希少放線菌が形成する胞子嚢の休眠と開裂メカニズムの解明
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
希少放線菌 / 胞子嚢 / 休眠 / 開裂 / 二成分制御系 / 環境応答 / 形態分化 / 遊走子 / 胞子嚢形成 / ヒスチジンキナーゼ / レスポンスレギュレーター / 覚醒
【研究成果の概要】
本研究は細菌の1種である希少放線菌Actinoplanes missouriensisが形成する胞子嚢を材料として、細胞が休眠耐久状態に入る分子機構、およびそこから覚醒して栄養増殖を開始する分子機構の解明を目指した。その結果、二成分制御系を構成すると予想される2つのタンパク質が胞子嚢の形成と開裂に必須であることを示し、これら2つのタンパク質により発現が制御される遺伝子群を決定した。本研究により細胞の休眠と覚醒について新たな知見を得ることができた。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)