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「軟体動物」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】地球惑星科学:生活史形質軟体動物を含む研究件
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
❏貝殻成長線と安定同位体の分析に基づく軟体動物の生活史形質の抽出の試み(14654087)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】貝殻成長線 / 安定同位体 / 軟体動物 / 生活史形質 / 高精度環境解析
【概要】1.現生貝類の微細成長縞の高時間精度クロノロジー 軟体動物の貝殻内部に認められる成長縞は、個体発生を通じての生物の成長やそれを支配する環境要因を記録したアーカイブスとみなすことができる。瀬戸内海の干潟で採集した二枚貝カガミガイについて、生体染色を行った後に回収して各個体の貝殻微細成長縞を解析した結果、細い2本の成長線と幅広い2本の成長縞からなるセットは1朔望日(24時間50分)毎に形成されることが...
【数物系科学】地球惑星科学:陸上進出軟体動物を含む研究件
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
❏海底洞窟生物群の自然史科学的研究(11691196)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 甲殻類 / 分類 / インド・太平洋 (他17件)
【概要】1.海底洞窟特有のソビエツブ科巻貝の2新属4新種、クチキレエビスガイ科の1新属2新種、従来全く知られていない殻形態を示す1新属1新種(Pluviostillac palauensis)を発見、報告した。 2.海底洞窟のシラタマアマガイ属巻貝の殻体を検討し,2新種を含む6種を識別し,コハクカノコガイ属と単系統群(コハクカノコガイ科)を構成することを明らかにした.また、それらの軟体の解剖学的研究を進め...
【数物系科学】地球惑星科学:生体鉱物学軟体動物を含む研究件
❏軟体動物の初期発生における外套膜分化と原殻形成の比較形態学・生体鉱物学的研究(15340175)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 初期発生 / 原殻 / 胚殻 / 比較形態学 (他7件)
【概要】本研究では、軟体動物の発生初期(胚段階または幼生段階)に形成される原殻(胚殻または幼生殻)の形成過程を外套膜の分化過程や胚・幼生の体制変化と関連づけて比較組織学・生体鉱物学的に詳細に検討し、その形態形成学・幼生生態学・系統進化学的意義を考察した。その具体的な成果は、以下の3つにまとめられる。 A.現生腹足類の発生と原殻形成に関する研究 淡水生腹足類の1種モノアラガイ(Lymnaea stagnal...
❏軟体動物の起源と系統に関する古生物学・発生学・分子生物学的アプローチ(09304049)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 起源 / 系統 / 進化 / 初期発生 (他12件)
【概要】1.比較解剖学・発生学的研究 二枚貝類に関する研究:棚部は指導学生の早風と共同で、現在二枚貝ムラサキガイの幼生殻形態を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、二枚の石灰質の殻の形成に先行してトロコファー幼生中期に楕円形の一枚の有機質の原殻Iが最初に形成されることを確認した。有機質でできた1枚の楕円形の殻は、他の軟体動物単の発生初期にも確認されることから、貝殻亜門の共有派生形質の一つと解釈される(Hayak...
【数物系科学】地球惑星科学:Lymnaea軟体動物を含む研究件
❏貝穀形成に関わる遺伝子の網罹的探索:軟体動物ゲノムプロジェクトに向けて(15104009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (80251411)
【キーワード】進化 / 発生・分化 / 動物 / ゲノム / 遺伝子 (他12件)
【概要】本計画では,(1)貝殻形成のマスター遺伝子,(2)貝殻分泌の制御因子,(3)貝殻の左右非対称性の制御因子の単離・同定と機能の解明を通して,貝殻の進化過程や進化機構を考察することを目的とした研究を行い,以下の成果を得た. (1) 殻体形成のマスター遺伝子 転写調節因子engrailedと分泌成長因子dppのモノアラガイでの相同遺伝子の発現パターンを調べた結果engrailedは他の軟体動物と同様に貝...
❏Lymnaeaプロジェクト-軟体動物の殻体形成機構の解明(11440153)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 形態形成 / バイオミネラリゼーション / 軟体動物 / Lymnaea (他12件)
【概要】Lymnaeaの発生遺伝学的解析の基礎的データを得るため,受精卵からの発生各ステージの固定標本を作成し,組織学的観察を行った.また,最初の殼(原殻)が形成される前後の幼生ステージ,および成体の外套膜,筋肉,中腸腺より抽出したmRNAからそれぞれcDNAライブラリーを作成した.殻体の基質タンパク質についてはSDS-PAGEによる解析を行い,3種類のタンパク質を分離した.外套膜の左右でサブトラクション...
【数物系科学】地球惑星科学:貝殻タンパク質軟体動物を含む研究件
❏系統ゲノム学による頭足類の進化の統合的理解(12F02330)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】系統ゲノム解析 / 頭足類 / 生体鉱物 / オウムガイ / 貝殻タンパク質 (他13件)
【概要】本研究の主な目的は、頭足類の進化を総合的に理解することである。目的を達成するためには、以下の二つのサブテーマで研究を進めて行く。 1.頭足類オウムガイの貝殻基質タンパク質の同定 本研究で,オウムガイ Nautilus pompilius の貝殻基質タンパク質の同定をした.具体的には,61個の貝殻基質水溶性タンパク質を同定した.そのうちの36タンパクについて,保存的機能ドメインの同定が出来た.また,...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
❏Lymnaeaプロジェクト-軟体動物の殻体形成機構の解明(11440153)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 形態形成 / バイオミネラリゼーション / 軟体動物 / Lymnaea (他12件)
【概要】Lymnaeaの発生遺伝学的解析の基礎的データを得るため,受精卵からの発生各ステージの固定標本を作成し,組織学的観察を行った.また,最初の殼(原殻)が形成される前後の幼生ステージ,および成体の外套膜,筋肉,中腸腺より抽出したmRNAからそれぞれcDNAライブラリーを作成した.殻体の基質タンパク質についてはSDS-PAGEによる解析を行い,3種類のタンパク質を分離した.外套膜の左右でサブトラクション...
