溶鋼の電気脱酸を目指した酸素ポンプの開発
【研究分野】金属・資源生産工学
【研究キーワード】
電気脱酸 / 熱力学 / 移動論 / 酸素ポンプ / 酸素センサー / 脱酸 / 溶融金属 / 鉄鋼精錬 / 固体電解質 / 溶解 / 白金 / モリブデン / 溶銅
【研究成果の概要】
カルシア安定化ジルコニア固体電解質酸素ポンプを用いて,銅の固液共存連続体の電気脱酸を以下の二つの方法で実証した。一つ目は酸素センサーによる酸素濃度測定であり,二つ目は不活性ガス抽出赤外吸収法による酸素濃度測定である。酸素濃度は約600ppmから約20ppmまで低減され、効果的な脱酸が観測された。電極を工夫し,脱酸対象と同じ金属を固液共存連続となるよう用い,化学脱酸の影響のない電気脱酸を実証した。さらに,実装業への応用を提案した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)