希ガスを用いた海水の流動に関する調査研究
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
希ガス / 同位体希釈 / 海水流動 / 海洋環境 / 同位体 / 分析技術 / 海洋化学 / 地球化学
【研究成果の概要】
東京大学海洋研究所に設置されている海水中溶存希ガス濃度分析システムを用いて、海水試料の希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン)の精密濃度測定を行なった。フィリピン海の水深4000mまでの海水を分析したところ、中層では北ほど表層水との混合が速いことや、表層水と中層水との混合を示していると考えられる過飽和が見られた。またこれまでほとんど報告されていない深層水の希ガス濃度を分析しその傾向を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】3,510千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 210千円)