【数物系科学】地球惑星科学:貝類軟体動物を含む研究件
❏海産軟体動物の系統地理と種分類:アジア北西太平洋域における広域解析(26291077)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】系統地理 / 生物地理 / 種分類 / 貝類 / 軟体動物 (他8件)
【概要】浅海、深海に生息する様々な貝類を用いて、系統地理的解析を行った。その結果、多くの種は何らかの地理的構造を持っていることが分かったが、地理的境界の位置は種によってかなり異なっていることが明らかになった。太平洋側と日本海側で集団が分かれる例もあれば、東北日本と南西日本で分かれるものもあり、種特異的な地理的分布のパターンを示すものも見られた。現在の分布域が類似している種間で比較した場合でも、集団の形成様...
❏軟体動物の貝殻色素:その正体から模様形成へ(26610165)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】生体色素 / 貝類 / 軟体動物 / 腕足動物 / パターン形成
【概要】動物の色彩パターンの進化史解明のためには、色素化合物の同定は必須である。本研究では様々な分類群の軟体動物と腕足動物の貝殻色素について、ラマン分光法による構造推定を行い、分類群や食性により色素化合物が異なる傾向を得た。その結果をもとに、貝殻を形成する外套膜から、色素化合物の代謝にかかわる遺伝子やタンパク質を見出した。 ...
❏化石から探る現生種貝類の起源(25400499)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】近藤 康生 高知大学, 自然科学系, 教授 (90192583)
【キーワード】軟体動物 / 進化 / 化石 / 祖先種 / 寒冷化 (他14件)
【概要】日本沿岸海域に分布する軟体動物の現生種(トリガイ, タマキガイ, ダンベイキサゴ, キサゴ)およびそれらの祖先種4系統のペアについて比較した結果,子孫である現生種の化石記録は,(1)更新世ジェラシアンからカラブリアンにかけての寒冷化期に,(2)分布域北縁付近に現れる;(3)子孫種は温帯性であるのに対して,祖先種は亜熱帯性であり,(4)祖先種に比べて大型である;(5)子孫種は祖先種に比べて沿岸寄りに...
【数物系科学】地球惑星科学:アンモノイド類軟体動物を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏比較形態学・解剖学的資料に基づくアンモノイド類の起源と系統の解析(12440141)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 頭足類 / アンモノイド類 / 比較解剖学 / 比較発生学 (他8件)
【概要】1.比較解剖学的研究 棚部と佐々木は、米国の研究者と共同で米国ネバダ州のペルム系から世界で初めてアンモノイド類の体管軟部組織を見出し、その解剖学的特徴を詳細に記載した(Tanabe et al.,2000)。棚部は海外研究者と協力して、北海道および米国内陸部産の標本に基づき、白亜紀アンモノイド類の顎形態の特徴を記載し、その比較解剖学・系統分類学上の意義を考察した(Tanabe & Land...
【数物系科学】地球惑星科学:殻体形成軟体動物を含む研究件
❏Lymnaeaプロジェクト-軟体動物の殻体形成機構の解明(11440153)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 形態形成 / バイオミネラリゼーション / 軟体動物 / Lymnaea (他12件)
【概要】Lymnaeaの発生遺伝学的解析の基礎的データを得るため,受精卵からの発生各ステージの固定標本を作成し,組織学的観察を行った.また,最初の殼(原殻)が形成される前後の幼生ステージ,および成体の外套膜,筋肉,中腸腺より抽出したmRNAからそれぞれcDNAライブラリーを作成した.殻体の基質タンパク質についてはSDS-PAGEによる解析を行い,3種類のタンパク質を分離した.外套膜の左右でサブトラクション...
❏巻貝の殻はいかにして巻くか?:殻形成因子の探索(09740386)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 軟体動物 / 硬組織 / 殻内タンパク質 / 形態形成 (他10件)
【概要】本年度は,実験に共する巻貝類を選択するため,淡水生の複数種について予備的な飼育実験を行い,世代時間および初期発生における殻体成長の観察を行った.また軟体動物の殻体形成に大きく関与していると考えられる因子として,二枚貝類(ホタテガイ:Patinopectenyessoensis)の殻に含まれる主要な水溶性酸性タンパク質(MSP-1)の構造解析を行った.まず生化学的な方法により殻内の有機物を粗調整し,...
【数物系科学】地球惑星科学:殻内タンパク質軟体動物を含む研究件
❏Lymnaeaプロジェクト-軟体動物の殻体形成機構の解明(11440153)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 形態形成 / バイオミネラリゼーション / 軟体動物 / Lymnaea (他12件)
【概要】Lymnaeaの発生遺伝学的解析の基礎的データを得るため,受精卵からの発生各ステージの固定標本を作成し,組織学的観察を行った.また,最初の殼(原殻)が形成される前後の幼生ステージ,および成体の外套膜,筋肉,中腸腺より抽出したmRNAからそれぞれcDNAライブラリーを作成した.殻体の基質タンパク質についてはSDS-PAGEによる解析を行い,3種類のタンパク質を分離した.外套膜の左右でサブトラクション...
❏巻貝の殻はいかにして巻くか?:殻形成因子の探索(09740386)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 軟体動物 / 硬組織 / 殻内タンパク質 / 形態形成 (他10件)
【概要】本年度は,実験に共する巻貝類を選択するため,淡水生の複数種について予備的な飼育実験を行い,世代時間および初期発生における殻体成長の観察を行った.また軟体動物の殻体形成に大きく関与していると考えられる因子として,二枚貝類(ホタテガイ:Patinopectenyessoensis)の殻に含まれる主要な水溶性酸性タンパク質(MSP-1)の構造解析を行った.まず生化学的な方法により殻内の有機物を粗調整し,...
【数物系科学】地球惑星科学:二枚貝類軟体動物を含む研究件
❏熱帯インド・太平洋の海底洞窟生物群の自然史科学的研究(08041162)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】古生物学 / 海底洞窟 / 二枚貝類 / 巻貝類 / 進きた化石 (他15件)
【概要】研究代表者は、海底洞窟性巻貝のムシロガイ科、ソビエツブ科の分類学的研究を進め、多数の新種を見いし(貝類学雑誌に発表)、パラオの1海底洞窟から、アマオブネガイ類に類縁の可能性のある未知種(新属・新種)を発見した(発表予定)。この巻貝は、これまで知られているどのグループにも類似しない風変わりな形態を持ち、海底洞窟特有のグループと判断された。 研究分担者の速水は、二枚貝類の殻サイズの時代変化と海底洞窟の...
