発し, レンタルDVDビジネスなどを事例としてサービス設計の有用性を示すことができた...
【工学】総合工学:熱工学シミュレーション工学を含む研究件
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏粘弾性体キャビテーションの時空間多重スケール解析を実現する非侵襲ハイブリッド計測(25709008)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】安藤 景太 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30639018)
【キーワード】キャビテーション / 気泡核 / 物質移動 / 気泡力学 / レーザー誘起衝撃波 (他10件)
【概要】粘弾性体キャビテーションにおける多重スケール現象の解明を目的とした,実験・数値シミュレーション連成の非侵襲ハイブリッド計測法の開発を行った.ゼラチンゲルに対するパルスレーザーの集束照射によりマイクロ径の気泡核を生成し,溶存ガスの物質移動に基づき気泡核のサイズを制御した.生成した気泡核を起点とする単一キャビテーション気泡のミクロ観察から,ゲル粘弾性の定量評価を行った.さらに,ゲル中のレーザー誘起衝撃...
【工学】総合工学:並列計算シミュレーション工学を含む研究件
❏電磁界数値解析とトポロジー最適化を併用した電気機器の革新的最適設計システムの構築(16K06240)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡本 吉史 法政大学, 理工学部, 教授 (40415112)
【キーワード】電気機器工学 / 電磁界数値解析 / トポロジー最適化 / 磁気非線形性 / 磁気ヒステリシス (他16件)
【概要】実際の設計現場において,トポロジー最適化を導入するため,本研究課題では,主として,次の3つの項目:「(1)感度解析ベースのトポロジー最適化手法の高速化」,「(2)時間領域トポロジー最適化手法の開発」,「(3)磁気ヒステリシス特性測定装置の開発」に取り組み,それぞれの研究内容について,予定通り完了した. ...
❏実世界とシミュレーションの相互作用による双方向社会システムデザイン(15H01785)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00597809)
【キーワード】社会シミュレーション / 交通工学 / 都市動態 / 電力システム / マルチエージェントシステム (他21件)
【概要】現代社会の複合的重要課題の解決や問題の緩和に向け,新技術や社会制度を定量的にデザインし,社会実装に向けて利害関係者の合意形成を促進するための社会シミュレーションプラットフォームの開発に取り組んだ.特に自動車交通システムを中心とし,それを取り巻く都市の動態や電力システムとの連成モデルを提案した.実世界のデザインを指向すると同時に,シミュレーションモデルをデザインするために逆解析手法による入力データの...
【工学】総合工学:防災シミュレーション工学を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【工学】総合工学:交通工学・国土計画シミュレーション工学を含む研究件
❏超高齢化社会において環境負荷低減を実現するための社会デザインシミュレーション(23310100)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤井 秀樹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (00597809)
【キーワード】エージェント / 交通計画・国土計画 / シミュレーション工学 / 二酸化炭素排出削減 / 人間生活環境 (他6件)
【概要】低炭素社会を実現しながら、若齢者にも高齢者にも一定水準の移動権が与えられる社会を望ましい社会と定義し、これを満たす社会システムの設計解を、シミュレーションを用いて探索するため、ライフスタイル、交通機関選択、交通流の各シミュレーションモデルを高度化し連結した。提案する統合シミュレーションシステムでは、交通状況を考慮した居住地選択を再現し、交通需要を変化させ、都市の道路状況を生成する。これによって得ら...
❏多様なモデルを統合した群集内における人物の動態認識手法の開発(22760401)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】布施 孝志 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (80361525)
【キーワード】モニタリング / 画像認識 / 計測工学 / 交通工学・国土計画 / シミュレーション工学
【概要】本研究では、複雑な状況における複数人物の動態認識手法の構築を行った。ステレオビデオカメラにより同時取得された色情報と距離情報に対して、それぞれの確率モデルを導入することにより、人物抽出・追跡手法を開発した。さらに、歩行者挙動の予測シミュレーション手法を離散選択モデルに基づき構築した。これらを、一般状態空間モデルの枠組みにおいて確率的に統合し、逐次的処理による追跡手法を構築した。提案手法を駅改札付近...
