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研究分野別サイレントキーワード
「文化財」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:芸術文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
❏芸術における公共性(14201006)
【研究テーマ】美学(含芸術諸学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】松尾 大 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (00119364)
【キーワード】芸術 / 公共性 / 公共圏 / パブリックアート / メセナ (他7件)
【概要】近代の美学や芸術理論において美や芸術を自律的なものとする傾向が優勢であったのに対して、現代においては、社会との関係において芸術の機能を考察することの必要性が認知されている。そのような状況認識のもとに、われわれは「芸術における公共性」というテーマを設定し、この問題圏に取り組んできた。3年にわたるこの研究は今年度が最終年度にあたるが、その総合的な研究成果を研究分担者全員の論文集による報告書としてまとめ...
【情報学】情報学フロンティア:3Dデータ文化財を含む研究件
❏3Dデジタルデータをもとにした快慶的特徴基準の作成-快慶とその周辺の形状伝播(21320036)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】籔内 直樹 (籔内 佐斗司 / 藪内 直樹 / 藪内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】芸術諸学 / 3Dデータ / 断面線 / 快慶的特徴 / 長岳寺阿弥陀如来坐像 (他21件)
【概要】仏師快慶の作と判明している仏像彫刻や平安時代~鎌倉時代の作例を中心に3D計測調査を行い、快慶の作風にみられる特徴を3Dデータ上から解析した。その結果、快慶的特徴といえる頭部の断面曲線を抽出することが出来た。またこの3Dデータによる断面曲線から、平安時代後期の仏師定朝から快慶以外の鎌倉時代前期の仏師運慶、さらには末流の仏師にまで、鼻から頬の曲線が一致し、非常に正確に伝播していることが明らかとなった。...
❏教育現場における立体把握模倣による空間認識の研究~学ぶはまねる~(20652010)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藪内 直樹 (藪内 佐斗司 / 薮内 直樹 / 薮内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】模刻 / 3Dデータ / 立体把握 / 木彫 / アウトライン (他16件)
【概要】本研究では、3Dデータ活用による模刻制作等から、ヒトがどのように立体を認知し造形していくかという点を追究してきた。その結果、次のような兆候が示された。 原本像(オリジナル)の3D計測値は、造形のバランスを迅速かつ的確に把握できるものであり、模刻制作者(彫刻経験のある被験者)の感覚的・技量的差異による彫刻の完成度(オリジナルと似ているかそうでないか)の違いが減少した。 それは本研究室の3Dデータによ...
❏X線CTを用いた文化財保存・修復に関する研究開発(14201008)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】大橋 一章 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80120905)
【キーワード】文化財 / 美術史 / X線CTスキャン法 / 三次元データ / 仏像彫刻 (他14件)
【概要】本研究は木質文化財、とりわけ仏像彫刻の調査・研究において医療用X線CTスキャン法を用いた保存・修復手法を確立することを目的とし、平成14年度から17年度までの4年間、文系・理工系の研究者が連携して調査・研究を行った。医療用X線CTスキャン法を用いることの最大の利点は、非破壊・非接触のまま文化財の内部構造の情報を容易に得られる点にある。とくに仏像の表面に後世の補修による錆漆が塗られた事例では、X線C...
【複合領域】デザイン学:フランス文化財を含む研究件
❏近代の産業遺産の保存と活用に関する研究-歴史的価値の保存と多様で魅力的な活用―(16H02386)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】文化財 / 近代産業遺産 / 保存と活用 / ヨーロッパ / アジア (他16件)
【概要】近代産業遺産の保存では、広大な敷地に様々な形態と規模の多数の建築物から構成されるなど、また、活用では省エネルギーなど、様々な課題が多く、そのため、本研究において調査を行った諸外国と国内各地の多数の事例の中には「多様で魅力的な活用」を実現している事例は数例に留まっている。 斎藤英俊らが関わった旧富岡製糸場の国宝西置繭所保存・活用事業は、日本建築学会から2022年度の業績賞と作品賞を授与された。作品賞...
❏歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-(22254006)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 (他11件)
【概要】本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中...
【複合領域】文化財科学・博物館学:復元文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
【複合領域】文化財科学・博物館学:レプリカ文化財を含む研究件
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(25750109)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 彫刻 / 標本 / 修復 / 保存 (他12件)
【概要】学術標本の3Dレーザースキャニング計測を実施し、3Dデータとして保存を進めた。3Dデジタルデータは、レプリカ制作及び修復作業にも重要な情報となる。実践的な修復も実施し、明治期の模型標本について伝統的な修復材料を用いて修復を進めた。本研究において制作を進めたレプリカ標本は、東京大学総合研究博物館インターメディアテクにおいて広く一般に公開され、研究の波及効果としても大きい成果を得た。博物館には、海外か...