❏海底洞窟に生息する軟体動物の進化学的研究(04454032)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】速水 格 神奈川大学, 理学部, 教授 (80037184)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 多様性 / 幼形進化 / K戦略 (他14件)
【概要】本研究は,サンゴ礁周辺の海底洞窟対象として,隠生的軟体動物の生体・遺骸の調査を行い,その多様性・生活史の特徴と進化生物学上の意義を明らかにすることを目的として平成4年度以来続行されてきた.これまでに沖縄本島(伊江島),宮古諸島(下地島,伊良部島),与那国島,小笠原諸島(父島列島)などの多数の洞窟を熟練ダイバーの協力のもとに調査を行い,多量の資料を得た.また,別途に入手したフィリピン,パラオや日本各...
【数物系科学】地球惑星科学:インド・太平洋軟体動物を含む研究件
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
❏海底洞窟生物群の自然史科学的研究(11691196)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 甲殻類 / 分類 / インド・太平洋 (他17件)
【概要】1.海底洞窟特有のソビエツブ科巻貝の2新属4新種、クチキレエビスガイ科の1新属2新種、従来全く知られていない殻形態を示す1新属1新種(Pluviostillac palauensis)を発見、報告した。 2.海底洞窟のシラタマアマガイ属巻貝の殻体を検討し,2新種を含む6種を識別し,コハクカノコガイ属と単系統群(コハクカノコガイ科)を構成することを明らかにした.また、それらの軟体の解剖学的研究を進め...
【数物系科学】地球惑星科学:腕足動物軟体動物を含む研究件
❏軟体動物の貝殻色素:その正体から模様形成へ(26610165)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】生体色素 / 貝類 / 軟体動物 / 腕足動物 / パターン形成
【概要】動物の色彩パターンの進化史解明のためには、色素化合物の同定は必須である。本研究では様々な分類群の軟体動物と腕足動物の貝殻色素について、ラマン分光法による構造推定を行い、分類群や食性により色素化合物が異なる傾向を得た。その結果をもとに、貝殻を形成する外套膜から、色素化合物の代謝にかかわる遺伝子やタンパク質を見出した。 ...
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
【数物系科学】地球惑星科学:有機無機相互作用軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
❏巻貝の殻はいかにして巻くか?:殻形成因子の探索(09740386)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (80251411)
【キーワード】殻体形成 / 軟体動物 / 硬組織 / 殻内タンパク質 / 形態形成 (他10件)
【概要】本年度は,実験に共する巻貝類を選択するため,淡水生の複数種について予備的な飼育実験を行い,世代時間および初期発生における殻体成長の観察を行った.また軟体動物の殻体形成に大きく関与していると考えられる因子として,二枚貝類(ホタテガイ:Patinopectenyessoensis)の殻に含まれる主要な水溶性酸性タンパク質(MSP-1)の構造解析を行った.まず生化学的な方法により殻内の有機物を粗調整し,...
【数物系科学】地球惑星科学:頭足類軟体動物を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏系統ゲノム学による頭足類の進化の統合的理解(12F02330)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】系統ゲノム解析 / 頭足類 / 生体鉱物 / オウムガイ / 貝殻タンパク質 (他13件)
【概要】本研究の主な目的は、頭足類の進化を総合的に理解することである。目的を達成するためには、以下の二つのサブテーマで研究を進めて行く。 1.頭足類オウムガイの貝殻基質タンパク質の同定 本研究で,オウムガイ Nautilus pompilius の貝殻基質タンパク質の同定をした.具体的には,61個の貝殻基質水溶性タンパク質を同定した.そのうちの36タンパクについて,保存的機能ドメインの同定が出来た.また,...
❏第7回国際頭足類シンポジウム(2007)の企画調査(18634009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】第7回国際頭足類シンポジウム / 軟体動物 / 頭足類 / 系統分類 / 生態 (他8件)
【概要】1.ホームページの立ち上げとファースト・サーキュラーおよびポスターの作成 第7回国際頭足類シンポジウム実行委員会を組織して二回の会合を持ち、シンポジウム開催に向けて、シンポジウムの日程(2007年9月14日-16日、北海道大学国際交流会館)、巡検計画(シンポジウム終了後1日巡検およびそれに引き続く3日巡検)、プロシーディングス出版、科学委員会、名誉委員会などの組織などを検討した。その結果に基づき、...
【数物系科学】地球惑星科学:生体色素軟体動物を含む研究件
❏ラマン分光法を用いた化石軟体動物の色素起源物質の探索と模様復元(20K04152)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】筒井・石川 牧子 (石川牧子) ヤマザキ動物看護大学, 動物看護学部, 教授 (00446577)
【キーワード】生体色素 / 軟体動物 / 色彩パターン形成 / 捕食 / アンモナイト (他7件)
【概要】動物の模様の進化史についての理解は、視覚による選択圧や生物の環境応答を考える上で不可欠である。地質時代において、体表面の模様が最も保存される可能性があるものは、有殻軟体動物の貝殻である。実際に貝殻に“色彩パターン”の残る化石も少なからず報告されているが、それが生時のものであり、二次的な沈着ではないという証明が不可欠であった。それには、こうした貝殻上の色素の分子構造を理解し、その存在を客観的に判別で...
❏軟体動物の貝殻色素:その正体から模様形成へ(26610165)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】生体色素 / 貝類 / 軟体動物 / 腕足動物 / パターン形成
【概要】動物の色彩パターンの進化史解明のためには、色素化合物の同定は必須である。本研究では様々な分類群の軟体動物と腕足動物の貝殻色素について、ラマン分光法による構造推定を行い、分類群や食性により色素化合物が異なる傾向を得た。その結果をもとに、貝殻を形成する外套膜から、色素化合物の代謝にかかわる遺伝子やタンパク質を見出した。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:貝殻基質タンパク質軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
【数物系科学】地球惑星科学:貝殻形成軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
❏貝穀形成に関わる遺伝子の網罹的探索:軟体動物ゲノムプロジェクトに向けて(15104009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (80251411)
【キーワード】進化 / 発生・分化 / 動物 / ゲノム / 遺伝子 (他12件)
【概要】本計画では,(1)貝殻形成のマスター遺伝子,(2)貝殻分泌の制御因子,(3)貝殻の左右非対称性の制御因子の単離・同定と機能の解明を通して,貝殻の進化過程や進化機構を考察することを目的とした研究を行い,以下の成果を得た. (1) 殻体形成のマスター遺伝子 転写調節因子engrailedと分泌成長因子dppのモノアラガイでの相同遺伝子の発現パターンを調べた結果engrailedは他の軟体動物と同様に貝...
