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研究分野別サイレントキーワード
「サンゴ礁」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】地理学:海面上昇サンゴ礁を含む研究件
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
❏環礁立国におけるサンゴ礁の防災機能と礁-洲島系の構造維持に関する研究(18251003)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 環礁 / 海面上昇 / 地盤崩壊 / 津波 (他10件)
【概要】本研究課題では,インド洋モルディブ共和国で津波に対する環礁洲島の応答,環礁洲島の地盤,洲島地形についての現地調査を行い,太平洋の環礁立国(マーシャル諸島共和国・キリバス・ツバル)での地形調査とあわせて,環礁立国の持続的発展へ向けての見通しを得た。津波に対する環礁や洲島の構造的な強さと,洲島上のインフラストラクチャーの脆さが明らかになった。また,世界で初めて環礁洲島で発生した地盤崩壊より,続成作用に...
【複合領域】地理学:地形サンゴ礁を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】地理学:ボーリングコアサンゴ礁を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】地理学:マルチビーム測深サンゴ礁を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【複合領域】文化財科学・博物館学:琉球列島サンゴ礁を含む研究件
❏サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環(08408004)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 川平サンゴ礁 / 石垣島 / 琉球列島 (他9件)
【概要】サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環について、主として琉球列島石垣島、喜界島などで調査を行い、以下のような研究成果を得た。 琉球列島石垣島において、サンゴ礁の地形構造、生物分布、海水流動などを観測し、礁原の掘削調査を行い、現在と完新世中期以降におけるサンゴ礁の堆積過程を明かにした。その結果、台風時における海水流動と運搬堆積過程が密接に関係していること、約2000年前の海面低下により礁嶺が干出す...
❏サンゴ礁生態系における物質循環と環境変動(05404077)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究所, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 環境変動 / 石垣島 / 琉球列島 (他6件)
【概要】本研究では、サンゴ礁生態系における高い生産力と多様な生物群集の存在を維持している機構を明らかにするために、サンゴ礁地形の形成環境因子と形成過程、サンゴ礁生態系における物質循環を調べ、サンゴ礁生態系の維持機構と環境変動との関係について検討することを目的とした。具体的には、琉球列島石垣島北海岸(川平)の現成サンゴ礁について、サンゴ礁生態系における生息場(ハビタート)としてのサンゴ礁地形の形成過程と共に...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地質サンゴ礁を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
❏環礁立国におけるサンゴ礁の防災機能と礁-洲島系の構造維持に関する研究(18251003)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 環礁 / 海面上昇 / 地盤崩壊 / 津波 (他10件)
【概要】本研究課題では,インド洋モルディブ共和国で津波に対する環礁洲島の応答,環礁洲島の地盤,洲島地形についての現地調査を行い,太平洋の環礁立国(マーシャル諸島共和国・キリバス・ツバル)での地形調査とあわせて,環礁立国の持続的発展へ向けての見通しを得た。津波に対する環礁や洲島の構造的な強さと,洲島上のインフラストラクチャーの脆さが明らかになった。また,世界で初めて環礁洲島で発生した地盤崩壊より,続成作用に...
【複合領域】一般理論:完新世サンゴ礁を含む研究件
❏完新世の地球環境変動に対するサンゴ礁堆積物生産量変動モデルの確立(16H02940)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤田 和彦 琉球大学, 理学部, 教授 (00343377)
【キーワード】サンゴ礁 / 完新世 / 堆積物 / 有孔虫 / 放射性炭素年代 (他10件)
【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために,久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると,現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂(星砂)は約1500~2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され,潮流や波浪により徐々...
❏サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環(08408004)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 川平サンゴ礁 / 石垣島 / 琉球列島 (他9件)
【概要】サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環について、主として琉球列島石垣島、喜界島などで調査を行い、以下のような研究成果を得た。 琉球列島石垣島において、サンゴ礁の地形構造、生物分布、海水流動などを観測し、礁原の掘削調査を行い、現在と完新世中期以降におけるサンゴ礁の堆積過程を明かにした。その結果、台風時における海水流動と運搬堆積過程が密接に関係していること、約2000年前の海面低下により礁嶺が干出す...