【複合領域】文化財科学・博物館学:彫刻文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【複合領域】文化財科学・博物館学:伝統技法文化財を含む研究件
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏学術標本における保存修復法の確立~修復材料及びレプリカ制作法を中心に~(22720054)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 助教 (10516769)
【キーワード】美術館 / 博物館学 / 文化財保存修復 / 博物館 / 3D (他15件)
【概要】本研究を通して、主に東京大学数理科学研究科所蔵の数理模型について修復、レプリカ作成、別素材での復元的制作の三層構造で研究を進めてきた。これらの模型は19世紀から20世紀初頭にかけて、ドイツのマルチンシリング社により15年程の期間をかけて制作された石膏製の幾何学模型である。新たに数理模型109個のレプリカ一式を研究成果として挙げる事が出来た。今後は、国内外での展示活用が継続して行われつつ、一方では研...
【複合領域】文化財科学・博物館学:模型文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
【複合領域】文化財科学・博物館学:木彫文化財を含む研究件
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏3Dデータを用いた錯視効果による装飾彫刻の表現手法の研究(15K12832)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】杉浦 誠 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 講師 (40625589)
【キーワード】装飾彫刻 / 錯視効果 / 3D / 木彫 / 錯視 (他8件)
【概要】装飾彫刻はモチーフの実態を忠実に彫るというよりは、必要となる材料の大きさ・設置位置・強度等を考慮した上で、意図的にデフォルメして、錯視を随所に盛り込むことでその造形を成立させていると考えられている。本研究では、モチーフの歪ませ方等を3Dデータから検証し、装飾彫刻における錯視効果の原理を彫刻実技者の視点より考察した。 本研究は主に愛知県内々神社拝殿の蟇股『龍』の3Dデータを用いて、「拝観者の視点によ...
❏教育現場における立体把握模倣による空間認識の研究~学ぶはまねる~(20652010)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藪内 直樹 (藪内 佐斗司 / 薮内 直樹 / 薮内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】模刻 / 3Dデータ / 立体把握 / 木彫 / アウトライン (他16件)
【概要】本研究では、3Dデータ活用による模刻制作等から、ヒトがどのように立体を認知し造形していくかという点を追究してきた。その結果、次のような兆候が示された。 原本像(オリジナル)の3D計測値は、造形のバランスを迅速かつ的確に把握できるものであり、模刻制作者(彫刻経験のある被験者)の感覚的・技量的差異による彫刻の完成度(オリジナルと似ているかそうでないか)の違いが減少した。 それは本研究室の3Dデータによ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:文化財を含む研究件
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【複合領域】文化財科学・博物館学:美術文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(25750109)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 彫刻 / 標本 / 修復 / 保存 (他12件)
【概要】学術標本の3Dレーザースキャニング計測を実施し、3Dデータとして保存を進めた。3Dデジタルデータは、レプリカ制作及び修復作業にも重要な情報となる。実践的な修復も実施し、明治期の模型標本について伝統的な修復材料を用いて修復を進めた。本研究において制作を進めたレプリカ標本は、東京大学総合研究博物館インターメディアテクにおいて広く一般に公開され、研究の波及効果としても大きい成果を得た。博物館には、海外か...
【複合領域】文化財科学・博物館学:標本文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(25750109)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 彫刻 / 標本 / 修復 / 保存 (他12件)
【概要】学術標本の3Dレーザースキャニング計測を実施し、3Dデータとして保存を進めた。3Dデジタルデータは、レプリカ制作及び修復作業にも重要な情報となる。実践的な修復も実施し、明治期の模型標本について伝統的な修復材料を用いて修復を進めた。本研究において制作を進めたレプリカ標本は、東京大学総合研究博物館インターメディアテクにおいて広く一般に公開され、研究の波及効果としても大きい成果を得た。博物館には、海外か...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)文化財を含む研究件
❏地方創生に資するモバイル型地域博物館システム構築と地域個性に基づく運用手法開発(15H01907)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山下 裕作 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (50414438)
【キーワード】地域振興 / 災害復興 / GIS / 文化資源 / 篤農技術 (他27件)
【概要】モバイル型地域博物館GIS(MMG:Mobile Museum GIS)を開発した。地域の文化資源を探索・発掘・保存・記録・展示・活用・共有できる住民参加型GISであり、地域振興・復興活動の具体的なツールとなる。熊本・新潟・茨城・島根の農山村で、地域の文化資源を調査し、それらを既存のGIS(VIMS)上に搭載しながら改造を加え、モバイルデバイスとの連携についても改善しMMGを構成した。その後、茨城...
❏エジプト、メンフィス・ネクロポリスの文化財保存面から観た遺跡整備計画の学際的研究(19100010)
【研究テーマ】文化財科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2012
【研究代表者】吉村 作治 早稲田大学, 理工学術院総合研究所, 名誉教授 (80201052)
【キーワード】文化財 / エジプト / 遺跡整備計画 / 保存科学 / 考古学 (他12件)
【概要】本研究は、エジプト・アラブ共和国の世界遺産メンフィス・ネクロポリスの遺跡整備計画を提示することを目的とする。「遺跡の重要性の理解」、「将来的に遺跡に及ぼす要素」の調査を行い、遺跡保存整備計画の策定を提示した。この整備計画は考古学、保存科学、建築史学、地質学、観光学、衛星画像解析などの学際的成果がベースにあり、メンフィス・ネクロポリスの各遺跡の具体的な整備方針に資するモデル・ケースとなるものである。...