【数物系科学】地球惑星科学:捕食軟体動物を含む研究件
❏ラマン分光法を用いた化石軟体動物の色素起源物質の探索と模様復元(20K04152)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】筒井・石川 牧子 (石川牧子) ヤマザキ動物看護大学, 動物看護学部, 教授 (00446577)
【キーワード】生体色素 / 軟体動物 / 色彩パターン形成 / 捕食 / アンモナイト (他7件)
【概要】動物の模様の進化史についての理解は、視覚による選択圧や生物の環境応答を考える上で不可欠である。地質時代において、体表面の模様が最も保存される可能性があるものは、有殻軟体動物の貝殻である。実際に貝殻に“色彩パターン”の残る化石も少なからず報告されているが、それが生時のものであり、二次的な沈着ではないという証明が不可欠であった。それには、こうした貝殻上の色素の分子構造を理解し、その存在を客観的に判別で...
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
【数物系科学】地球惑星科学:古生物学軟体動物を含む研究件
❏軟体動物の起源と系統に関する古生物学・発生学・分子生物学的アプローチ(09304049)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 起源 / 系統 / 進化 / 初期発生 (他12件)
【概要】1.比較解剖学・発生学的研究 二枚貝類に関する研究:棚部は指導学生の早風と共同で、現在二枚貝ムラサキガイの幼生殻形態を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、二枚の石灰質の殻の形成に先行してトロコファー幼生中期に楕円形の一枚の有機質の原殻Iが最初に形成されることを確認した。有機質でできた1枚の楕円形の殻は、他の軟体動物単の発生初期にも確認されることから、貝殻亜門の共有派生形質の一つと解釈される(Hayak...
❏熱帯インド・太平洋の海底洞窟生物群の自然史科学的研究(08041162)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】古生物学 / 海底洞窟 / 二枚貝類 / 巻貝類 / 進きた化石 (他15件)
【概要】研究代表者は、海底洞窟性巻貝のムシロガイ科、ソビエツブ科の分類学的研究を進め、多数の新種を見いし(貝類学雑誌に発表)、パラオの1海底洞窟から、アマオブネガイ類に類縁の可能性のある未知種(新属・新種)を発見した(発表予定)。この巻貝は、これまで知られているどのグループにも類似しない風変わりな形態を持ち、海底洞窟特有のグループと判断された。 研究分担者の速水は、二枚貝類の殻サイズの時代変化と海底洞窟の...
【数物系科学】地球惑星科学:らせん成長軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
【数物系科学】地球惑星科学:古環境軟体動物を含む研究件
❏複合的アプローチによる東南アジア熱帯島嶼の生物多様性の起源の解明(18253007)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (20124183)
【キーワード】東南アジア熱帯島嶼 / 軟体動物 / フィリピン / インドネシア / 新生代 (他15件)
【概要】フィリピンとインドネシアの新生代及び現生の海生無脊椎動物群を様々な研究手法で検討し、地球上で最も高い東南アジア熱帯島嶼の種多様性の成立過程を検討した.本研究により、多くの新たな新生代化石群を見いだされ、微化石解析から年代が明らかとなり、インドネシア海路を挟む東西の地域が過去には独立の生物地理区であったこと、鮮新世の温暖期には恒常的にエルニーニョ現象が存在したことなど、多くの新知見が得られた. ...
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
【数物系科学】地球惑星科学:白亜紀軟体動物を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
【生物学】生物学:生きた化石軟体動物を含む研究件
❏海底洞窟生物群の自然史科学的研究(11691196)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 甲殻類 / 分類 / インド・太平洋 (他17件)
【概要】1.海底洞窟特有のソビエツブ科巻貝の2新属4新種、クチキレエビスガイ科の1新属2新種、従来全く知られていない殻形態を示す1新属1新種(Pluviostillac palauensis)を発見、報告した。 2.海底洞窟のシラタマアマガイ属巻貝の殻体を検討し,2新種を含む6種を識別し,コハクカノコガイ属と単系統群(コハクカノコガイ科)を構成することを明らかにした.また、それらの軟体の解剖学的研究を進め...
❏熱帯インド・太平洋の海底洞窟生物群の自然史科学的研究(08041162)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】古生物学 / 海底洞窟 / 二枚貝類 / 巻貝類 / 進きた化石 (他15件)
【概要】研究代表者は、海底洞窟性巻貝のムシロガイ科、ソビエツブ科の分類学的研究を進め、多数の新種を見いし(貝類学雑誌に発表)、パラオの1海底洞窟から、アマオブネガイ類に類縁の可能性のある未知種(新属・新種)を発見した(発表予定)。この巻貝は、これまで知られているどのグループにも類似しない風変わりな形態を持ち、海底洞窟特有のグループと判断された。 研究分担者の速水は、二枚貝類の殻サイズの時代変化と海底洞窟の...
【生物学】生物学:腹足綱軟体動物を含む研究件
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
【生物学】生物学:遺伝子配置軟体動物を含む研究件
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
❏軟体動物門の高次分類群の分子系統解析(06740639)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / 分子進化 / 系統解析 / 軟体動物 (他6件)
【概要】単板網を除く軟体動物の現生の全ての網について、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の精製とクローニングを試みた。その結果、多板網ヒザラガイ、腹足網原始腹足類メガイアワビ、有肺類ツクシマイマイ、頭足網コウイカについては、mtDNA全ゲノムをクローン化し、その遺伝子配置を明らかにすることができた。本研究により決定された遺伝子配置を既に報告された二枚貝網のMytilus、多板網のKatharinaと比較し...