❏都市内物流施策評価のためのマイクロシミュレーションモデルの開発(17560470)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】佐野 可寸志 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (00215881)
【キーワード】交通工学・国土計画 / 交通需要マネージメント / シミュレーション工学 / 環境政策 / ロジスティックス
【概要】本研究では,物流活動に係わるステークスホルダーの意志決定と同様のプロセスで,貨物生産量,消費量,購入先,貨物車サイズ,流動ロットサイズ,輸送頻度,自家用/営業貨物車選択,輸送ルート等の輸送形態を決定する非集計ベースのモデルを構築した.モデル化の際には在庫理論等の経済合理性に基づくモデル化を行い,各ステークスホルダーの利潤最大化行動を再現した.また,マイクロシミュレーションの技法を用い,前述の非集計...
【工学】総合工学:航空宇宙工学シミュレーション工学を含む研究件
❏ペタフロップス級計算機に向けた次世代CFDの研究開発(21226018)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】中橋 和博 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 航空本部, 本部長 (00207854)
【キーワード】流体工学 / 航空宇宙工学 / シミュレーション工学 / 計算機システム / 流体騒音 (他12件)
【概要】本研究は航空機等の空力設計に使われている現行CFDが抱える様々な課題、例えば計算結果の物理モデル依存性や複雑形状に対する作業量増大等を抜本的に解決することを目指したものである。計算機の更なる性能改善を念頭にBuilding-Cube Methodを提案し、実用化のための様々なアルゴリズム研究を行った。 その成果の一つとして、自動車周りの流れを京コンピュータ上での世界トップレベルの大規模数値計算で再...
❏超音速複葉翼理論に基づくサイレント超音速機の基盤研究(19206086)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大林 茂 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (80183028)
【キーワード】超音速流れ / 数値流体力学 / 風洞実験 / ソニックブーム / 航空宇宙工学 (他9件)
【概要】超音速複葉翼理論とは,2枚の翼を向かい合わせに配置し,衝撃波を干渉させることで,造波抵抗をなくし,ソニックブームの低減を図る理論である。本研究では,本理論の根幹となる3次元翼形状の定義とパラメトリックスタディによる最適形状の決定,数値計算と低速風洞試験をあわせた超音速複葉翼の低速性能推定,超音速複葉翼に固有の始動過程に関する超音速風洞試験,バリスティックレンジを利用した超音速複葉翼による世界で初め...
【工学】総合工学:数値解析シミュレーション工学を含む研究件
❏人工知能と数値解析の融合:ニューラルネットワークに基づくマルチスケール解析(17K14144)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】鈴木 良郎 東京工業大学, 工学院, 助教 (40631221)
【キーワード】ディープラーニング / 数値解析 / 機械学習 / マルチスケール / 数値シミュレーション (他11件)
【概要】本研究目的は,人工ニューラルネットワーク(ANN)とマルチスケール解析手法を融合した全く新しい数値シミュレーション法を開発することである.本手法が確立されれば,従来手法と同様の高精度解をより低コストに算出することが期待できる上,適用に制約がなく原理上あらゆる物理現象の解析が可能となる. 平成29年度は,提案法に用いるANNとして,画像認識能力に優れている畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を導...
❏有限体積法の数学的基盤理論の確立(23340023)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】齊藤 宣一 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 准教授 (00334706)
【キーワード】数値解析 / 数理モデル / 有限体積法 / 有限要素法 / 差分法 (他8件)
【概要】本研究プロジェクトでは,構造保存型の数値解法として理工学各分野で広く応用されている有限体積法に対する数学的な基盤理論の開発とその現実問題への応用を行なった。基礎的な面では、離散ソボレフの不等式、補間誤差不等式の最良定数、離散Rellichの定理、離散最大値の定理、離散微分形式などについて応用指向の進んだ結果を得ることができた。応用面では、細胞性粘菌の数理モデルに対して、構造保存型の有限体積法を開発...