❏データ科学の新領域の開拓-文化財データ解析-(18200020)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】村上 征勝 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (00000216)
【キーワード】多変量解析 / 時空間データ / 文化財 / データ解析 / 浮世絵 (他19件)
【概要】本研究では、人文社会科学の中でも、情報化・データ化の研究が遅れていた文化財分野を対象とし、考古学、舞踊、古典文献、浮世絵等の具体的な研究課題の解明を通じて、文化財特有のデータの性質や基盤化、またそれを用いた新しい文化研究の方法論および解析方法の開拓を試みた。データの基盤化に際して、STISを開発し、世界各地の文化遺産や言語情報などをこれに格納し、それらを束ねる実体として文化を復原、評価する研究手法...
【複合領域】文化財科学・博物館学:博物館文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【複合領域】文化財科学・博物館学:博物館学文化財を含む研究件
❏地方創生に資するモバイル型地域博物館システム構築と地域個性に基づく運用手法開発(15H01907)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山下 裕作 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (50414438)
【キーワード】地域振興 / 災害復興 / GIS / 文化資源 / 篤農技術 (他27件)
【概要】モバイル型地域博物館GIS(MMG:Mobile Museum GIS)を開発した。地域の文化資源を探索・発掘・保存・記録・展示・活用・共有できる住民参加型GISであり、地域振興・復興活動の具体的なツールとなる。熊本・新潟・茨城・島根の農山村で、地域の文化資源を調査し、それらを既存のGIS(VIMS)上に搭載しながら改造を加え、モバイルデバイスとの連携についても改善しMMGを構成した。その後、茨城...
❏学術標本における保存修復法の確立~修復材料及びレプリカ制作法を中心に~(22720054)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 助教 (10516769)
【キーワード】美術館 / 博物館学 / 文化財保存修復 / 博物館 / 3D (他15件)
【概要】本研究を通して、主に東京大学数理科学研究科所蔵の数理模型について修復、レプリカ作成、別素材での復元的制作の三層構造で研究を進めてきた。これらの模型は19世紀から20世紀初頭にかけて、ドイツのマルチンシリング社により15年程の期間をかけて制作された石膏製の幾何学模型である。新たに数理模型109個のレプリカ一式を研究成果として挙げる事が出来た。今後は、国内外での展示活用が継続して行われつつ、一方では研...
【複合領域】一般理論:学術標本文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【数物系科学】数学:ドイツ文化財を含む研究件
❏近代の産業遺産の保存と活用に関する研究-歴史的価値の保存と多様で魅力的な活用―(16H02386)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】文化財 / 近代産業遺産 / 保存と活用 / ヨーロッパ / アジア (他16件)
【概要】近代産業遺産の保存では、広大な敷地に様々な形態と規模の多数の建築物から構成されるなど、また、活用では省エネルギーなど、様々な課題が多く、そのため、本研究において調査を行った諸外国と国内各地の多数の事例の中には「多様で魅力的な活用」を実現している事例は数例に留まっている。 斎藤英俊らが関わった旧富岡製糸場の国宝西置繭所保存・活用事業は、日本建築学会から2022年度の業績賞と作品賞を授与された。作品賞...
❏歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-(22254006)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 (他11件)
【概要】本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流文化財を含む研究件
❏ジャワ、アチェ、陸中沿岸地域における宗教伝統と民俗芸能の映像記録と経験の共有(25570009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】見市 建 岩手県立大学, 総合政策学部, 准教授 (10457749)
【キーワード】民俗芸能 / インドネシア / 陸中沿岸 / 災害 / 文化財 (他10件)
【概要】民俗芸能の現地調査とワークショップによる経験の共有、映像記録を行った。現地調査の成果としては、見市が岩手県の鵜鳥神楽と門中組虎舞の比較から、震災後の地域社会における民族芸能の役割を、「遊び(ludic)」の要素に注目して分析、論文を執筆した。2015年3月にはジョグジャカルタ(中ジャワ)において鵜鳥神楽の公演とワークショップを行った。映像記録においては、鵜鳥神楽を中心に撮影を続けた他、阿部武司氏が...
❏歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-(22254006)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 (他11件)
【概要】本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中...
