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研究分野別サイレントキーワード
「熱力学」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:スピノン熱力学を含む研究件
❏一次元量子系における素励起の統計性の理論的研究(08740306)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20261547)
【キーワード】一次元量子系 / 強相関電子系 / 熱力学 / 動力学 / スピノン (他8件)
【概要】本研究では長距離型の相互作用を持つt-J模型に対して熱力学の厳密かつ解析的な定式化を行った。その結果、スピノンとホロンという2種類の素励起がエネルギー的に自由な素励起として存在する事、エントロピーを介して互いに統計相互作用する事がわかった。この2つの性質は多くの一次元強相関系において近似的に満たされている性質であるので普遍的なものである。各系の個性は素励起の種類とその統計相互作用の具体形に現れる。...
❏厳密解を用いた一次元量子系の動的性質の理論的研究(07740314)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 雄介 東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (20261547)
【キーワード】可解模型 / サザ-ランド模型 / t / J模型 / 熱力学 (他9件)
【概要】1.本研究において、まず1/r^2型相互作用を持つ連続体模型、超対称t-J模型に対する厳密な熱力学を構成した。解析的な手法を用いて上の模型は自由な分数統計粒子と熱力学的に等価であることを示した。また超対称t-J模型の比熱、スピン感受率、電荷感受率の温度依存性を計算し、それらの結果から有限温度においてもスピンと電荷の分離現象が起きていることを見いだした。この現象は他の模型では見られないものである。よ...
【数物系科学】物理学:低温物性熱力学を含む研究件
❏70Tパルス強磁場下における比熱測定装置の開発(25800187)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小濱 芳允 東京大学, 物性研究所, 助教 (90447524)
【キーワード】パルス磁場 / 比熱 / 熱力学 / 磁性 / 強磁場 (他8件)
【概要】本研究の目標であった、"パルス強磁場下における比熱測定装置の開発"に成功した。これまで36 msという短いパルス磁場下での比熱測定の報告は全く無かったが、本研究により、短パルス強磁場下という環境下での比熱測定が世界で初めて成功した。開発した測定手法は他の研究にも応用でき、磁気熱量効果という類似の熱測定手法もパルス磁場下で確立された。 この研究では、上のような測定技術の開発だけにはと...
❏簡単なファンデアワールス分子気体のガラス化の試み(20654039)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2008
【研究代表者】小國 正晴 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50144423)
【キーワード】化学物理 / 物化実験 / 分子性固体 / 低温物性 / 熱力学
【概要】極端に簡単なファンデアワールス分子においてガラス状態を実現し,その構造や性質を解明することはガラス状態,ガラス転移の本質に迫る上で非常に重要であり,多くの科学者が描く夢の一つである。本研究では,窒素等の簡単な分子を数nmの細孔内に閉じ込め,まずガラス状態を実現し,ガラス転移の熱的性質を実験的に解明することの方途を探ることを目的とした。 まずは細孔剤の合成を進めた。一般に細孔径の均一なものが作り易い...
【数物系科学】物理学:統計力学熱力学を含む研究件
❏ミクロ経済学と熱・統計力学を用いた代謝システムの解析(21K15048)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】畠山 哲央 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (50733036)
【キーワード】代謝システム / ミクロ経済学 / 熱力学 / 代謝 / 統計力学
【概要】最も重要な代謝システムである解糖系に対して、ミクロ経済学における消費者行動の理論で用いられる数式を適用することで、酸素があるにもかかわらずATP生産効率の悪い発酵を呼吸の代わりに用いるというガン細胞などで見られるワールブルク効果を、最適化問題として定式化し、従来提案されていたさまざまな仮説を一つの式に統合することができた。また、経済学におけるスルツキー分解を利用することで、細胞がワールブルク効果を...
❏ナノスケール低次元構造水の相転移と物性の解明(16H02079)
【研究テーマ】ナノ構造物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】本間 芳和 東京理科大学, 理学部第一部物理学科, 教授 (30385512)
【キーワード】水分子 / 相図 / 相転移 / カーボンナノチューブ / グラフェン (他8件)
【概要】単層ナノチューブ(CNT)の内部や外表面、グラフェンやシリカ表面に形成されるナノスケールの低次元構造の水分子の集合体に着目し、これらの特異な水素結合構造、相転移現象および相図(圧力-温度)を実験と理論によりに研究した。CNTの内外で水分子が特異な吸着構造をとり、相図や融点、水分子の運動の自由度がバルク水とは大いに異なることを明らかにした。グラフェンの表面では2層構造の吸着水が形成され、第1層目は、...
❏第一原理計算の多重実行と統計力学に基づいた酸化物固溶体の構造と物性(23246111)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70183861)
【キーワード】第一原理計算 / セラミックス固溶体 / 平衡状態図 / 熱力学 / 統計力学
【概要】本研究では,高精度第一原理計算と統計力学計算を組み合わせて,酸化物の固溶体構造と物性を評価する新しい計算手法を開発し,具体的にプログラムとして実装,計算を実行した.計算結果の検証と,計算手法の改良を目的として,固溶体試料の合成および評価実験を並行して行い,計算にフィードバックさせた.さらに,開発した手法を様々な酸化物固溶体に適用した.例えばMgO-ZnO系やMgO-NiO系において基底状態構造や磁...
