❏時間分解光電子分光法のスリットレス化(19KK0350)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】時間分解光電子分光 / レーザー高調波 / 第二高調波発生 / 超高速現象 / 光電子分光法 (他8件)
【概要】本研究は韓国科学院(IBS)相関電子系センター(CCES)と東京大学物性研究所(ISSP)の共同で進めているプロジェクトであり、レーザーと光電子分析技術を用いた分光手法の開拓と利用研究を推進することが目的である。2020年にソウル大学にISSP-CCES共同ラボが開設された。このラボに恒温のクリーンルームが2021年に導入され、ここにISSPから時間分解光電子分光装置を移設した。2021年度は共同...
❏遠紫外域レーザー高調波の完全制御(19K22140)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】表面電子状態 / 非線形光学効果 / 第二高調波発生 / 仕事関数 / 角度分解光電子分光 (他12件)
【概要】本年度は、まずこれまで構築した入射面回転型のSHG検出装置(S.H.Kim, YI et al., RSI2021)の改良を進めた。クライオスタットに併設するために装置の小型化を図り、入射面回転機構を手のひらに載るサイズまで縮小した。次にクライオスタットの温度制御部を工夫することで、80K-400Kの広い範囲で温度を振っても試料位置が10μmも動かないようにした。これにより試料位置ずれを気にするこ...