❏中国四川省石窟摩崖造像群に関する記録手法の研究及びデジタルアーカイヴ構築(13371002)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】肥田 路美 早稲田大学, 文学学術院・文学部, 教授 (00318718)
【キーワード】石窟考古 / 四川 / 三次元デジタル計測 / 地域研究 / 仏教美術 (他20件)
【概要】これまでの3年間の四川省蒲江・〓峡地区での悉皆調査において取得した計23箇所の摩崖造像遺跡の資料の整理と、各仏龕の編年および歴史学的・美術史学的分析を行った。調査対象として記録を作成した仏龕・碑刻類の総計は600件以上を数える。それをもとに、摩崖造像の研究・保存活動の基盤となるデータベース(冊子とデジタルアーカイヴで公開の予定)のために、各龕の叙述の形式と用語の統一が必要であるため、本年度はその基...
【工学】建築学:修復文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏耐震的に脆弱な文化財組積造建造物の被災後の保存修復法(16H01825)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
【キーワード】文化財建造物 / 組積造 / 地震 / 保存修復 / 構造補強 (他12件)
【概要】耐震的に脆弱な無補強文化財組積造建造物は国内外の大地震の度に被災している。2015年ネパール地震でも顕著な被害を受け、被災後の保存修復法に関して、学際的かつ国際的な体制による研究を実施し、以下の成果を得た。①ネパール地震で被災した文化財組積造建造物の地震前後の動的特性を把握し、地震損傷と振動特性の関係を確かめた。地震前のデータは保存修復計画の立案に有用である。②ネパール地震による被害の原因を解析的...
【工学】建築学:仏像文化財を含む研究件
❏3Dデジタルデータをもとにした快慶的特徴基準の作成-快慶とその周辺の形状伝播(21320036)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】籔内 直樹 (籔内 佐斗司 / 藪内 直樹 / 藪内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】芸術諸学 / 3Dデータ / 断面線 / 快慶的特徴 / 長岳寺阿弥陀如来坐像 (他21件)
【概要】仏師快慶の作と判明している仏像彫刻や平安時代~鎌倉時代の作例を中心に3D計測調査を行い、快慶の作風にみられる特徴を3Dデータ上から解析した。その結果、快慶的特徴といえる頭部の断面曲線を抽出することが出来た。またこの3Dデータによる断面曲線から、平安時代後期の仏師定朝から快慶以外の鎌倉時代前期の仏師運慶、さらには末流の仏師にまで、鼻から頬の曲線が一致し、非常に正確に伝播していることが明らかとなった。...
❏教育現場における立体把握模倣による空間認識の研究~学ぶはまねる~(20652010)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藪内 直樹 (藪内 佐斗司 / 薮内 直樹 / 薮内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】模刻 / 3Dデータ / 立体把握 / 木彫 / アウトライン (他16件)
【概要】本研究では、3Dデータ活用による模刻制作等から、ヒトがどのように立体を認知し造形していくかという点を追究してきた。その結果、次のような兆候が示された。 原本像(オリジナル)の3D計測値は、造形のバランスを迅速かつ的確に把握できるものであり、模刻制作者(彫刻経験のある被験者)の感覚的・技量的差異による彫刻の完成度(オリジナルと似ているかそうでないか)の違いが減少した。 それは本研究室の3Dデータによ...
❏X線CTを用いた文化財保存・修復に関する研究開発(14201008)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】大橋 一章 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80120905)
【キーワード】文化財 / 美術史 / X線CTスキャン法 / 三次元データ / 仏像彫刻 (他14件)
【概要】本研究は木質文化財、とりわけ仏像彫刻の調査・研究において医療用X線CTスキャン法を用いた保存・修復手法を確立することを目的とし、平成14年度から17年度までの4年間、文系・理工系の研究者が連携して調査・研究を行った。医療用X線CTスキャン法を用いることの最大の利点は、非破壊・非接触のまま文化財の内部構造の情報を容易に得られる点にある。とくに仏像の表面に後世の補修による錆漆が塗られた事例では、X線C...
【工学】建築学:歴史的建造物文化財を含む研究件
❏建築メンテナンスの歴史学の構築に関する基礎的研究(18K18904)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】海野 聡 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00568157)
【キーワード】古代建築 / 木造 / 修理 / 文化財 / メンテナンス (他16件)
【概要】本研究では、古文書の解読、過去の修理情報の情報収集・蓄積を通して、古代から近世のメンテナンスの実情を検討した。具体的には、前者に対し、南都七大寺を中心とする寺院の修理に関する情報収集を行った。また後者については国宝・重要文化財の現在の解体修理によって明らかになった過去の修理履歴に関する研究会を開催し、当麻寺等の修理に関する分析を行った。これらを通して、現代的な修理とは異なる多様な価値観を有した修理...
❏耐震的に脆弱な文化財組積造建造物の被災後の保存修復法(16H01825)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
【キーワード】文化財建造物 / 組積造 / 地震 / 保存修復 / 構造補強 (他12件)
【概要】耐震的に脆弱な無補強文化財組積造建造物は国内外の大地震の度に被災している。2015年ネパール地震でも顕著な被害を受け、被災後の保存修復法に関して、学際的かつ国際的な体制による研究を実施し、以下の成果を得た。①ネパール地震で被災した文化財組積造建造物の地震前後の動的特性を把握し、地震損傷と振動特性の関係を確かめた。地震前のデータは保存修復計画の立案に有用である。②ネパール地震による被害の原因を解析的...
