❏極限微生物に由来する多糖分解酵素の分子解剖(12650783)
【研究テーマ】生物・生体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】中村 聡 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (50227899)
【キーワード】生物・生体工学 / バイオテクノロジー / タンパク質 / 多糖分解酵素 / 極限微生物 (他14件)
【概要】好アルカリ性バシラス属細菌41M-1株に由来するキシラナーゼ(多糖キシランの加水分解酵素)に注目し,その好アルカリ性機構および基質認識・識別機構の分子レベルでの解明と,反応至適pHならびに基質特異性の変換を目的として,以下の研究を実施した。 (1)触媒ドメインに存在する基質の認識・識別に関与するアミノ酸残基の特定 41M-1株キシラナーゼの触媒残基近傍にアミノ酸置換を導入した各種変異型酵素を調製し...
❏分子進化工学による多糖分解酵素の耐アルカリ性化(09875199)
【研究テーマ】生物・生体工学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中村 聡 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (50227899)
【キーワード】キシラナーゼ / 耐アルカリ性 / 分子進化工学 / 枯草菌 / 好アルカリ性細菌
【概要】β-1,4-キシランは陸上植物細胞壁中に多く含まれる多糖であり,単糖であるD-キシロースがβ-1,4一結合を介して鎖状に連なった構造をとる.キシランのβ-1,4一結合を加水分解する酵素がキシラナーゼである.本研究では,枯草菌が生産するキシラナーゼAの分子進化工学による耐(好)アルカリ性化を目的としている. キシラナーゼA遺伝子の好アルカリ性細菌における発現効率の向上を目的として,Bacillus ...