【生物学】基礎生物学:進化発生学軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
【生物学】基礎生物学:海底洞窟軟体動物を含む研究件
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
❏海底洞窟生物群の自然史科学的研究(11691196)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 甲殻類 / 分類 / インド・太平洋 (他17件)
【概要】1.海底洞窟特有のソビエツブ科巻貝の2新属4新種、クチキレエビスガイ科の1新属2新種、従来全く知られていない殻形態を示す1新属1新種(Pluviostillac palauensis)を発見、報告した。 2.海底洞窟のシラタマアマガイ属巻貝の殻体を検討し,2新種を含む6種を識別し,コハクカノコガイ属と単系統群(コハクカノコガイ科)を構成することを明らかにした.また、それらの軟体の解剖学的研究を進め...
❏熱帯インド・太平洋の海底洞窟生物群の自然史科学的研究(08041162)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】古生物学 / 海底洞窟 / 二枚貝類 / 巻貝類 / 進きた化石 (他15件)
【概要】研究代表者は、海底洞窟性巻貝のムシロガイ科、ソビエツブ科の分類学的研究を進め、多数の新種を見いし(貝類学雑誌に発表)、パラオの1海底洞窟から、アマオブネガイ類に類縁の可能性のある未知種(新属・新種)を発見した(発表予定)。この巻貝は、これまで知られているどのグループにも類似しない風変わりな形態を持ち、海底洞窟特有のグループと判断された。 研究分担者の速水は、二枚貝類の殻サイズの時代変化と海底洞窟の...
【生物学】基礎生物学:生物地理軟体動物を含む研究件
❏海洋分散する深海底生生物の初期生態と進化(22K14934)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】矢萩 拓也 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (50808029)
【キーワード】深海 / 軟体動物 / 浮遊幼生 / 生物地理 / 進化生態
【概要】
❏海産軟体動物の系統地理と種分類:アジア北西太平洋域における広域解析(26291077)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】系統地理 / 生物地理 / 種分類 / 貝類 / 軟体動物 (他8件)
【概要】浅海、深海に生息する様々な貝類を用いて、系統地理的解析を行った。その結果、多くの種は何らかの地理的構造を持っていることが分かったが、地理的境界の位置は種によってかなり異なっていることが明らかになった。太平洋側と日本海側で集団が分かれる例もあれば、東北日本と南西日本で分かれるものもあり、種特異的な地理的分布のパターンを示すものも見られた。現在の分布域が類似している種間で比較した場合でも、集団の形成様...
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
【生物学】基礎生物学:腹足類軟体動物を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
❏軟体動物腹足類における殻体構造の進化(15740309)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 助手 (70313195)
【キーワード】軟体動物 / 腹足類 / 殻体構造 / 稜柱構造 / 交差板構造 (他13件)
【概要】軟体動物腹足類の殻の微細構造を比較し、系統との関係を明らかにすることが本研究の目的である。原始的な腹足類を中心に比較を行い、下記のような結果を得た。(1)カサガイ類は腹足類中、最も多様な微細構造を持つ。主に、稜柱構造、交差板構造、葉状構造からなり、それらに加えて交差葉状構造、複合交差構造などの複雑な構造を持つ種がある。細分すると、カサガイ類には17の殻体構造が識別され、それらの構造の組みあわせには...
【生物学】基礎生物学:系統分類軟体動物を含む研究件
❏第7回国際頭足類シンポジウム(2007)の企画調査(18634009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】第7回国際頭足類シンポジウム / 軟体動物 / 頭足類 / 系統分類 / 生態 (他8件)
【概要】1.ホームページの立ち上げとファースト・サーキュラーおよびポスターの作成 第7回国際頭足類シンポジウム実行委員会を組織して二回の会合を持ち、シンポジウム開催に向けて、シンポジウムの日程(2007年9月14日-16日、北海道大学国際交流会館)、巡検計画(シンポジウム終了後1日巡検およびそれに引き続く3日巡検)、プロシーディングス出版、科学委員会、名誉委員会などの組織などを検討した。その結果に基づき、...
❏比較形態学・解剖学的資料に基づくアンモノイド類の起源と系統の解析(12440141)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 頭足類 / アンモノイド類 / 比較解剖学 / 比較発生学 (他8件)
【概要】1.比較解剖学的研究 棚部と佐々木は、米国の研究者と共同で米国ネバダ州のペルム系から世界で初めてアンモノイド類の体管軟部組織を見出し、その解剖学的特徴を詳細に記載した(Tanabe et al.,2000)。棚部は海外研究者と協力して、北海道および米国内陸部産の標本に基づき、白亜紀アンモノイド類の顎形態の特徴を記載し、その比較解剖学・系統分類学上の意義を考察した(Tanabe & Land...
【生物学】基礎生物学:初期発生軟体動物を含む研究件
❏軟体動物の初期発生における外套膜分化と原殻形成の比較形態学・生体鉱物学的研究(15340175)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 初期発生 / 原殻 / 胚殻 / 比較形態学 (他7件)
【概要】本研究では、軟体動物の発生初期(胚段階または幼生段階)に形成される原殻(胚殻または幼生殻)の形成過程を外套膜の分化過程や胚・幼生の体制変化と関連づけて比較組織学・生体鉱物学的に詳細に検討し、その形態形成学・幼生生態学・系統進化学的意義を考察した。その具体的な成果は、以下の3つにまとめられる。 A.現生腹足類の発生と原殻形成に関する研究 淡水生腹足類の1種モノアラガイ(Lymnaea stagnal...
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
❏軟体動物の起源と系統に関する古生物学・発生学・分子生物学的アプローチ(09304049)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 起源 / 系統 / 進化 / 初期発生 (他12件)
【概要】1.比較解剖学・発生学的研究 二枚貝類に関する研究:棚部は指導学生の早風と共同で、現在二枚貝ムラサキガイの幼生殻形態を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、二枚の石灰質の殻の形成に先行してトロコファー幼生中期に楕円形の一枚の有機質の原殻Iが最初に形成されることを確認した。有機質でできた1枚の楕円形の殻は、他の軟体動物単の発生初期にも確認されることから、貝殻亜門の共有派生形質の一つと解釈される(Hayak...
【生物学】基礎生物学:分子系統解析軟体動物を含む研究件
❏海産軟体動物の系統地理と種分類:アジア北西太平洋域における広域解析(26291077)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】系統地理 / 生物地理 / 種分類 / 貝類 / 軟体動物 (他8件)
【概要】浅海、深海に生息する様々な貝類を用いて、系統地理的解析を行った。その結果、多くの種は何らかの地理的構造を持っていることが分かったが、地理的境界の位置は種によってかなり異なっていることが明らかになった。太平洋側と日本海側で集団が分かれる例もあれば、東北日本と南西日本で分かれるものもあり、種特異的な地理的分布のパターンを示すものも見られた。現在の分布域が類似している種間で比較した場合でも、集団の形成様...
