❏ファシリテーションとしての環境に生きる生物の認知様式(15K12054)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】郡司 幸夫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40192570)
【キーワード】ファシリテーション / 意思決定 / 生物計算 / 群 / 群れ (他13件)
【概要】ミナミコメツキガニの群行動に関しては、非同期予期モデルによってその行動がよく説明できることが示されたが、このモデルは、逆ベイズ推定・ベイズ推定によって実装可能であることが示され、その定式化に成功した。またミナミコメツキガニやアリが、逆ベイズ推定・ベイズ推定を通して群行動の意思決定をしていることが明らかとなった。ベイズと逆ベイズ推定の各々は、条件が与えられた中での高効率計算、条件の変化に抗する頑健な...