【研究分野】社会福祉学

【研究領域課題番号】23243070 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

well-being / 社会的決定要因 / 所得 / ソーシャルキャピタル / 高齢者 / 社会参加 / 社会的排除 / ソーシャル・キャピタル / 社会疫学 / 格差 / 国際研究者交流 / 米国 / 国際情報交換 / 米国：英国：韓国：フィンランド / 健康寿命

【研究成果の概要】

全国30市町村の高齢者約13万人から調査データを収集して分析し，以下のことを報告した．１）社会経済階層間・地域間のwell-being（幸福・健康）格差の実態を報告し，２）要介護状態などwell-being の個人レベルの社会的決定要因と，３）well-being 毀損に至る「原因の原因（cause of cause）」の分析によって社会的排除プロセスの一端を解明し，４）ソーシャルキャピタルに代表される地域レベルの社会経済的因子とwell-being との関連を多地域間比較やマルチレベル分析で明らかにした．５）ソーシャルキャピタル涵養を通じた社会的包摂政策への示唆を提示した．

【研究種目】基盤研究(A)

【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31

【配分額】33,280千円 (直接経費: 25,600千円、間接経費: 7,680千円)

【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学

【研究領域課題番号】23500609 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

運転適性 / 高齢者 / 有効視野 / 社会参加 / 軽度認知障害 / リハビリテーション / 自動車運転 / 国際情報交換 / 運転リハビリテーション　米国

【研究成果の概要】

高齢者が起こす交通事故は増加しており社会的な問題である。本研究の目的はその実態を掴み、運転適性を調べる方法を開発することである。そこで75歳以上の免許保有者への実態調査を行った。認知機能の低下者は全体の一割だったが、生活が不便になるので免許の返納を望まなかった。次に高齢者の運転適性を調べるVFIT-EVを65歳以上の者20名に実施し、良好な信頼性を得た。また妥当性検証のため、65歳以上の者20名に自動車教習所内のコースを走行させ、採点結果と比較し良好な相関が認められた。最後に高齢タクシー運転者13名を対象に事故歴など運転状況とVFIT-EV成績を比較したが、その相関は認められなかった。

【研究種目】基盤研究(C)

【研究期間】2011 - 2013

【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)