❏超電導-金属膜積層構造の高度設計に基づく抵抗型限流素子の高電力密度化に関する研究(19360126)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 電力工学 / 電磁現象 / シミュレーション / 限流器 (他13件)
【概要】電力系統に短絡事故等が発生したときに流れる過大な電流を瞬時に抑制する装置である限流器として,高温超電導薄膜を用いて,超電導から常電導への転移にともなう電気抵抗発生を利用した抵抗型の限流器の研究を行った。電磁界・熱伝導場・電気回路の連成現象解析用数値解析ツールを開発し,超電導薄膜と金属保護膜のパターニングや厚さ等,および超電導特性の不均一性が限流特性に与える影響について明らかにした。 ...
【工学】総合工学:数値流体力学シミュレーション工学を含む研究件
❏BVD原理に基づく圧縮性自由界面多相流の高性能数値解法の確立と展開(18H01366)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値解法 / 圧縮性流れ / 自由界面多相流 / 衝撃波 / 不連続解 (他11件)
【概要】不連続解が卓越する圧縮性自由界面多相流に対する数値解法及び実用に十分対応できる数値モデルの開発は数値流体力学分野の難問である。本研究は、既存手法を根本的に見直し、研究代表者らが独自に考案した高解像度数値解法の設計指針である新しい原理、いわゆる格子セル境界不連続性最小化原理(BVD原理)、に基いて連続解と不連続解をともに高精度で計算できる空間再構築法を提案した。さらに、BVD法が数値散逸を最大限に抑...
❏工学実用から要請される高性能非構造自由界面多相流数値モデル開発と実証(15H03916)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】肖 鋒 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280912)
【キーワード】数値流体力学 / 多相流 / 自由界面流れ / 非構造格子 / 計算手法 (他11件)
【概要】工学応用に広く用いられる非構造格子における多相流数値流体力学モデルの計算精度及びロバスト性を一層改善するために,本研究企画を実施した。高性能な数値モデルの開発及び実証を中心に研究を遂行し,次の主な成果が得られた。①任意形状要素,混合要素を持つ非構造格子における三次精度高性能数値流体力学コアを構築した。②複雑非構造要素における高精度自由界面捕獲法を開発した。③非構造格子における高性能な自由界面多相流...
❏ペタフロップス級計算機に向けた次世代CFDの研究開発(21226018)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】中橋 和博 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 航空本部, 本部長 (00207854)
【キーワード】流体工学 / 航空宇宙工学 / シミュレーション工学 / 計算機システム / 流体騒音 (他12件)
【概要】本研究は航空機等の空力設計に使われている現行CFDが抱える様々な課題、例えば計算結果の物理モデル依存性や複雑形状に対する作業量増大等を抜本的に解決することを目指したものである。計算機の更なる性能改善を念頭にBuilding-Cube Methodを提案し、実用化のための様々なアルゴリズム研究を行った。 その成果の一つとして、自動車周りの流れを京コンピュータ上での世界トップレベルの大規模数値計算で再...
【工学】総合工学:シミュレーションシミュレーション工学を含む研究件
❏再配達・梱包数削減を目的とした物流拠点における出荷行程最適化の研究(16K17199)
【研究テーマ】商学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
【キーワード】ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 (他13件)
【概要】近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種...
❏合金固液相変化を解析する指向性エネルギー堆積法シミュレータの開発(16H07174)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70781417)
【キーワード】指向性エネルギー堆積法 / 付加加工 / シミュレーション / インコネル625 / 粒子法 (他10件)
【概要】金属材料の3次元造形に適した指向性エネルギー堆積法(DED: Direct Energy Deposition)の時間領域シミュレータを開発するにあたり,本研究では熱伝導,レーザー,キャリアガス,固液相変化といったDEDプロセスに含まれる物理現象を解析するアルゴリズムを個々に作成し,これらのモジュールを統合する.開発したDED時間領域シミュレータを用いて,造形物内部の空孔や残留応力の発生メカニズム...