【数物系科学】物理学:非平衡熱力学熱力学を含む研究件
❏統計的推定理論による非平衡熱力学の深化(19K12153)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 禎彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (20512354)
【キーワード】推定理論 / 非平衡熱力学 / 量子確率過程 / 統計的推定理論 / 熱力学 (他7件)
【概要】近年,確率熱力学において熱力学不確定性関係と呼ばれる普遍的な不等式が成立することが発見された.この不等式は「cost」と「quality」に対する不等式であり,高いqualityには高いcostが必要であることを示している.このようなトレードオフ関係式は統計的推定理論においても,Cramer-Rao不等式をはじめとして数多く存在する.本研究では,非平衡熱力学と統計的推定における不等式間の類似性に着...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
【数物系科学】地球惑星科学:速度論熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
❏相互作用活性化エネルギーに基づく蛋白質制御剤の創出(15K17882)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 薬剤 / 熱力学 / 速度論 / 活性化エネルギー (他8件)
【概要】細胞増殖シグナルに関わるがん標的分子ERK2と、その既知薬剤であるFR、CAY、SCHを選択し、速度論パラメータにおける温度依存性を解析した。FRとの相互作用においては、その変異体解析の結果、遷移状態では結合サイト周辺で脱水和、及び分子内相互作用の切断による構造の緩みが起きていることが示唆された。さらにCAYとSCHの解析から、遷移状態における活性化エンタルピーはより不利に、一方活性化エントロピー...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移熱力学を含む研究件
❏ナノスケール低次元構造水の相転移と物性の解明(16H02079)
【研究テーマ】ナノ構造物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】本間 芳和 東京理科大学, 理学部第一部物理学科, 教授 (30385512)
【キーワード】水分子 / 相図 / 相転移 / カーボンナノチューブ / グラフェン (他8件)
【概要】単層ナノチューブ(CNT)の内部や外表面、グラフェンやシリカ表面に形成されるナノスケールの低次元構造の水分子の集合体に着目し、これらの特異な水素結合構造、相転移現象および相図(圧力-温度)を実験と理論によりに研究した。CNTの内外で水分子が特異な吸着構造をとり、相図や融点、水分子の運動の自由度がバルク水とは大いに異なることを明らかにした。グラフェンの表面では2層構造の吸着水が形成され、第1層目は、...
❏第一原理熱力学に基づいたセラミックス計算状態図とその実証(18206067)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学研究科, 教授 (70183861)
【キーワード】セラミックス / 計算状態図 / 第一原理計算 / 熱力学 / 相転移 (他9件)
【概要】酸化物のモデル系としてMgOおよびZnO基の2元系などを対象に,有限温度での相転移挙動,溶質元素の固溶限の導出,中間相生成の検討という3つの課題を設定し,系統的な第一原理熱力学計算を行うとともに,これを実験により検証した.また圧力依存性についても,計算と実験の両面から検討した.検証実験としては,MgOおよびZnO基の2元系などの様々な酸化物モデル系を対象に,通常の常圧下での高温熱平衡実験,高温高圧...
【化学】基礎化学:熱力学的パラメータ熱力学を含む研究件
❏応力により電荷移動度が向上する有機半導体の創製(19K22181)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】松尾 豊 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (00334243)
【キーワード】メカノクロミズム / クロミック分子 / 平衡 / 熱力学 / 有機半導体 (他16件)
【概要】フルオレニリデン-アクリダンの2つの配座異性体の平衡について,アレニウスプロットから熱力学的パラメータを決定した.フルオレニリデン-アクリダンを有機半導体として用いたペロブスカイト太陽電池において,フルオレニリデン-アクリダンを用いないとき(17.0%)に比べ,用いた場合ではエネルギー変換効率が19.1%に向上した.ナノインデンターとケルビンプローブ原子間力顕微鏡を用いて,押圧により変わる電位差の...
❏非経験的分子軌道法による気相ダイオキシン類の熱力学的研究及びその反応ダイナミクス(11555195)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】不破 章雄 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60139508)
【キーワード】ダイオキシン類 / 熱力学的パラメータ / 量子化学計算 / dioxins / ab initio MO (他17件)
【概要】本課題では、熱力学平衡計算及び分子軌道法計算という計算化学的手法を用いて、気相ダイオキシン類の熱力学的研究とその反応ダイナミクスを解析した。具体的な解明項目は以下の通りである。 1 半経験的分子軌道法PM3ハミルトニアンを用いたダイオキシン類の熱力学パラメータの算定 2 C-H-O系におけるジベンゾダイオキシン、ジベンゾフラン及びビフェニルの気相平衡計算 3 ダイオキシン類の生成・分解挙動に対する...
【化学】複合化学:物理化学熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
【化学】複合化学:低分子熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
【化学】複合化学:低分子創薬熱力学を含む研究件
❏相互作用活性化エネルギーに基づく蛋白質制御剤の創出(15K17882)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 薬剤 / 熱力学 / 速度論 / 活性化エネルギー (他8件)
【概要】細胞増殖シグナルに関わるがん標的分子ERK2と、その既知薬剤であるFR、CAY、SCHを選択し、速度論パラメータにおける温度依存性を解析した。FRとの相互作用においては、その変異体解析の結果、遷移状態では結合サイト周辺で脱水和、及び分子内相互作用の切断による構造の緩みが起きていることが示唆された。さらにCAYとSCHの解析から、遷移状態における活性化エンタルピーはより不利に、一方活性化エントロピー...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
【工学】材料工学:ホロン熱力学を含む研究件
❏一次元量子系における素励起の統計性の理論的研究(08740306)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (20261547)
【キーワード】一次元量子系 / 強相関電子系 / 熱力学 / 動力学 / スピノン (他8件)
【概要】本研究では長距離型の相互作用を持つt-J模型に対して熱力学の厳密かつ解析的な定式化を行った。その結果、スピノンとホロンという2種類の素励起がエネルギー的に自由な素励起として存在する事、エントロピーを介して互いに統計相互作用する事がわかった。この2つの性質は多くの一次元強相関系において近似的に満たされている性質であるので普遍的なものである。各系の個性は素励起の種類とその統計相互作用の具体形に現れる。...
❏厳密解を用いた一次元量子系の動的性質の理論的研究(07740314)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 雄介 東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (20261547)
【キーワード】可解模型 / サザ-ランド模型 / t / J模型 / 熱力学 (他9件)
【概要】1.本研究において、まず1/r^2型相互作用を持つ連続体模型、超対称t-J模型に対する厳密な熱力学を構成した。解析的な手法を用いて上の模型は自由な分数統計粒子と熱力学的に等価であることを示した。また超対称t-J模型の比熱、スピン感受率、電荷感受率の温度依存性を計算し、それらの結果から有限温度においてもスピンと電荷の分離現象が起きていることを見いだした。この現象は他の模型では見られないものである。よ...
【工学】材料工学:塩化物熱力学を含む研究件
❏オキシハライドの生成を利用した希土類金属リサイクルの新プロセス(12555206)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】希土類金属 / リサイクル / Nd-Fe-B磁石合金スクラップ / 溶融金属 / 抽出・分離 (他13件)
【概要】本研究の目的は、新しいタイプの希土類金属リサイクル・プロセスの開発に資す基礎データを得る手法を探索することである。本研究では、抽出媒体金属として溶融銀及び溶融マグネシウムを用いて、Nd-Fe-B磁石合金スクラップからネオジム(Nd)を直接抽出・分離する方法を試みた。なお、研究課題名に記されている方法と本実験のスタイルは異なっているが、研究の本質は変化していない。 抽出媒体として溶融銀を用いた、Nd...
