旧食虫類の感覚器・咀嚼器・運動器に関する収斂戦略のマクロ形態学的研究
【研究分野】生物多様性・分類
【研究キーワード】
自然史 / 食虫類 / 収斂 / 骨格筋 / 比較 / 機能形態学 / 聴覚 / 発生
【研究成果の概要】
旧食虫類の適応戦略を機能形態学的に検討した。無盲腸類の頭蓋に関する発生学的基盤を確立しながら、本計画はおもに筋骨格運動器、感覚器、外皮システムを検討対象として扱った。旧食虫類の各系統の比較を行い、これら系統の器官・器官系が、普遍的に多系統的収斂を通じて確立されたことを明らかにすることができた。結果は、真獣類の基盤的系統群における、形態生理学的生存機構がいかなるものであるかを明確にするに至っている。
【研究代表者】