❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
❏発展途上国における住民主体の環境安全教育プログラムの開発と評価(22520819)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鈴木 清史 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境教育 / 開発 / 安心・安全 / 教育ツール / リスク・コミュニケーション (他10件)
【概要】本研究の目的は次の2つである。1つは、アジア・アフリカの発展途上国における環境保全や安全管理の意識向上のための住民啓発用教育ツールの開発を行なうことである。2つめの目的はツールを現地で実施し、その教育効果の評価を行うことである。研究過程では、パキスタンとインドでの文化人類学的調査を実施し、ツール開発のための資料を収集した。また、先進国で用いられている教育ツールを分析し、応用の可否を探った。研究期間...
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...