【工学】建築学:保存修復文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏耐震的に脆弱な文化財組積造建造物の被災後の保存修復法(16H01825)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
【キーワード】文化財建造物 / 組積造 / 地震 / 保存修復 / 構造補強 (他12件)
【概要】耐震的に脆弱な無補強文化財組積造建造物は国内外の大地震の度に被災している。2015年ネパール地震でも顕著な被害を受け、被災後の保存修復法に関して、学際的かつ国際的な体制による研究を実施し、以下の成果を得た。①ネパール地震で被災した文化財組積造建造物の地震前後の動的特性を把握し、地震損傷と振動特性の関係を確かめた。地震前のデータは保存修復計画の立案に有用である。②ネパール地震による被害の原因を解析的...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【工学】建築学:構造補強文化財を含む研究件
❏耐震的に脆弱な文化財組積造建造物の被災後の保存修復法(16H01825)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
【キーワード】文化財建造物 / 組積造 / 地震 / 保存修復 / 構造補強 (他12件)
【概要】耐震的に脆弱な無補強文化財組積造建造物は国内外の大地震の度に被災している。2015年ネパール地震でも顕著な被害を受け、被災後の保存修復法に関して、学際的かつ国際的な体制による研究を実施し、以下の成果を得た。①ネパール地震で被災した文化財組積造建造物の地震前後の動的特性を把握し、地震損傷と振動特性の関係を確かめた。地震前のデータは保存修復計画の立案に有用である。②ネパール地震による被害の原因を解析的...
❏建造物保存修復の理念及び方法に関する研究(08044179)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】松本 修自 東京国立文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・保存計画研究指導室, 室長 (80099960)
【キーワード】歴史的景観 / 保存環境 / 制度的枠組 / 調査技術 / 修復技術 (他16件)
【概要】文化財保護についての制度が整い、実績を有する日独両国による、建造物の保存修復ならびに活用について、より高度な展望をひらくための共同研究であり、各年度一回の相互訪問、二回の訪独自主調査を行なった。日本側の初年度の方針としては、相手国のできるだけ多くの修復の事例を知ることに努め、広くドイツ各地(25都市)を訪問し、研究の対象として1)木造建築を主体とした町並の修復理念と手法、2)石造・レンガ造の修復技...
【工学】建築学:美術史文化財を含む研究件
❏幕末近代の商家が伝えた文化財の総合調査:貝塚廣海惣太郎家コレクション(15H03172)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 明子 独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館, 学芸部教育室, 室長 (90321554)
【キーワード】美術史 / 工芸 / 土蔵 / 幕末 / 近代 (他11件)
【概要】廣海家は、幕末から近代にかけて、大阪の貝塚で、廻船問屋、米穀肥料問屋、仲買、株式投資、銀行経営などで活躍した商家である。その広大な敷地には4棟の土蔵が並ぶ。この土蔵が伝えた書画・工芸・考古・歴史資料を京都国立博物館の研究員が調査し、1045件の文化財の寄贈を実現した。これを記念した展覧会や講座を開催し、関西の旧商家の生活文化を広く一般社会に紹介した。展覧会図録では、廣海家の商業活動やコレクションの...
❏3Dデジタルデータをもとにした快慶的特徴基準の作成-快慶とその周辺の形状伝播(21320036)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】籔内 直樹 (籔内 佐斗司 / 藪内 直樹 / 藪内 佐斗司) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (10376931)
【キーワード】芸術諸学 / 3Dデータ / 断面線 / 快慶的特徴 / 長岳寺阿弥陀如来坐像 (他21件)
【概要】仏師快慶の作と判明している仏像彫刻や平安時代~鎌倉時代の作例を中心に3D計測調査を行い、快慶の作風にみられる特徴を3Dデータ上から解析した。その結果、快慶的特徴といえる頭部の断面曲線を抽出することが出来た。またこの3Dデータによる断面曲線から、平安時代後期の仏師定朝から快慶以外の鎌倉時代前期の仏師運慶、さらには末流の仏師にまで、鼻から頬の曲線が一致し、非常に正確に伝播していることが明らかとなった。...
❏X線CTを用いた文化財保存・修復に関する研究開発(14201008)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】大橋 一章 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80120905)
【キーワード】文化財 / 美術史 / X線CTスキャン法 / 三次元データ / 仏像彫刻 (他14件)
【概要】本研究は木質文化財、とりわけ仏像彫刻の調査・研究において医療用X線CTスキャン法を用いた保存・修復手法を確立することを目的とし、平成14年度から17年度までの4年間、文系・理工系の研究者が連携して調査・研究を行った。医療用X線CTスキャン法を用いることの最大の利点は、非破壊・非接触のまま文化財の内部構造の情報を容易に得られる点にある。とくに仏像の表面に後世の補修による錆漆が塗られた事例では、X線C...
