大学生の身体活動記録からうつを診断する試み―大規模前向き調査による検証―
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
身体活動 / うつ状態 / 気分障害 / 身体活動量 / 活動量計 / 国際情報交換
【研究成果の概要】
本研究では,活動のパターンから大学生の気分障害の程度を判定することが可能であるかについて検討することを目的とした.
まず,市販され標準的に利用されている活動量計を研究に利用できるかを検討するために,比較的安価なO社製のデバイスを腰につけ,比較のために高価なA社製のアクチグラフを非利き腕につけた1~2日間にわたる同時計測を,学生6名に実施した.両デバイスの日中のデータの単相関は低かった.このことから,O社のデバイスによって日中の不活動を計測することは困難であると判断した.そこで,当初行うことにしていた比較的安価な活動量計を用いた大規模前向き調査を行うことは中止することとした.
【研究代表者】