❏網羅的分子系統解析による琉球列島の陸上無脊椎動物相成立過程の解明(16370042)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系・研究科, 准教授 (20241771)
【キーワード】生物地理 / 分子系統 / 生物種多様性 / 保全 / 分子系統学 (他10件)
【概要】琉球列島は九州から台湾にかけての島嶼群で、140以上もの島から形成される。琉球列島には数多くの固有動植物が生息し、日本で最も生物種多様性の高い地域となっている。これは、琉球列島の複雑な地史(大陸との陸橋形成に伴う祖先種の移住や海水面の変動による島の分離、融合等)によって固有種形成が促進されたためであると考えられている。琉球列島に生息する陸上動物の分子系統地理学的研究は主に脊椎動物で行われて来た。本...
【生物学】基礎生物学:分子系統学軟体動物を含む研究件
❏網羅的分子系統解析による琉球列島の陸上無脊椎動物相成立過程の解明(16370042)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系・研究科, 准教授 (20241771)
【キーワード】生物地理 / 分子系統 / 生物種多様性 / 保全 / 分子系統学 (他10件)
【概要】琉球列島は九州から台湾にかけての島嶼群で、140以上もの島から形成される。琉球列島には数多くの固有動植物が生息し、日本で最も生物種多様性の高い地域となっている。これは、琉球列島の複雑な地史(大陸との陸橋形成に伴う祖先種の移住や海水面の変動による島の分離、融合等)によって固有種形成が促進されたためであると考えられている。琉球列島に生息する陸上動物の分子系統地理学的研究は主に脊椎動物で行われて来た。本...
❏軟体動物の起源と系統に関する古生物学・発生学・分子生物学的アプローチ(09304049)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 起源 / 系統 / 進化 / 初期発生 (他12件)
【概要】1.比較解剖学・発生学的研究 二枚貝類に関する研究:棚部は指導学生の早風と共同で、現在二枚貝ムラサキガイの幼生殻形態を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、二枚の石灰質の殻の形成に先行してトロコファー幼生中期に楕円形の一枚の有機質の原殻Iが最初に形成されることを確認した。有機質でできた1枚の楕円形の殻は、他の軟体動物単の発生初期にも確認されることから、貝殻亜門の共有派生形質の一つと解釈される(Hayak...
【生物学】基礎生物学:分類軟体動物を含む研究件
❏海産軟体動物の系統地理と種分類:アジア北西太平洋域における広域解析(26291077)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】系統地理 / 生物地理 / 種分類 / 貝類 / 軟体動物 (他8件)
【概要】浅海、深海に生息する様々な貝類を用いて、系統地理的解析を行った。その結果、多くの種は何らかの地理的構造を持っていることが分かったが、地理的境界の位置は種によってかなり異なっていることが明らかになった。太平洋側と日本海側で集団が分かれる例もあれば、東北日本と南西日本で分かれるものもあり、種特異的な地理的分布のパターンを示すものも見られた。現在の分布域が類似している種間で比較した場合でも、集団の形成様...
❏深海性化学合成生物群集に生息する軟体動物の多様性の解明(18770063)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】多様性 / 分類 / 軟体動物 / 化学合成生物群集
【概要】深海性化学合成生物群集に生息する軟体動物の分類学的研究を行った。主な調査海域は、相模湾初島沖、沖縄トラフ、明神海丘、小笠原周辺の熱水噴出域、北フィージー海盆、ラウ海盆である。研究の結果、国内の化学合成生物群集には少なくとも6種の新種が存在することが明らかになった。沖縄トラフの鳩間海丘と第四与那国海丘の水深1300-1500m付近からはPyropelta属の新種が発見され、殻と軟体部の構造を詳細に明...
❏網羅的分子系統解析による琉球列島の陸上無脊椎動物相成立過程の解明(16370042)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系・研究科, 准教授 (20241771)
【キーワード】生物地理 / 分子系統 / 生物種多様性 / 保全 / 分子系統学 (他10件)
【概要】琉球列島は九州から台湾にかけての島嶼群で、140以上もの島から形成される。琉球列島には数多くの固有動植物が生息し、日本で最も生物種多様性の高い地域となっている。これは、琉球列島の複雑な地史(大陸との陸橋形成に伴う祖先種の移住や海水面の変動による島の分離、融合等)によって固有種形成が促進されたためであると考えられている。琉球列島に生息する陸上動物の分子系統地理学的研究は主に脊椎動物で行われて来た。本...
【生物学】基礎生物学:分類学軟体動物を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
【生物学】人類学:系統軟体動物を含む研究件
❏軟体動物の起源と系統に関する古生物学・発生学・分子生物学的アプローチ(09304049)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】軟体動物 / 起源 / 系統 / 進化 / 初期発生 (他12件)
【概要】1.比較解剖学・発生学的研究 二枚貝類に関する研究:棚部は指導学生の早風と共同で、現在二枚貝ムラサキガイの幼生殻形態を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、二枚の石灰質の殻の形成に先行してトロコファー幼生中期に楕円形の一枚の有機質の原殻Iが最初に形成されることを確認した。有機質でできた1枚の楕円形の殻は、他の軟体動物単の発生初期にも確認されることから、貝殻亜門の共有派生形質の一つと解釈される(Hayak...
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
【生物学】人類学:分子系統軟体動物を含む研究件
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
❏網羅的分子系統解析による琉球列島の陸上無脊椎動物相成立過程の解明(16370042)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系・研究科, 准教授 (20241771)
【キーワード】生物地理 / 分子系統 / 生物種多様性 / 保全 / 分子系統学 (他10件)
【概要】琉球列島は九州から台湾にかけての島嶼群で、140以上もの島から形成される。琉球列島には数多くの固有動植物が生息し、日本で最も生物種多様性の高い地域となっている。これは、琉球列島の複雑な地史(大陸との陸橋形成に伴う祖先種の移住や海水面の変動による島の分離、融合等)によって固有種形成が促進されたためであると考えられている。琉球列島に生息する陸上動物の分子系統地理学的研究は主に脊椎動物で行われて来た。本...