【環境学】環境解析学:海洋酸性化サンゴ礁を含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏CO2湧出口における造礁サンゴからソフトコーラルへの群集シフト(16H01766)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60192548)
【キーワード】海洋酸性化 / サンゴ礁 / ソフトコーラル / 造礁サンゴ / 地球温暖化
【概要】硫黄鳥島のCO2湧出口のあるサンゴ礁原において、3種類のソフトコーラルを確認した.2016年,2017年に大規模に白化して被度が大幅に減少した.その後回復しCO2湧出口近くのでは主にSarcophytonが,湧出口から離れた地点では造礁サンゴが主に回復していった.一方,湧出口直上では,特定の種の造礁サンゴが加入しており,これらのサンゴは高CO2耐性を獲得したものである可能性がある.近年発見された八...
【環境学】環境解析学:大気降下物サンゴ礁を含む研究件
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【環境学】環境創成学:安定同位体比サンゴ礁を含む研究件
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【環境学】環境保全学:炭素循環サンゴ礁を含む研究件
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【環境学】環境保全学:石垣島サンゴ礁を含む研究件
❏サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環(08408004)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 川平サンゴ礁 / 石垣島 / 琉球列島 (他9件)
【概要】サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環について、主として琉球列島石垣島、喜界島などで調査を行い、以下のような研究成果を得た。 琉球列島石垣島において、サンゴ礁の地形構造、生物分布、海水流動などを観測し、礁原の掘削調査を行い、現在と完新世中期以降におけるサンゴ礁の堆積過程を明かにした。その結果、台風時における海水流動と運搬堆積過程が密接に関係していること、約2000年前の海面低下により礁嶺が干出す...
❏サンゴ礁生態系における物質循環と環境変動(05404077)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究所, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 環境変動 / 石垣島 / 琉球列島 (他6件)
【概要】本研究では、サンゴ礁生態系における高い生産力と多様な生物群集の存在を維持している機構を明らかにするために、サンゴ礁地形の形成環境因子と形成過程、サンゴ礁生態系における物質循環を調べ、サンゴ礁生態系の維持機構と環境変動との関係について検討することを目的とした。具体的には、琉球列島石垣島北海岸(川平)の現成サンゴ礁について、サンゴ礁生態系における生息場(ハビタート)としてのサンゴ礁地形の形成過程と共に...
【環境学】環境保全学:環境変動サンゴ礁を含む研究件
❏グローバルな環境変動の中の人間-サンゴ礁関係:メラネシアにおける文化人類学的研究(19K13468)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】里見 龍樹 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30802459)
【キーワード】自然 / メラネシア / サンゴ礁 / ソロモン諸島マライタ島 / 気候変動 (他6件)
【概要】本研究は、南西太平洋のソロモン諸島マライタ島のサンゴ礁で独自の海上居住を営む「海の民」の事例に即して、「人新世」とも呼ばれる環境変動の時代における人間-環境関係を人類学的にとらえ直そうとするものである。本来の計画では、国内での理論的な研究とソロモン諸島での民族誌的フィールドワークを組み合わせ、「自然の人類学」の現代的なあり方を探究する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行により研究計画は大...
❏完新世の地球環境変動に対するサンゴ礁堆積物生産量変動モデルの確立(16H02940)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤田 和彦 琉球大学, 理学部, 教授 (00343377)
【キーワード】サンゴ礁 / 完新世 / 堆積物 / 有孔虫 / 放射性炭素年代 (他10件)
【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために,久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると,現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂(星砂)は約1500~2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され,潮流や波浪により徐々...
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
【数物系科学】地球惑星科学:造礁サンゴサンゴ礁を含む研究件
❏CO2湧出口における造礁サンゴからソフトコーラルへの群集シフト(16H01766)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60192548)
【キーワード】海洋酸性化 / サンゴ礁 / ソフトコーラル / 造礁サンゴ / 地球温暖化
【概要】硫黄鳥島のCO2湧出口のあるサンゴ礁原において、3種類のソフトコーラルを確認した.2016年,2017年に大規模に白化して被度が大幅に減少した.その後回復しCO2湧出口近くのでは主にSarcophytonが,湧出口から離れた地点では造礁サンゴが主に回復していった.一方,湧出口直上では,特定の種の造礁サンゴが加入しており,これらのサンゴは高CO2耐性を獲得したものである可能性がある.近年発見された八...
