大規模コホート研究における疫学的指標のエピジェネティクス解析
【研究分野】衛生学
【研究キーワード】
生活習慣 / 癌 / 分子疫学 / DNAメチル化 / エピジェネティクス / LINE-1 / 遺伝子 / 社会医学 / LINE1 / 発癌 / 葉酸
【研究成果の概要】
地域一般住民206名から1989年に提供された保存血清を用いて、DNAメチル化と生活習慣および発癌リスクとの関連を検討した。その結果、長鎖散在反復配列LINE-1のメチル化レベルが男性で1%程度高いことが示されたが、運動を除く生活習慣や発癌との関連は明らかとはならなかった。本研究では、血清DNAのLINE-1メチル化と生活習慣・発癌の関連が限定的である点、長期保存された血清を用いたDNAメチル化研究の可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)