【生物学】人類学:分子進化軟体動物を含む研究件
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
❏軟体動物門の高次分類群の分子系統解析(06740639)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / 分子進化 / 系統解析 / 軟体動物 (他6件)
【概要】単板網を除く軟体動物の現生の全ての網について、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の精製とクローニングを試みた。その結果、多板網ヒザラガイ、腹足網原始腹足類メガイアワビ、有肺類ツクシマイマイ、頭足網コウイカについては、mtDNA全ゲノムをクローン化し、その遺伝子配置を明らかにすることができた。本研究により決定された遺伝子配置を既に報告された二枚貝網のMytilus、多板網のKatharinaと比較し...
【生物学】人類学:進化軟体動物を含む研究件
❏軟体動物でユビキタスに発現するpiRNAの機能の解明(20F20395)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-11-13 - 2023-03-31
【研究代表者】浅川 修一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30231872)
【キーワード】piRNA / biogenesis / exosome / small RNA / evolution (他15件)
【概要】We aimed to reveal the sncRNAs involved in the immune response during grafting transplantation by the pearl oyster Pinctada fucata. Exosomes were successfully extracted from the P. fucata haemolymph d...
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏化石から探る現生種貝類の起源(25400499)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】近藤 康生 高知大学, 自然科学系, 教授 (90192583)
【キーワード】軟体動物 / 進化 / 化石 / 祖先種 / 寒冷化 (他14件)
【概要】日本沿岸海域に分布する軟体動物の現生種(トリガイ, タマキガイ, ダンベイキサゴ, キサゴ)およびそれらの祖先種4系統のペアについて比較した結果,子孫である現生種の化石記録は,(1)更新世ジェラシアンからカラブリアンにかけての寒冷化期に,(2)分布域北縁付近に現れる;(3)子孫種は温帯性であるのに対して,祖先種は亜熱帯性であり,(4)祖先種に比べて大型である;(5)子孫種は祖先種に比べて沿岸寄りに...
【生物学】人類学:多様性軟体動物を含む研究件
❏海産軟体動物の系統地理と種分類:アジア北西太平洋域における広域解析(26291077)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】系統地理 / 生物地理 / 種分類 / 貝類 / 軟体動物 (他8件)
【概要】浅海、深海に生息する様々な貝類を用いて、系統地理的解析を行った。その結果、多くの種は何らかの地理的構造を持っていることが分かったが、地理的境界の位置は種によってかなり異なっていることが明らかになった。太平洋側と日本海側で集団が分かれる例もあれば、東北日本と南西日本で分かれるものもあり、種特異的な地理的分布のパターンを示すものも見られた。現在の分布域が類似している種間で比較した場合でも、集団の形成様...
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏深海性化学合成生物群集に生息する軟体動物の多様性の解明(18770063)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】多様性 / 分類 / 軟体動物 / 化学合成生物群集
【概要】深海性化学合成生物群集に生息する軟体動物の分類学的研究を行った。主な調査海域は、相模湾初島沖、沖縄トラフ、明神海丘、小笠原周辺の熱水噴出域、北フィージー海盆、ラウ海盆である。研究の結果、国内の化学合成生物群集には少なくとも6種の新種が存在することが明らかになった。沖縄トラフの鳩間海丘と第四与那国海丘の水深1300-1500m付近からはPyropelta属の新種が発見され、殻と軟体部の構造を詳細に明...
【生物学】人類学:ミトコンドリアDNA軟体動物を含む研究件
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
❏軟体動物門の高次分類群の分子系統解析(06740639)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / 分子進化 / 系統解析 / 軟体動物 (他6件)
【概要】単板網を除く軟体動物の現生の全ての網について、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の精製とクローニングを試みた。その結果、多板網ヒザラガイ、腹足網原始腹足類メガイアワビ、有肺類ツクシマイマイ、頭足網コウイカについては、mtDNA全ゲノムをクローン化し、その遺伝子配置を明らかにすることができた。本研究により決定された遺伝子配置を既に報告された二枚貝網のMytilus、多板網のKatharinaと比較し...
【農学】生産環境農学:ゲノム構造軟体動物を含む研究件
❏新しい分子マーカーを用いた後生動物の系統関係の解析(08454275)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / ゲノム構造 / 軟体動物 / 腹足綱 / 後生動物 (他10件)
【概要】本研究では、軟体動物を主な研究対象として、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列または部分的な塩基配列を決定し、ゲノム上の各遺伝子の配置を比較することにより系統解析を行った。これまで、後生動物のmtDNAのゲノム構造は保守性が高く、同じ動物門の中ではほとんど変化しないと考えられていたが、軟体動物や腕足動物では近縁な分類群の間でもゲノム上の遺伝子配置が大きく異なっており、ゲノム構造の進化速度...
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
【農学】境界農学:地球環境保全軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】動物生命科学:海洋生物軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】森林圏科学:系統解析軟体動物を含む研究件
❏ミトコンドリアDNAゲノムの構造変化を指標とした軟体動物門腹足綱の系統解析(07640923)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / ゲノム構造 / 分子進化 / 系統解析 (他7件)
【概要】有肺亜綱柄眼目に属するシクシマイマイと、後鰓亜綱としては最も原始的な上科に属するコシイノミガイについて、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の全塩基配列を決定し、そのゲノムにコードされている全遺伝子を同定した。本研究によって明らかになった2亜綱のゲノム構造を前鰓亜綱のメガイアワビと比較したところ、有肺亜綱と後鰓亜綱は非常によく似た特徴を示すのに対し、前鰓亜綱と他の2亜綱はゲノムサイズ、領域の特徴、遺...
❏軟体動物門の高次分類群の分子系統解析(06740639)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】上島 励 筑波大学, 生物科学系, 助手 (20241771)
【キーワード】ミトコンドリアDNA / 遺伝子配置 / 分子進化 / 系統解析 / 軟体動物 (他6件)
【概要】単板網を除く軟体動物の現生の全ての網について、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の精製とクローニングを試みた。その結果、多板網ヒザラガイ、腹足網原始腹足類メガイアワビ、有肺類ツクシマイマイ、頭足網コウイカについては、mtDNA全ゲノムをクローン化し、その遺伝子配置を明らかにすることができた。本研究により決定された遺伝子配置を既に報告された二枚貝網のMytilus、多板網のKatharinaと比較し...
