画像と病理情報の融合によるMRI-based PathoViewの構築
【研究分野】医学物理学・放射線技術学
【研究キーワード】
病理 / MRI / 統合画像 / 診断システム / 画像処理 / 数理解析
【研究成果の概要】
本研究の目的は、マウス肝臓の全包埋病理切片を用いて、空間分解能が0.05mmの高磁場MRIと病理像を統合し、Google Mapにおけるストリートビューのほうなマルチスケールの病理画像システムを構築することである。
H27-28年度にかけて、マウス肝臓の全包埋連続切片1000枚を作製し、組織膨張の関係などから、作成切片の間引きの設定など、細かな条件検討を実施した研究条件の最適化を行った。現在、こうした条件に基づいた連続切片のHE染色を終了し、血管像との位置合わせを行ったうえで、バーチャルスライドデータとしての取り込みを完了した。今後は、画像統合、3D化、数理プログラム開発に挑戦する予定である。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
青木 伊知男 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 | チームリーダー | (Kakenデータベース) |
王 磊 | 北海道大学 | 大学院医学研究科 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
瀧山 晃弘 | 北海道大学 | 大学院医学研究科 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)