【工学】建築学:文化財保護文化財を含む研究件
❏近現代日本における古典文学の受容と関連文化財の評価の連動性(26870132)
【研究テーマ】文学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】永井 久美子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10647994)
【キーワード】近現代 / 日本古典文学 / 文化財保護 / 美術市場 / 日本美術 (他12件)
【概要】絵巻など古典文学に題材をとる美術作品と、物語や和歌の写本・断簡について、文化財指定の歴史と美術市場における評価の変動を調査し、その価値の変化と、近現代における日本古典文学の受容の歴史との関連性を論じた。日本の文化財保護行政は、古社寺の什宝の調査と保存から、対外的に固有の文化を象徴する文物の選別と保護へと方向を転換していった。その中で、物語絵画や古写本の価値が高まったことと、国文学史の確立や外国語訳...
❏中国四川省石窟摩崖造像群に関する記録手法の研究及びデジタルアーカイヴ構築(13371002)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】肥田 路美 早稲田大学, 文学学術院・文学部, 教授 (00318718)
【キーワード】石窟考古 / 四川 / 三次元デジタル計測 / 地域研究 / 仏教美術 (他20件)
【概要】これまでの3年間の四川省蒲江・〓峡地区での悉皆調査において取得した計23箇所の摩崖造像遺跡の資料の整理と、各仏龕の編年および歴史学的・美術史学的分析を行った。調査対象として記録を作成した仏龕・碑刻類の総計は600件以上を数える。それをもとに、摩崖造像の研究・保存活動の基盤となるデータベース(冊子とデジタルアーカイヴで公開の予定)のために、各龕の叙述の形式と用語の統一が必要であるため、本年度はその基...
【工学】建築学:移動支援文化財を含む研究件
❏歴史的環境に対する低侵襲性を持つロボティック移動バリアフリー 技術の確立(23760213)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】菅原 雄介 国士舘大学, 理工学部, 講師 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財 (他7件)
【概要】環境を改変することなく,環境に対して人間が通行する程度のダメージしか与えずに,階段や斜面を含む歴史的に本来の移動経路を自立して通行することのできる移動支援機器の開発を最終目標とし,これに向けて,これまでに開発した複数車輪式形状可変型階段昇降機構の改良,階段昇降中の滑落・転落防止のための手すり把持機構の開発,人間の運動を動力源として用いる関節駆動機構の開発を行った.また歴史的建造物の階段寸法を調査し...
❏文化的環境に低侵襲なバリアフリー実現のための移動支援ロボットに関する研究(20760157)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】菅原 雄介 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財
【概要】本研究の目的は,歴史的建造物や史跡・景勝地において,景観保護やオーセンティシティの維持に配慮し文化財を傷つけることなく車いす利用者が健常者と同じ経路で観賞することを可能にするバリアフリー技術を提案する事である.これに対し,新たな駆動原理に基づく階段昇降車いすを開発した.これは変形動作の繰り返しにより階段の昇降,また車輪の駆動により走行と旋回が可能なものであり,実験により安定して走行と階段昇降が可能...
【工学】建築学:車いす文化財を含む研究件
❏歴史的環境に対する低侵襲性を持つロボティック移動バリアフリー 技術の確立(23760213)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】菅原 雄介 国士舘大学, 理工学部, 講師 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財 (他7件)
【概要】環境を改変することなく,環境に対して人間が通行する程度のダメージしか与えずに,階段や斜面を含む歴史的に本来の移動経路を自立して通行することのできる移動支援機器の開発を最終目標とし,これに向けて,これまでに開発した複数車輪式形状可変型階段昇降機構の改良,階段昇降中の滑落・転落防止のための手すり把持機構の開発,人間の運動を動力源として用いる関節駆動機構の開発を行った.また歴史的建造物の階段寸法を調査し...
❏文化的環境に低侵襲なバリアフリー実現のための移動支援ロボットに関する研究(20760157)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】菅原 雄介 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財
【概要】本研究の目的は,歴史的建造物や史跡・景勝地において,景観保護やオーセンティシティの維持に配慮し文化財を傷つけることなく車いす利用者が健常者と同じ経路で観賞することを可能にするバリアフリー技術を提案する事である.これに対し,新たな駆動原理に基づく階段昇降車いすを開発した.これは変形動作の繰り返しにより階段の昇降,また車輪の駆動により走行と旋回が可能なものであり,実験により安定して走行と階段昇降が可能...
