マルチカラーイメージング手法を用いた神経細胞内Mgイオンダイナミクスの包括的理解
【研究分野】生体生命情報学
【研究キーワード】
生体生命情報学 / シグナル伝達 / 再生医学 / 生物物理 / 神経科学 / 細胞内Mgイオン / パーキンソン病 / 細胞内Caイオン / 興奮電位 / iPS細胞 / 螢光イメージング / 細胞死 / バイオイメージング / 蛍光プローブ / 細胞内Mgイオン動態 / ミトコンドリア / Mg動員 / GABA / リン酸化酵素 / 新規Mgプローブ / FRET / 一酸化窒素(NO)
【研究成果の概要】
(1)細胞内の特定器官に局在する新規Mgプローブを開発し、ミトコンドリアから細胞質に放出されるMgイオン動態を解析した。(2)一酸化窒素刺激(NO)に伴う細胞内Mgイオン濃度の上昇が、NO/cGMP/KMGシグナル伝達に伴うミトコンドリアからのMgイオン流出によるものであることを示した。(3)パーキンソン病と細胞内Mgとの関係について明らかにすることを目指し、PC12細胞をパーキンソン病様に細胞死させるMPP+(1-methyl- 4-phenylpyridinium ion)で処理した。細胞内Mgイオン濃度と細胞死は強く相関し、MgイオンがMPP+による細胞死を緩和することを突きとめた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
鈴木 孝治 | 慶應義塾大学 | 理工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】45,760千円 (直接経費: 35,200千円、間接経費: 10,560千円)