❏7種類の伝統芸能における身体づかいの技の習得過程に関する横断的研究(17K02401)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】森田 ゆい 東京立正短期大学, 現代コミュニケーション学科, 講師 (10365455)
【キーワード】伝統芸能 / 身体技法 / 動作 / 習得過程 / 日本文化 (他13件)
【概要】日本の伝統芸能5ジャンルから7種類の芸能の伝承者たち(人間国宝4人を含む13人)を対象として身体づかいの技についてのインタビュー調査および計測実験を行い、身体づかいの技についての横断的研究を行った。 7種類の芸能に共通して「余分な力を抜く」ことが非常に大きな要素であることが判った。またポイントとなる身体部位は芸能により相違がみられたが、身体の芯や軸と呼ばれる垂直方向の体軸の扱いが共通して大切である...
❏マイクロ波を用いた新しい動作計測システムの提案と能楽を対象とした検証(25280065)
【研究テーマ】知覚情報処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】森田 寿郎 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (30329081)
【キーワード】情報システム / 人間情報学 / 人間計測 / 動作計測 / マイクロ波 (他8件)
【概要】実時間で3次元測位を行えるマイクロ波を用いた動作計測システムを開発し,最大距離100m程度,測位精度1mmの計測が可能であることを明らかにした.また,能楽のハコビのスキル分析を行い,歩数と歩幅による調整およびタメの技があることを見出した.これらの技をリズムとテンポの生成に用いて,序破急のハコビが生み出されている可能性を発見した.さらに伝統芸能の第一線の実演家を対象にして,基本的な技法と達人の技法に...
❏インドネシアにおける身体技法の伝播と変容(13480012)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】杉山 千鶴 早稲田大学, スポーツ科学学術院・スポーツ科学部, 助教授 (40216346)
【キーワード】舞踊 / 格闘技 / 身体技法 / 民族芸能 / プンチャク・シラット (他23件)
【概要】本研究においては、4年間の期間中にインドネシア国内の各島を訪れ、そのうちバリ島(バリ州)、ロンボク島(ヌサ・トゥンガラ州)、スマトラ島(西スマトラ州)、スラウェシ島(南スラウェシ州)、ジャワ島(ジャカルタ)の5島に関し、舞踊(民族芸能)ならびに格闘技に関する文献資料・インタビュー資料ならびに映像を入手することが出来た。他の島や、上記5島5州以外に関しては、予定されていたイベントが急遽延期・中止滞在...