エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP / 視床下部 / 熱放散 / FOS / 女性ホルモン / 暑熱順化 / 体温調節 / ラット / マウス / 温度受容 / 更年期 / エストロゲン / 女性 / 熱中症 / 日内リズム / 体温 / 行動
【研究成果の概要】
研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐暑能の低下に関与していると考えられた。また、明期にその影響は顕著であった。暑熱逃避行動には影響がないと考えられた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
森本 恵子 | 奈良女子大学 | 生活環境科学系 | 教授 | (Kakenデータベース) |
内田 有希 | 奈良女子大学 | 生活環境科学系 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
丸井 朱里 | 早稲田大学 | 人間科学学研究科 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)