再生骨軟骨組織のラマンプロファイリングに基づく次世代骨軟骨再生技術の創成
【研究分野】生体医工学・生体材料学
【研究キーワード】
再生医療 / 生体材料 / 分析科学
【研究成果の概要】
次世代骨軟骨再生技術を研究開発するため、再生された骨や軟骨組織に対する分析技術として、ラマン分光法を利用した判別方法に関する研究を行った。すなわち、骨髄間葉系幹細胞を利用した細胞凝集体、iPS細胞からなる細胞凝集体、関節軟骨や骨組織ができてくる過程のマウス胎児、軟骨再生のための脱細胞化軟骨足場材料など、骨や軟骨組織に対する次世代の再生誘導技術として研究されている対象物に対して、ラマン分光法による分析が可能であることを明らかにした。さらに、様々な骨、軟骨再生に応用可能な生体材料に関する研究を行い、細胞培養において、間葉系幹細胞に対して骨分化を効率よく誘導できる生体機能性ハイドロゲルを開発した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
田畑 泰彦 | 京都大学 | ウイルス・再生医科学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
吉本 敬太郎 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)