❏家政学と人間工学を融合した家事労働の解析ーケイパビリティ・アプローチを用いてー(17K00751)
【研究テーマ】家政・生活学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】斎藤 悦子 お茶の水女子大学, 基幹研究院 人間科学系, 教授 (90298414)
【キーワード】家政学 / 人間工学 / 食家事 / 行動 / 動作 (他18件)
【概要】本研究から家事労働の「新行動・機能分類コード」を作成し、それを用いた高齢者女性の食家事(味噌汁づくり)映像分析を行った。高齢者と非高齢者の差異は、高齢者は非高齢者の3分の2のコード数で、動作数は半分以下であることであった。高齢者は物を持ち上げたり,置いたりする動作が少ない。差異がみられなかった動作は食材を切るという動作であった。高齢者が長年、繰り返し行なうことで獲得した動作は、長期記憶によって保た...