【農学】森林圏科学:甲殻類軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏海底洞窟生態系をモデルとした地球生命史の進化古生物学的研究(15253008)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加瀬 友喜 独立行政法人 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / インド・太平洋 / 種分化 / 軟体動物 / 生物地理 (他18件)
【概要】1.海底洞窟の軟体動物や甲殻類の分類学的研究をおこない、アミ類の2新種、コハクカノコ科巻貝の1新属、3新種を報告した。さらに海底洞窟産コハクカノコ科巻貝4新属、4新種を見いだし、それらについて論文の投稿字備中である。 2.海底洞窟は捕食者が僅かで、それは中生代中頃の浅海の生態系との共通点といえる。本研究では両環境を比較るため、穿孔捕食するタマガイ科巻貝の捕食史を再検討し、同科は白亜紀末に出現し、貝...
❏海底洞窟生物群の自然史科学的研究(11691196)
【研究テーマ】系統・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 室長 (20124183)
【キーワード】海底洞窟 / 軟体動物 / 甲殻類 / 分類 / インド・太平洋 (他17件)
【概要】1.海底洞窟特有のソビエツブ科巻貝の2新属4新種、クチキレエビスガイ科の1新属2新種、従来全く知られていない殻形態を示す1新属1新種(Pluviostillac palauensis)を発見、報告した。 2.海底洞窟のシラタマアマガイ属巻貝の殻体を検討し,2新種を含む6種を識別し,コハクカノコガイ属と単系統群(コハクカノコガイ科)を構成することを明らかにした.また、それらの軟体の解剖学的研究を進め...
【農学】水圏応用科学:生活史軟体動物を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
【農学】水圏応用科学:有機基質軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】水圏応用科学:バイオミネラリゼーション軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】水圏応用科学:さんご軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】水圏応用科学:アコヤガイ軟体動物を含む研究件
❏系統ゲノム学による頭足類の進化の統合的理解(12F02330)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】系統ゲノム解析 / 頭足類 / 生体鉱物 / オウムガイ / 貝殻タンパク質 (他13件)
【概要】本研究の主な目的は、頭足類の進化を総合的に理解することである。目的を達成するためには、以下の二つのサブテーマで研究を進めて行く。 1.頭足類オウムガイの貝殻基質タンパク質の同定 本研究で,オウムガイ Nautilus pompilius の貝殻基質タンパク質の同定をした.具体的には,61個の貝殻基質水溶性タンパク質を同定した.そのうちの36タンパクについて,保存的機能ドメインの同定が出来た.また,...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
【医歯薬学】歯学:石灰化軟体動物を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【医歯薬学】薬学:形態形成軟体動物を含む研究件
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
❏貝穀形成に関わる遺伝子の網罹的探索:軟体動物ゲノムプロジェクトに向けて(15104009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (80251411)
【キーワード】進化 / 発生・分化 / 動物 / ゲノム / 遺伝子 (他12件)
【概要】本計画では,(1)貝殻形成のマスター遺伝子,(2)貝殻分泌の制御因子,(3)貝殻の左右非対称性の制御因子の単離・同定と機能の解明を通して,貝殻の進化過程や進化機構を考察することを目的とした研究を行い,以下の成果を得た. (1) 殻体形成のマスター遺伝子 転写調節因子engrailedと分泌成長因子dppのモノアラガイでの相同遺伝子の発現パターンを調べた結果engrailedは他の軟体動物と同様に貝...
【医歯薬学】薬学:ブロテオーム軟体動物を含む研究件
❏盗葉緑体現象における遺伝子伝搬に依らない形質伝搬機構をタンパク質解析から解明する(22K06345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】前田 太郎 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任助教 (50631404)
【キーワード】盗葉緑体現象 / プロテオーム / 種間相互作用 / 光合成 / 軟体動物
【概要】
❏貝殻らせん成長メカニズムの解明:進化発生古生物学創成に向けて(18H01323)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80251411)
【キーワード】形態形成 / 軟体動物 / 進化発生学 / 貝殻形成 / らせん成長 (他14件)
【概要】本年度は以下の4つの項目の研究を主に行った。(1)軟体動物の貝殻基質タンパク質(SMP)の分子進化学的研究、(2) Wnt遺伝子の貝殻形成への関与の分析、(3)クサイロアオガイ(Nipponacmea fuscoviridis)胚への遺伝子導入の技術開発、(4)L. stagnalisのSMP遺伝子の発現非対称性を利用した貝殻形成で重要なSMPの同定。(1)では軟体動物におけるZona pellu...
❏系統ゲノム学による頭足類の進化の統合的理解(12F02330)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】系統ゲノム解析 / 頭足類 / 生体鉱物 / オウムガイ / 貝殻タンパク質 (他13件)
【概要】本研究の主な目的は、頭足類の進化を総合的に理解することである。目的を達成するためには、以下の二つのサブテーマで研究を進めて行く。 1.頭足類オウムガイの貝殻基質タンパク質の同定 本研究で,オウムガイ Nautilus pompilius の貝殻基質タンパク質の同定をした.具体的には,61個の貝殻基質水溶性タンパク質を同定した.そのうちの36タンパクについて,保存的機能ドメインの同定が出来た.また,...
【医歯薬学】看護学:ゲノム軟体動物を含む研究件
❏トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析(23244101)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション (他18件)
【概要】軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほ...
❏貝穀形成に関わる遺伝子の網罹的探索:軟体動物ゲノムプロジェクトに向けて(15104009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (80251411)
【キーワード】進化 / 発生・分化 / 動物 / ゲノム / 遺伝子 (他12件)
【概要】本計画では,(1)貝殻形成のマスター遺伝子,(2)貝殻分泌の制御因子,(3)貝殻の左右非対称性の制御因子の単離・同定と機能の解明を通して,貝殻の進化過程や進化機構を考察することを目的とした研究を行い,以下の成果を得た. (1) 殻体形成のマスター遺伝子 転写調節因子engrailedと分泌成長因子dppのモノアラガイでの相同遺伝子の発現パターンを調べた結果engrailedは他の軟体動物と同様に貝...