【工学】土木工学:イタリア文化財を含む研究件
❏近代の産業遺産の保存と活用に関する研究-歴史的価値の保存と多様で魅力的な活用―(16H02386)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】文化財 / 近代産業遺産 / 保存と活用 / ヨーロッパ / アジア (他16件)
【概要】近代産業遺産の保存では、広大な敷地に様々な形態と規模の多数の建築物から構成されるなど、また、活用では省エネルギーなど、様々な課題が多く、そのため、本研究において調査を行った諸外国と国内各地の多数の事例の中には「多様で魅力的な活用」を実現している事例は数例に留まっている。 斎藤英俊らが関わった旧富岡製糸場の国宝西置繭所保存・活用事業は、日本建築学会から2022年度の業績賞と作品賞を授与された。作品賞...
❏歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-(22254006)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 (他11件)
【概要】本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中...
❏文化財と現代社会(03351001)
【研究テーマ】美術史
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1992
【研究代表者】青柳 正規 東京大学, 文学部, 教授 (40011340)
【キーワード】現代社会 / 文化財 / 社会的コンセンサス / 観光資源 / 文化財行政 (他8件)
【概要】現代社会のなかで重要性を増しつつあると同時に,開発などとからんで多くの問題を提起している文化財が現代社会といかに調和して共存しうるかを研究し,理論化するための研究組織を立案することが本研究の目的である。この目的のため本研究が実施したのは,(1)文化財の歴史的評価についてのサンプリング研究,(2)文化財の現代社会におけるサンプリング調査,(3)諸外国における文化財に関する動向調査,(4)国際共同研究...
【工学】土木工学:バリアフリー文化財を含む研究件
❏歴史的環境に対する低侵襲性を持つロボティック移動バリアフリー 技術の確立(23760213)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】菅原 雄介 国士舘大学, 理工学部, 講師 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財 (他7件)
【概要】環境を改変することなく,環境に対して人間が通行する程度のダメージしか与えずに,階段や斜面を含む歴史的に本来の移動経路を自立して通行することのできる移動支援機器の開発を最終目標とし,これに向けて,これまでに開発した複数車輪式形状可変型階段昇降機構の改良,階段昇降中の滑落・転落防止のための手すり把持機構の開発,人間の運動を動力源として用いる関節駆動機構の開発を行った.また歴史的建造物の階段寸法を調査し...
❏文化的環境に低侵襲なバリアフリー実現のための移動支援ロボットに関する研究(20760157)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】菅原 雄介 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財
【概要】本研究の目的は,歴史的建造物や史跡・景勝地において,景観保護やオーセンティシティの維持に配慮し文化財を傷つけることなく車いす利用者が健常者と同じ経路で観賞することを可能にするバリアフリー技術を提案する事である.これに対し,新たな駆動原理に基づく階段昇降車いすを開発した.これは変形動作の繰り返しにより階段の昇降,また車輪の駆動により走行と旋回が可能なものであり,実験により安定して走行と階段昇降が可能...
【工学】土木工学:劣化文化財を含む研究件
❏文理融合型文化財修復科学の確立を目指した紙文化財修復法の妥当性評価(19300296)
【研究テーマ】文化財科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】江前 敏晴 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40203640)
【キーワード】文化財 / 紙 / 修復 / 漂白 / クリーニング (他18件)
【概要】湿熱強制劣化により酸性化した紙は、水処理によりpHが上昇し中性化した。硫酸アルミニウムやドウサの溶出のためだが、生成した酸性物質は溶出しにくい傾向があった。水処理により引張エネルギー吸収量が増加した。乾燥時の繊維収縮により引張破断伸びが大きくなるためで、本来の紙力回復ではないものの、総じて紙力低下はなかった。打ち紙処理より紙の濡れ伸び量が大きくなった。補修後の管理で吸湿があると寸法が大きくなり、本...
❏東南アジアにおける石造文化財の石材並びに石材劣化に関する研究(17403001)
【研究テーマ】文化財科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】内田 悦生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40185020)
【キーワード】文化財 / 石材 / 劣化 / 東南アジア / アンコール遺跡 (他14件)
【概要】本研究では、主として、カンボジアのアンコール遺跡および同時代にクメール人によって建造されたタイおよびラオスのクメール遺跡の石材に加えて、インドネシアの中部ジャワ遺跡の石材に関する岩石学的調査を行なった。 アンコール遺跡に関しては、灰色~黄褐色砂岩の帯磁率を基に石切り場の変遷や遺跡の建造時期・順序の推定が行なえるようになった。中部ジャワ遺跡に関しては石材の特徴の時代変化を明らかにするとともに石材供給...
【工学】土木工学:オランダ文化財を含む研究件
❏近代の産業遺産の保存と活用に関する研究-歴史的価値の保存と多様で魅力的な活用―(16H02386)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】文化財 / 近代産業遺産 / 保存と活用 / ヨーロッパ / アジア (他16件)
【概要】近代産業遺産の保存では、広大な敷地に様々な形態と規模の多数の建築物から構成されるなど、また、活用では省エネルギーなど、様々な課題が多く、そのため、本研究において調査を行った諸外国と国内各地の多数の事例の中には「多様で魅力的な活用」を実現している事例は数例に留まっている。 斎藤英俊らが関わった旧富岡製糸場の国宝西置繭所保存・活用事業は、日本建築学会から2022年度の業績賞と作品賞を授与された。作品賞...
