東南アジア諸国における高等教育改革の国際的相互作用に関する比較研究
【研究分野】教育学
【研究キーワード】
東南アジア / 高等教育 / 国際協力 / 国際研究者交流 / 高等教育改革 / 国際関係 / 比較研究
【研究成果の概要】
本年度は研究プロジェクトの最終年度目にあたり、以下のことを行なった。
1.ユネスコアジア太平洋教育事務局のモリー・リー教授との共同研究打ち合わせ
アジアにおける高等教育研究の第一人者であるモリー・リー教授と本研究プロジェクト終了後の方向性について協議を行った。
2.タイにおける現地調査
昨年度に引き続き、タイ・バンコクにおいて現地調査を行い、ユネスコアジア太平洋教育事務局で資料収集・聞き取り調査を行った。また、チュラロンコーン大学では、同大学を中心に、国際協力機構が実施しているASEAN工科大学ネットワーク事業に関する聞き取り調査を行った。
3.ミャンマーにおけるインタビュー・資料収集
ケーススタディとして、ミャンマーにおける高等教育機関の国際協力に関して資料収集を行った。特にミャンマー経済大学、ミャンマー高等師範大学のケースを研究した。
4.国内における関連文献情報の収集
昨年度に引き続き、国際協力機構、国際協力機構国際協力総合研修所、国立教育政策研究所、国際協力銀行、筑波大学教育開発国際協力研究センター、広島大学教育開発国際協力研究センター、広島大学高等教育研究開発センター等で資料収集を実施し、市販のものを含め、関連資料を収集した。
5.国内専門家への聞き取り調査
昨年度に引き続き、これまで東南アジア諸国の高等教育分野への協力経験を有する専門家へのインタビューを行なった。
6.早稲田大学「現代アジア学の創生」COE第2回共同研究大会において、「現代アジア学における高等教育研究の予備的考察」の発表を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
澤村 信英 | 広島大学 | 教育開発国際協力研究センター | 助教授 | (Kakenデータベース) |
米澤 彰純 | 広島大学 | 高等教育開発センター | 助教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2004
【配分額】2,600千円 (直接経費: 2,600千円)