❏薄板スプライン形態解析に基づくナチョラピテクスの骨形状復元(15770158)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】荻原 直道 京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70324605)
【キーワード】形態復元 / 薄板スプライン / 変形化石 / 3次元骨形状モデル / CT (他8件)
【概要】本研究では,土圧により塑性変形を受けた化石の合理的な形態復元アルゴリズムを考案し,その手法を用いてナチョラピテクス化石の形状復元を行うことを目的としている。本年は,四肢骨化石の形状復元手法の開発を行った。 復元の対象は,ナチョラピテクスのタイプ標本KNM-BG-35250の大腿骨遠位端(35250B)と,脛骨近位端(35250E)である。本研究では,現生霊長類の骨形状と化石の問の形態差をまず定量化...