❏同時一斉産卵の同調性および受精効率を考慮した新しいサンゴ加入モデルの構築(15H04538)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 豪 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 西海区水産研究所, 主任研究員 (30533319)
【キーワード】大規模撹乱 / 幼生供給 / 産卵予測 / サンゴ礁 / 幼生加入 (他13件)
【概要】サンゴ群集の維持・回復には、毎年の幼生加入が重要である。これまで、複数の定点で幼生加入量を長期的にモニタリングしたところ、10~100倍の年変動があることが分かった。本研究では、この年変動の要因として、一斉産卵の同調性に注目し、年によって同調性にずれが生じ、ずれが大きい場合に加入量が減少するという仮説を検証した。その結果、2016年に起きた大規模白化以降、同調性に関わらず加入量が激減するという傾向...
❏タヒチ島のサンゴ礁掘削試料に基づく南太平洋の過去2万年間の海洋環境復元(18340163)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】井龍 康文 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (00250671)
【キーワード】海水準変動 / 後氷期 / 造礁サンゴ / 無節サンゴモ / サンゴ礁 (他7件)
【概要】統合国際深海掘削計画第310次航海で採取されたタヒチ島のサンゴ礁堆積物を検討し, 後氷期の古海洋環境と,急速な海水準上昇に対するサンゴおよびサンゴ礁の応答を明らかにした. また, 最終間氷期直前の海水準上昇(Termination II)に関する新知見が得られた. ...
【数物系科学】地球惑星科学:海水準変動サンゴ礁を含む研究件
❏タヒチ島のサンゴ礁掘削試料に基づく南太平洋の過去2万年間の海洋環境復元(18340163)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】井龍 康文 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (00250671)
【キーワード】海水準変動 / 後氷期 / 造礁サンゴ / 無節サンゴモ / サンゴ礁 (他7件)
【概要】統合国際深海掘削計画第310次航海で採取されたタヒチ島のサンゴ礁堆積物を検討し, 後氷期の古海洋環境と,急速な海水準上昇に対するサンゴおよびサンゴ礁の応答を明らかにした. また, 最終間氷期直前の海水準上昇(Termination II)に関する新知見が得られた. ...
❏地球史における炭酸塩の堆積・溶解過程と環境変動(05303001)
【研究テーマ】地質学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】松本 良 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40011762)
【キーワード】炭酸塩岩 / 同位体組成 / 海水準変動 / 化学風化 / サンゴ礁 (他13件)
【概要】1.研究活動 数多くの研究会、セミナーを開催し、活発な議論と研究成果の交換がおこなわれた。研究会での講演は総研の報告書、あるいは、講演要旨集として印刷公表された。文献情報の収集にも力をいれ、これまでに、炭酸塩関係の内外の文献を約18000件収集した。 2.研究成果 特筆すべき成果は、以下のようなものである。 ・イラン北部の上部先カンブリア系〜下部カンブリア系において、炭酸塩の炭素同位体組成が始め著...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動サンゴ礁を含む研究件
❏Reconstruction of late Quaternary sea-level and reef growth history in the Ryukyu Islands(21H01169)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】HUMBLET Marc 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (40623616)
【キーワード】Coral reef / Sea level change / Climate change / Quaternary / Okinawa (他6件)
【概要】
❏グローバルな環境変動の中の人間-サンゴ礁関係:メラネシアにおける文化人類学的研究(19K13468)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】里見 龍樹 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30802459)
【キーワード】自然 / メラネシア / サンゴ礁 / ソロモン諸島マライタ島 / 気候変動 (他6件)
【概要】本研究は、南西太平洋のソロモン諸島マライタ島のサンゴ礁で独自の海上居住を営む「海の民」の事例に即して、「人新世」とも呼ばれる環境変動の時代における人間-環境関係を人類学的にとらえ直そうとするものである。本来の計画では、国内での理論的な研究とソロモン諸島での民族誌的フィールドワークを組み合わせ、「自然の人類学」の現代的なあり方を探究する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行により研究計画は大...
