食物選択行動の法則化とその成果を活用したフードチェーンにおける新たな食育戦略
【研究分野】食生活学
【研究キーワード】
食物選択 / 食行動 / 食育 / 価値観 / 昼食選択行動 / インタビュー調査 / 食物選択行動 / 価値観尺度 / 構成概念妥当性 / 大学生 / 就労者 / 因果関係 / 信頼性 / 尺度 / 妥当性 / 健康 / 要因
【研究成果の概要】
本研究では、個人の価値観に着目した尺度(VFCS:食物選択における価値観尺度)を開発し、その尺度を用いて食物選択行動を予測できるか否か検討した。社会人が昼食選択行動において重視する点は、嗜好や気分であり、一方で健康面も重要と考えていた。また、目新しさやイベント、POP、メニューの並びにも影響を受けており、「食物へのアクセス」の工夫により、食行動を望ましい行動へと変容できる可能性が示唆された。
今回の一連の研究により、VFCSと食物選択行動には一定の関連が認められた。VFCSにより昼食選択行動を予測することが可能となれば、今後、個人の食行動パターンに適した指導法の一助となることが期待できる。
【研究代表者】