❏導電体を介した反応(EMR)制御によるチタンの新しい製造プロセス(09750806)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岡部 徹 東北大学, 素材工学研究所, 助手 (00280884)
【キーワード】チタン / 反応制御 / 還元プロセス / レアメタル / 熱力学 (他9件)
【概要】チタンの還元反応における電子やイオンの動きの重要性を実験的に立証し、その反応メカニズムを解明することにより反応生成物の析出形態や部位の関連を明確にした。具体的には、チタンのマグネシウム還元反応メカニズムの解析に焦点を絞り、金属生産プロセス原理の微視的理解に必要な新しい手法の確立に主眼を置き、金属熱還元おけるEMR(Electronically Mediated Reaction)すなわち「導電体を...
【工学】材料工学:ナイトライド熱力学を含む研究件
❏ナイトライドメタラジー:窒化物の熱力学と新合成法の開発(12450302)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / リチウム / マグネシウム / 熱力学 / 窒化物 (他9件)
【概要】高温における窒素ポテンシャルの測定・制御については、工学研究はおろか基礎研究すらも殆ど行われていない現状であるため、本研究では次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」を目的とし、窒素ポテンシャル測定・制御技術の開発をはじめとする基盤技術の確立、さらに、窒素ポテンシャル制御による窒化物の新合成プロセスの開発を目指した基礎研究の着実な推進を図ってきた。具体的には、リチウ...
❏ナイトライド・メタラジーの基盤研究〜GaNの新合成方法の開発〜(09450275)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / ガリウム / リチウム / 熱力学 / 新合成方法 (他8件)
【概要】機能材料窒化物を合成する手法として、窒素化合物ガスの種類や分圧を精密制御することにより、窒素の化学ポテンシャルならびに反応速度を制御する方法が試みられてはいるが、気/固反応を利用するためこの反応の制御は十分正確にできず、生産性も低い。このような背景から、申請者らは本研究課題を次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」と捉え、窒素ポテンシャル測定・制御技術を開発をはじめ...
【工学】材料工学:ネオジム熱力学を含む研究件
❏磁石合金スクラップからの希土類金属の高効率回収(13750682)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】岡部 徹 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00280884)
【キーワード】希土類磁石 / スクラップ / マグネシウム / 熱力学 / リサイクルプロセス (他8件)
【概要】本研究では、約30mass%のネオジムを含む磁石スクラップから直接純粋なネオジム金属を抽出分離する新しいプロセスの開発を目指した研究を行った。具体的には、金属マグネシウムなどの液体金属をネオジムの抽出剤として利用し、スクラップから直接ネオジムを抽出し、得られたNd-Mg液体合金から純粋なネオジムを再分離する手法の有効性を検討し新プロセスとしての可能性を追求した。800〜1000℃の液体の金属マグネ...
❏オキシハライドの生成を利用した希土類金属リサイクルの新プロセス(12555206)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】希土類金属 / リサイクル / Nd-Fe-B磁石合金スクラップ / 溶融金属 / 抽出・分離 (他13件)
【概要】本研究の目的は、新しいタイプの希土類金属リサイクル・プロセスの開発に資す基礎データを得る手法を探索することである。本研究では、抽出媒体金属として溶融銀及び溶融マグネシウムを用いて、Nd-Fe-B磁石合金スクラップからネオジム(Nd)を直接抽出・分離する方法を試みた。なお、研究課題名に記されている方法と本実験のスタイルは異なっているが、研究の本質は変化していない。 抽出媒体として溶融銀を用いた、Nd...
【工学】材料工学:平衡状態図熱力学を含む研究件
❏第一原理計算の多重実行と統計力学に基づいた酸化物固溶体の構造と物性(23246111)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70183861)
【キーワード】第一原理計算 / セラミックス固溶体 / 平衡状態図 / 熱力学 / 統計力学
【概要】本研究では,高精度第一原理計算と統計力学計算を組み合わせて,酸化物の固溶体構造と物性を評価する新しい計算手法を開発し,具体的にプログラムとして実装,計算を実行した.計算結果の検証と,計算手法の改良を目的として,固溶体試料の合成および評価実験を並行して行い,計算にフィードバックさせた.さらに,開発した手法を様々な酸化物固溶体に適用した.例えばMgO-ZnO系やMgO-NiO系において基底状態構造や磁...
❏ナノ粒子合金系の相平衡解析のための固液間界面エネルギーの測定手法の開発(21360370)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】田中 敏宏 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10179773)
【キーワード】界面自由エネルギー / ナノ粒子 / 平衡状態図 / 熱力学 / 熱力学データベース (他15件)
【概要】ナノ粒子金属や合金においては、融点のような基本的物性値も界面自由エネルギーの影響を受けて変化することが知られている。熱力学的な解析手法により、融点や液相線温度の低下を予測できるが、より精確な評価のためには固液間界面自由エネルギーの値が必要となる。しかしながら、合金系における固液間界面自由エネルギーの値は実験値も非常に少なく、また計算による評価方法も確立されていない。そこで、本研究では、合金系におけ...
【工学】材料工学:脱酸熱力学を含む研究件
❏溶鋼の電気脱酸を目指した酸素ポンプの開発(26420754)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小林 能直 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20354269)
【キーワード】電気脱酸 / 熱力学 / 移動論 / 酸素ポンプ / 酸素センサー (他13件)
【概要】カルシア安定化ジルコニア固体電解質酸素ポンプを用いて,銅の固液共存連続体の電気脱酸を以下の二つの方法で実証した。一つ目は酸素センサーによる酸素濃度測定であり,二つ目は不活性ガス抽出赤外吸収法による酸素濃度測定である。酸素濃度は約600ppmから約20ppmまで低減され、効果的な脱酸が観測された。電極を工夫し,脱酸対象と同じ金属を固液共存連続となるよう用い,化学脱酸の影響のない電気脱酸を実証した。さ...