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
【数物系科学】地球惑星科学:堆積物サンゴ礁を含む研究件
❏完新世の地球環境変動に対するサンゴ礁堆積物生産量変動モデルの確立(16H02940)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤田 和彦 琉球大学, 理学部, 教授 (00343377)
【キーワード】サンゴ礁 / 完新世 / 堆積物 / 有孔虫 / 放射性炭素年代 (他10件)
【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために,久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると,現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂(星砂)は約1500~2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され,潮流や波浪により徐々...
❏沿岸海洋生態系における窒素循環研究のための分子トレーサー法の開発と検討(13780413)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助手 (20311631)
【キーワード】窒素循環 / 海洋 / 炭酸塩堆積物 / 同位体トレーサー / 代謝解析 (他15件)
【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...
【数物系科学】地球惑星科学:有孔虫サンゴ礁を含む研究件
❏完新世の地球環境変動に対するサンゴ礁堆積物生産量変動モデルの確立(16H02940)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤田 和彦 琉球大学, 理学部, 教授 (00343377)
【キーワード】サンゴ礁 / 完新世 / 堆積物 / 有孔虫 / 放射性炭素年代 (他10件)
【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために,久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると,現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂(星砂)は約1500~2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され,潮流や波浪により徐々...
❏サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環(08408004)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】米倉 伸之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30011563)
【キーワード】サンゴ礁 / 物質循環 / 川平サンゴ礁 / 石垣島 / 琉球列島 (他9件)
【概要】サンゴ礁生態系における地形形成と物質循環について、主として琉球列島石垣島、喜界島などで調査を行い、以下のような研究成果を得た。 琉球列島石垣島において、サンゴ礁の地形構造、生物分布、海水流動などを観測し、礁原の掘削調査を行い、現在と完新世中期以降におけるサンゴ礁の堆積過程を明かにした。その結果、台風時における海水流動と運搬堆積過程が密接に関係していること、約2000年前の海面低下により礁嶺が干出す...
【生物学】基礎生物学:パラオサンゴ礁を含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【生物学】人類学:進化サンゴ礁を含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏複合的アプローチによる東南アジア熱帯島嶼の生物多様性の起源の解明(18253007)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (20124183)
【キーワード】東南アジア熱帯島嶼 / 軟体動物 / フィリピン / インドネシア / 新生代 (他15件)
【概要】フィリピンとインドネシアの新生代及び現生の海生無脊椎動物群を様々な研究手法で検討し、地球上で最も高い東南アジア熱帯島嶼の種多様性の成立過程を検討した.本研究により、多くの新たな新生代化石群を見いだされ、微化石解析から年代が明らかとなり、インドネシア海路を挟む東西の地域が過去には独立の生物地理区であったこと、鮮新世の温暖期には恒常的にエルニーニョ現象が存在したことなど、多くの新知見が得られた. ...
【生物学】人類学:多様性サンゴ礁を含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏複合的アプローチによる東南アジア熱帯島嶼の生物多様性の起源の解明(18253007)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】加瀬 友喜 国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (20124183)
【キーワード】東南アジア熱帯島嶼 / 軟体動物 / フィリピン / インドネシア / 新生代 (他15件)
【概要】フィリピンとインドネシアの新生代及び現生の海生無脊椎動物群を様々な研究手法で検討し、地球上で最も高い東南アジア熱帯島嶼の種多様性の成立過程を検討した.本研究により、多くの新たな新生代化石群を見いだされ、微化石解析から年代が明らかとなり、インドネシア海路を挟む東西の地域が過去には独立の生物地理区であったこと、鮮新世の温暖期には恒常的にエルニーニョ現象が存在したことなど、多くの新知見が得られた. ...
