ダイナミック・タッチによる身体軸の知覚と、その成否が姿勢制御に与える影響
【研究分野】認知科学
【研究キーワード】
感覚 / 知覚 / 注意 / 運動 / 生態心理学 / 姿勢 / 重心動揺 / リハビリテーション
【研究成果の概要】
リハビリテーション領域の治療場面において、体幹への「揺すり」運動が用いられることがある。体幹への「揺すり」は、身体の知覚的定位を促すという意味で、ダイナミック・タッチの一種であると考えられる。本研究で、施術者による他動的な揺すりと、患者自身による自律的な揺すりの効果を検討した結果、これらはいずれも対象者の姿勢制御方略を静的なものから動的なものへと変化させることが示唆された。
【研究代表者】