組織培養を利用した周縁キメラ解消によるキク突然変異の原因遺伝子の探索
【研究分野】園芸科学
【研究キーワード】
花色 / 突然変異 / 遺伝子 / 周縁キメラ / 園芸学
【研究成果の概要】
多彩な花色変異を有するキクの枝変わりデージー系品種について,小花培養によって周縁キメラ構造を解消した全層変異体を作出した.4品種中3品種では全層変異体の花色は変化しなかった.全層変異体の花弁からRNAを抽出し,RNA-seq法により花色変異に関する原因遺伝子の探索を試みた結果,約5万の網羅的な発現遺伝子情報が取得できた.アントシアニンおよびカロテノイド色素の生合成系や分解系および転写調節に関わる遺伝子配列が取得でき,その一部で枝変わり品種間で顕著な発現レベルの違いが認められた.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
樋口 洋平 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科(農学部) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)