【工学】土木工学:生態系動態モデルサンゴ礁を含む研究件
❏サンゴ礁を対象とした生態系動態モデル体系の革新とレジリエンス強化策への貢献(15H02268)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】灘岡 和夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (70164481)
【キーワード】生態系動態モデル / サンゴ礁 / トップダウン効果 / 群集構造マッピング / レジリエンス強化策
【概要】機械学習アルゴリズム等に基づくサンゴ礁海域水深・海底被覆高精度RSマッピング技術を開発した。サンゴポリプモデルをコアとしたリーフスケール・ボトムアップ型モデルを完成させるとともに、オニヒトデによるトップダウン効果を取り込んだモデル、およびサンゴ白化モデルを開発した。また、各種基底資源から上位捕食者に至る食物網中のいくつかの重要なステップについて、その定量的な実証を目指し、新しい実験技術の開発や分析...
❏コーラル・トライアングル超多島域におけるブルーカーボン動態と地球環境影響予測(25257305)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】灘岡 和夫 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (70164481)
【キーワード】ブルーカーボン動態 / コーラル・トライアングル / 地球環境影響予測 / 沿岸生態系劣化 / 炭酸系計測 (他8件)
【概要】沿岸生態系の衰退に伴ってそこに蓄えているブルーカーボンが急速に失われつつあるcoral triangle域のインドネシアとフィリピンを対象として国際共同研究を実施した。その結果、マングローブ林や海草藻場等からなるブルーカーボン生態系での炭酸系およびそれに関連する生態系・物質循環構造等の特徴を明らかにすることが出来た。さらに、海域-陸域-大気システム統合型炭酸系動態シミュレーションモデル等の開発やリ...
【工学】総合工学:海洋探査サンゴ礁を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
【工学】総合工学:防災サンゴ礁を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏沿岸防災基盤としてのサンゴ礁地形とその構造に関する研究(22240084)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】菅 浩伸 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20294390)
【キーワード】サンゴ礁 / 地形 / マルチビーム測深 / 浅海域マッピング / ボーリングコア (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ礁がもつ防波構造について,地形学と堆積学の両面から詳細かつ具体的な知見を得た。まず,マルチビーム測深機を導入してサンゴ礁外洋側斜面に発達する縁脚縁溝系等の海底地形を高精度で可視化した。琉球列島でこれらの海底地形を高精度で可視化するのは初めてである。さらに,琉球列島やモルディブなどで掘削したボーリングコア等を分析し,サンゴ礁堆積物の中で堅固な礁構造をつくるマリンセメントの分布が礁縁...
【工学】総合工学:可視化サンゴ礁を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
【農学】農芸化学:自然サンゴ礁を含む研究件
❏グローバルな環境変動の中の人間-サンゴ礁関係:メラネシアにおける文化人類学的研究(19K13468)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】里見 龍樹 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30802459)
【キーワード】自然 / メラネシア / サンゴ礁 / ソロモン諸島マライタ島 / 気候変動 (他6件)
【概要】本研究は、南西太平洋のソロモン諸島マライタ島のサンゴ礁で独自の海上居住を営む「海の民」の事例に即して、「人新世」とも呼ばれる環境変動の時代における人間-環境関係を人類学的にとらえ直そうとするものである。本来の計画では、国内での理論的な研究とソロモン諸島での民族誌的フィールドワークを組み合わせ、「自然の人類学」の現代的なあり方を探究する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行により研究計画は大...
❏歴史生態学から見るメラネシアの人間-サンゴ礁関係:ソロモン諸島の海上居住民の事例(17H07176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】里見 龍樹 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30802459)
【キーワード】メラネシア / サンゴ礁 / 歴史生態学 / ソロモン諸島マライタ島 / 自然 (他7件)
【概要】本研究は、サンゴ礁と密接に関わりながら暮らしてきたメラネシアの「海の民」と呼ばれる人々を事例とし、人間生活と自然環境の相互構成に注目する歴史生態学のアプローチをとることで、人間-サンゴ礁関係の人類学という新たな領域を切り拓くものである。同地域のサンゴ礁は近年、生物多様性がきわめて高い海域として注目されているが、他方で、地球温暖化や商業的漁業による生態系破壊が懸念されており、これに対し政府や国際NG...
