コーラル・トライアングル超多島域におけるブルーカーボン動態と地球環境影響予測
【研究分野】水工学
【研究キーワード】
ブルーカーボン動態 / コーラル・トライアングル / 地球環境影響予測 / 沿岸生態系劣化 / 炭酸系計測 / マングローブ / サンゴ礁 / 生態系動態モデル
【研究成果の概要】
沿岸生態系の衰退に伴ってそこに蓄えているブルーカーボンが急速に失われつつあるcoral triangle域のインドネシアとフィリピンを対象として国際共同研究を実施した。その結果、マングローブ林や海草藻場等からなるブルーカーボン生態系での炭酸系およびそれに関連する生態系・物質循環構造等の特徴を明らかにすることが出来た。さらに、海域-陸域-大気システム統合型炭酸系動態シミュレーションモデル等の開発やリモートセンシング画像解析等を行った。それらに基づいて、地球温暖化等のもとでの将来的な炭酸系特性の変化やブルーカーボン消失量の予測を可能とするための新たなモデルシステムを開発することに成功した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】48,490千円 (直接経費: 37,300千円、間接経費: 11,190千円)