萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社
【研究分野】経済史
【研究キーワード】
東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 / 世界貿易 / 経済史 / アジア史 / 東インド会社 / プランテーション / 東洋史 / インドネシア / タイ / インド / アジア経済史 / 開発 / 貿易 / 小農経営 / グローバル化
【研究成果の概要】
本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分業体制下に、ローカルな熱帯産品輸出経済がいかに形成されたかを明らかにすることで実証的なグローバル・ヒストリーの議論の下地ともなりうる研究を目指したところである。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)