【農学】水圏応用科学:海洋生態サンゴ礁を含む研究件
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【農学】水圏応用科学:物質循環サンゴ礁を含む研究件
❏新規同位体手法を用いた開放系としてのサンゴ礁生態系の環境動態に関する研究(15F15904)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-07-29 - 2017-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】サンゴ礁 / 同位体解析 / 物質循環 / 沿岸生態系
【概要】主調査海域における海洋学的および生態学的な調査を実施するとともに、データの解析を進め、内部波がサンゴ礁生態系に及ぼす影響についての理解を深化させた。また大型魚類の餌資源利用についての同位体解析を進めた。具体的には以下の調査・分析を実施した。[フィールド調査]主調査海域である沖縄県八重山諸島において3回のフィールド調査を実施した(2016年8月、11月および2017年3月)。それらの調査を通じて、西...
❏熱帯多島海域における大気降下物由来窒素負荷と海洋酸性化に対する炭素循環の応答(23405002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋酸性化応答 / サンゴ礁 / 降水 / 大気沈着物 / 二酸化炭素分圧 (他14件)
【概要】複雑な海岸地形を有するフィリピンの特徴的な沿岸海域において、多様な空間スケールにおける海洋化学的観測を実施し、大気からの環境負荷と、それが陸域影響(河川・地下水流入)や沿岸部における養殖漁業等の人為負荷と組み合わさることによる複合効果とを、特に海洋物理学的特性と関連した海洋酸性化の促進・緩和という観点から評価した。また降雨成分の分析により窒素の越境汚染の潜在的影響について検証した。さらに造礁サンゴ...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【農学】水圏応用科学:さんごサンゴ礁を含む研究件
❏サンゴ礁で繁栄する褐虫藻共生システムの体系的理解:学際的研究体制によるアプローチ(21H04742)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】山下 洋 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(長崎), 主任研究員 (00583147)
【キーワード】共生体 / 褐虫藻 / サンゴ / シャコガイ / サンゴ礁
【概要】海の熱帯雨林とも称されるサンゴ礁では、刺胞動物のサンゴや二枚貝のシャコガイが褐虫藻と呼ばれる微細な藻類と共生して繁栄している。本研究では、観察により得られた「現象」に関与する「物質」の詳細を明らかにし、それら物質の共生体内での「局在・分布・遷移」を可視化することで、生命現象が複雑に絡み合う褐虫藻共生システムを体系的に理解することを目的とする。令和3年度は主にシャコガイ類を用いて実験を実施した。シャ...
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏サンゴの「個性」がストレス耐性の鍵?-ゲノム科学による解明-(25660172)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】新里 宙也 沖縄科学技術大学院大学, その他の研究科, 研究員 (70524726)
【キーワード】ゲノム / サンゴ礁 / SNP / ストレス / サンゴ
【概要】地球規模の環境変動により、サンゴ礁が危機的な状況にある。サンゴのストレス耐性には共生する藻類が重要だと考えられているが、ストレス耐性は個体により著しく異なるのではないか、という仮説のもと、ストレスに耐性がある個体と敏感な個体を複数選別し、そのゲノム上の一塩基多型(SNP: Single Nucleotide Polymorphism)を比較することで、ストレス耐性に関わる遺伝子やゲノム領域の特定を...
【医歯薬学】看護学:環境サンゴ礁を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏潮汐性産卵の時刻合わせに関与する魚類の脳内分子ネットワークの解明(23248033)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 明洋 琉球大学, 理学部, 教授 (40222103)
【キーワード】サンゴ礁 / 潮汐 / ベラ / 遺伝子 / 環境 (他6件)
【概要】潮汐は12.4時間周期で繰り返される浅海域における環境変動で、多くの魚は潮汐に合わせた産卵周期を示す。本研究では、サンゴ礁に生息するミツボシキュウセンが潮汐をどのように感じ取って、潮汐に合わせた時刻合わせを行っているのかについて明らかにすることを目的とした。トラフグのマイクロアレイを用いて推定した潮汐関連遺伝子のうち、ミツボシキュウセンの脳内に相同遺伝子(VIP/PHI and Cnpなど)が発現...