❏チタン,アルミニウム脱酸による溶鋼中介在物の生成機構と物理化学的性質(13650800)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】森田 一樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00210170)
【キーワード】熱力学 / 鋼仲介在物 / 脱酸 / アルミニウム / チタン (他9件)
【概要】製鋼プロセスで発生する鋼中非金属介在物を利用した鋼の組織制御のための重要なデータとなるAl_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物に関する熱力学測定を行った。 まず、Al_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物の1873Kにおける相平衡を明らかにし、液相中へのAl_2O_3、TiO_xの最大溶解度はそれぞれ、28mass%、50mass%となり液相中でTi^<4+>/Ti^<...
❏活性金属中の不純物の直接除去を目的とした新しい精錬プロセスの開発(08750851)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】岡部 徹 東北大学, 素材工学研究所, 助手 (00280884)
【キーワード】希土類 / 高純度化 / 脱酸 / 熱力学
【概要】チタン、イットリウムなどの活性金属中の不純物、なかでも侵入型元素位置に固溶するガス元素は熱力学的に極めて安定であるため、それらの不純物の除去は一般に困難で、現在のところ有効な工業プロセスは確立されていなかった。本研究では、(1)新しい精錬プロセスの探査として、電気化学的手法を用いた脱酸法がチタンやチタン合金以外のどのような活性金属に対して有効かを既存のデータベースを活用して検討し、同時に実験的に検...
【工学】材料工学:溶融金属熱力学を含む研究件
❏溶鋼の電気脱酸を目指した酸素ポンプの開発(26420754)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小林 能直 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20354269)
【キーワード】電気脱酸 / 熱力学 / 移動論 / 酸素ポンプ / 酸素センサー (他13件)
【概要】カルシア安定化ジルコニア固体電解質酸素ポンプを用いて,銅の固液共存連続体の電気脱酸を以下の二つの方法で実証した。一つ目は酸素センサーによる酸素濃度測定であり,二つ目は不活性ガス抽出赤外吸収法による酸素濃度測定である。酸素濃度は約600ppmから約20ppmまで低減され、効果的な脱酸が観測された。電極を工夫し,脱酸対象と同じ金属を固液共存連続となるよう用い,化学脱酸の影響のない電気脱酸を実証した。さ...
❏オキシハライドの生成を利用した希土類金属リサイクルの新プロセス(12555206)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】希土類金属 / リサイクル / Nd-Fe-B磁石合金スクラップ / 溶融金属 / 抽出・分離 (他13件)
【概要】本研究の目的は、新しいタイプの希土類金属リサイクル・プロセスの開発に資す基礎データを得る手法を探索することである。本研究では、抽出媒体金属として溶融銀及び溶融マグネシウムを用いて、Nd-Fe-B磁石合金スクラップからネオジム(Nd)を直接抽出・分離する方法を試みた。なお、研究課題名に記されている方法と本実験のスタイルは異なっているが、研究の本質は変化していない。 抽出媒体として溶融銀を用いた、Nd...
【工学】材料工学:活量熱力学を含む研究件
❏チタン,アルミニウム脱酸による溶鋼中介在物の生成機構と物理化学的性質(13650800)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】森田 一樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00210170)
【キーワード】熱力学 / 鋼仲介在物 / 脱酸 / アルミニウム / チタン (他9件)
【概要】製鋼プロセスで発生する鋼中非金属介在物を利用した鋼の組織制御のための重要なデータとなるAl_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物に関する熱力学測定を行った。 まず、Al_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物の1873Kにおける相平衡を明らかにし、液相中へのAl_2O_3、TiO_xの最大溶解度はそれぞれ、28mass%、50mass%となり液相中でTi^<4+>/Ti^<...
❏Zn-Te系化合物半導体材料の蒸気圧-温度-組成相関図(12750647)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山口 勉功 岩手大学, 工学部, 助教授 (70220259)
【キーワード】ZnTe / Zn-Te2元系 / 熱力学 / 融点 / 融解熱 (他12件)
【概要】高温投下型熱量計を用いて,ZnTe化合物および0.75≦N_<Te>≦1.0のテルルのモル分率領域にわてる熱含量を700〜1600Kの温度範囲で測定した。得られたZnTe化合物の熱含量値に基づき,化合物の融点と融解熱が,それぞれ1565±6K,46.3kJ・mol^<-1>と決定された。本研究により導出された融点は従来の報告値と±10K以内で一致を示すが,融解熱は従来の値に...
【工学】土木工学:リーチング熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
【工学】土木工学:炭酸化熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
❏長期環境作用を受ける無機複合材料の物質平衡と微細構造変性に関する統合解析法の開発(13750440)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60312972)
【キーワード】塩化物イオン / 炭酸化 / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / 熱力学 (他8件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.前年度で得られた研究成果をさらに発展させ,任意の温度環境下における塩化物イオン平衡一般則の提案を行った.20℃室温下では,微細空隙水中に存在する自由塩化物と,細孔壁面に吸着あるいは化学的に取り込まれる固定塩化物の両者には線形関係が認められることが昨年度の研究成果より明らかになったが,ここではさらに温度範囲を40℃,60℃と広げた際の平衡特性を実験により解...
