【研究分野】応用経済学

【研究領域課題番号】24243035 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

労働市場の二極化 / 二重労働市場 / 非正規雇用 / 雇用二極化 / 労働市場の二重構造 / 労働市場の経済実験 / 賃金関数 / 世代効果 / 雇用調整 / 労働力フロー / 経済実験 / 国際研究者交流 / 孤立無業（SNEP） / 入札制度の理論と実験 / フランス：イギリス：アメリカ / 国際情報交換 / 労働経済学 / ミクロデータ分析 / 実験経済学

【研究成果の概要】

さまざまなミクロデータに基づく実証分析により、2000年代以降の非正規雇用の増加は、就業形態の固定化を伴って、新たな労働市場の二重構造を形成したことを示した。そこでは、年功賃金と賃金プレミアムを特徴とする正規労働市場で割当が発生し、賃金上昇機会の限られた非正規労働市場からの移動を制約している。この構造が企業の雇用調整を変質させたことが、経済ショックに対して非正規雇用の再配分が促進される状況を生み出したと考えられる。

【研究種目】基盤研究(A)

【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31

【配分額】43,940千円 (直接経費: 33,800千円、間接経費: 10,140千円)

【研究分野】理論経済学

【研究領域課題番号】20330036 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

ミクロ経済学 / 市場制度 / 経済実験 / 環境 / 貨幣経済 / 資源配分 / 国際貿易 / 中国 / 外部性 / 価格調整 / 情報交換 / 民族多様性 / 国際情報交換 / 米国

【研究成果の概要】

効率的で公平な資源配分を達成するメカニズムの性能と実行可能性をめぐり,いくつかの異なる経済モデルを研究した.複数の均衡がある純粋交換経済モデルは,理論上不公平な均衡が達成されるが本研究の実験のデータは公平な均衡への収束を示した.一方,貨幣経済モデルでは,実験のデータは殆ど理論通りであった.寡占モデルでは,実験のデータは非協力均衡ではなく協力解の結果に近かった.中国の環境問題の実証研究では,アンケート調査の結果,市場競争が厳しいほど企業の環境保全意識が高まる傾向が観察された.

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2008 - 2011

【配分額】21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)