❏新しい災害医療対応シミュレーションシステムを用いた災害医学教育、災害医療の実践(16H03155)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】布施 明 日本医科大学, 医学部, 教授 (80238641)
【キーワード】公共健康危機管理 / 首都直下地震 / 災害関連死 / 未治療死 / 医療救護班 (他20件)
【概要】【はじめに】これまで存在しなかった災害医療活動を俯瞰するためのシミュレーション・システムを用いて首都直下地震での災害関連死を減少させるために効果的な項目の検討を行った。【対象・方法】離散事象シミュレーションを用いて災害医療対応の急性期の全体像を再現することを試みた。【結果・考察】処置を行うことができずに死亡する、いわゆる“未治療死”が5,511人であるのに対し、発生傷病者数をデフォルト値の7割に減...
【工学】総合工学:津波シミュレーション工学を含む研究件
❏分散メモリ並列MPM-MPS連成解析手法の開発と盛土に対する津波越流・洗掘解析(17K05152)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】室谷 浩平 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 鉄道力学研究部, 主任研究員 (20434061)
【キーワード】洗堀解析 / MPM / MPS / 連成解析 / MPM-MPS連成解析 (他16件)
【概要】東北地方太平洋沖地震では、津波による鉄道盛土、道路盛土の被害が多く発生した。このような津波による被害は、波圧による破壊よりも長時間の越流による洗掘の方が深刻であることが、被害調査分析や模型実験を用いた検討により報告されている。そこで、盛土に対して津波越流による洗掘解析を実施できる解析手法の開発を目的とした。津波越流解析にはMPS、洗掘解析にはMPMを用い、連成界面において適切な変形・分離・結合と効...
❏理・工・医学の連携による津波の広域被害把握技術の深化と災害医療支援への展開(17H00847)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (50360847)
【キーワード】津波 / 地理情報システム(GIS) / シミュレーション工学 / 災害医療システム / リアルタイムマネージメント
【概要】
【工学】総合工学:有限要素法シミュレーション工学を含む研究件
❏電磁界数値解析とトポロジー最適化を併用した電気機器の革新的最適設計システムの構築(16K06240)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡本 吉史 法政大学, 理工学部, 教授 (40415112)
【キーワード】電気機器工学 / 電磁界数値解析 / トポロジー最適化 / 磁気非線形性 / 磁気ヒステリシス (他16件)
【概要】実際の設計現場において,トポロジー最適化を導入するため,本研究課題では,主として,次の3つの項目:「(1)感度解析ベースのトポロジー最適化手法の高速化」,「(2)時間領域トポロジー最適化手法の開発」,「(3)磁気ヒステリシス特性測定装置の開発」に取り組み,それぞれの研究内容について,予定通り完了した. ...
❏有限体積法の数学的基盤理論の確立(23340023)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】齊藤 宣一 東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 准教授 (00334706)
【キーワード】数値解析 / 数理モデル / 有限体積法 / 有限要素法 / 差分法 (他8件)
【概要】本研究プロジェクトでは,構造保存型の数値解法として理工学各分野で広く応用されている有限体積法に対する数学的な基盤理論の開発とその現実問題への応用を行なった。基礎的な面では、離散ソボレフの不等式、補間誤差不等式の最良定数、離散Rellichの定理、離散最大値の定理、離散微分形式などについて応用指向の進んだ結果を得ることができた。応用面では、細胞性粘菌の数理モデルに対して、構造保存型の有限体積法を開発...
❏超電導-金属膜積層構造の高度設計に基づく抵抗型限流素子の高電力密度化に関する研究(19360126)
【研究テーマ】電力工学・電気機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大崎 博之 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10203754)
【キーワード】超電導 / 電力工学 / 電磁現象 / シミュレーション / 限流器 (他13件)
【概要】電力系統に短絡事故等が発生したときに流れる過大な電流を瞬時に抑制する装置である限流器として,高温超電導薄膜を用いて,超電導から常電導への転移にともなう電気抵抗発生を利用した抵抗型の限流器の研究を行った。電磁界・熱伝導場・電気回路の連成現象解析用数値解析ツールを開発し,超電導薄膜と金属保護膜のパターニングや厚さ等,および超電導特性の不均一性が限流特性に与える影響について明らかにした。 ...
