古代マヤ社会の形成・発展に関する基礎的研究
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
古代文明学 / マヤ / ホンジュラス / 中心と周縁 / 階層性 / 政治組織 / 古代マヤ / メソアメリカ / 考古学 / 国家形成 / 階層化 / 政治経済組織 / 国際研究者交流 / 都市形成 / 国家 / 王権
【研究成果の概要】
ホンジュラス共和国西部、コパン県所在のエル・プエンテ遺跡において発掘調査を実施した。エル・プエンテ遺跡は古典期において南東マヤ地域最大の都市遺跡コパンの影響下にあった2次センターである。同遺跡の支配者の居住用建造物の調査成果とコパン遺跡の研究成果を比較した結果、ローカルエリートとコパン政体エリートの居住施設には建築技術上の差異は認めらないことから、儀礼空間でもある「広場」構成の相同性を通じて、中心と周縁は結合していると考えられる。一方、政治的階層差は、「広場」構成要素における石彫や碑文の密度、質的差異に基づく。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)