【工学】土木工学:収縮・クリープ熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
【工学】土木工学:細孔構造熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
【工学】土木工学:固定塩化物熱力学を含む研究件
❏長期環境作用を受ける無機複合材料の物質平衡と微細構造変性に関する統合解析法の開発(13750440)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60312972)
【キーワード】塩化物イオン / 炭酸化 / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / 熱力学 (他8件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.前年度で得られた研究成果をさらに発展させ,任意の温度環境下における塩化物イオン平衡一般則の提案を行った.20℃室温下では,微細空隙水中に存在する自由塩化物と,細孔壁面に吸着あるいは化学的に取り込まれる固定塩化物の両者には線形関係が認められることが昨年度の研究成果より明らかになったが,ここではさらに温度範囲を40℃,60℃と広げた際の平衡特性を実験により解...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
【工学】土木工学:塩化物イオン熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏長期環境作用を受ける無機複合材料の物質平衡と微細構造変性に関する統合解析法の開発(13750440)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60312972)
【キーワード】塩化物イオン / 炭酸化 / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / 熱力学 (他8件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.前年度で得られた研究成果をさらに発展させ,任意の温度環境下における塩化物イオン平衡一般則の提案を行った.20℃室温下では,微細空隙水中に存在する自由塩化物と,細孔壁面に吸着あるいは化学的に取り込まれる固定塩化物の両者には線形関係が認められることが昨年度の研究成果より明らかになったが,ここではさらに温度範囲を40℃,60℃と広げた際の平衡特性を実験により解...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
【工学】土木工学:吸着塩化物熱力学を含む研究件
❏長期環境作用を受ける無機複合材料の物質平衡と微細構造変性に関する統合解析法の開発(13750440)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60312972)
【キーワード】塩化物イオン / 炭酸化 / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / 熱力学 (他8件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.前年度で得られた研究成果をさらに発展させ,任意の温度環境下における塩化物イオン平衡一般則の提案を行った.20℃室温下では,微細空隙水中に存在する自由塩化物と,細孔壁面に吸着あるいは化学的に取り込まれる固定塩化物の両者には線形関係が認められることが昨年度の研究成果より明らかになったが,ここではさらに温度範囲を40℃,60℃と広げた際の平衡特性を実験により解...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
【工学】土木工学:水分等温線熱力学を含む研究件
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
❏長期環境作用を受ける無機複合材料の物質平衡と微細構造変性に関する統合解析法の開発(13750440)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60312972)
【キーワード】塩化物イオン / 炭酸化 / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / 熱力学 (他8件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.前年度で得られた研究成果をさらに発展させ,任意の温度環境下における塩化物イオン平衡一般則の提案を行った.20℃室温下では,微細空隙水中に存在する自由塩化物と,細孔壁面に吸着あるいは化学的に取り込まれる固定塩化物の両者には線形関係が認められることが昨年度の研究成果より明らかになったが,ここではさらに温度範囲を40℃,60℃と広げた際の平衡特性を実験により解...
【工学】構造・機能材料:窒化物熱力学を含む研究件
❏ナイトライドメタラジー:窒化物の熱力学と新合成法の開発(12450302)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / リチウム / マグネシウム / 熱力学 / 窒化物 (他9件)
【概要】高温における窒素ポテンシャルの測定・制御については、工学研究はおろか基礎研究すらも殆ど行われていない現状であるため、本研究では次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」を目的とし、窒素ポテンシャル測定・制御技術の開発をはじめとする基盤技術の確立、さらに、窒素ポテンシャル制御による窒化物の新合成プロセスの開発を目指した基礎研究の着実な推進を図ってきた。具体的には、リチウ...
❏ナイトライド・メタラジーの基盤研究〜GaNの新合成方法の開発〜(09450275)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / ガリウム / リチウム / 熱力学 / 新合成方法 (他8件)
【概要】機能材料窒化物を合成する手法として、窒素化合物ガスの種類や分圧を精密制御することにより、窒素の化学ポテンシャルならびに反応速度を制御する方法が試みられてはいるが、気/固反応を利用するためこの反応の制御は十分正確にできず、生産性も低い。このような背景から、申請者らは本研究課題を次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」と捉え、窒素ポテンシャル測定・制御技術を開発をはじめ...
【工学】構造・機能材料:チタン熱力学を含む研究件
❏チタン,アルミニウム脱酸による溶鋼中介在物の生成機構と物理化学的性質(13650800)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】森田 一樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00210170)
【キーワード】熱力学 / 鋼仲介在物 / 脱酸 / アルミニウム / チタン (他9件)
【概要】製鋼プロセスで発生する鋼中非金属介在物を利用した鋼の組織制御のための重要なデータとなるAl_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物に関する熱力学測定を行った。 まず、Al_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物の1873Kにおける相平衡を明らかにし、液相中へのAl_2O_3、TiO_xの最大溶解度はそれぞれ、28mass%、50mass%となり液相中でTi^<4+>/Ti^<...
❏導電体を介した反応(EMR)制御によるチタンの新しい製造プロセス(09750806)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岡部 徹 東北大学, 素材工学研究所, 助手 (00280884)
【キーワード】チタン / 反応制御 / 還元プロセス / レアメタル / 熱力学 (他9件)
【概要】チタンの還元反応における電子やイオンの動きの重要性を実験的に立証し、その反応メカニズムを解明することにより反応生成物の析出形態や部位の関連を明確にした。具体的には、チタンのマグネシウム還元反応メカニズムの解析に焦点を絞り、金属生産プロセス原理の微視的理解に必要な新しい手法の確立に主眼を置き、金属熱還元おけるEMR(Electronically Mediated Reaction)すなわち「導電体を...
【工学】構造・機能材料:相平衡熱力学を含む研究件
❏チタン,アルミニウム脱酸による溶鋼中介在物の生成機構と物理化学的性質(13650800)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】森田 一樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00210170)
【キーワード】熱力学 / 鋼仲介在物 / 脱酸 / アルミニウム / チタン (他9件)
【概要】製鋼プロセスで発生する鋼中非金属介在物を利用した鋼の組織制御のための重要なデータとなるAl_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物に関する熱力学測定を行った。 まず、Al_2O_3-SiO_2-TiO_x系酸化物の1873Kにおける相平衡を明らかにし、液相中へのAl_2O_3、TiO_xの最大溶解度はそれぞれ、28mass%、50mass%となり液相中でTi^<4+>/Ti^<...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
❏次世代超高温透光性耐火物-アルミニウムオキシナイトライドの物理化学とプロセッシング(11555191)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】福山 博之 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (40252259)
【キーワード】酸窒化アルミニウム / 窒化アルミニウム / 相安定図 / 標準生成ギブズエネルギー / 第三法則エンタルピー (他17件)
【概要】(1)酸窒化アルミニウム(alon)の標準生成ギブズエネルギーの決定を行った。ALN-Al_2O_3-C/N_2-COおよびalon-Al_2O_3-C/N_2-COを平衡させ、その気相の組成を四重極質量分析計およびガスクロマトグラフを用いて測定を行った。その結果より次式の反応の標準ギブズエネルギー変化を決定した。 Al_2O_3(s)+3C(s)+N_2(g)=2AlN(s)+3CO(g) [1...