❏歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-(22254006)
【研究テーマ】建築史・意匠
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】斎藤 英俊 京都女子大学, 家政学部, 教授 (30271589)
【キーワード】歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 (他11件)
【概要】本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中...
【工学】総合工学:保存文化財を含む研究件
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏耐震的に脆弱な文化財組積造建造物の被災後の保存修復法(16H01825)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
【キーワード】文化財建造物 / 組積造 / 地震 / 保存修復 / 構造補強 (他12件)
【概要】耐震的に脆弱な無補強文化財組積造建造物は国内外の大地震の度に被災している。2015年ネパール地震でも顕著な被害を受け、被災後の保存修復法に関して、学際的かつ国際的な体制による研究を実施し、以下の成果を得た。①ネパール地震で被災した文化財組積造建造物の地震前後の動的特性を把握し、地震損傷と振動特性の関係を確かめた。地震前のデータは保存修復計画の立案に有用である。②ネパール地震による被害の原因を解析的...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...
【工学】総合工学:ロボティクス文化財を含む研究件
❏歴史的環境に対する低侵襲性を持つロボティック移動バリアフリー 技術の確立(23760213)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】菅原 雄介 国士舘大学, 理工学部, 講師 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財 (他7件)
【概要】環境を改変することなく,環境に対して人間が通行する程度のダメージしか与えずに,階段や斜面を含む歴史的に本来の移動経路を自立して通行することのできる移動支援機器の開発を最終目標とし,これに向けて,これまでに開発した複数車輪式形状可変型階段昇降機構の改良,階段昇降中の滑落・転落防止のための手すり把持機構の開発,人間の運動を動力源として用いる関節駆動機構の開発を行った.また歴史的建造物の階段寸法を調査し...
❏文化的環境に低侵襲なバリアフリー実現のための移動支援ロボットに関する研究(20760157)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】菅原 雄介 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60373031)
【キーワード】ロボティクス / バリアフリー / 車いす / 移動支援 / 文化財
【概要】本研究の目的は,歴史的建造物や史跡・景勝地において,景観保護やオーセンティシティの維持に配慮し文化財を傷つけることなく車いす利用者が健常者と同じ経路で観賞することを可能にするバリアフリー技術を提案する事である.これに対し,新たな駆動原理に基づく階段昇降車いすを開発した.これは変形動作の繰り返しにより階段の昇降,また車輪の駆動により走行と旋回が可能なものであり,実験により安定して走行と階段昇降が可能...
【医歯薬学】歯学:3D文化財を含む研究件
❏学術標本の制作技法研究を通じた復元ー19世紀の石膏製数理模型と芸術の連動ー(20K00208)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】彫刻 / 学術標本 / 文化財 / 修復 / 復元 (他14件)
【概要】今年度は、昨年に引き続きコロナウイルスの影響が継続しており、海外研究機関への出張は困難な状況であった。しかしながら、初年度に計画し延期中となっていた、フランスでの展覧会を実施し、研究活動を通じた国際的な交流に取り組んだ。今年度に実施した展覧会は、ヨーロッパ最大のアジア美術コレクションを収蔵するフランス国立ギメ東洋美術館にて開催したものである。ギメ美術館は、アジア地域の現代美術を紹介する展覧会を定期...
❏学術標本の復元研究を通じた展示と保存の相互作用(16K01194)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】文化財 / 学術標本 / 彫刻 / 修復 / 3D (他17件)
【概要】近現代美術に大きな影響を与えた学術標本について保存、修復に関する研究は非常に重要な研究課題の一つであり、本研究を通じて大学博物館が所蔵する、明治期に制作された肖像画(油彩画)、木製模型標本など、複数の学術標本に対して実践的な修復研究、復元制作研究を実施した。修復等が完了した学術標本は研究成果として広く展示公開する事ができ、研究から成果発表までを包括的に進める事ができた。さらには、それらを継続して進...
❏模型標本の技法及び構造研究-修復法の確立とレプリカ保存法-(国際共同研究強化)(15KK0040)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】菊池 敏正 東京大学, 総合研究博物館, 特任助教 (10516769)
【キーワード】標本 / 文化財 / 保存 / 彫刻 / 3D (他13件)
【概要】東京大学大学博物館に収蔵された標本には、20世紀初頭に海外から輸入された標本が多く現存する。それらは、来歴等の歴史的な情報が残されている一方、技法構造に関する情報は、非常に乏しい状況にある。本研究は、国内に輸入された学術標本の中でも、イギリスから輸入された標本について、ヴィクトリア&アルバート美術館の収蔵品を参考に調査しつつ、技法材料の研究を進めることを目的とした。また実践的な制作を実施し...