表皮バリアの形成・維持機構の解明とバリア構築に関わる新規因子の探索
【研究分野】皮膚科学
【研究キーワード】
タイトジャンクション / 皮膚バリア / 組織恒常性 / 形と機能 / 表皮 / ケルビン14面体 / 表皮恒常性 / アレルギー / 遺伝子 / 免疫学 / 発生・分化 / 各層 / ターンオーバー / 上皮組織 / 表皮角化 / 重層上皮細胞 / 単層上皮細胞
【研究成果の概要】
皮膚表皮のバリアをうまく保ちながら、バリアを作っている表皮細胞自身はどうやって新陳代謝して入れ替わっているのでしょうか?我々は、この謎を解く鍵が、ひとつひとつの細胞の形にあることが初めて明らかにしました。皮膚の細胞は、ケルビン14面体と呼ばれる、空間を効率良く埋めるために最適な多面体が平たくなった形をしていました。この形をうまく利用して、規則的な順序で細胞が入れ替わることにより、丈夫な皮膚バリアを保ったまま、次々と古い細胞を垢として捨て、常に瑞々しい皮膚を保つことができることが、詳細な顕微鏡観察とコンピュータシミュレーションにより初めて明らかになりました。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
佐々木 貴史 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
天谷 雅行 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)