【工学】総合工学:リチウム熱力学を含む研究件
❏ナイトライドメタラジー:窒化物の熱力学と新合成法の開発(12450302)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / リチウム / マグネシウム / 熱力学 / 窒化物 (他9件)
【概要】高温における窒素ポテンシャルの測定・制御については、工学研究はおろか基礎研究すらも殆ど行われていない現状であるため、本研究では次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」を目的とし、窒素ポテンシャル測定・制御技術の開発をはじめとする基盤技術の確立、さらに、窒素ポテンシャル制御による窒化物の新合成プロセスの開発を目指した基礎研究の着実な推進を図ってきた。具体的には、リチウ...
❏ナイトライド・メタラジーの基盤研究〜GaNの新合成方法の開発〜(09450275)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / ガリウム / リチウム / 熱力学 / 新合成方法 (他8件)
【概要】機能材料窒化物を合成する手法として、窒素化合物ガスの種類や分圧を精密制御することにより、窒素の化学ポテンシャルならびに反応速度を制御する方法が試みられてはいるが、気/固反応を利用するためこの反応の制御は十分正確にできず、生産性も低い。このような背景から、申請者らは本研究課題を次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」と捉え、窒素ポテンシャル測定・制御技術を開発をはじめ...
【工学】総合工学:腐食熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと非破壊検査技術の融合(14205065)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】マルチスケール解析 / 非破壊検査 / 腐食 / ひび割れ / 耐久性 (他8件)
【概要】本年度に得られた成果は以下のとおりである。 (1)鋼材腐食によって導入される構造ひび割れを,多方向非直交ひび割れモデルによって構造解析に取り込む数値解析法を開発し,マルチスケール統合解析システムDuCOMと結合,構造化した。鋼材表面に形成される腐食生成物を粘弾性体と仮定し,要素内の鋼材軸に直交する方向に内部応力が発生することで周辺コンクリートに亀裂が導入され,その後に導入されるせん断ひび割れとの相...
❏水硬性微細空隙を有する材料と構造のシステムダイナミクス(12450174)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】塩化物イオン / 固定塩化物 / 吸着塩化物 / テンションスティフネス / 物質移動 (他14件)
【概要】(1)超長期の耐久性に関連のある,イオン溶出・浸透とCSHゲル組織の変成に関する機構の数値解析システムを,DuCOMシステム(熱水分-塩化物-炭酸化-酸化反応に関する高次連成解析システム)に組み込んだ。 あわせて既往の原位置データおよび促進イオン溶出試験データの収集を行った。 (2)セメント硬化体を形成する微細空隙構造内の水分に関する熱力学平衡を再構築し,低水セメント配合特有の持続的な水和反応プロ...
【工学】総合工学:第一原理計算熱力学を含む研究件
❏第一原理計算の多重実行と統計力学に基づいた酸化物固溶体の構造と物性(23246111)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70183861)
【キーワード】第一原理計算 / セラミックス固溶体 / 平衡状態図 / 熱力学 / 統計力学
【概要】本研究では,高精度第一原理計算と統計力学計算を組み合わせて,酸化物の固溶体構造と物性を評価する新しい計算手法を開発し,具体的にプログラムとして実装,計算を実行した.計算結果の検証と,計算手法の改良を目的として,固溶体試料の合成および評価実験を並行して行い,計算にフィードバックさせた.さらに,開発した手法を様々な酸化物固溶体に適用した.例えばMgO-ZnO系やMgO-NiO系において基底状態構造や磁...
❏酸化物ノンストイキオメトリの第一原理熱力学(20246095)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】田中 功 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70183861)
【キーワード】酸化物 / ノンストイキオメトリ / 第一原理計算 / 熱力学 / 統計力学
【概要】酸化物の多彩な機能と密接に関係する非化学量論性(ノンストイキオメトリ)について,構造と自由エネルギー,機能の一般的な相関性を解明することを究極の目的とし,高精度の第一原理計算と統計力学手法を組み合わせた新しい第一原理熱力学手法を開発した.また,この手法を用いて2元系金属酸化物やペロブスカイトなどの複合酸化物に応用した結果,新しい規則相の存在やノンストイキオメトリの起源となる新たな欠陥種を提案した...
❏第一原理熱力学に基づいたセラミックス計算状態図とその実証(18206067)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学研究科, 教授 (70183861)
【キーワード】セラミックス / 計算状態図 / 第一原理計算 / 熱力学 / 相転移 (他9件)
【概要】酸化物のモデル系としてMgOおよびZnO基の2元系などを対象に,有限温度での相転移挙動,溶質元素の固溶限の導出,中間相生成の検討という3つの課題を設定し,系統的な第一原理熱力学計算を行うとともに,これを実験により検証した.また圧力依存性についても,計算と実験の両面から検討した.検証実験としては,MgOおよびZnO基の2元系などの様々な酸化物モデル系を対象に,通常の常圧下での高温熱平衡実験,高温高圧...
【工学】総合工学:比熱熱力学を含む研究件
❏70Tパルス強磁場下における比熱測定装置の開発(25800187)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小濱 芳允 東京大学, 物性研究所, 助教 (90447524)
【キーワード】パルス磁場 / 比熱 / 熱力学 / 磁性 / 強磁場 (他8件)
【概要】本研究の目標であった、"パルス強磁場下における比熱測定装置の開発"に成功した。これまで36 msという短いパルス磁場下での比熱測定の報告は全く無かったが、本研究により、短パルス強磁場下という環境下での比熱測定が世界で初めて成功した。開発した測定手法は他の研究にも応用でき、磁気熱量効果という類似の熱測定手法もパルス磁場下で確立された。 この研究では、上のような測定技術の開発だけにはと...
❏第一原理熱力学に基づいたセラミックス計算状態図とその実証(18206067)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】田中 功 京都大学, 工学研究科, 教授 (70183861)
【キーワード】セラミックス / 計算状態図 / 第一原理計算 / 熱力学 / 相転移 (他9件)
【概要】酸化物のモデル系としてMgOおよびZnO基の2元系などを対象に,有限温度での相転移挙動,溶質元素の固溶限の導出,中間相生成の検討という3つの課題を設定し,系統的な第一原理熱力学計算を行うとともに,これを実験により検証した.また圧力依存性についても,計算と実験の両面から検討した.検証実験としては,MgOおよびZnO基の2元系などの様々な酸化物モデル系を対象に,通常の常圧下での高温熱平衡実験,高温高圧...
