自律的な英語シャドーイング学習を目指した自動評価と教材データベースの開発研究
【研究分野】外国語教育
【研究キーワード】
教育評価・測定 / シャドーイング / 自動評価 / 学習意欲 / シャドーイングテキスト / シャドーイング・テキスト / 音声自動評価 / モチベーションアップ / モチベーション / フィードバック / シャドーイング / 診断的自動評価システム
【研究成果の概要】
シャドーイング学習を自律的に継続していくためには、即時評価と、学習者が聞き取り難い音声に特化した教材が重要であり、それは結果的に学習者のモチベーションを上げることにつながる。本研究では大学生や高校生のシャドーイング音声データを基にして、5段階の自動評価を構築し、さらに発音指導に効果的なシャドーイング・テキストを作成した。また研究を進める上で、データ収録に関わる問題点を明らかにし、解決策を提示した。
【研究の社会的意義】
英語教育学と音声情報工学の専門家が連携し、「音声モデルの特徴の反映」と「韻律評価」と「誤りの検出」という新機能の搭載を検討した研究はこれまでになく、本研究では従来の自動評価が持つ課題を解決し、さらにシャドーイング教材に関して、従来のトピック・ベースではなく、効果的な教材の用件や教材選定の基準を明らかにし、具体的な教材を開発した。さらに学習者のモチベーション・アップのために、英語運用能力に応じた段階的な教材を開発した。
【研究代表者】