【工学】総合工学:可視化シミュレーション工学を含む研究件
❏不均一に気泡が分布する粘弾性体の固体/流体遷移領域における破砕メカニズムの解明(26630047)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】亀田 正治 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70262243)
【キーワード】流体工学 / 固体地球惑星物理学 / 計算力学 / 火山爆発 / 破砕 (他11件)
【概要】爆発的火山噴火のトリガーである発泡マグマの破砕過程を解明するための室内実験と数値シミュレーションを進めた.まず,X線CT撮影により内部の3次元空隙構造を把握した発泡マグマ模擬材料を用いた急減圧実験,その試料の応力分布を算出する3次元有限要素法解析から,き裂進展のきっかけとなる気泡周りの応力集中と実験で見られたき裂発生箇所が良く一致することを示した.次に,フェーズフィールド法と有限要素法のカップリン...
❏断熱系でない音場の解明に関する研究(23656073)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】及川 靖広 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70333135)
【キーワード】シミュレーション工学 / 数理物理 / 音響学 / 分子動力学 / 可視化
【概要】これまで断熱系として論じられてきた音の伝搬であるが非常に細い管の中などでは熱の移動を無視できない状態となる。本研究では、分子動力学法を導入した音波伝搬の計算、音場の解析を行い、さらに音場に影響を及ぼさない音場測定手法を実現し、計算と実験の両面から熱の移動を無視できない状態の音場を解明することを目的とする。 分子動力学法を用いることにより熱の移動を考慮した音場計算を可能とした。また、非線形音場の解析...
❏小胞融合による開口放出現象のシステム生物学的解析(18300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】岡 浩太郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10276412)
【キーワード】生物シミュレーション / 神経科学 / 生物物理 / 可視化技術 / 確率シミュレーション (他12件)
【概要】神経および分泌性細胞において、細胞内から特定の物質を分泌する開口放出メカニズムについては広く研究が進められているが、定量的に理解するためのモデルは必ずしも十分に整備されていない。本研究では、(1)開口放出メカニズムを解析するための新規なイメージング技術の開発と、(2)定量的な理解を行うためのモデルの構築を行った。(1)では、開口放出をトリガーする細胞内カルシウム濃度変化と開口放出を定量的にイメージ...
【総合生物】ゲノム科学:数理工学シミュレーション工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏等角写像使用による多重連結領域非線形現象解析(20540108)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】持丸 義弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90092577)
【キーワード】数理物理 / 数理工学 / シミュレーション工学 / 流体工学
【概要】スペクトル差分法で使用される等角写像の拡張と適用性を検討した.写像の単葉性をパラメータを有する関数族について検討したほか,多重連結性の条件を明示的に導入し,境界形状が指定されても等角写像関数は一意に定まらないために多重連結領域に対する具体的な写像関数例を示した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
【総合生物】神経科学:生物・生体工学シミュレーション工学を含む研究件
❏無侵襲デバイスによる高齢者の運動機能のフィールド計測・解析と運動介入評価(25350665)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 裕治 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50203807)
【キーワード】バイオメカニクス / 医療・福祉 / 生物・生体工学 / 計測工学 / シミュレーション工学 (他12件)
【概要】高齢者の立位・歩行機能の維持増進・改善に向け,無侵襲的に運動機能を計測する手法を開発した上で,静止立位ならびに歩行運動を評価した.計測手法に関しては,現場で簡便に利用することが可能な足圧計測靴デバイス,ならびに,非接触型距離カメラを利用し静止立位姿勢を評価する手法を開発した.前者に関しては,ポール・ウォーキングを対象に歩行状態を解析した.後者に関しては,静止立位時に体幹回旋運動が存在する事を見いだ...
❏拡散光を利用したマルチモダリティ生体機能イメージングシステムの構築に関する研究(19360035)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岡田 英史 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40221840)
【キーワード】応用光学・量子光工学 / 光・画像計測工学 / 生物・生体工学 / シミュレーション工学 / 生体医用光工学
【概要】近赤外光による脳機能イメージングの空間分解能と測定精度を向上させるためのマルチモダリティ計測に関する研究をおこなった。磁気共鳴イメージングによる頭部組織の構造情報や光学特性情報などを統合したバーチャル・ファントムを利用して、脳機能画像を再構築する方法を提案した。シミュレーションと実測結果から、標準的に用いられているものよりも測定点の密度が高いプローブ配置で測定システムを構築することで、画像再構築に...