【工学】総合工学:耐久性熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケールモデルによる無機材料とRC構造工学のシステムインテグレーション(15686019)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】水分等温線 / 炭酸化 / 塩分固定化 / 空隙構造 / 収縮・クリープ (他12件)
【概要】本年度得られた成果は以下に列挙される. 1.本研究で提案する劣化予測手法を実構造物に適用するため、既存の炭酸化反応モデルの高度化を図った。具体的には、炭酸化前後の空隙構造変化を反応理論に基づき定式化し、さらに気体移動・イオン平衡・反応速度に関する数理モデルを温度変動条件で適応可能とした。本手法を用いて実験室環境における促進試験と、実環境下での炭酸化進行の関連(時間上の縮尺)を得ることができた。 2...
❏マルチスケール統合解析システムと非破壊検査技術の融合(14205065)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】マルチスケール解析 / 非破壊検査 / 腐食 / ひび割れ / 耐久性 (他8件)
【概要】本年度に得られた成果は以下のとおりである。 (1)鋼材腐食によって導入される構造ひび割れを,多方向非直交ひび割れモデルによって構造解析に取り込む数値解析法を開発し,マルチスケール統合解析システムDuCOMと結合,構造化した。鋼材表面に形成される腐食生成物を粘弾性体と仮定し,要素内の鋼材軸に直交する方向に内部応力が発生することで周辺コンクリートに亀裂が導入され,その後に導入されるせん断ひび割れとの相...
【工学】総合工学:カリウム熱力学を含む研究件
❏ナイトライドメタラジー:窒化物の熱力学と新合成法の開発(12450302)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / リチウム / マグネシウム / 熱力学 / 窒化物 (他9件)
【概要】高温における窒素ポテンシャルの測定・制御については、工学研究はおろか基礎研究すらも殆ど行われていない現状であるため、本研究では次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」を目的とし、窒素ポテンシャル測定・制御技術の開発をはじめとする基盤技術の確立、さらに、窒素ポテンシャル制御による窒化物の新合成プロセスの開発を目指した基礎研究の着実な推進を図ってきた。具体的には、リチウ...
❏ナイトライド・メタラジーの基盤研究〜GaNの新合成方法の開発〜(09450275)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / ガリウム / リチウム / 熱力学 / 新合成方法 (他8件)
【概要】機能材料窒化物を合成する手法として、窒素化合物ガスの種類や分圧を精密制御することにより、窒素の化学ポテンシャルならびに反応速度を制御する方法が試みられてはいるが、気/固反応を利用するためこの反応の制御は十分正確にできず、生産性も低い。このような背景から、申請者らは本研究課題を次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」と捉え、窒素ポテンシャル測定・制御技術を開発をはじめ...
【工学】総合工学:ひび割れ熱力学を含む研究件
❏マルチスケール統合解析システムと空間/観測情報の融合による環境条件の構造化(17686036)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】石田 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60312972)
【キーワード】炭酸化 / 収縮・クリープ / 耐久性 / 細孔構造 / リーチング (他8件)
【概要】1.種々に変動する実環境を模擬して,乾燥湿潤のパターンを変化させた条件のもとで,塩化物イオン浸透現象について実験・解析の両面から詳細な検討を行った.また環境条件を構造化するにあたり,塩化物イオン浸透に対して最も影響の大きい水分境界条件の相違に対して検討した.具体的には,水蒸気の移動が卓越する吸湿環境,サクションによる液状水の移動が卓越する浸漬環境を,様々な乾湿サイクルで実験的に模擬し,解析モデルと...
❏マルチスケール統合解析システムと非破壊検査技術の融合(14205065)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】マルチスケール解析 / 非破壊検査 / 腐食 / ひび割れ / 耐久性 (他8件)
【概要】本年度に得られた成果は以下のとおりである。 (1)鋼材腐食によって導入される構造ひび割れを,多方向非直交ひび割れモデルによって構造解析に取り込む数値解析法を開発し,マルチスケール統合解析システムDuCOMと結合,構造化した。鋼材表面に形成される腐食生成物を粘弾性体と仮定し,要素内の鋼材軸に直交する方向に内部応力が発生することで周辺コンクリートに亀裂が導入され,その後に導入されるせん断ひび割れとの相...
【工学】総合工学:マグネシウム熱力学を含む研究件
❏磁石合金スクラップからの希土類金属の高効率回収(13750682)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】岡部 徹 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00280884)
【キーワード】希土類磁石 / スクラップ / マグネシウム / 熱力学 / リサイクルプロセス (他8件)
【概要】本研究では、約30mass%のネオジムを含む磁石スクラップから直接純粋なネオジム金属を抽出分離する新しいプロセスの開発を目指した研究を行った。具体的には、金属マグネシウムなどの液体金属をネオジムの抽出剤として利用し、スクラップから直接ネオジムを抽出し、得られたNd-Mg液体合金から純粋なネオジムを再分離する手法の有効性を検討し新プロセスとしての可能性を追求した。800〜1000℃の液体の金属マグネ...
❏オキシハライドの生成を利用した希土類金属リサイクルの新プロセス(12555206)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】希土類金属 / リサイクル / Nd-Fe-B磁石合金スクラップ / 溶融金属 / 抽出・分離 (他13件)
【概要】本研究の目的は、新しいタイプの希土類金属リサイクル・プロセスの開発に資す基礎データを得る手法を探索することである。本研究では、抽出媒体金属として溶融銀及び溶融マグネシウムを用いて、Nd-Fe-B磁石合金スクラップからネオジム(Nd)を直接抽出・分離する方法を試みた。なお、研究課題名に記されている方法と本実験のスタイルは異なっているが、研究の本質は変化していない。 抽出媒体として溶融銀を用いた、Nd...
❏ナイトライドメタラジー:窒化物の熱力学と新合成法の開発(12450302)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (00006058)
【キーワード】ナイトライド / リチウム / マグネシウム / 熱力学 / 窒化物 (他9件)
【概要】高温における窒素ポテンシャルの測定・制御については、工学研究はおろか基礎研究すらも殆ど行われていない現状であるため、本研究では次世代に向けた先導的研究としての「ナイトライド・メタラジーの新しい展開」を目的とし、窒素ポテンシャル測定・制御技術の開発をはじめとする基盤技術の確立、さらに、窒素ポテンシャル制御による窒化物の新合成プロセスの開発を目指した基礎研究の着実な推進を図ってきた。具体的には、リチウ...
【医歯薬学】薬学:リガンド熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏相互作用活性化エネルギーに基づく蛋白質制御剤の創出(15K17882)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 薬剤 / 熱力学 / 速度論 / 活性化エネルギー (他8件)
【概要】細胞増殖シグナルに関わるがん標的分子ERK2と、その既知薬剤であるFR、CAY、SCHを選択し、速度論パラメータにおける温度依存性を解析した。FRとの相互作用においては、その変異体解析の結果、遷移状態では結合サイト周辺で脱水和、及び分子内相互作用の切断による構造の緩みが起きていることが示唆された。さらにCAYとSCHの解析から、遷移状態における活性化エンタルピーはより不利に、一方活性化エントロピー...
【医歯薬学】薬学:タンパク質-タンパク質相互作用熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
【医歯薬学】薬学:核酸熱力学を含む研究件
❏次世代型CRISPRシステムの構築によるヒト遺伝子機能解明のための基盤技術開発(15H04319)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】程 久美子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50213327)
【キーワード】CRISPR / dCas9 / base-pairing / thermodynamics / melting temperature (他10件)
【概要】本研究は、CRISPR法の改良による次世代型ヒト遺伝子機能解明のための基盤技術の開発を目的とした研究である。CRISPRシステムとは、原核生物の免疫防御システムを利用した新しいゲノム編集法であり、あらゆる生物種に応用可能な画期的技術として注目されている。CRISPR法では、標的部位を塩基配列で識別するガイドRNAがCas9たんぱく質と複合体を形成し、ガイドRNAが対合したゲノム領域をCas9が切断...
❏天然変性タンパク質の相互作用解析による新規分子認識モデルの創成(24750166)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30550248)
【キーワード】天然変性型蛋白質 / 熱力学 / 相互作用 / 核酸 / 天然変性蛋白質 (他7件)
【概要】本研究では、IDPと核酸間の相互作用のメカニズムの解明を目指し、ヒト由来のY-box binding protein 1 (YB-1) をモデル蛋白質として取り上げた。本研究における熱量解析の結果より、YB-1はC-term1をDNA結合部位として機能させていることが示された。一方、YB-1のCSD領域はRNAと特異的な相互作用をする部位であることが分った。これらの結論は、YB-1を欠損体から評価...
【医歯薬学】薬学:タンパク質熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
❏相互作用活性化エネルギーに基づく蛋白質制御剤の創出(15K17882)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 薬剤 / 熱力学 / 速度論 / 活性化エネルギー (他8件)
【概要】細胞増殖シグナルに関わるがん標的分子ERK2と、その既知薬剤であるFR、CAY、SCHを選択し、速度論パラメータにおける温度依存性を解析した。FRとの相互作用においては、その変異体解析の結果、遷移状態では結合サイト周辺で脱水和、及び分子内相互作用の切断による構造の緩みが起きていることが示唆された。さらにCAYとSCHの解析から、遷移状態における活性化エンタルピーはより不利に、一方活性化エントロピー...
【医歯薬学】薬学:阻害剤熱力学を含む研究件
❏物理化学的理解に基づく蛋白質間相互作用プロセス制御剤の探索と設計(16H02420)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90271866)
【キーワード】蛋白質-蛋白質相互作用 / 抗体 / 低分子 / 阻害剤 / 熱力学 (他12件)
【概要】本研究では、癌疾患に関連するPPI、細菌感染に関連するPPIなど、創薬へとつながる有力なモデルPPIを選択し、熱力学、速度論、そして計算科学を駆使して、これらPPIの精密な相互作用解析と、抗体や低分子化合物によるPPIに対する阻害機構解明を行った。1つの標的蛋白質に対して、PPIのプロセスに関連する中間体構造を制御する制御剤を得ることに成功した。さらに、これら抗体と低分子それぞれに関する阻害メカニ...
❏相互作用活性化エネルギーに基づく蛋白質制御剤の創出(15K17882)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 薬剤 / 熱力学 / 速度論 / 活性化エネルギー (他8件)
【概要】細胞増殖シグナルに関わるがん標的分子ERK2と、その既知薬剤であるFR、CAY、SCHを選択し、速度論パラメータにおける温度依存性を解析した。FRとの相互作用においては、その変異体解析の結果、遷移状態では結合サイト周辺で脱水和、及び分子内相互作用の切断による構造の緩みが起きていることが示唆された。さらにCAYとSCHの解析から、遷移状態における活性化エンタルピーはより不利に、一方活性化エントロピー...
❏非経験的分子軌道法による気相ダイオキシン類の熱力学的研究及びその反応ダイナミクス(11555195)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】不破 章雄 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60139508)
【キーワード】ダイオキシン類 / 熱力学的パラメータ / 量子化学計算 / dioxins / ab initio MO (他17件)
【概要】本課題では、熱力学平衡計算及び分子軌道法計算という計算化学的手法を用いて、気相ダイオキシン類の熱力学的研究とその反応ダイナミクスを解析した。具体的な解明項目は以下の通りである。 1 半経験的分子軌道法PM3ハミルトニアンを用いたダイオキシン類の熱力学パラメータの算定 2 C-H-O系におけるジベンゾダイオキシン、ジベンゾフラン及びビフェニルの気相平衡計算 3 ダイオキシン類の生成・分解挙動に対する...
【医歯薬学】看護学:相互作用熱力学を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
❏天然変性タンパク質の相互作用解析による新規分子認識モデルの創成(24750166)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30550248)
【キーワード】天然変性型蛋白質 / 熱力学 / 相互作用 / 核酸 / 天然変性蛋白質 (他7件)
【概要】本研究では、IDPと核酸間の相互作用のメカニズムの解明を目指し、ヒト由来のY-box binding protein 1 (YB-1) をモデル蛋白質として取り上げた。本研究における熱量解析の結果より、YB-1はC-term1をDNA結合部位として機能させていることが示された。一方、YB-1のCSD領域はRNAと特異的な相互作用をする部位であることが分った。これらの結論は、YB-1を欠損体から評価...