【医歯薬学】社会医学:生体生命情報学シミュレーション工学を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏小胞融合による開口放出現象のシステム生物学的解析(18300099)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】岡 浩太郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10276412)
【キーワード】生物シミュレーション / 神経科学 / 生物物理 / 可視化技術 / 確率シミュレーション (他12件)
【概要】神経および分泌性細胞において、細胞内から特定の物質を分泌する開口放出メカニズムについては広く研究が進められているが、定量的に理解するためのモデルは必ずしも十分に整備されていない。本研究では、(1)開口放出メカニズムを解析するための新規なイメージング技術の開発と、(2)定量的な理解を行うためのモデルの構築を行った。(1)では、開口放出をトリガーする細胞内カルシウム濃度変化と開口放出を定量的にイメージ...
【医歯薬学】歯学:バイオメカニクスシミュレーション工学を含む研究件
❏無侵襲デバイスによる高齢者の運動機能のフィールド計測・解析と運動介入評価(25350665)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 裕治 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50203807)
【キーワード】バイオメカニクス / 医療・福祉 / 生物・生体工学 / 計測工学 / シミュレーション工学 (他12件)
【概要】高齢者の立位・歩行機能の維持増進・改善に向け,無侵襲的に運動機能を計測する手法を開発した上で,静止立位ならびに歩行運動を評価した.計測手法に関しては,現場で簡便に利用することが可能な足圧計測靴デバイス,ならびに,非接触型距離カメラを利用し静止立位姿勢を評価する手法を開発した.前者に関しては,ポール・ウォーキングを対象に歩行状態を解析した.後者に関しては,静止立位時に体幹回旋運動が存在する事を見いだ...
❏バイオメカニカルシミュレーションを用いた矯正診断法の確立(20592414)
【研究テーマ】矯正・小児系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】槇 宏太郎 (槙 宏太郎) 昭和大学, 歯学部, 教授 (80219295)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション / 矯正治療 / 歯科矯正学 / シミュレーション工学 (他6件)
【概要】本システムを適用することで、従来法にはない顎骨周囲の形態的、機能的評価に基づく診断および治療法の選択が可能となり、形態情報と機能情報を統合した、より包括的な咬合再構築の手法が確立した。 ...
【医歯薬学】看護学:医療・福祉シミュレーション工学を含む研究件
❏無侵襲デバイスによる高齢者の運動機能のフィールド計測・解析と運動介入評価(25350665)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 裕治 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50203807)
【キーワード】バイオメカニクス / 医療・福祉 / 生物・生体工学 / 計測工学 / シミュレーション工学 (他12件)
【概要】高齢者の立位・歩行機能の維持増進・改善に向け,無侵襲的に運動機能を計測する手法を開発した上で,静止立位ならびに歩行運動を評価した.計測手法に関しては,現場で簡便に利用することが可能な足圧計測靴デバイス,ならびに,非接触型距離カメラを利用し静止立位姿勢を評価する手法を開発した.前者に関しては,ポール・ウォーキングを対象に歩行状態を解析した.後者に関しては,静止立位時に体幹回旋運動が存在する事を見いだ...
❏次世代手術シミュレーション骨モデルの開発(18390408)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】高取 吉雄 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (40179461)
【キーワード】外科 / 医療・福祉 / シミュレーション工学
【概要】立体骨モデルは,あらかじめ撮影したCT画像をもとにインクジェッ粉末積層装置を用いて作製。同意のもとに,数十例の症例に対して術前のCT画像を元にコンピュータの仮想空間上で手術計画を行うと同時に,実物大骨モデルを用いた手術シミュレーションを実施した。特に形態変形の高度な症例対して,安全で正確な手技の遂行に有用であった。実際の手術に際してスタッフ間のイメージの補完に有用であった。今後の課題はシミュレーシ...